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2024-01-12 35:28

【緑野カエルさん回🕶️🙆】 美容師と和紙アーティストのカエルさんってどんな人?

今日は、チャモリのいいともテレフォンショッキング!

第12回ゲストは、
スタエフ友の緑野カエルさんです!💪✨
今回のコラボは特別編として、
前編をこのチャンネルで、
後編を、緑野カエルさんのチャンネルに続きます。

▼カエルさんchでのコラボ後編はこちら▼
#137 Chikaraさんと対談✨和紙アートの世界✨
https://stand.fm/episodes/659ff4f9c2d8cca8ffa799c1


✅前編 : 美容師と和紙アーティストのカエルさんのお話
✅後編 : 和紙アートや個展、今後の活動について

を主に伺わせていただきました😁✨
ぜひどちらもお楽しみください!


[BGM: MusMus]

#NFT
#チャモリのテレフォンショッキング
#毎日配信
#コラボ収録
#和紙アート

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https://stand.fm/channels/63804647b4418c968d353e65
00:06
おはようございます、Chikaraです。
今日は金曜日ですので、茶盛りのテレフォンショッキングの日になりますが、
今日は特別コラボとして、緑野カエルさんをお招けし、前編と後編の2つに分かれて放送させていただきます。
前編は僕のチャンネル、このままお聴きください。
そして後編は、緑野カエルさんのチャンネルに続いてお聴きいただければと思います。
それではどうぞ。
おはようございます、茶盛りです。
今日もテレフォンショッキングを撮らせていただきます。
それでは今日のゲストは、緑野カエルさんです。よろしくお願いします。
こんにちは、オーストラリアの緑野カエルです。
Chikaraさん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。初めまして、カエルさん。
初めまして。
すごい、やっとお話ができました。
本当ですね。いつもChikaraチャージを聞いているので、初めての人とは思えないですね、スタイフの人たちっていうのは。
本当にそうですよね。
よく声も聞かせていただいて、カエルさんも最近コラボたくさんやられてますもんね。
そうなんですよ。いろんな方とお話ししてみたいなとか、結構30年ぐらいこもっていたので。
そうなんですか。
こもっていたっていうか、みんなさんと、私は美容師なので、いろんな方と毎日お話はするんですけど、
やっぱり美容師としてのお話っていうか、立場はお客様、相手はお客様っていう感じなので、
ちょっともっと近い感じでお話しするのがちょっと最近楽しいなと思って、いろんな方とお話しさせていただいてます。
お客さん相手とはちょっと違いますもんね。
友達感覚とお客さん感覚っていうのは。
そうですね。私が本音で喋ったら、お客様と美容師の関係はもう成り立たないですね。
やっぱりそういうもんですかね。お客さん相手って大変ですよね。
そうですね。いくらいろんな相談とか、いろんなことを、やっぱり私なんか一対一で仕事してるので、完全予約制の一対一サロンなんですね。
なので、お客さんっていろんなことを話してくるんですよ。
でも、私の考えとか私の意見を求めてるわけじゃないんだなって、この40何年ですかね、5年ぐらい仕事して分かりました。
もうみんな答えは自分の中に持っていて、ただちょっと聞いてほしかったり、なんかこうちょっとこうブツブツ言いたかったりとか、こう吐き出したかったりとか、
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まあそういうことなんだなっていうのがよくわかったんですよ。
なので、時間と場所を提供しながら技術を提供するっていう、そういう価値観ですかね。みんな多分私の意見は求めてないと思います。
なんかそれ、この間ね、話ずれちゃいますけど、精神のPラインっていう放送があって、その中で精神科医のリブラ先生も同じようなこと言ってたんですよ。
そうなんですか。
人は自分の目的とか手段とかをミックスしてるかもしれないけど、とにかくアドバイスを求めてるんじゃなくて、
自分の中で求めてる答えを話を聞きたいだけなんじゃないかみたいな、そんなこと言ってましたね。
そうですね。そう思いますね。
実際だからね、もし本当はこっちにした方がその目的可能と思ったとしても、それをその人が聞きたいと思ってないと言われても納得しないみたいな。
そうですね。絶対そういうふうに、例えばカエルさんどう思う?って言われたら、うんそうだね、私だったらね、ってちょっと軽くは言いますけど、その人が絶対求めてない答えはもう、
美容室の中で言ってもしょうがないかなっていう感じですね。
実体験もあればそうなんでしょうね、本当にね。
だからなるべくその時間を、その人が求めているものの価値に変えて、提供していくっていうのがもう私のスタイルになりましたかね、この何十年間、44年やっていてね。
それをみんな求めてるんだと思いました。
自然ともうそういうふうに、多様の仕方がそういうふうにどんどんなるって感じですか?
