ことばの地図 #46 piano piano
2026-09-01 09:43

ことばの地図 #46 piano piano


💎今回のことば

piano piano
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【ことばの地図
〜あなたの言葉に、景色を添えて〜】

イタリア語で、
「ゆっくり、ゆっくり」「落ち着いて」。

気づけば少し前のめりになっている自分に、
そっとかける魔法の呪文。

自分の歩幅に戻って、
目の前の時間を味わうことについてお話ししました。


……

人がそれぞれ、
人生の中で大切にしている言葉。
勇気をくれた言葉。
支えになった言葉。
これから大切にしていきたい言葉。

この【ことばの地図】シリーズでは、
皆さんから寄せていただいた
それぞれの「大切な言葉」をご紹介しながら、

その言葉から私が思い浮かべた景色や
感じたことをお話しします。

いつか、写真と言葉を添えたエッセイ集を出版したい。
そんな夢の実験として始めた小さな企画です。

誰かが生きる中で
大切にしている言葉が
今のあなたの心に響くこともあるかもしれない。
そう思って
そっとお届けします。

コーヒーでも飲みながら、
ゆっくり耳を傾けていただけたら嬉しいです。

「あなたが今、大切にしている言葉は何ですか?」

ぜひ、コメントやレターで教えてください✨


……

#明日はきっと晴れ
#ことばの地図
#言葉
#ライフデザイン
#コーチング
#pianopiano
#自分の歩幅
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サマリー

イタリア語で「ゆっくり、ゆっくり」「落ち着いて」を意味する「ピアノピアノ」という言葉を紹介。この言葉は、前のめりになりがちな自分にペースを戻すための魔法の呪文であり、人生を自分の歩幅で味わいながら進むことの大切さを教えてくれる。イタリアの街並みや島の海辺の景色を思い浮かべながら、時間に流されず、今を大切に生きることの豊かさを語りかける。

