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2023-01-26 11:18

#360 モグラの不思議〜地下専用の体で土の中が快適に〜

2023.1.25収録。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、モグラについてお話をしました。
それではまた。

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00:25
はい、みなさんこんばんは。こんにちは元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
2023年1月25日水曜日のちょぼっとサイエンスの時間になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうかということで。
いや〜、今日の雪すごかったですよ。
もう本当にね、ブリザードというかね、もう吹雪というかね、南極物語というかね、まあ昨日も言いましたけどね。
もうすごかったっていうのもあるし、なんせ寒い。
日中も朝もずっと氷天下でしたね。
寒いしね、でも今夜ですけど。
もうねガジガジになってね、もう本当にね、もうアイスバーンというかね、非常に怖いということでね。
まあね、私の住んでる三重県の北部なんですけども、年に数回積もるんですけども、
ここ数年ね、経験ないぐらいの雪と寒さでね、本当に寒波すごい。
本当に10年に一度って納得でした。本当にっていうぐらいね。
新明神の方では太刀王城とかね、結構列島がもう冷え冷えでね、大被害ということでね。
みなさんのお住まいのところはどうだったですかね。
もう本当にね、こういう日はね、もうこたつに入ってね、休むのが一番ですよね。
こういう時にね、冬眠できたらいいなということを思ったので、
今日はですね、モグラの話をね、したいと思います。
はい、モグラですね。
みなさんね、モグラ見たことありますか?
私はね、ドブに死んでいるモグラをね、小学校、低学年の時に1回見た限りで、
それ以外1回もないんですけども、
意外にモグラってね、漫画とかね、色んな絵のキャラクターとかによく使われますけども、
実際に本物を見たことがある人っていうのはね、非常に少ないんじゃないのかなと思います。
それもそのはずね、地下というかね、土の中にいるので、
それは目の中にね、自分の見える範囲にね、そりゃいないなと思うんですけども、
このモグラですね、非常に不思議な生き物で、謎に包まれている。
なかなかモグラをね、研究している科学者っていうのは少ないっていうのもあるんですけども、
非常に謎に包まれているということと、ちょっと色々調べていくとですね、
地下専用のね、体の作りとか、体の中の仕組みとか、
そういったことがね、分かってきたのでね、ちょっと皆さんとシェアしたいなと思っておりますね。
03:03
で、このね、地下専用の体のまず形態からフォルムをしているんですけども、
まずね、目なんですけども、地下はですね、光が届かないですよね。
光が届かないので、視力はわずかな光を感じられる程度しかないんですけども、
穴を掘っていきますので、なんか穴を掘るイメージありますよね。
なので、掘っていった時に土がね、目にね、土が入るとですね、非常に痛いですので、
土がね、目に入らないように目はほとんど皮膚に埋まっているんですね。
あと、耳たぶというか耳も穴を掘るのにですね、邪魔になるからですね、
ほとんどなくなっているんです。だからツルンとしていますね。
で、このね、地下を掘る、穴を掘るイメージがありますよね、モグラってね。
なので、こう掘り進めていくんですけども、
このね、掘り進めるために前足がですね、横向きになっているんですよね。
要は、土の中をですね、平泳ぎしているような感じなんですね。横向きについていると。
で、モグラってですね、そこまでね、わーってめちゃめちゃ掘っているイメージあるかもしれないんですけど、
だいたいね、1時間に30センチ程度ぐらいしか掘り進めることができないんですね。
でも結構ね、1時間に30センチって、見方によってはね、早いですよね。土の中にずっといるからね。
それぐらいですね、掘るために特化しているし、土の中にいるために目も退化しているし、
入らないように皮膚に埋もれているし、光感じられる程度しかないし、耳たぶはもうなくなっていると。
で、掘りやすいように前足は横を向いているし、あと踏ん張りが効くようにですね、後ろ足に出っ張りもあるんですね。
だから掘る専用みたいな前足と後ろ足になっているということですね。
あと、トンネルを掘り進めていくと、なんかこれ違うなとなった時に、方向転換したい時がありますよね。
でも周りも土だから、土の中にいるから、方向転換しにくいですよね。
なので、その時には後ろにバックしていくんですけども、その時に毛が邪魔になるので、
この毛が皮膚にですね、毛穴がですね、垂直についている。毛穴に対して毛が垂直に生えているんですね。
そうすると、後ろにバックした時に毛が逆らわないように、逆らっちゃうと、毛の抵抗で掘り進めにくくなる。
要は後ろに下がりにくくなりますよね。
だから毛が邪魔しないように、毛穴に対して毛が垂直に生えているんです。
もうすごいですよね。
なので、前に進む速さと同じ速さで後ろに進むことができるので、方向転換はできないけども、