そうですね。よくいろんな方からご相談とかも、やっぱり美容室さんってね、本当人の人生にすっごい深く関わるんですよ。
チカラさんもそうじゃないですか。人って、じゃあどっか行きます。
じゃあ例えば彼女ができました。デートなのでちょっと髪の毛かっこよくしようかなとか。
女の人ってなんかよく失礼しましたとか言ったら髪の毛切りますとか言ってたじゃないですか、昔って。
あと就職試験の時もヘアカット行くし、例えば結婚式の時も行くし、何だかんだと子供が生まれる前に髪の毛切っとくとか。
とにかくいろんな行事の中で美容師さんと会う機会ってものすごく多いと思うんですよ。思いませんか?ヘアカット。
何かのきっかけになるように髪を切りに行こうってあるかもしれないですね。気分変えるとか、確かに。
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そうなんですよ。だからいろんな人生のシーンで美容室に行くっていうのはものすごく多いことだと思うんですよね。
何かしら美容室に出かけてみんな来てると思うんですけど、その中でいろんな人とそういうシーンで関わってきて、
みんな私に相談している気分になっているだけで、自分の答えを見つけに来てるだけかなっていうふうに思いましたね。
今日は美容師さんとしてのカエルさんのお話というよりも、クリエイターさんというか、何てお呼びかけなんでしょうかね。
アーティストですね。和紙アーティストですね、今ね。
そちらのお話もちょっと伺えればと思ってたんですけど、僕一個伺いたかったのが、本業として和紙アーティストとして活動されているのかと思ってたんですけど、
まだ美容師さんとしても活動はされてるんですか。
もうね、ほとんど和紙アーティストがメインですね、今のところ。
ただ美容師もどんどん減らしてはいってるんですよ。
やっぱりね、体力的にももうちょっとシャンプーとかきついなとか思っちゃって、もうできないできない。
それで、今は美容師は週に3日、午前中1人だけっていうふうな、週に3、4人かな、やるぐらいですね。
そうなんですね、じゃあもうほぼ8割9割とか。
そうですね、アートの方をやってます。
今日はちょっとカエルさんのアーティストとしての歴史みたいなのは、僕すごく興味があって、人の歴史って面白いなと思ってて。
そうですよね。
その辺の、他の方とのコラボでもお話しされてる部分もあると思うんですけど、僕が単純に伺いたいなと思う、カエルさんの和紙アーティストとしての歴史をちょっと伺えるかなと思うんですけど、
そもそも和紙アートを始められたきっかけっていうのは、どんなところになったんでしょうか。
あのね、実はですね、このアデレードっていう町って、私ここに27年前に移民してきたんですけど、
もうね、日本から来るとね、もうね、何て言うんですか、ちょっと時間が止まっている町っていうね、古き良き時代ってこんな感じだったのかなっていうような町だったんですよ。
このアデレードっていうとこが。
オーストラリアの中でもシドニーメルボルンっていうのは結構、日本と同じくらいなんかいろんなテクノロジーも発達してたんですけど、このアデレードっていうとこだけはなんか知らないけどゆったりしてて、それこそもうテレビももうカチャカチャって回すような、ダイヤル式なのとか、電子レンジも書く過程になかったりとか、
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本当は古い時代にタイムスリップしたみたいな感じだったんですね。
そこで、そうですね、それからそういう生活が10年ぐらい続いたのかな。
で、私がちょうど50歳になったときに、まだまだインターネットとかも全然なくて、ちょっとはあったけど、一人に一台、一家に一台っていう感じじゃなかったんですけど、日本のテレビとか全然見れなかったんですよ。
で、日本のテレビをね、力さん知ってますかね、VHSっていうでっかいガチャってする。
もちろん。
