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2026-02-26 26:07

横光利一の短篇小説「蝿」を十年かけて読む試み、其の二年目乃至二頁目【超旅ラジオ #249】

1年に1ページ読む読書。横光利一の短篇小説「蝿」、今年は2ページ目を読みます。まだエンタメ小説である可能性を捨てきっていません。

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サマリー

このエピソードでは、横光利一の短編小説「蝿」を1年に1ページずつ読むという企画の2年目として、2ページ目までが読み上げられ、その内容について考察が交わされる。1ページ目はタイトルと情景描写が中心のわずか6行で、馬にハエが止まる場面で終わっていた。2ページ目では、宿場に農夫が駆け込み、町に勤める息子からの電報を受け取ったことを告げるが、馬車は既に出発した後だったという展開が描かれる。この場面転換や登場人物の行動について、語り手たちは様々な解釈を試みる。岡田さんは、農夫が主人公となり馬車を追いかける展開や、横光利一の作品がサイレント映画のようなコメディになる可能性を指摘する。一方、Satoruさんは、1ページ目の記憶や、酒色の番茶といった表現から、作品全体に漂う「滅びの予感」や「大敗的な空気」を読み取る。さらに、物語が霊柩馬車や差別といった重いテーマに発展する可能性や、タイトルである「蝿」がどのように回収されるのかについても考察が深められる。最終的には、まだ読まれていない3ページ目以降で、物語がどのように展開するかは未知数であり、10年かけてこの作品を読み解くことの面白さが語られる。

「蝿」を読む企画、2年目の開始
岡田さん。何ですか、Satoruさん。私の手元にある横光利一作、日輪春は馬車に乗っての岩の実文。懐かしい。一年ぶりに。一年ぶりに見た。一年ちょいぶりに手に取ってあります。これは何か。何か。我々が一年ちょい前に始めた企画、蝿というですね、横光利一さんの名作だと思われる。というのは我々はまだ1ページ目しか読んでないから。
これがどうも岩波文庫のその目次を読む限り10ページあるらしいので、これをその1年に1回収録するために1ページずつ読んでいきましょう。
【超旅ラジオ第193回小説俳優の1ページ目だけで30分語る】というのを前回やりましたね。だから1ページ目だけを読んで、2、3、4、5、6、7、8、9、10は何が書いてあるかを何にもわかんないで、まあ妄想しようと。語ろうと。
10年かけてね。
10年かかる。
10ページある。
1×10という計算をすると10だと。
【佐藤と岡田ゆう超旅ラジオ】
ということなんですけれども、1年ちょい経ちましてですね。何が起きているかというと1ページ目に何が書いてあるかだいたい忘れてしまいましたけれども、そして何を30分語ったかも忘れてしまいましたけれども、改めて今私の手元に3ページ目が隠された2ページ目がありますので。
2ページ目の朗読と内容の考察
そうですね。去年も佐藤さんが持ってきた本を僕が読んだんですよね、多分この本を。
あ、そう?岡田さん買ってない?これ。
買ってない。
家探したら無くて。
無い。
何で無いんだろうって思ったら。
買ってない。
買ってなかった。
じゃあ今シェアしましょうね。
でも青空文庫とかにもあるし、ここまでが2ページ。
青空文庫だと大丈夫?3ページ目が。
ここまでが2ページ目って佐藤さんに事前に聞いたんで。
そうそうそうそう。
僕は2ページ目まで読んだ状態はあります。
なのでじゃあちょっと今日はそういう2ページ目を今日は読んで、残りのページあるいは1ページ目に何が書いてあったか。
想像力を羽ばたかせです。
じゃあそれで先言ってしまうと、僕は1ページ目をもう一回読みました。
読んだ?
