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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様いかがお過ごしでしょうかということで、世間はですねゴールデンウィークモード一色と言ったところですかね。
まあ企業によると、まあ休連休の企業もあるみたいですけども、皆さんはどうですかね。仕事ですか、お休みですかといったところですけどもね。
なんかコロナ前の旅行者の数に9割ぐらい回復したみたいな感じですけどもね。私は教員してた頃はですね、ゴールデンウィークといえば部活動の書き入れ時みたいなところがありまして、5月末6月初めぐらいに県予選ですね、インターハイの県予選が始まるので強化しようということでね、練習試合とかがよくね、合宿とかねゴールデンウィークに設定されるのが多かったんですけども、あまり休めた記憶はないんですけども、どうですかね。
学生の皆さんもね。今日のお話はですね、にんじんを取り上げてお話ししたいと思います。にんじんです。皆さん好きですか、にんじんね。
猫が肥大化した部分になるわけですけども、このにんじんですね、栽培の歴史がねめちゃくちゃ古い、もう古すぎるため謎だらけなんですね。
植物学の学者の推測ではですね、紀元前3000年頃にはすでにアフガニスタンを含むイラン高原あたりで栽培されてたということが言われております。
さらにですね、紀元前2000年頃にはエジプトに伝わり、やがて古代ギリシャやローマにやってくるとですね、人々は栽培をし始めてですね、人参と密接な関係で、もうだからもう3000年ですからね、紀元前。
もう5000年近く人参を栽培しているといったところなんですね。もうだから人間の生活にかなり長いお付き合いみたいな感じですよね。
その頃、紀元前のその頃は、皆さんが食べているその果食部分というか根っこの部分ではなく、あるものを愛しておりました。
その紀元前の方、古代人の方はですね。何に注目したかというとですね、栽培から2年目にできる種を愛して尊重してたらしいですね。
この朱子はですね、ディオスコリです。これは古代ローマの活動家ですけども、植物薬理学とかですね、それの父というふうに言われておりますけども、朱子は月経を引き起こすほか、
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そのまま飲むことでしばしば悩まされるひどい痛みを伴う肺尿困難、水膨れ、六膜炎の療薬となるほか、有害な動物に襲われたり噛まれたりした時も同じように効くということで、ディオスコリですがね、そういった方を残しているんですけども、
生歴60年から90年くらいなので、かなり前から人参の病理学みたいな薬理学みたいなのは、その時からよく言われてたんですね。
近代になるとですね、変わった利用法が発明されております。子供のお寝所を治したい時には人参良いよということになるんですね。
人参をくり抜いたら、そこに子供のおしっこをたっぷり注いで、煙突の中で乾燥させると良いということで、こうした人参とおしっこのおまじない治療はですね、19世紀から20世紀のアメリカでよくされてた話なので、
本当最近ですよね、紀元前3000年とかに比べれば、19世紀、20世紀ですから、ほん最近までこのおまじないというものはよく言われてたし、それを実際に試してみてね、お寝所を治してたということもありますからですね。
非常にですね、もう何でも効くよみたいなね、お寝所を治しますよということもよく言われてたらしいんですよね。
この原種系ね、3000年くらい前、紀元前ね、人参は皆さんがよく野菜スーパーとか道の駅で買うようなオレンジ色の人参ではなくてですね、原種はね非常に紫色してやせ細った感じのやつなんですね。
それは美味しくないのかってそうでもなくて、非常に甘みがたっぷりありますので、原種系の人参も買えますからですね、ぜひね、人参好きな方、興味ある方はちょっとね、植えてみてはいいかなと思いますけども。
人参ですけども、もうそのヨーロッパの貴婦人たちがね、その華やかな舞踏会で羽飾りの代わりにして楽しんだということでね、人参の花ってね、非常に綺麗でね、花びやかなので、貴婦人たちも愛してやまないみたいなね、
感じだったんですよ。今の現代のね、人参の話に変わりますが、人参ね、オレンジ色しておりますよね。あれ何かっていうとですね、カロテノイド類、
主にβカロテンですけども、それがですね、非常に多く含まれているんですね。だからああいうね、カロテノイドというのはオレンジ系というか、
そういった色相なので、そういったものが豊富に含まれていると。このβカロテンというのはですね、視力の維持と回復に確かな効果を示すということで、結構論文とかでも記載されているんですけども、