オープニングと「ピアノピアノ」の紹介
おはようございます。そらめぐの明日はきっと晴れ。 コーヒーとチョコレート、そして歌が大好きなそらめぐこと、ライフデザインコーチの砂川めぐみがお送りします。
今日の言葉はピアノピアノです。
言葉の地図シリーズでは、ご縁のある人たちから寄せてもらったそれぞれの大切な言葉を、人生の地図に残る言葉としてご紹介しながら、その言葉から私が思い浮かべた景色や感じたことをお話ししています。
あなたの言葉に景色を添えて。
それでは、今日の言葉の地図を開いてみたいと思います。
今日ご紹介する言葉はピアノピアノです。
「ピアノピアノ」の由来とエピソード
この言葉を届けてくださった方とは、先日念願叶って神戸でランチをご一緒しました。
普段は人と組織のアドバイザーであり、エグゼクティブコーチとして研修などで各地を旅するように飛び回っておられる方です。
その日は暑い夏の日だったのですが、私が海が見たいとリクエストすると心よく付き合ってくださって、そのまま海辺の方まで一緒に歩いてくださいました。
そんな風にとても気さくで温かい方です。
ご自身では長女気質とおっしゃるしっかり者の方なんですが、それだけではなくてとてもチャーミングで可愛らしさのある方でもあります。
2、3年前に奈良をご案内した時から、今度遊びに来てねと言ってくださっていて、それがこの夏ようやく叶いました。
そんな方が大切にしている言葉がピアノピアノです。
イタリア語でゆっくりゆっくり落ち着いて、そんな意味で使われる言葉です。
その言葉を届けてくださった方は、以前車椅子のお母様と一緒にイタリアを旅したことがあるそうです。
その旅で何度もタクシーに乗ったのだそうですが、その旅に運転手さんたちが声をかけてくれた言葉がピアノピアノだったそうです。
急がなくていいよ。ゆっくりで大丈夫だよ。
そんな風に声をかけてもらうたびに安心できたと話してくださいました。
何度も何度も聞いたので、一緒に旅をしていたお母様まで覚えたくらいだったそうです。
私はこのお話を聞いたとき、言葉って意味だけではなくて、その時の景色や空気や人の優しさまで一緒に残るもんだなって思いました。
ピアノピアノと聞くと、その方の中にはきっとイタリアの街並みやタクシーに乗り込む時の空気や
お母様と一緒に過ごした旅の時間までふっとよみがえるのではないかなと思います。
「ピアノピアノ」を自分にかける魔法
そしてこの言葉は旅先だけの言葉ではなく、今では自分自身に書ける言葉になっているそうです。
ちょっと今ベースが変わってるよ。そう感じた時に自分に向かってピアノピアノとつぶやく。
先日、この方がこんな風に書いてくださいました。
私は人生も仕事も私の歩幅で歩いていきたいんだ。
でも時々乱れることもある。
ご本人曰く、まあ私の場合前のめりなのだそうです。
なんだかその一言にこの方らしさがとても現れているような気がして私は思わず笑ってしまいました。
前へ進みたい、やってみたい、まだまだ仕事もしていたい。
そんなエネルギーがあるからこそ気づけば少し早くなっている。
だからピアノピアノはこの方にとって自分自身の歩幅に戻るための魔法の呪文なのだそうです。
「自分の歩幅」で進むことの意味
私はこの自分の歩幅に戻るという感覚がとってもいいなと思いました。
ゆっくりするというと立ち止まることや頑張らないことのように聞こえることがあります。
でも本当はそうではなくて、自分に合わない速さで進み続けないこと、誰かのペースに合わせすぎないこと、
今の自分がどんな速さなら景色を見ながら歩けるのか、それを確かめながら進むことなのかもしれません。
この方は、まだまだ仕事は元気だけど人生はボーナスタイムに入っていますから大切に味わいながら過ごしていくぞとも書いてくださいました。
私はこの言葉もとっても素敵だなと思いました。
ボーナスタイムだから何もしないのではなくて、まだやりたいこともある、仕事もする、人にも合う、新しいことも楽しむ。
でも、ただ早く通り過ぎるのではなく、一つ一つ味わいながら進んでいく。
そこにピアノピアノという言葉がある。そんな風に感じました。
「ピアノピアノ」から連想される景色
この言葉から私が思い浮かべたのは、イタリアの石畳の道です。
少し古い街並みの中をゆっくりと歩いている。
道の脇には小さなお店があって、窓辺には花が飾られている。
急いで目的地に向かえば、きっと見落としてしまうようなものが、ゆっくりと歩くと一つずつ目に入ってくる。
風の匂い、店先から聞こえてくる話し声、石畳に落ちる光、遠くから聞こえる教会の鐘。
そして、少し歩いては立ち止まり、また歩き出す。そんな景色です。
そしてもう一つ私が思い浮かべたのは、小さな島の海辺でゆっくりと時間を過ごしている景色です。
波の音を聞きながら、ただ海を眺めている。
何かを急いで決めなくてもいい。どこかへ向かわなくてもいい。
空の色が少しずつ変わっていくのを見たり、風の温度を感じたり、飲み物を片手にただそこにいる。
そんな風に時間そのものを味わっている景色です。
私はピアノピアノという言葉には、ただゆっくり歩くということだけではなくて、今ここに流れている時間を置き去りにしないこと、そんな意味もあるように感じました。
自分自身の歩幅で人生を歩む
早く歩くことが悪いわけでもありません。前の目になるくらい心が動くことがあるのもとっても素敵なことです。
でも時々、今の私は、ちゃんと私の歩幅で歩いているかな?と問いかけてみる。
今回の言葉が指し示している方向を私なりに表現するなら、自分の歩幅に戻って人生を味わうということなのかもしれません。
急ぐことが必要な日もある。立ち止まる日もある。少し早足の日もあれば、ゆっくり景色を眺めたい日もある。
どの速さが正しいということではなくて、今の自分に合う歩幅を自分で選び直せること、それが自分の人生を自分で歩いていくということなのかもしれません。
リスナーへの問いかけとエンディング
それでは最後にあなたに問いを。今のあなたは自分の歩幅で歩けていますか?
もし少し前の目になっているとしたら、今日ほんの少しだけピアノピアノと自分に声をかけるとしたら、どんなことをゆっくり味わってみたいでしょうか?
今日ご紹介した言葉はピアノピアノでした。
あなたの言葉に私が景色を添えていきます。聞いているあなたには違った景色が見えたり、違った音が聞こえてくるかもしれません。
この放送を聞いて感じたことや、ふと浮かんだ気づき、あなたの中に見えた景色や音や音楽があれば、コメントやレターでそっと届けてくださるとうれしいです。
コーヒーでも飲みながらゆっくり聞いていただけますように。
それではこのへんで。
明日はきっと晴れ。ソラメグでした。また次回お会いしましょう。
空はどこまでも自由。晴れの日も曇りの日も雨の日もあります。
でも心のどこかで明日はきっと晴れ。そう思えたならまた一歩を踏み出せる気がします。
この番組では、日常の中にある小さな幸せや、心が少し軽くなる言葉、人生を豊かにする気づきの種をお届けしています。
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