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2022-01-23 12:03

#127 進化論は理論なのか?それとも事実?〜より良い未来のために科学はある〜

2021.9.8収録。
こんばんは♪ちょぼ先生です。
本日はこちらのネット記事を取り上げました。↓
米国で進化論支持派がようやく過半数となる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/92adbf0d8f301f1c1017781375b8ebfb91e59fa0
科学と宗教は対立の歴史。昨日の常識が明日の非常識になる。でもそれが科学のおもしろいところ。日々勉強ですね。
それではまた!
おやすみなさい。

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00:27
はい、みなさんこんばんは。元高校理科教員のちょぼ先生です。今日も夜のホームルームの時間帯になりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
このチャンネルでは、皆さんに科学的思考力を身につけて、偽科学、フェイクサイエンスにツッコミを入れようということを目的に放送しておる、
ホームルーム風のラジオ番組になっております。お話しするジャンルは、曜日ごとに変わっておりまして、月曜日は生き物、
火曜日は教育について、水曜日はサイエンス全般、木曜日はケン先生とコラボ配信をしております。
金曜日はライブでホームルームということで、夕方18時からライブ配信をしております。気軽にコメントといただけると非常に嬉しいですので、ぜひレスポンスの方もよろしくお願いいたします。
今日は水曜日ですので、サイエンス全般のお話をしたいと思うんですけども、
気になったニュースというか、ネット記事があったので、それについて取り上げたいと思います。
ニュースウィークという電子版の記事です。
米国で、アメリカで進化論支持派がようやく過半数となる。では日本やドイツは?という記事を読んだんですけども、
これは何かと言いますと、我々人間というものは、チンパンジーと共通の祖先から枝分かれをし、
類人猿とかエンジン類とかを経てホモサピエンスが誕生したという進化論。ダーウィが提出した進化論を中学・高校の理科を受けた人は、それは事実だよねということを受け取ってきたわけなんですけども、
この進化論を支持派が、アメリカでは非常に少ないんですよ。
え?それ当たり前なんじゃないの?進化論って違うの?みたいな共通の祖先。究極の祖先はバクテリアですけども、微生物ですけども、そうじゃないよねというのがあるんですね。
アメリカの場合は、旧約聖書の創世記に記された、神による天地創造により宇宙や生命が誕生した。
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神様がいて、神様が何もかもが作ったんだよ、そういうのを創造論って言うんですけど、
創造論。神が人間も作ったし、鳥とか昆虫とか、こんなデザインされた植物であったり動物であったりものを、そんな微生物からそんな姿にもなるわけがない。
神様が作ったんだという創造論者というのがいるわけなんですね。
そういうのはキリスト教原理主義者とか、宗教的原理主義というふうに言いますけども、聖書の通りに世界は動いているんだよという、宗教の対立と言いますかね。
そういうのを信じている方が多い。2005年のアンケートの段階では、シンカロン支持派っていうのは40%にとどまってたんですね。
でも、2010年以降、支持派が増えて、2016年には過半数を占めるようになり、2019年、最新のデータで2019年ですから、その時点で54%ということで、やはり過半数を超えてきたということなんですね。
アメリカっていう国は、科学技術というか、そういうテクノロジーの分野で非常に世界を先行しているし、引っ張ってきているんですけども、ちょっと面白い国でですね、
この想像論者、アメリカの英語でクリエーショニスト、日本語で言うと想像論者なんですけど、という人たちがたくさんいるんですね。
聖書の通りというか、想像論、神がこの世をすべて作ったんだということを信じている人がですね、結構いるんですね。
先進国なんですけど、なかなか、それが54%ですかね、支持派がね。なので、少ないっちゃ少ないですよね。
なので、その進化論にとってみても、クリエーショニスト、想像論者の人にとってみれば、進化論は一つの理論だよねと、だから技術じゃないよというのは普通にそう思っているんですね。
さらに、その原理主義の想像論者を率いている団体がですね、クリエーショニストステッカーみたいなのを貼ってですね、生物の教科書とかね。
科学的な事実なんだけど、それにステッカーを貼ってですね、そういうステッカーを貼るわけなんですけど、ステッカーに何が書かれているかというとですね、
この教科書には進化に関する事柄が含まれている。進化は死の起源に関する理論であって事実ではない。
