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2022-11-30 09:23

#324 マジックテープはあの植物の構造をマネしてつくられた?!

2022.11.28収録。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、マジックテープと生き物についてお話しました。
それではまた。

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00:27
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭SPPのちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教室、2022年11月28日月曜日のホームルームの時間になりました。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか、ということで。
いやぁ、吉玉屋何してんねんっていうね、朝を迎えたと思うんですけどもね。
みなさん見てましたか?昨日のね、サッカーワールドカップ対コスタリカ戦。
いやぁ、まあね、まあね、吉玉屋選手だけをね、攻めるのはやっぱりちょっと違うと思うんですよね。
昨日、本当に日本は組織的にチーム全体としてアグレッシブさが足りませんでしたし、組織としてね、本当に機能してなかったというところがですね、何とも言えないなと。
一人だけのせいではなく、みんなが招いた悲劇なのかなと思うんですけどもね、本当にね。
言えることはやはりね、モリアスはモリアスでしかなかったという感じですね。
あのモリアス監督ね、もう4年前からね、もう指揮を取ってるわけですけども、ずっとメイ再輩だったじゃないですか。
メイ再輩っていうのは、メイは迷うほうね。
なんでこの選手ここで起用するの?みたいな。意図あんの?みたいな。
その意図あんの?っていうのが、実はこのドイツ戦につながってて、
あ、そういうことなのか。今までメイ再輩言ってごめんなさいみたいな感じでね、もうみなさん称賛してたんですけども。
やっぱりおかしいよねっていう感じで、もう本当にドイツ戦はたまたまだったんだなと。
もう博打が当たったっていう感じで、ギャンブルを成功したみたいな感じですね。
もう次が木曜の深夜、金曜の午前4時になるんですかね。
スペイン戦ですけどもね、非常に厳しい戦いが待っておりますしね、本気できますからね。
ドイツ戦と引き分けだったので、勝ち点取りに行かないとスペインもね、決勝リーグ行けませんから。
どうなるんでしょうかというところですね。
ちょっと失意の月曜日ですけども、今日もやっていきたいと思います。
今日のお話はですね、マジックテープって皆さんご存知ですかね。
ベリベリって巡ってまたくっつけて何回でも着脱できるマジックテープ。
あのマジックテープがですね、実はですね、自然の生物の構造を真似して作られたものということをご存知でしょうかね。
なんとなくくっつくからあれかなみたいな感じはするかもしれませんけども。
そもそもですね、マジックテープというのはですね、日本ベルクロ社がマジックテープという商法で商品名登録して1960年から製造販売しているので、
03:10
マジックテープは商品名なんですね。
今はね、日本ベルクロ社はですね、現クラレ社となってますけども、
一般的な全世界的に共通するマジックテープはですね、メンファスナーとかですね、パイル&フックというふうにね、呼ばれているんですけども。
このね、マジックテープこのメンファスナーですけども、誰が発明したのか。
これはですね、スイス人の発明家ジョルジュデ・メストラルさんという方がですね、1941年にアルプス登山をした際に、
自分の服や飼い犬の毛についたひっつき虫、マジックテープはひっつき虫なんですね。
ひっつき虫がなかなか取れないことに気づいたと。
不思議に思った彼はね、なんでこれくっつくんやろということで、
その実を持ち帰ってですね、早速顕微鏡で覗いてみたところですね、
その実はですね、無数のカギでできていて、フック状になってたわけですね。
フック状になってて、このカギが引っかいて、衣服とかにくっつくんだなということを発見したんですね。
ちなみにですね、この時のひっつき虫は、野生のゴボウの種だったんですね。
我々が思うひっつき虫は、オナモミが有名だと思うんですけど、
