1年に1ページ読む読書。横光利一の短篇小説「蝿」、今年は2ページ目を読みます。まだエンタメ小説である可能性を捨てきっていません。
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語り手: Satoru、岡田悠
録音&ジングル制作: 石川大樹
題字&イラスト: べつやくれい
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サマリー
このエピソードでは、横光利一の短編小説「蝿」を1年に1ページずつ読むという企画の2年目として、2ページ目までが読み上げられ、その内容について考察が交わされる。1ページ目はタイトルと情景描写が中心のわずか6行で、馬にハエが止まる場面で終わっていた。2ページ目では、宿場に農夫が駆け込み、町に勤める息子からの電報を受け取ったことを告げるが、馬車は既に出発した後だったという展開が描かれる。この場面転換や登場人物の行動について、語り手たちは様々な解釈を試みる。岡田さんは、農夫が主人公となり馬車を追いかける展開や、横光利一の作品がサイレント映画のようなコメディになる可能性を指摘する。一方、Satoruさんは、1ページ目の記憶や、酒色の番茶といった表現から、作品全体に漂う「滅びの予感」や「大敗的な空気」を読み取る。さらに、物語が霊柩馬車や差別といった重いテーマに発展する可能性や、タイトルである「蝿」がどのように回収されるのかについても考察が深められる。最終的には、まだ読まれていない3ページ目以降で、物語がどのように展開するかは未知数であり、10年かけてこの作品を読み解くことの面白さが語られる。
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