読んだというか、前回のラジオ聞いたんで、その時に朗読があったことも忘れてて、朗読あるやんと思って。
朗読も含めてちょっと聞いた状態。
なんかね、商業してた記憶がありますね。
そうですね。6行だったんですよ。とりあえず1ページ目が。
ほとんど、タイトルがめっちゃ幅取ってて、本文ほとんどなくて、1ページ目が。
本文全然ないやんみたいな。
じゃあ私も今追いつきました。
情景描写が中心の6行。
商業してて、なんか馬にハエがピタッと待ってて。
ハエがね、馬の線に登っていくっていうのでほとんど終わりです。
最後ちょろっと商業が出てくる。
OK。ということでじゃあ始まりは、私が2ページ目を今から朗読をいたしますね。
何?文句を言うな。もう一番じゃ。
すると、日差しを外れた日の光は、彼の腰から丸い荷物のような猫背の上へ乗りかかってきた。
ここで3と書かれて、次の段落。
結構章がね、刻みに刻まれてるんですよね。
宿場の空虚な場庭へ一人の農夫が駆けつけた。
彼女はこの朝早く、町に勤めている息子から既得の電報を受け取った。
それから梅雨に湿った三里の山道を駆け続けた。
馬車はまだかのう。
彼女は御舎部屋を覗いて呼んだが返事がない。
馬車はまだかのう。
歪んだ畳の上には湯呑みが一つ転がっていて、中から酒色の晩茶が一人静かに流れていた。
農夫はうろうろと場庭を回ると、饅頭屋の横からまた呼んだ。
馬車はまだかのう。
先ほど出ましたぞ。
答えたのはその家の主婦である。
出たかのう。
馬車はもう出ましたかのう。
いつ出ましたな。
もうちっと早く来るとよかったのじゃが、もう出ぬじゃろか。
ていうここまでか。
でも。
2ページ目。
1ページ目に比べるとだいぶ。
そうですね。
1ページ目だから漁舎が正義を宿屋の主人か誰かと察してたから、結構ここで場面が変わったという感じですね。
主婦、農夫。
漁舎って聞いたのは1年ぶりです。
この回でしか聞かない。
この1年間お互い日常生活を暮らしていて漁舎が出てこなくなった。
漁舎出てこなくなった。
やっぱりこの1つの発見はだから1年1ページの読書していくと語彙が懐かしい。
語彙が懐かしい。
もうノスタルジーが生まれる。
漁舎っていう響きに。
だから馬を引く人というか馬車を引く人というか。
だからそれが主人公なのかと思いきやこのページでは少なくても今不在いなくなっていておそらくどこかに出かけてしまっている。
そしてその息子さんが既得の電報を受け取ったというかちょっと悲しいお知らせを受けて走ってきた農夫というのが現れたと。
しかしその家の宿場、宿場。
宿屋さんの主婦はもういないよということを言っていると。
ここから。
漁舎が商業を打ってたんじゃなかったでしたっけ。
だったと思いますね。
そうですよね。
商業を打ってた漁舎はもういないっていうことなんじゃないですかね。
漁舎部屋をこの農夫の方が駆けつけて部屋を覗いたけど返事がないって言ってるから。
で、先ほど出ましたぞと。
その家の主婦が言っておられるから。
いやわかんない。
これはテキストをどう読むかって。
そうなんです。
その馬車が出た。
もう出ましたって言ってるのが。
主婦宿屋の。
さっきの第2章から時間が経って商議が終わって出ていったのか。
なんかその漁舎にもいろいろいて。
この打ってるやつは次の漁舎で。
さっきのバス出ちゃったよみたいな感じで言ってるのか。
じゃあまだいる可能性もあるのか。
あるいは主婦がなんか嘘ついてるのか。
奴隷なんだろうと思って。
確かにね。
そうかそうかそうか。
私はもう1ページ目の記憶がまだらだから。
なんか漁舎いたなってところで短絡的にその人が出かけたもんだと思ってましたね。
なんか漁舎がすごい1ページ目で商議を確かやりたがってて。
やりたがってたか。やってなかったのか。
もう1番じゃって言ってると思うんですけど。
それまでにたぶん3番ぐらいやってて。
で、たぶん悔しがってまだやるぜみたいなのを言ってるシーンなんで。
なんかずっとやり続けてるみたいな。
なるほどね。
漁舎のかって思って。
私はこの場面転換で半日ぐらい経っちゃってるかなって思いましたね。
確かにね。
それが自然か。
分かんない。
いやでも分かんない。
岡田さんじゃあこの後どうこの話が転がっていくと思われます?