知ってる?そういう時代かな?もうちょっとわかるか、ごめんなさい。
今47、48なので、ベータVHS。
知ってますよね。それで、それに日本の知り合いとか家族が日本の番組を収録して、送ってくれて、それをこっちに住んでる日本人が回してみるっていう感じの時代だったんですよ、まだ13年ぐらい前って。
それで、その中にですね、私のお客様から借りたVHSのビデオテープの中に、スマップスマップっていう番組があったんですね。
その中にアートコーナーっていうのがあって、片岡鶴太郎さんが司会で、スマップのメンバーがね、ちぎり絵を貼るっていう番組だったの、それがたまたまね。
それで、みんながいろいろ花札の絵柄から選んで貼ったんですけど、香取慎吾さんが貼ったウグイスのね、この羽毛の部分がね、わーっとこの真っ白な紙でこれができてるのっていうぐらい素晴らしかったんですよ。
私の目にバーンと焼き付いて飛び込んできて、もうそこからね、わしに心はわしづかみよっていうぐらいね、もうフォールインラブだったんですよ。
それからがきっかけなんですよ、テレビ番組から。これがわしとの出会いでしたね。
日本にいた時からかと思ったけど、アデレードに行って、しかもしばらく経ってからだったんですか?
そうそうそうそうそう。だから、私アデレード今27年目なんですけど、だからそうですね、ちょうど13年ぐらい前からかな。
とにかく私が今62なんで、50歳の時にそれを見て始めたので、そこからなんですよ、スタートしたの。
すごいですね。僕今、さっきも言ったけど47、48の歳なんですけど、今。
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それよりもさらに後に、全く新しいものを始められたってことなんですよね。
そうです。だから力さんもバーンと、10年あればもう全然プロフェッショナルになれますよね。
そうなんですね。そこをちょっと聞きたかったんですけど、50歳になるまではそういうクリエイティブな活動とか、
例えば学校で理大出たとか、絵をずっと描いてたみたいな、そんなことは一切ないんですか?
力さん、私のチャンネルたまには聞いたことあるんですか?
私の、ライブだな。ライブはもうあれですよ、私漢字が読めませんとか言って大笑いしてる緑のカエルさんですよ。
私が理大なんか出てるわけないじゃないですか。もう恐ろしいですね。
あのね、私はもう全くアートとは関係のない人でした。50歳まで。
もう旅行とか行っても、うちのADさんと呼ばれてるうちの夫ですね。
夫はね、アートとか見るの好きで美術館行こうよとかギャラリー行こうよとか、
私を誘っていたんですよ。日本でもその外国旅行行った時も。
でも私は、えーもう美術館、そんなの行くよりパブで飲んでよっていうぐらいのノリでしたよ、あの頃は。
全然そういうなんていうか、美術やなんかデザインとか何かっていうことに、もともとは本当に興味もなかったってことなんですか?
ないですね。そして才能もなかったっていうか、今でもその何か描けって言われたら絶対描けないですよ、絵とか。
そうなんだ。
そうですそうです。貼るからやれる、切ったり貼ったりするからやれるだけで、私に鉛筆持たせて、
例えばデッサン、私ねこの話昔したと思うんですけど、スタイフでもね。
美容師を日本でやってて、みんなでヘアデッサンを習いましょうっていう企画があってそれに行ったんですよ。
その時にね、人数が足りなかったからうちのADさんも連れて行って2人机を隣で描いてたら、
先生がね、うちのADさんの方をねパッと連れて行けて、この人みたいな感じでヘアスタイルデッサンしてくださいって言って、
この人本当美容師じゃないんですけどって私横のADさんを見ながら思ってて、
で私のを撮ってですね、これは一体どうしたんですかって言われて、私ね顔しか描けなかったんですよ。
顔ももう無茶苦茶ですよ。ただその画用紙の中に、私がパッとそのモデルさんを見た時、
画用紙の中に描いた時に髪の毛が机に、髪の毛を机に描いちゃった。
え?
