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2024-01-12 04:24

透明太陽電池 by OPTMASS:赤外光で発電する無色透明な太陽電池

京都大学・坂本准教授、株式会社OPTMASSが開発した、透明太陽電池について紹介します。分かりやすく解説しています。赤外光を利用して電力を生成するこの革新的な太陽電池の仕組み、特にナノ粒子がどのようにして赤外光を捉えて電気エネルギーに変換するかに焦点を当てています。また、この技術がなぜ重要で、どのようにして実現されたのかについても詳しく説明しており、技術の背景や将来的な応用についても触れています。なお、本知財・技術は、「知財番付2023 - 今年の掲載知財 約200点から知財図鑑編集部が選ぶ、世界を進化させるテクノロジーTOP10」において、「西の横綱」に選出されました。

※なお、本エピソードは、下記の知財図鑑の記事から生成AIによってPodcast化しています(記事 to Podcast)。 元記事:赤外光で発電する無色透明な太陽電池 透明太陽電池 by OPTMASS https://chizaizukan.com/property/798/ タイトル・概要・台本:ChatGPT (OpenAI社) BGM: メモリー(ガンマ波サウンド Edit) by ピクシーダストテクノロジーズ社 音声: ・ホスト・Chizu:VOICEVOX「四国めたん」 ・知財ハンター・荒井:VOICEVOX「青山龍星」、CV:みみっく=わんだぁぼっくす(ななはぴ) Top Image : © 株式会社 OPTMASS

サマリー

今日のテーマは、透明太陽電池という技術です。この技術は、赤外光を利用して電力を生成する太陽電池です。この太陽電池は無色透明であり、ビルの窓ガラスや電気自動車などに応用することができます。

透明太陽電池の特徴と可能性
こんにちは、リスナーの皆さん。知財図鑑ポッドキャストにようこそ。ホストの地図です。
今日は、知財ハンターの新井さんをゲストに迎え、新しい技術について語っていきましょう。
ありがとうございます。地図さん。
今日のテーマは、透明太陽電池という技術です。まずは新井さん、この技術について教えてもらえますか。
赤外光を利用して電力を生成する無色透明の太陽電池です。
一般的な太陽電池と異なり、人の目に見えない赤外光を捉えて電力に変換し、見える光は通過させています。
例えば、窓ガラスに使っても、部屋の明るさを保ちながら発電できるんです。
すごいですね。赤外光ってどのくらいの割合で太陽光に含まれているんですか。
実は、太陽光の約半分が赤外光なんですよ。しかし、これまでの太陽電池は、赤外光を十分に活用できていませんでした。
なるほど。改めて、この技術の凄さをまとめると、3つですね。
補修が難しい赤外光を発電に活用できること、赤外光による発電と透明性を両立できること、そして、景観を損なわずに窓ガラスなどに利用できること、ですね。
まさにその通りです。ビルの窓ガラスなどに利用できれば、都市部での太陽光発電の可能性を大きく広げるものだと思います。
ちなみに、なぜ、このような技術が生まれたんですか。
再生可能エネルギーの需要が高まる中、より多くの太陽光を活用する必要がありました。
赤外光はエネルギー量が小さいため、これまで見過ごされがちでしたが、
オプトマスという会社は、この未利用の資源を活用しています。
このエネルギーを活用しようと考えました。
具体的には、どうやって実現されたんですか。
これには、ナノ粒子という、とても小さな粒子が関係しています。
これらの粒子は、赤外光という特定の光を捉えて、そのエネルギーを電気に変えるんです。
京都大学の坂本純教授が開発したんですよ。
ナノ粒子って、どれくらい小さいんですか。
1メートルの10億分の1くらいの大きさです。
とても小さいので、私たちの目には見えません。
それは本当に小さいですね。
でも、どうやって光を捉えるんですか。
これが面白いところで、ナノ粒子は光が当たると、その表面で電子が振動します。
この振動を利用して、光のエネルギーを電気エネルギーに変換するんです。
なるほど。光を電気に変える秘密は、ナノ粒子における電子の振動にあるんですね。
はい。
どうして透明なのですか。
このナノ粒子は、見える光を通過させますが、赤外光を吸収する特性があります。
添加物の混ぜ具合によって、吸収する波長も制御することもできるんですよ。
透明太陽電池の応用分野
そういうメカニズムだったんですね。
ちなみに、このナノ粒子は、どうやって太陽電池に組み込まれているんですか。
そうですね。これらのナノ粒子は、ガラス基板上に薄く塗布されます。
この塗布されたガラスは、
可視光を95%透過させるため、透明性を保ちながら赤外光を利用することができるのです。
なんとも画期的な技術ですね。とても小さな粒子であるナノ粒子が、とても大きな役割を発揮しているんですね。
まさにその通りです。
ちなみに、ビルや住宅などの建築分野で利用できることは分かりました。他にはどんな応用が考えられますか。
電気自動車や通信デバイスなどでの応用なんかも考えられますね。
確かにそうですね。幅広い活用ができそうです。
新井さん、面白い話をありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。
それでは今日はこれでお別れです。また次回の知財図鑑ポッドキャストでお会いしましょう。
04:24

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