まだあれですよね。
俳優もう出てこなくなった。
俳優は出てこないですね。
そう。
2ページ目にはね。
2ページ目にそうそうそう。
ハエ視点で進むのかもうハエは最初しか出てこないのかみたいな話を1年前にやったんですけど。
これちょっとめくってみると今んとこハエがもう出てこないのかもしれないなという。
そうすると主人主役がこの誰だこのおばあさん。
農夫。
農夫。
農夫に結構でもここでも息子が既得ででも馬車がないという何だろう葛藤が生じてるんで。
普通に考えたらここの葛藤がこう話を引っ張っていくというか。
農夫が主人公角みたいになってる。
農夫が主人公になって次の馬車を。
でもなんかこう次の馬車がまだ全然出発しないとか走って走って追い。
だって三里走ってる人だ農夫だから10キロぐらいですよ10段キロとかだからめちゃめちゃ献却の可能性がある。
献却ですね。
馬車を追いかけて走り続けるっていう。
でも息子さんが亡くなってるかもしれないわけだから。
そう。
これは。
だから何とか追いかけて乗ってやろうっていう風になる。
その農夫の走れ農夫みたいな。
走れメロスみたいな。
ずっと走り続けて間に合うか間に合わないかみたいな。
10ページ目まで。
そうみたいな展開。
最後は間に合った?
最後は10ページだからな。
そもそもこの俳優がジャンル的になんかその本の想定とかを岩波とかっていうメタ情報だと多分純文学というかジャンル的にエンタゴラクではなくていう感じなんでしょうけど。
いやでもまだそのエンタメの可能性もあるかなと思って。
なるほど。
エンタメ短編ショートショートみたいな。
カーテンスじゃなくて農夫バーサス。
農夫バーサス馬車バーサス俳優。
農夫が追い抜いちゃって。
そうっすね。
でお前はこんな早くしなきゃいけないよみたいな。
でなんかギリギリ間に合ったか間に合わなかったかっていうとこで着いたらあの連邦はなんか勘違いだったみたいな。
かわよかったみたいな。
5杯というか5層みたいな。
息子さんピンピンで。
なんだよみたいな感じで終わる。
いいっすね。岡田文学。
エンタメ小説としての可能性とコメディ展開の予想
ハエは?
ハエはそのなんかギャグ漫画の最後みたいな感じ。
飛んでいくと。
ぽかーんみたいな感じでしょうもない空気のとこにハエが出る。
なんかいいっすね。明るい横について。
いいっすね。
コメディ。
コメディ説。
来ましたね。
なんか救いがっていいコメですね。
農夫が賢者だっていうことを発車する文章とかがいいのかもしれないですね。
それで世に残ったのか。
農夫の献却ぶりに国中が感動する。
国中が感動。
先輩。
なんかこういうやつが三章は農夫じゃないですか。
三章。三パッセージ目。三節目。
三節。で、こういうやつが多分いっぱい出てくる。めっちゃ急いでるキャラクターみたいな。
どんどん出てきて、みんなここに詰めかける。
漫画っぽいですね。
で、そこでなんか。
チャプリンとか聞いとるから。無性映画のコメディとかね。
でもそうかもね。横道兄さんって生きてた頃は無性映画とかがちょうどサイレント喜劇映画とかが出てきた頃に確か青春時代過ごされてるから。
1920年とか30年代とか。そうかもしれないな。
なんかどんどん新しいキャラが出てきて、みんな何らかの理由で急いでるんだけど、やっぱこの御社は将棋売ってて、全然出さない。馬車を。
仕事しない。
早く出せよみたいな感じになって。で、最後なんか、もういい。私が運転するみたいな感じで。
農夫は。みんなを乗せて走り始める。
新しい商売の。これ農業より儲かる場合みたいな感じで。いいっすね、なんか。
そうですね。なんかまあ、そうだな。でも真面目に読むとなんとなくですけど、確か最初の1節目が、なんかハエが飛んでなくてみたいな話をした記憶があって、