はみ出して、なんかこう、はみ出してなんか描いて、それでも変な形になって、
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なのでこう、髪の中に絵を収めて描くとかデッサンするとか、そういう能力私にはないんですよ。
えー。
うん、ないの。
無意識に描いていたら髪の毛が、髪には入らなかったから外に描いちゃったってことなんですか?
そうそうそうそう、机にバーって。
じゃあ、
そんな感じです。
すごい。
えっと、そうするとどうやって今作品を作れるようになったのかちょっと聞きたかったんですけど、
どうやってそこから、まず作品を、だから和紙に出会いましたっていうのはさっきの話ですけど、
はい。
そこからどうやって作品を作っていくっていう過程に入っていけたんですか?
あ、すごい興味があったんですよ、和紙。
あの、その和紙をこう、和紙のテクスチャーっていうか和紙をこうほぐしていったりすると和紙がね、変わっていくんですよ。
一つの同じ和紙がこう、なんかこう、もさもさになったりとか、
あとなんか切ることによって、ほらやっぱり切るっていうことは形が変わるじゃないですか。
で、私が好きなように切れるじゃないですか。
要するにデッサンっていうのは、教科書みたいにそこにモデルがいるじゃないですか。
これに煮させて描かないといけないっていうのがちょっとダメだったかなっていう感じ。
ああ、そうなんだ。模写がダメっていうこと?
模写はダメですね。
だから私の作品ね、今度ぜひ機会があったら見ていただきたいんですけど、
そのもう私の和紙アートの世界っていうのがあって、
色も、え、こんな色を組み合わせるの?とか、
え、これって一体何?でも私の中の絵の中にストーリーを必ずつける。
ストーリーが先に来るんですけど、ストーリーの中に和紙アートの世界を入れ込むっていう感じの、
こういう作り方で。何なんでしょう?何でできるんでしょう?
こっちが聞きたい感じです。
ストーリーの話はこの間の木下さんとのコラボをされてました。
今お話聞いてて思ったのが、ちょっと話変わっちゃうんだけど、
ひかりだけなで方さんっていう僕の友達が今スタイフォンをやってる方がいて、
そこから僕のこの間出した絵本の絵を描いてくれた方なんですけど、
もう同じようなこと言ってたんですよ。今ちょっと思った。
これを描いてくださいって具体的に言ったり、
この絵を写真を絵にしてくださいみたいに具体的にものを見ちゃうと、
一切描けなくなるんですよ、その人も。
ただ、なんか鳥を描いてくださいみたいな。
あとはご自由に発想してくださいって言うとすごいバーっと出てくるらしくて、
たぶんかえりさんも同じような感じなのかもしれないですね。
巻き上がってくるクリアがワーっとあって、それをキャンバスに起こすみたいな。
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そうですね。私もよく古典の後とかコミッションワークって言って、
要するにオーダーですね。私にも作ってほしいっていうオーダーが入ってて、
オーダーが入ったりするんですけど、その時も一応どういうものが欲しいっていうのだけ聞いて、
あとも、例えばさっき言われたみたいに鳥の鳥とか言われても、
私鳥は作れないな、絵描けないからね。
鳥のイメージとか空のイメージとか、
例えばこの部屋のこの壁に合うものを作ってほしいとかいうのはすごく好きなんですよ。
ただ、仕上がるまでもう何も言わないでほしいですよね。
始まったらここはこういう色がいいとかいうのはもう全然、それが始まると全然できないんですけど、
なので仕上がったものを見せて、嫌だったら本当に買わなくていいですよっていう感じで進めていくんですけどね。
それで嫌って言った人は言えないでしょうからね。
出来上がったものっていらっしゃらないですけど。
そんな感じで、かなりの自由度をこちらが持ってないと作品が出来上がらないですね。
だからその方が言われているのがすごくよくわかります。
そうなんですよ。僕もね、絵本を作ってもらった時に最初相談したんですよ。
こういう絵を描いてほしいって言ったら描けますかって。