オナモミも同じくひっつくわけですけども、
無数のカギ状になっているので、フック状になっているから、
非常に引っかかりやすいのでくっつくことができるということなんですね。
この発見を契機としてですね、1948年に研究を始めて、
ひっつき虫のこの構造を衣服の着脱しやすいファスナーにならないかと考えたんですね。
発明がすごいよね。
そして1955年に試行錯誤の末、特殊なナイロン糸を使用した無数のフックと、
フック状のものはひっつき虫からインスパイアされて、
ひっつく側はループ状になっているんですよ。
だからカギがひっつきやすいようになっているわけですね。
それでめくったりできるし、何回も着脱ができる。
無数のフックとループでできたメンファスナーを発明して、
これがメンファスナーの誕生なんですね。
すごいですね。
さっきも言いましたけども、
この自然の生物の構造、今回はひっつき虫の構造ですけども、
自然の生物の構造を真似して工業製品を作ることをバイオミオティックスと呼びます。
バイオミメティックスと呼ばれるわけですね。
バイオミオティックスの話はいくつかしてますよね。
カワセミの形が新幹線の形とかね。
そういうふうにして自然の生物にヒントを得て、
それを工業製品にインスパイアしてするというところなんですね。
06:04
日本のマジックテープなんですけども、
このクラレ、日本ベルクロー社は当時、
今の現クラレがマジックテープの商品名を付けたのは1960年ですから、
このスイス人のジョルジュ・ディ・メストラルさんの発明から遅れることを5年、
結構早いよね、
に発明しておりました。
それが発売していると。
このマジックテープが全国に広まったのはですね、
この日本の場合ね、
1964年の第1回の東京オリンピック、
前回の東京オリンピックの時にデビューに合わせた東海道新幹線のヘッドレストね、
ヘッドカバーを着脱式のマジックテープ用にしたんで、
ビリビリ剥がした。
あれが一躍全国の皆さんがマジックテープを知るきっかけになったらしいですね。
あれでビリビリ巡って、
すぐ着脱しやすいように、掃除しやすいようにしたというのが、
日本では最初のお披露目みたいな感じだったみたいですね。
そもそもこのひっつき虫なんですけども、
ひっつく系の種、種子ですよね。
全部ひっつき虫って言うんですけど、
ゴボウもそうだし、
日本で言うとオナモミが有名だけど、
これはですね、
どういう戦略かというとですね、
いろいろ種には戦略がありますよね。
風に飛ばされやすいようにしたら羽みたいなのつけて、
遠くに飛ばしたりとか、
あとどんぐりとかですね、
はお木の実として食べてもらって、
他の蝶動物がフンしたときに、
豆が出たりとか、
あとは果実系ね、赤い実をつけて、
昆虫とか動物に見つけやすいようにして、
見つけやすいような色をつけて、
食べてよっていうことを食べて、
またフンになってね、
分布を広げるというのと、
あとひっつき虫はもうそうですね、
動物とかの体にくっついて、
ポロって落ちて、
分布を広げるっていう、
こういう種子散布の戦略として、
使っているわけなんですね。
ということでね、
そういう生物の構造を真似して、
工業製品を作るという、
バイオミオティックスね、
ひっつき虫はループ状になっていて、
カギ状になっているから、
くっつきやすいというところをヒントにして、
これはペンファスナー、
着脱式のものに使えるなというところですね。
発明、考え、気づいて、
それを製品にするというのは素晴らしいですね。
こういうインスパイアというかね、
こういうひらめきがね、
自分にも欲しいなと思うんですけどね。
何をするにもボーッと生きてますからね、
なかなかそういう発明はできないんですけども、
皆さんもぜひね、
この生物をヒントにして、
工業製品が作られるようになりますから、
身近にあるものが、
実は便利になるものかもしれませんからね、
そういったところから、
理科おもろいな、科学おもろいな、
というところにつながると思うので、
ぜひですね、
皆さん身の回りの生き物に注目して、
見てみるのもいいんじゃないでしょうか、
09:00
ということで、
今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さようなら。
バイバイ。
09:23

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