ハエが飛ぶ描写がなくて、バフンで垂れ下がった稲穂かなんかから、馬の背にじりじりとゆっくり移動するみたいな。
クモの巣から落ちて、じりじりと移動するみたいな。命がギリギリ助かって、その後ノロノロ動くみたいなのあって。
で、今回のでいうと、これなんかどう解釈するかわかんないですけど、この酒色の番茶。
酒色の番茶って表現よくわかんないですね。
そうなんです。
だってこれ日本酒だと思っても日本酒は色がないから。
これなんか、めっちゃその、こぼしっぱなしみたいな話なのかなと思って。色が変色するぐらい。
だからもうなんか、ずっと放置されてて、なんか全体的にちょっとその、なんだろうな、大敗的な空気が漂ってるなっていうのは。
そうですね、明日への滅びの、なんかそういう感じはありますね。
あるから、まあ、真面目に読むと、そういうスピーディーな展開とは逆の、なんかのったりゆったり大敗的な感じで話は進んでいって、
結局誰もなんか異動しないというかなんか。
異動しない、あ、ここの中で終わる。
宿場で終わるのかなっていう気もする。みんな。
それもなんか当たりそうな気がするね。
どうですか、サドルさんは。
私もそうですね、なんか1ページ目はうる覚えだけど、その将棋を確か打ってて。
そうですね。
ハエが馬に乗っかってたりしたって、おぼろげな記憶から言ってこう来てるから、やっぱそう、大敗的というかもうすさんでいる感じ。
そして確か時代背景も、だから明治の初めから江戸時代の後期か、まあそのくらいかなというふうに思って。
「滅びの予感」と重いテーマの可能性
で確かそう江戸時代って馬車が確かなかった。
あ、やべえ話思い出してきたな、話したこと。
今回のショーで電報って出てきてるんで。
だからやっぱり明治時代なのかな。
電話はなくてってことですよね、たぶん。
あってもここには普及してない。
ここまで普及してないような時代、インフラにはなってない時代。
そうね、で結構悲しいのかなって。
だからやっぱ農夫が途中まで主人公的に動くっていうところを私もそう思っていて。
で私の説は、やっぱりこの将棋させてたであろう御社の方はもういないんですよ、この宿には。
もう出ちゃった。
でちょっとした会話もしかしたら続くかもしれないけど、あっちの方に行ったよみたいなことを宿屋のおかみさんが言って。
だから農夫は馬車追いかけて行くわけですよ。
だけどやっぱりそのもう馬車の後ろ姿も見えないし何しろもう三里も走っておられるわけだからすぐに息も上がっていくと。
だからもう今頃息子はみたいなちょっと涙を浮かべたりするその母の悲しみみたいなものが直接的じゃない描写で何か語られることがあるかなと思いつつ。
でそこら辺から四節か五節かでやっぱりこの視点が御社にまたスイッチングしていくような気がするんですよね。
先に出発した御社。
そうそうそうそう。でさっきまでその将棋をさせてた人が今馬車走らせて。
で街の方に行ってたとしたら話しかけられるわけですよ。おい乗せてくれよって言ってね馬車なんだから。悪いがあんた乗せる場所がないんだと御社の方がおっしゃるわけですよ。
だってお前がらわけじゃないかって言うけれども何言ってんだお前って。
でもその多分イメージ的にはボロボロの馬車なんだけどその藁吹き藁が馬車に乗るとこ敷いてあるんだけどそれ開けてみると何とこの青白い死体が出てくるわけですよ。
死体。
これちょっとびっくりですよ。なんだと。
これは馬車っていうのは死体を乗せる仏さん専用の馬車。今でいう霊柩車みたいな。でそういう霊柩車死人が出た現場から仮装馬かな焼いたり埋めたりするかもしれないけどそういうとこまで運ぶそういう専門の馬車。
だから死体の匂いが死体の穢れが染み付いてるから普通の人は乗せるわけですよ。
だから日中バスへの宿屋とかで将棋なんかさせてられるわけですよ。でも死人が出たらあそこで死人が出たぞみたいな感じとかで決められた仮装馬に運んでいく。