僕もともとストーリーは僕が考えてたので、絵本の小説になってた文明があったから、
それに合わせて僕のイメージが頭の中で浮かんだやつを、これを描いてくださいって言った方が楽だと思ってたから僕は。
だからそれをお願いしてたら一切筆が進まなくなっちゃうって言われたの。そのやり方だと。
だから僕、ストーリーを見せるのをやめて、左だけなの。
単に怖そうなお面を描いてくださいとか、大きな木を描いてくださいとか、それだけを僕は見ましたんですよ、実は。
素晴らしい、素晴らしい、いいですね。
そしたら、すごいどんどんすぐに出てきて、こんな感じでどうですかって。
僕はもうそれをそのまま受け入れて、絵本にしたっていう感じだったんですけど。
そういうマッチング素晴らしいと思うな。
多分そんな感じがしました、今。
はい。
僕は逆なんですよ。もうこれって言ってくれないと、たまに遊びで絵描いたりするんですけど、描けないんですよ、僕。
見たり、具体的なものがないと描けない人だから、僕。
あー、なるほどね。
模写っていうのは、僕はやろうと思えばできるっていう感じだったから、なんかね、すごい面白いなって思ったんですよね。
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だからそういうことができるのかなと思って。
模写なんてもう、ダメ。ダメっていうか、もうできない。
なんかもう、そうだね、私は興味がないことをやらないんじゃないかなって思うんですよ。
そうかも。
だからもう勉強も全然興味がなかったんです。やれば面白いんでしょうけどね。
でも興味もなかったですね。なので勉強してないです。
あー、そうなんだ。だから面白いと思えないんですもんね、たぶんね、その模写って。
そうそうそうそう。面白いと思わない。大変と思う。同じようにしないといけなかったら。
そこがやっぱり面白いなと思う。僕は逆に、緻密に同じように描けた瞬間、自分は楽しいんですよ。
やっぱりほら、そういうことですよね。感じ方とか、感動の仕方とか、求めてるものとか、満足できるものっていうのが、やっぱり人それぞれなので、やっぱりいろんな個性があるっていうことですよね。
最近このスタイルを始めて1年ぐらい経つんですけど、いろんな人の話を聞いていくと、やっぱりまさに今かえるさんが言っていただいた通りで、
いやもう、自分がこれが普通と思ってたことが普通じゃないんだっていうのがすごく今わかってきた。
うん。ね。そう。もう私、自分が普通だと思ってたんですけど、普通じゃないっていうのはかなり前に気づきましたよ。
早いですね、かえるさん。僕はこないだ気づきました。
え、そう?
そうそう、こないだ気づきましたよ。
いや全然みんな違うんだなと思って。
でもだからそういうのはかえるさん、お客さんとの接してたりとかっていうのも含めていろいろ見つけていったところがあるかもしれないですけどね。
そうですね、でも私ね、あのちからさん、私あのお客様と接するときってもう極めて普通だと思いますね。
どこが普通?
どこを基準に普通って言ってるのかって思うんですけど、そう、よく聞きます人の話を、ものすごくお客様とは。
そう、なのでお客さんが来るのかもしれないです。
だからそれで満足して帰っていっていただけるっていうことですね。
そうそう、だって私あのヘアカットとか嫌いですもん、自分でやるの、あのお客さんの髪。
本当ですか?
うん、北ちゃんが聞いてたらびっくりするかもしれない。
だってね、ちからさん、私右と左をね、今までも同じ長さに切れたことってないかもしれないんですよ。
でもほら、お客さんって横、両方見れないでしょ。
同時には見れないですね、多分。
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それで、鏡でこうすればあれかもしれないけど、それをね、気づいたのはね、これ最近なんですよね。
長さが違うっていうこと?
そう、なぜかというと、私は、私のお客さんは右側が、右側の髪の毛が左より早く伸びるって思ってたんですよ。
すごくないですか、ずっとこれ私44年やってるんですよ、美容師。
それは人のせい?