クルッと回って前には向けないけども、毛が邪魔にならないので、前に進むのと同じくらい後ろのスピードも、
同じスピードで後ろに下がることができるんですね。
こういうように土の中を移動することができるんですね。
06:00
で、なんでこれね、掘り進めているかというとですね、一応トンネルをたくさん作って、自分のトンネルの家みたいなのを作っていくわけなんですけど、
これなぜ掘り進めているかというとですね、モグラってね、起きてる時間はほとんど餌を食べてるんですよ。
で、体の半分くらいの重さのミミズ、主にミミズですけど、ミミズを食べてるんです。摂ってるんですよ。
だから、体重50キロ人は、体重半分25キロのご飯を食べてるんですよ。毎日ね。
モグラで一人言うとね、モグラは体の半分の重さのミミズを摂ってるわけなんですよ。
それくらい食べてるんです。要は、4時間探して4時間ミミズ食べて、4時間寝るみたいな。
動いた時間、動いてる時間ほとんど餌を探してる時間で、餌食べたらお腹いっぱいになったら寝る。
7時間探したら7時間寝るみたいな。ほとんど寝てるんですけどね。
なので、起きてる時間ほとんどミミズを探しております。で、食べて寝る。食べて寝るをずっと繰り返してる。
食べてはね、食べてはもう幸せかもしれないですけどね。それはそれでね。
というくらいですね、起きてる時間は餌をずっと探してるんですよ。
で、目は退化ほぼしてるので、光しか感じられないのに、なぜミミズを摂ることができるかというとですね、非常に優れたセンサーを持ってます。
さっき言った垂直についての体毛ね。体毛に振動を感じるセンサーの役割があってですね、
トンネルの中に落ちてきた餌のミミズを瞬時に捉えることができるんですね。
それぐらいですね、パッパッパッってね、体毛がもうセンサーになってるから、なんかピッと動いてるなと思ったら、フッパッと食べるみたいなね。
それでミミズを探してると。センサーが非常に優れてるし、視力がほとんどないけども。
で、ミミズってね、さっきも言ったように食べては寝て食べては寝てするんですけど、12時間以上ね、何も食べないと死んでしまうので、このセンサーの感度っていうのは死活問題になってるわけなんですね。
で、この地下専用なのは外見だけじゃなくて、体の中も地下専用なんですね。
で、地下の中ってイメージ的に言えば、普通に考えて酸素薄いですよね。
じゃあ呼吸どうしてんのかって言われたら普通に呼吸してるわけなんですけども、我々ですね、赤血球の中にあるヘモグロビンね、色素タンパク質のヘモグロビンがですね、
酸素を結合して、体中に酸素を巡らしてるわけですけども、ヘモグロビンが酸素をキャッチしてくれて、体中に血液巡っているから、体中に酸素を渡して、代わりに二酸化炭素をこうもらってきて、肺でまた排出してるわけですけども、
このヘモグロビンのね、酸素とくっつく能力が非常に高い血液を持ってるんですね。
なのでちょっとの酸素と親和性が高いって言うんですけど、すぐ結合しやすいので、少ない酸素しかないけども、非常にキャッチしやすいヘモグロビンを持ってるから、
少ない酸素でも呼吸することができる、血管の中でも呼吸することができるということなんですね。
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このヘモグロビンが酸素キャッチしやすいのは、形が非常に特徴的なのでキャッチしやすいということなんですね。
これでもね、ヘモグロビンと酸素の親和性が低いモグラも居らしいんですね。
全然親和性がないっていうかキャッチしにくい。ではなんでキレるかと言うと、ヘモグロビンが二酸化炭素を離しやすいヘモグロビンを持ってるモグラも居るらしいんです。
だいたいはヘモグロビンと酸素の結合しやすいヘモグロビンは持っているんだけども、二酸化炭素を離しやすいヘモグロビンの持ってるモグラも居らしいので、結構面白いですね。
酸素と結合しやすいヘモグロビンをですね 人工血液を作るために活用されるんではないかというふうに言われています
やっぱりその酸素があってキャッチして酸素を放すこの人工血液ってものを作れる 作ることができたら湯血とかね
そういったものに活用できるし今献血とかやってますけどそれはね人工の血液を作れない からこそやっぱり献血するしかないんですけども
このモグラのキャッチしやすい 酸素をキャッチしやすいヘモグロビンをうまく利用することができれば夢の人工血液も
作れるんじゃないかというふうに言われてて人工の人間の医療の分野にも モグラのこういった血液を活用できるということでですね
医学の分野でももしかしたらモグラが活躍するんじゃないかというふうにね 言われてるんですねなかなかですねモグラはね動物園にもあんまいないですよね
モグラのを展示している動物園で見たこともないのでなかなか目にする機会はないん ですけども
皆さんが歩いているその 土の中に実はモグラいるかもしれませんよということでですねモグラ地下専用に特化した体の
作りと体の中の仕組みができているよというお話をいたしましたということでね 明日も寒いですからね
モグラみたいに土の中でずっとじっとしていきたいですね じっとはしないんですけどねずっとあの耳たがしますからということでね今日はこの
辺にしたいと思います それで別のさようならバイバイ
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