だから大事ないわゆる明治の時代の最初のいろんな多分その疫病とかそういうのもあって大事な役目なんだけどやっぱり汚れがあるから。
明治の差別の悲しい負の歴史が残って引き継がれてるからやっぱり差別される人なんだよねこの人は。
しかもこの人の運転する場所というのは華奢な造りだから貧しいあんまり日の当たらない人の亡骸を運ぶという場合によって集めていく。
だから亡骸をもしかしたら運ぶ時間も日中なんて日が徹ってるときはもうダメでお前みたいなこの非差別な奴はみたいな感じで。
明け方とかあるいはもう日が沈んでからとかそれぐらいでしかも活動ができないわけですよ商売ができない。
で藁では一応覆ってるけど剥き出しみたいな形で死体を乗せてるわけですよ亡骸を。
だからこの馬車にはよくハエがたかるわけですよ。
だからその別称でね。
そのよくないんだけどこういう職業の差別用語みたいな感じでハエだと。
なるほど。
ハエが来たと。
タイトル回収。
タイトル回収っていう言葉を言うとなんかちょっと非文学的なんですけど。
まあそういうことですよね。
まあそういうことですね。
最初と最後に。
農夫と馬車、そして「蝿」の結末
これは横滅理事さん一流のそういうのが自然とわかってくるわけですよ。
でそこでさっきの納婦が玉坂ぶつかるわけですよ。
乗せてくれんかのう。
さっきのれんこさんでした。
息子が奇特なんじゃと。
追いついたってことですか。
追いついた。
その偶然旗と合うわけですよ。
追いついたというかだから行きつ戻りつとかして死体をあっちからAからBに運んだりとかして夜の夜中の時に納婦が会ったわけですよ。
乗せてくれんかのうって言って。
でも業者はいわれ慣れてるから悪いがあんたみたいな生きてるものは乗れんのよみたいなこと言うわけですよ。
何度も何度も言うからもうそのセリフ自体にももう彼自身の体温が乗ってこないわけですよ。
もうルーチンの乗れなんですよって言って。
納婦がもういろいろいがむけどなかなかこの業者の心には耳には入ってこないわけですよ。
それが7節か8節ぐらいになってもう残り数ページだと。
でもこの納婦のおかみさんはでもその。
- 納婦ずっと探しまってた馬車を。
だけどこの藁1枚を隔ててもう悲しいですけど納婦の息子さんの亡骸があるわけですよ。
- もうあっちゃうんですねそこに。
もう亡くなられたわけですよ。
鬼徳から一歩進んで亡くなられてしまって。
でも業者は当然そのおかみさんの息子を乗せてるとは気づかないし。
何なら業者にとっては別にこんな死体なんてのに対して思い入れが何もないわけですよ。
でおかみさんも気づかない。
でそういうところへ日が落ちてかあるいは朝日が昇ってか。
でその死体にかけられた藁吹きのあたりがちょっとパッとめくれて息子を立った亡骸の顔のあたりを照らしてですね。
でそこに蝿が本物の蝿が止まって馬がくしゃみをして冷たい風が寒風吹き荒んで馬車の間を抜けていくわけですよ。
でふと見るとその業者の目もなんか灰色に濁ってきていてほとんど死体のようで。
そういう無情な世界の終わり。
それもちょっとショートショートっぽいというか。
割と面白い話ですね。
面白い話になっちゃったかわからないけど。
でも悲しい悲しい悲しい。
でもその業者の方は生きてる。
だんだんリンボというか死の世界に入りつつありそれを全部見るものはなしみたいな。
その職業もインプラの発達でなくなっていくわけだから。
というか死体死人とかなんか死の。
なんか死がもう最初から予感されてる感じがありますよね。
死はどっかで出てきそうですよね確かに。
誰かが死ぬか死んだ人が出てくるかみたいな。
この短い短い話で死を出すなら悲しいけど今もう死の予感が始まってるわけじゃないですかねページ目で。
