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Chikaraチャージ💪ラジオ
おはようございます、Chikaraです。
今日は木曜日ですので、
Kindle小説に挑戦の朗読の回になります。
久しぶりの朗読回ですので、ぜひ本編をお楽しみください。
それでは本編どうぞ。
はい、ということで声が出ませんでしたが、
今日もKindle小説MCHの朗読回を久しぶりにさせていただきたいと思います。
ちょっとね、2週間ぐらい空いていましたけど、
まあね、それぞれの回を毎回楽しんでいただければと思いますので、
今日も前回の続きのお話をさせていただきたいと思います。
今日は、前回はね、
そう、フレアが村長の紙芝居のね、
1シーンをお父さんラルフに紹介して、
ね、「飛べ!ラルフ!」っていう最後のシーンをね、
クライマックスのところを紹介した。
で、父ラルフは、「いやいや、俺は飛べねえんだよ!」っていうね、
そんな親子の会話をしたところで前回は終わっておりましたが、
今日はその続きとなります。
今日はね、どんな話になるのか。
大体これね、最近書いてて思ったんですけど、
最初は意図はしてなかったんだけど、
ノートに書いている1回1回が、
大体1シーンを切り取った感じには書いてあるので、
もしかしたらね、ちょっと余談、雑談になるんだけども、
これ、ノートをある程度全部、全体のストーリーを書き終えた後に、
もしかしたら、その1回1回の回で連続せずに、
もしかしたらこの回をね、ちょっと入れ子にしながら組み替えていく、
いって最後小説にするかもしれないなーっていうのを、
ちょっと最近思い始めてて。
少しかして、そういう風に最終的にこうグワーッと入れ子にしながら、
小説立てて、最終仕上げしていっても面白いかもとか、
そんな風にちょっとね、思い始めたりはしています。
どうなるか、僕もやりながら模索をしながら楽しんでいますので、
ぜひ皆さんもね、この過程を一緒に楽しんでいただければと思います。
じゃあ今日は、その続きというか、前回の話のね、
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実際はまあ続きというか、別のトピックについてお話ししてますけど、
これはね、ちょっと雫というね、
この世界ではちょっと木になる、ヒーローになる時に光り輝くっていうね、
そういうマガタマ的な宝石のようなものがあるんですけど、
それについての話を親子でしているシーンになりますので、
ぜひ聞いてみてください。
それでは行きます。
小説マイクールヒーローズ。
フレアとチチ。雫の光。
ああ、その時ふと、ぽんやり赤い光をまとった輝きが
フレアの視界に飛び込んできた。
ああ、やっぱり父ちゃんの雫はかっこいいよな。
チチの胸元で、淡く輝く紅色の明かりに吸い寄せられながら、
思わずフレアは言葉を漏らした。
父ちゃんの雫はさ、母ちゃんのやつとも全然違くてさ。
やっぱりこの光ってるところがすごくかっこいいんだよな。
だからずっと眺めていたくなっちゃうんだよね。
チチの雫に手を伸ばし、そっと指先で触れながらそう言った。
フレアが雫と呼んだのは、マガタマのような形をしていて、
父の首にかけられている宝石のことだ。
僕の雫も父ちゃんのみたいに早く光り始めてくれたらいいのにな。
自分の胸元のそれと見比べて、フレアは少し寂しそうな表情を浮かべた。
なあに、お前はそんなに焦る必要はないんだぞ。
その雫が俺のように光を放つ日が来るとしたらな。
それはそいつがお前のことをヒーローと認めた時なのは知っているだろう。
チチはフレアの頭をそっと撫でると優しい口調でそう言った。
うん、それは村長さんも紙芝居で言ってたけどさ。
それでももし光るんだったら早い方がいいでしょ。
フレアはチチを見上げて迫ってくる。
いやいや、雫にヒーローとして選ばれるのはそんなに簡単なことじゃない。
お前みたいなチビスケがそんな簡単に雫を光らせちまったらよ、
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この俺がここにいる必要がなくなっちまうだろう。
チチは笑いながらそう言った。
それになあフレア、同じ時代に同じ村からヒーローに選ばれるのはいつも一人だけなんだぞ。
あ、それも紙芝居で見たよ。
どうやら村長の紙芝居は子供たちにいろんなことを教えてくれているようだ。
だからお前の雫が光る日が来るとしたらな、
それはきっと俺があのように行っちまった後になるんじゃねえのかな。
チチは冗談まじりに笑いながらそう言った。
え、そんなに待ってたらさ、僕もすっかりおじいちゃんになっちゃうよ。
フレアは少し口を尖らせながらそう返す。
そんな息子のボサボサ頭にチチはそっと手を置くと、ゆっくりと悟すようにこう続けた。
安心しろよ、フレア。
お前が大きくなっていつか自分の雫に認められる日がやってきたらな。
その時はきっと俺の雫のようにしっかり紅色の光を放ってくれるようになるからさ。
チチは未来の息子の姿を信じて疑わない。
そんな表情でフレアの目をじっと見つめ返した。
はい、ということで今日は以上になります。
ちょっと長めの話になりましたが、
お父さんとフレアの会話から雫というのがどういうもので、
お父さんがフレアにどのくらい期待をかけているのかもよく分かる会話になったんじゃないかなと思います。
この会にも出ている村長の紙芝居でも雫についてもどんなものなのか、
一つの村で一人のヒーローというようなそんな話も村長さんは紙芝居で書いてくれているというね。
そういうこともによっている会になりましたので、
ぜひまだ紙芝居販売中ですのでぜひ皆さん手に取っていただければと思います。
お試し版500円、プレミアカバー版2800円、送料込み込みで販売しておりますので、
ぜひチケミーのコメント欄に添付しているチケミーの販売サイトからご購入をお求めいただけると嬉しいです。
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それでは今日は以上になります。
それでは行きます。
チカラチャーンス!
今日もチカラあふれる一日を!