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今日もスタイフを取っていきたいと思います。よろしくお願いします。
この間、AoAoさんがFUDとFOMOについて話をしていたときに、その説明を聞いていて、
これってサプライチェーンのあの話に似ているなと思ったので、その話について話をしたいなと思ったのですが、
まずFUDとFOMOについては、詳しくはAoAoさんの放送から聞いてもらうといいなと思うんだけど、
簡単に言うと、FUDというのは嘘だったり、恐怖心を煽られるような情報が入ってきたときに、
不安になって、どうしてもNFTを早く売らなきゃダメなんじゃないかって言って、みんな売りに走ってしまうようなことを引き金にするような行為をFUDと言うようですね。
で、FOMOの方はフィアーオブミッシングアウト、逃すことを恐れると言っているのかな。
だから、自分が知らない中で何かのNFTが価格が急上昇しているのとかを見ると、自分が追いつかなきゃ危ないんじゃないのっていう、またこれも不安がキーになって、
逆に高値でも買おうとする方に動いてしまうみたいな、そういう話だそうです。
これってどっちも原因になっているのは人の感情で不安という感情ですよね。
1個は売らなきゃまずいんじゃないかっていう不安になることと、もう1個は買わなきゃまずいんじゃないのっていう不安ですね。
どっちも人の感情の不安というものが金になっているんだけども、これってサプライチェーンの中でも同じような現象が実はあります。
これ、ブルウィップ効果って言われている現象です。
ブルウィップって何かっていうと、ブルって牛ね、ウィップってムチね。
だからブルウィップっていうのは、牛をパチンって叩くしなる1本のムチみたいなのがあるでしょ。
それのことです。
で、どういう効果かっていうと、ブルウィップって横から見て、そのムチをピョンってしならせている、手元で手首でピョンってしならせているところを想像してもらうと分かると思うんだけども、
それを横から見ると、手元ってちょっとしか揺らしてないでしょ。
だからそのムチって、手元のところから見るとちょっとしか波形がこう、ムチの波形は揺れてないんだけど、ムチの先の方に行けば行くほどそのムチの波形、波の揺れって大きくなるじゃないですか。
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だからブルウィップ効果っていうのは、ちょっとした手元の最初の揺れが末端の方まで行くとものすごい大きなブレになりますよっていうことを示した名称なんですよ。
これってサプライチェーンの中で具体的な話をすると、例えばあなたがコンビニの店長だったとします。
で、なかなかおにぎりが在庫が来ない。
もう在庫切れがずっと続いちゃってる。
でもお客さんが大量に来てる。
これはまずい。
で、いつその次のおにぎりが来るか分からないっていうふうな不安な状況になったとき。
情報がなくて、でも不安だけが募ってる状況で、あなたならどうするかっていうと、基本的には発注をかけますよね。
おにぎりちょっと発注したいと。
欲しいっていう人がたくさんいるから発注します。
その時に欲しいっていうお客さんの分だけを買うっていうよりも、きっとこういう判断をすると思います。
このまままた次の納品が遅延する可能性があるんであれば、少しいつもより多めに発注をしておこうっていう。
より安全を見ようとして、バッファーを見るって言ったりするかもしれないけど。
より本当の需要が100個だったとしても、そこに2週間分、1週間分が100個だったとすると、2週間分の200個ぐらいを発注しちゃえって言って、やっぱり少し在庫をたくさん持とうとして多めに発注するのが通常あり得るでしょ。
そうすると、安全を見て、手元でちょっとブルビップを振った瞬間ですよ。
100個の需要に対して200個を入れちゃって発注をしたとする。
そうすると、それを受けた中間地点にいるサプライチェーンの人たちは、
なんだあの店舗急に発注量がいつもより倍になったぞ。これはどうなんだろうと。
どのぐらいこの需要が増えたのって続くのかなって思うんだけど、もしそこで情報がコミュニケーション取れない状況だとしたら、
その急に倍になった需要をもらった人ってどうするかっていうと、
さらに、またもっと増えるかもしれないから、ちょっとプラスアルファして生産向上にまた発注しようって言って、
200個の需要に対して300個とか400個とか発注をやっぱり入れるんですよ。
これがね、通常起こり得るっていうことなんですよね。
わかるでしょ。
そうすると、本当の需要は週に1週間に100個しかなかったものが、手元で200個で振ったものがブルーウィップ効果って言って、
結局工場にたどり着く時にはもう大量に400個とか500個とかみたいな生産発注が入ってしまうと。
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結局それが遅延して届いた時にはもう需要なんか綺麗に落ち着いているにも関わらず、
大量の在庫500個とか5週間分とか1ヶ月分2ヶ月分みたいな在庫を抱えなきゃいけなくなってしまうという状況が起こり得るっていうことなんですよ。
ブルーウィップ効果って不安が、人の不安が、ちょっとした不安が発端になって、
それが末端にいくと大きく積み重なって、無駄な在庫を抱えるというようなことが起こりますよ。
そういうのがブルーウィップ効果なんですけど、
だからブルーウィップ効果っていうのはそういうことですっていう、今日は説明だったんだけど、
これをFUDとかフォーモについてもちょっと思ったんですよね。
このブルーウィップ効果ってどうやったら解消できるかというと、
一番言われているのはとにかく情報不足を解消しなさいと。
だから正しい情報があればこんな不安に陥ることはないですよ。
もし今日在庫なくても、明日になればちゃんといつもの在庫量100個が届くってわかれば、
無理やり不安になって200個発注することってないでしょ。
だからリアルタイム、よりリアルタイムにより正しい情報を持てる環境を作っておければ、
こういう不安で何かブルーウィップを起こしてしまうような行動が起こることはありませんっていうんですよね。
だからこの要はね、それをFUDとかフォーモに当てはめて考えたときは、
要は不安に陥るっていう状況をできるだけ自分で解消しておかなきゃいけないんだろうなというふうには思いましたね。
だから普段からできるだけより正しい情報を発信している方たちのコミュニケーションとか情報に触れておくっていうのが一番大事かもしれないなっていうのがそこですかね。
あとは急に不安に駆られたからって何か行動する前に実際誰かに相談してみるとか、
これって急に値段下がってるけどどう思う?とかね。
これって急に値上がってるけどこれって買っといた方がいいの?とか。
そういう相談ができる人を冷静に判断できる人を身近に置いておくっていうのも一個必要かもしれないなというふうに思いました。
だからぜひ僕が煩悩に駆られて不安に駆られて右往左往してそうだったらぜひ僕にお声掛けいただける方がいてくれると嬉しいなというふうに思います。
急に僕からNFTの売買について相談があったときにはぜひ相談に乗っていただければ嬉しいです。
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ということで、皆さんこういう経験ありますかね、どうですか?
皆さんこういう時に不安に駆られすぎないようにしようというために何かやってることがもしあれば、このコメント欄にもちょっと入れていただけると嬉しいなというふうに思います。
ブルービップって怖いですよ、本当にね。手元のちょっとしたブレがすごい大きなブレになっちゃうっていうね。
人の不安ってこう連鎖していくもんだっていうね、典型的な例ですよね。
そういうふうなことに巻き込まれたり、自分自身がその発端にならないようにも注意しないといけないけど、お互いにみんな注意しながら行動していければなというふうに思います。
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それでは今日も良い一日を。