やっぱ息子さんは必ず亡くなってしまうんじゃないかなって悲しいですけどね。
いう感じかな。
想像力の飛躍というよりは多分こうなんじゃないかなってことを転がしていくとなんかそういう悲しいことかなっていうねことを思いましたね。
だから結構いい短編を読みましたね。
もう読み終わった気分でいる。
無情な感じですね。
いやでも主婦ちょっとノーフちょっとハッピーエンド迎えてほしいな。
迎えるかもしれないですね見つけて業者ビジネスで儲かりまくって東洋経済家なんかの取材も受けてこうなるかもしれない。
つまり私たちはまだ3ページ目以降読んでないから。
そうねどんな可能性があり得る。
全ての可能性があるから。
観測しない限りは。
1ページ読むごとに可能性が減っていくんだけど。
まあでも何しろあと8年ありますから。
収束していく。
あと8年あるから読み終わるまでに。
この企画本当に終わるのか分かんないけど。
しかもちょっと1年と言いつつ1年数ヶ月ずれてるからなんか。
そう確かに1年以上経ったけど。
あれそうか。
そうやってると11年かかる可能性ある。
まあ確かに。
毎年1、2ヶ月ずれていって。
そうね。
っていう感じですね。
というハエ。
ハエがねやっぱハエというタイトルはやっぱまだ気になるな。
全く出てこないのか。
出てこなくても別にいい気がするな。
なんか出てこない気がしますよね。
そうね最初はきついって予感だけして。
最初の蜘蛛の巣からポタリと落ちて。
でも蜘蛛の巣からポタリと落ちてるハエなんで、
ハエが救われてるとか助かったとこから始まってはいるんですよね。
あと1ページ目の記憶が。
1行目、蜘蛛の巣からポタって落ちるんですよハエが。
まあそれが確かに単純なメタファーというかあれだとしたら、
そういうのが人間社会でも繰り返されてくってのがあるかもしれないな。
それが何をそうですね。
結構珍しい始まり方というか。
だから貧民の倉窟みたいなところからポドっと抜け出せるんだよみたいな。
あなたもやってごらんって。
なんかようがそりゃないな。
ちなみに前回の、僕聞き直したんで覚えてるんですけど、
過去の予想と今後の展望
前回のサトルさんの、前回時点の推測は文学少年が出てくるっていう話。
文学青年か。
作者自身を投影した売れない文学、小説家を目指してる青年みたいなのが出てきて、
彼が、その青年がこの宿で、おかみさんの礼遇を受けながら、
おかみさん?
宿のおかみ。
あ、宿のおかみ。
宿のおかみさんの礼遇を受けながら、
なんか退廃的な生活を送り、
また退廃だな。
部屋で一匹のハエを飼うっていう。
そっから時代が60年ぐらい進んで、
1980年ぐらいになって、
最後、館王家で死んだ青年の一匹から始まって、
この世を去っていくんだって時に、最後にハエの音がブーンって聞こえるっていう、
SFっていう。
おもしろあれという。
予想でしたけど。
やっぱキャラが出てくると、あれですね、途端にもう青年とかじゃなくて。
青年も出た。
青年説は消えたという。
しかし今のこの会話すごいな。
1年前の私が言ったことを、
岡田さんが間接ワホで言って、
それに感心してる私ってなんだよ。
すごいな。
そんな感じのことをざっくり言うと。
そっちのほうが良かったかもな、確かに。
もう2ページ目の筋にちょっと今、さっきの私の予想は引っ張られすぎたかな。
どこまでこのね、確かに主婦、主婦のオフが出てくるかっていう注目ポイントですね。
そうだな。
ちょっとじゃあそのあたりは来年の我々の予想ですね。
引っ張られていきましょう。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
26:07

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