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  2. #336 じつはウコンは肝臓に悪い
2022-12-17 09:42

#336 じつはウコンは肝臓に悪い

2022.12.14収録。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、ウコンについてお話しました。
それではまた。

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00:25
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教授、SPPのちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教室、2022年12月14日、水曜日のホームルームの時間になりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか、ということで。
今日はですね、むちゃくちゃ寒いですね。寒いっていうか、風が強くて、やはり寒波がですね、
北日本の方からですね、シベリアですかね、シベリアの方から来てですね、風が冷たい。
風が冷たいというかね、体感温度的にも非常に寒いなということで、冬やっと来たなと。
今までからちょっと暖かかったですよね、季節外れというか。
非常に寒くなったので、もう体調管理もしっかりしなければならないという感じでね。
これからどんどん寒くなっていくと思うとね、雪の影響とかも出てきますしね。
本当に冬やだなと思うんですけども、この時期ね、色々楽しみなことがたくさん多いですよね。
クリスマスは近いですしね、鍋も美味しいなという感じですね。
あとですね、飲み会シーズン、忘年会シーズンでございますね。
気の知れた仲間だとかね、久しぶりに会った友達とかでね、テーブルを囲んで飲み会をするということでね。
数年ぐらい前はですね、時短営業等で飲み会自体が開くみたいな感じだったんですけど、
そういったものも時短営業とかもなくなりましたし、飲み会そのもの自体がですね、消しからんみたいなね、
そういう空気感っていうのは薄れつつあるのかなという感じでですね、
忘年会を控えてるよっていう方も多くいらっしゃるのかなと思いますけども。
今日のお話になるんですが、飲み会とかの前に肝臓がね、下毒作用をやってくれますから、
それを分解したりするのが肝臓ですからね。肝臓にちょっと負担かかるから、
ウコンとかね、飲んで飲み会の前にね、備えようかみたいなね。
飲みすぎちゃった場合も、ちょっと飲みすぎちゃったな、ちょっと帰りにコンビニ寄って、
ウコンのエキスでも入った栄養ドリンクなんか飲もうかな、みたいな方いらっしゃると思いますし、
そういったことがですね、よく言われてますよね。ウコンは肝臓にいい、みたいなね、
そういったことを言われてますから、そういったことをね、自然と飲んでる方もたくさんいると思うんですけども、
03:00
実はですね、実はウコンは肝臓に悪いというね、センセーショナルというかね、
え、そうなの?みたいなね、お話をしたいと思います。
健康食品、サプリ、民間薬で最も多く報告される健康被害というものがありまして、
その一番多いのはね、肝機能障害なんですね。
これはですね、異物を分解、下毒する肝臓の働きが影響を受けるということですね。
原因物質としては、野生薬のね、被害権、被害報告が多いんですけども、
単一の成分としての報告はですね、俗にですね、肝臓に良いと言われるウコンが一番多いんですね。
で、ちょっと古いデータになるんですが、
1994年から2003年に日本で発生した野生薬以外の健康食品、民間薬による薬剤性肝機能障害の4分の1を占めております。
全体の24.8%ですね、詳しく言うと。
それがね、ウコンの件数が最も多いんですね。肝機能障害が一番多いと。
その他ですね、ウコンはですね、肝機能障害の他にも、皮膚にですね、
赤い腫れ物ができたりとか、水膨れ、水放などができる場合や、
接触性皮膚炎を起こすなど、アレルギー症状を起こす場合があります。
ということでですね、肝機能障害の他にも、そういった被害が出ているという感じなんですね。
で、そもそもね、ウコンって何なの?って話なんですけど、
皆さんがね、よく飲まれているウコンとかね、サプリメントとか飲んでいるウコンは、
アキウコンというね、種類になります。
英語名ではターメリックと呼ばれましてね、ターメリックでは記憶がありません。
そうですね、カレーですね。カレーの香辛料の主成分にもなってますよね。
カレー粉の主成分ですね。
で、クルクミンを多く含んでいるカレー粉の主成分としてよく知られております。
で、他の成分は、澱粉、カリウム、ビタミンC、カロテンなどと、あとクルクミンですね。
で、クルクミンを多く含むもので、クルクミノイド類という風に言われてるんですね。
で、このクルクミノイド類の成分を調べた時にですね、
肝機能ですね、肝臓に良いと、肝機能の役割がですね、非常に高まるというですね、論文があるんですけども、
これはですね、実は動物実験の結果でしかないんですね。
抗がん作用とかですね、肝機能の役割、肝機能の機能が高まるとか、抗がん作用があるという報告があるし、論文も実際あるんだけど、
06:06
人の臨床試験での科学的な根拠はないんです。乏しいんですね。
なので、そういった結果からとって、話を持ったわけじゃないと思うけど、
だから動物実験だから、一応哺乳類にやってますので、同じ哺乳類だから人間にも効果があるんじゃないかということでやられてるわけなんですけど、
人の臨床試験というのはですね、試験官レベルとか動物実験での結果でしかないということなんですね。
抗そのもの自体は別に害はありませんので、普通にカレーこの主成分になってますからね、
そうしたらカレー食べてたインド人とかネパールとかああいう系の人間が肝臓弱いとかね、そういった効果が出てるってわけじゃないんだけど、
そのままの抗自体には毒物ではないんですけども、やっぱり多くの人間が抗というものは肝臓に良いということで、
多くの人が接種している、一般的になりつつあるということと、その接種量が多い、要法要領を守っているとよく言われますけども、
その接種量が多いっていうのも一因だとありますし、さっきのその皮膚系のトラブルっていうのは、
ウコンに対するアレルギー対数があって、そのアレルギーによって反応してるって場合もありますので、
ウコンをやりたまにあげてね、ウコン全然あかんよ、毒だよっていうわけではないので、
そういった加工品に関する接種量が多いとか、そういったものの被害っていうのが多いので、
サプリにしたりとか、必要な有効成分だけ取り出すものっていうのは、意外に体に良いように見えて、あまり良くないと。
なのでウコンを摘取したい場合はそのままウコンを食べた方がいいのかなという感じはするんですけども、
不名誉な記録がいろいろあるわけなんですけども、
あと2013年に報告された健康食品サプリメントによる健康被害の現状と患者背景の特徴についてっていう論文にも、
ウコンが肝臓疾患の健康被害と関連があることが報告されているということで、
もともと肝臓系にトラブルがある人は多く接種するとちょっと良くないよという感じなんですね。
今日は皆さんが普通に飲んでいた2日酔いとかお酒の前にはウコンを入れておくとなんか違うなみたいなね。
これ完全にプラセボかもしれないですね。
私も学生時代の時とかよく飲み会の前とか飲んでたんですけど、ウコンを飲むとやっぱり違うなみたいな。
もうこれだけやめておこうかなと思ったけど、もう3倍ぐらいいけるなみたいな思ってたけど、
これ完全にプラセボですね。
ということで、実は肝臓に良いとされるウコンっていうのは一番健康被害が多くて、
実は肝臓にあんまり良くないよというお話でございましたということで、
09:01
これから飲み会シーズン始まってきますけども、
飲みすぎることを前提にウコンを飲むんじゃなくて、
自分の限界値がありますからですね、
セーブして飲み会に臨みましょうという感じですね。
飲みすぎはいけませんということですね。
ということで今日はこの辺にしたいと思います。
それでは皆様さよならバイバイ。
09:42

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