全部人のせいにしてる。
で、あれって、なんかこっち長さがちょっと5センチも違わないんだよ。
5ミリぐらいなんか長いなーって切るときはわかるんですよ、ビーってパネル引いてきて、あら?と思うんですよね。
それで、それが毎回毎回、この人はこっち側が、確かにいらっしゃるんですよ。
右とか左の伸び方が違う人っているんですけど、全員っていう感じでもないじゃないですか、人間って。
私のあのやっぱりなんか欠陥ですね、ヘアカットの。こんなことお客さん聞いてたらダメですよね。
うん、なんかちゃんと切れないですよ。
そうなんですね。
うん、でも全然。
それが味が出るんじゃないですか。
いやいや、そんな味を求めてヘアカットには来てないです、お客様。
ちゃんと切ってほしいと思ってるはず。
ただ、みんなそれぐらいわかんないんだと思うんですよ。
それで私はちゃんとヘアスタイルにして、一応お金をいただくっていう技術を何でか習得しているので、それで来ちゃいましたね。
本当にヘアカットね、好きじゃない。
そうなんですね。
うん。
仕事だからって割り切ってるんですかね、じゃあね。
うーん、なんで私美容師になったんだろうと思うもん。
さっきは好きじゃなきゃやりたくないっておっしゃってましたもんね。
そう、たぶんね、人が好きなのかなって思いますね。
人と対話したり会話したりっていうのは。
人がね、私と一緒にいて元気になっていくんですよ、美容室でも。
やっぱり疲れた顔してくるんですよ、最初。
それを気持ちを緩めてあげて、シャンプーとか気持ちよくして、ヘアカットは左右対称じゃないかもしれないんですけど、
見てみればわからないですね。
それで、先輩がちょっとヘアカットチェックすると、一体どうしたのカエルちゃんここはって言われるようなヘアカットだと思うんですけど。
それで、カエルときには、もうね、ドアを開けて帰られるときには本当になんか、
元気になってるんですよね、心も。
それが結構繰り出すときに、
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美容師っていうか、この仕事しててよかったなって思える瞬間なので、
美容の技術っていうのは私の好きなことではないです。
シャンプーもきついし、カットも下手やし、なんかこう、他にないのかなと思うんですけど。
そのお客様との時間っていうのは大好きなんですよ。
なので、これが職業かなって思うんですけど。
あ、そっか。だから、突き詰めていくような技術、テクニックを別に求めてるわけじゃなくて、
さっきの多分モザと一緒で、そういうテクニックの話じゃないんですね、多分カエルさんが。
そうそうそうそう。そのお客様がこう、疲れてたお客様がパーッと元気になる瞬間。
あ、これは和紙アートに通じてるんですよね、全てが。
なんかね、和紙アートしてても、なんかこう、あーと思って貼ってて、
この一つのピース、この一つの色が入ったことによって、絵がワッと生きる瞬間が必ずその作品の中に一箇所あるんですよね。
そこからワーッと作品が息を吹き込まれるっていう感覚が私大好きなんですよ。
それは必ずあるんです、どの作品でも。
あ、ここがポイントだったなっていうのが貼ってて、
必ず出会える瞬間なんですけど、それが美容師という仕事にもあるっていうことですね。
その一ピースパンッと入ったっていうのが、さっきの美容師さんとしては、最後帰ってくる時のお客さんの笑顔だったり、そういうことなんですかね。
そうですね、途中でなんかもう本当に、ここで少し気持ちがゆっくりになったんだなっていう顔の表情が変わってくる、
そういうお客さんがリラックスしてくる、なんだろう、そういう感覚がパーッと伝わってくるっていうところぐらいから、この瞬間が好きだなって思いますね。
だから、髪がちょっと長さが違うとか別にどうでもよくない。
どうでもいいですよ。それが嫌な人はもっと上手なキタちゃんみたいなところに行くんです。
私のお客さんはそういう人はいないかもしれないですね、本当に。
カエルさんはかなり、なんていうんだろう。
もう患者さんじゃないですよ。お客様ですよ。カエルさんって言った。
カエルさんは感受性が豊かっていうことなのかなと思って。
それは非常にあるかもしれないですね。