こうした事柄はオープンな心で取り扱い、注意深く研究し、批判的に考察しなければならないというですね、ステッカーが貼ってあるんですね。
意外に原理主義者の団体っていうのは非常に力がありまして、
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政党支持、共和党の支持者の30%ぐらいかなを占めているので、かなり力もありますし、ブッシュ大統領、息子の方も創造論者を支持してるし、創造論者から非常に支持があったので、
猿から進化したなんてありえないみたいな、そういった馬鹿げていると、猿から進化したら馬鹿げているということも、そういう風刺画というかね、そういったポスターもあるので、かなり対立してるんですね。
原理主義というか宗教の創造論というのは、日本では馴染みが薄いですし、何なんそれみたいな、何言うてんのって感じなんですけど、
でも宗教の問題は根深いし、原理主義の本当に宗教を信じている方をやゆるとか、何言うてんねんとか言うと、これは非常にデリケートな問題なので、
そこに突っ込むこともないし、そこは突っ込みすぎるとダメなんですけども、イスラムの原理主義とかありますが、その対立もしますからね。
なかなか理解はなかなかしにくいし、デリケートなところなんで、突っ込むことも突っ込めないんですけども、
サイエンスというか、こういった科学的なことの事実までも否定するのはどうなのかなというのはあるわけなんですね。
アメリカは最近学位取得者、大学に行って学位を取得するのが1988年から2018年でほぼ2倍となっているんですね。
そういった影響もあって、やっぱり科学というものは理論ではなく、新科論は事実だよねというふうに考えるアメリカ人が増えてきていると。
さらに、日本とかドイツとか他の諸外国どうなの?という感じですけども、新科論を支持する割合は英国、イギリスで73%、ドイツで81%、カナダで77%、日本88%ということで、
今挙げた各国の中で日本が一番新科論を信じているというか、新科論は理論ではなくて事実だよということが支持派が多いのかなという感じなんですね。
そういうのも100%じゃないんだという感じはするんですけども、でも科学も事実ではないんですよ。
100%それ事実だよねっていうのはないですよね。あくまで仮説です。そのダーウィンの新科論だって、もっとさらに良い新科論って言ってるからね、論って。
もっと良い理論があるかもしれない。悪い理論はあります。科学的な論文とか出てるけど、それは悪い理論だよね、悪い事実だよねというのはあります。
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そういうのをどんどん研究していって、さらにブラッシュアップというか、より良い理論になるように努力とか研究とかを積み重ねて、より事実に近づけていけるように科学は常に進化しているわけなんですね。
なのでダーウィンの新科論も、今は木村元の中立説の方がよりリアルに即してるんじゃないかということで、その新科論というダーウィンが考えた新科論は非常に優れてますし、
一つの理論だけど、より良いもっと負に落ちるような新科論を表した理論をどんどん追求していってる途中ではありますからね。
なのでそういった宗教の問題とか色々あるんですけども、一つの理論としての事実として捉えてですね、より良い未来を作っていくためにはやはり科学は軽視するべきではないなというふうに思います。
なかなか原理主義者の方を絶対ちゃうやろとか言ってもね、なかなか難しいんですけども、そういったものもそういった考えの方を変えるのではなく、そこを踏み込むとあれなのでね、
いろんな多様性がありますから、いろいろな考えがあるんだけど、全てのものを神が作ったというのはなかなかそれは違うやろというふうに感じはしてるんですけども、
そういったより良い未来を作っていくために、我々は科学の目を持って科学的に考える癖というものをしっかり身につけると、より良い事実に近づいていくのかなと思いますから、
皆さんもね、ただ受け入れるのではなく、ただ横に流すのではなく、これ本物なのかなとか、もっと良いことを言ってる人いないかなとか、
自分で考えてみて、これもっとこう実験したらこうなるんちゃうかなみたいなね、そういった常に考える人でありたいですよね。そうするとより良い未来になっていくのかなと思いますので、
そういった科学の目、科学の考え方というものを軽視するのではなく、そういった癖をつけていきましょうというお話でした。
このホームルーム聞いたよという人は、ぜひいいねを押していただけると、このホームルームに出席したということにいたしますので、ぜひいいねの方もよろしくお願いします。
木曜日にですね、ケン先生とコラボ配信しておりますので、その時にこんなこと話してほしいとかね、そういった
レター等ありましたらですね、ぜひね、レスポンスの方もよろしくお願い致します。それでは今日はこれで終わります。
皆様、さようなら。おやすみなさい。バイバイ。
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