一躍そのね、目良くなるよ、回復するよっていうね、維持できるよっていうのに、一躍ブームになったのが第二次世界大戦時の時なんですね。
ドイツ軍の、これイギリスでブームを巻き起こったんですけど、ドイツ軍の空爆が続いているんですね、ロンドンね。
からもう人参が消えたことがあるんです。なんでかというとですね、あるイギリス空軍の兵士がですね、夜間に多数のドイツ軍機を撃墜したと。
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で、それはなぜかというとですね、イギリス軍はですね、英雄、この英雄の空軍の方ですけど、
人参で目を強化したということを一大的に報道したんですよ。そうするとですね、もう市民は、もう夜しっかり見えたら、
ドイツの爆撃から逃れられるということで、もう人参がね、もう天灯から消えたっていうね、もう人参大ブームが起こったんですよ。
まあ確かにそのβカロテンとかはですね、視力の回復の効果というかですね、ビタミン、その一部から分解すると、その一部がビタミンAになるんですね。
ビタミンAというのは、やもう症、ビタミンA欠乏症によって暗いところに行くとあまり目が見えなくなってしまうやもう症があるんですけども、それをですね、改善する役割があると。
ビタミンAというのはロドプシンという観光物質があるんですけど、観光物質が明るいところ、暗いところで、ロドプシンの形が変革していくわけなんですね。
異星体ですけども、それがビタミンAがあるとスムーズにその形変わるのがスムーズにできるので簡単に言うと、
そうするとビタミンA不足だと、なかなか暗いところで目が順応にしないみたいなね、そういったやもう症という病気があるんですけども、ビタミンAがあると、それがスムーズに進むので、非常に暗いところでも見えやすくなるというのは効果的にあるんですね。
なので、暗いところ、夜間に爆撃しまくってね、イギリス兵士が。
だからもうニンジンのおかげで爆撃できたんだみたいな感じで、一気にニンジンブームで、だからもう戦争を乗り切るためにはニンジン食べましょうということで、一斉に消えたんですけども、これ裏があってですね、ニンジン食べてたから夜夜間見えるようになって、爆撃できたわけじゃなくてですね、高性能の極秘開発のレーダーができたので、そういった勝利を収めることができたんだけど、ニンジン関係ないんですけどもね。
そのニンジンからですね、何か話が変わってブルーベリーになっていって、ブルーベリーメインみたいなね、話の流れになっていくんですけども、ブルーベリーに関して言えばそんなに視力回復の効果とかっていうのは、結局その論文ではちゃんと発表されていませんので、あれはあまり効果的じゃないんですけども、というぐらいですね、もうこのカロテノイドが、そもそもね、カロテノイドにはですね、もういろんな効果があるんですよ。
美肌効果、免疫系の活性化もできますし、カロテノイドそのもの自身もですね、抗酸化作用があるので、がん治療や予防薬として高い賞賛を集めているということなんですね。
それが分解していくとビタミンAになって、そういった面に回復とか維持にも関わりますし、効果的ですし、抗酸化作用があるので、がん治療や予防薬としても使われているということで、素晴らしいものがニンジンの中には詰まっている、あのオレンジのところにはね。
でね、ちょっとポイントがあってですね、ベータカロテンはですね、使用性物質、油系なので脂肪系なのでですね、水に溶けにくいんですね。
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なので、そのまま煮たり焼いたりするよりもですね、よりベータカロテンを体内に吸収しやすくさせるためにはですね、まず油で炒めて、同じ使用性物質だから油に馴染ませて調理した方がですね、体に馴染みやすく吸収されやすくなるんですね。
なので、油で調理して吸収しやすくなるとですね、3倍から10倍もですね、違うというふうに言われていますので、油を使った料理、調理した方がですね、よりベータカロテンの吸収が進みますからですね、ぜひですね、ちょっとなんか目が疲れてるなぁとかですね、抗酸化作用はしっかり欲しいなというときはですね、必ずニンジンというのは油料理で調理した方がいいですよと言ったところですかね、ということでね。
ゴールデンウィークね、飲み会も多いと思いますしね、そういった健康を保つためにはね、そういった野菜のことを知りながらうまくそれを吸収できる料理法をですね、確立してこのゴールデンウィークね、ちょっと忙しいですけども、乗り切っていただけたらなと思いますね。ということで今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さようなら、バイバイ。