理屈がどうとかじゃなくて、技術がどうとかじゃなくて、すごく敏感に感じる力が強いのかもしれないですね。
そうかもしれない。カラーリング一つ、毛染めですね、カラーリング一つにしても、
30:02
私は別にそのお客さんの髪の毛の色を変えたいなとも思ってなくて、
カエルことによって、カラーリングすることによって、その人がファーっと美しくなったりとか、
幸せな顔をパッとしたりとか、見えないものっていうのが好きなんですよ。
見えないものが好きです。なので、美容師の仕事はそこらへんがあるので、
やっぱりスパッとやめてしまえばいいじゃないか、カエルと思ったんですよ。
美容師やめても、後に全部シフトしてもいいんですけど、やっぱりね、
オフラインでつながっている25年間のお客様っていうのは、
自分が自分であるためにものすごく必要な、アイデンティティを保てる相手なのかもしれないなと思います。
プロフェッショナルでいれるっていう、自分っていう時間を作ってくれますね。
原点というか、そういう感じなんですね。
そうですね。私にとって、美容室で鏡の前に、お客様の前に立つっていうことはもう、
プロフェッショナルな自分にパッと戻してくれる瞬間っていうか、
いろんなことが人生であっても、そこに立つっていうことで、
その時間に合わせて調節して、仕事をプロフェッショナルとして挑むっていう感じの、
調節の時間にものすごく、やっぱり私は職業に助けられたことがたくさんあるので、
そういう意味でも、自分を保つっていう意味でも、私は美容師の仕事は好きですね。
バランスをとってらっしゃるのかもしれないですね。
そうそう、バランスですね。そうだと思います。
チカラさん、一つお伝えしますけど、私、
たぶんこの話を聞いたら、カエルさんに髪切ってもらったらむちゃくちゃになるのかなと思うと思うんですけど、
一応美容師のレベルは達しておりますので大丈夫です。
その上でプロフェッショナルとしての高いレベルの話をしてますので、
自分で切るカットよりは絶対にちゃんとしてると思います。
みんな聞いてるから、カエルさんのこと言ったら髪の長さ変わっちゃうし、髪の色がめちゃくちゃされるかもって思うかもしれないですからね。
全然それはないです。
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一応、ちゃんとプロフェッショナルのレベルを保った、中の上ぐらいを保ってると思っています。
上の上っていうのはもうみんなわかってますから大丈夫ですよ。
上の上じゃ絶対ない。その自信はないです。だって切れないもん。
本当に上手だなと思う。ショートカットとか、北ちゃんとか、カナダさんとかのインスタとか見て、
やっぱり私はもうこういうお客さんやめてよかったと思いますもん。
やっぱりこういうスタイルはこういうスタイルが上手に切れる人のところに行くべきよねって自分で本当に納得しました。
やっぱりなんかあるんですよね。高いレベルの皆さんの中だとわかるものがあるってことですかね。
あるある。うんうん。そうそう。私できない。もうやりたくないっていうか、できないできない。
だからカエルさんもそういう技術技術の人じゃないってことはよくわかりましたね。
うん、そうよ。
だからそこからでも50歳になってから和紙アートって、もう一回和紙アートの話もちょっと戻したいんですけど、
結局でも和紙アートって、じゃあ今日からやりますって僕がもしやろうとしたとしても、
簡単にすぐに素敵な作品ができるかって言うと多分そうじゃないと思うんですけど、
どうやってカエルさんはそれを学んでいったというか、作り上げていったんですか。
はい、前半は以上となります。ここまではカエルさんの美容師さんとしてのお話が中心となりましたが、
ここから後半はまさに今回の本題であるカエルさんの和紙アートについて、
そして古典についてのお話をさらに詳しく聞かせていただきました。
後半については僕のこの概要欄の方のリンクを貼らせていただきますので、そちらから飛んでみてください。
それでは前編お聞きいただきありがとうございました。
はい。
35:28

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