国際障害者デーの意義
こんにちは、ちじゅです。12月の3日、今日は何の日? 国際障害者デーになっています。
これは、日本独自の記念日ではなくて、国際連合が定めた障害のある人への理解と共生を深め、社会の在り方を問い直す大切な一日となっています。
この日付なんですが、1982年の今日を、国連総会で障害者に関する世界合同計画が採択された出来事にちなんでいます。
障害者問題にフォーカスすることで、障害者が人間らしい生活を送る権利と、それから補助の確保のための啓発活動を促すのが主な目的となっています。
英語ではちょっと長いんですけど、International Day of Persons with Disabilitiesという名前がついています。
December 3rd is the International Day of Persons with Disabilities established by the United Nationsということですね。
時に私たちの能力で出来る出来ないということを社会的になんですけど、こういった出来る出来ないは人じゃなくて社会の側が作ってしまう境界であることが結構あるんじゃないかなと思いますよね。
視点をちょっと変えるだけで世界はもっと優しく整えられるんじゃないかななんて思うこともあります。
例えば誰かの困りごとに気づいた瞬間とか、そこには手を伸ばす余白というものが生まれます。
それは特別なことじゃなくて、ごく日常的なやり取りや思いやりなんじゃないかなというふうに思います。
Kindness makes space for everyone. 思いやりはみんなの居場所を作るということですね。
Barriers often come from society, not from people.
With a small shift in perspective, the world can become gentler and more accessible.
Kindness creates room for everyone. Kindness makes space for everyone.
さてちょっとここで余談なんですけれども、
私ね、昔電車で通勤をしていた時にちょっと目の弱い方を見かけることがあったんですよね。
いわゆる視覚障害者の方で、この白い杖を持ってらっしゃったから後ろから見ててわかったんですけど、
この白状って呼ばれるものですよね。これ英語でもそのままWhite caneって呼ばれるらしいんですけど、
これって世界中でそういうふうに白い杖を使う人は視覚障害者であるっていうことになっています。
そういった中年の男性の方だったんですけど、私の目の前を歩いておられたので、
実体験を通した思いやり
すごいたくさんの人が歩いているし、誰も何もしないから私もどうなのかなと思ったんですけど、
なんとなく一緒に歩いたらどうかなっていうふうに思ったわけなんですよ。
そういった時ってなんかちょっと照れくさいし、誰もしてないのにとか思うし、
やっぱり健常者とか障害者とか関係なくいろんな考え方のいろんな性格の人がいますから、
そんなの何よみたいな感じで言われても嫌だなとかってやっぱりちょっとネガティブに取られても嫌だしとかって思ったりとかするじゃないですか。
だから私もちょっとひるむというかどうかなとか思ったんですけど、
まあでも気軽にちょっと普通に声かけてみればいいやと思って、
ドイツ語ですけど一緒に歩きましょうかみたいな感じで声かけてみたんですよ。
そしたらああもちろんみたいな感じでおっしゃっていただいたので、
一緒にねホームどっちですかみたいなふうに言いながらホームまでお連れしたっていうことがあるんですよ。
駅ってね電車も来るしね、たくさんの人が歩いてますからもう上がったり下がったりっていうのがたくさんありますからね。
そういったところでちょっとこっちもねどうかなとか思うけどちょっと助かるかもしれないみたいなのもあってね声かけてみたらそういうことができたということなんですけど、
それからもね何度か見かけることがあったので見かけるたびにね今日も一緒に歩きましょうかみたいな感じで、
短い距離ですけどねちょっと歩いたりということをしたことがあるんですよね。
そういった時ってやっぱりちょっとこっちもためらうところがあると思うんですけど、
でもどんな人でも大抵ね気にかけてもらうっていうことはそんなに嫌じゃない人がほとんどだと思うんですよね。
それって自分が障害があってもなくてもね挨拶されてる嬉しいとかって気にかけてもらって嬉しいっていうのがあると思うから、
そういった感覚でなんか声かけたらいいんだなっていうふうに思ったりとかしたんですよね。
だからあのちょっとした勇気でね、なんか私もなんかその日心がちょびっと温かくなるみたいなことがあったので、
そういうふうなちょびっと勇気出してもいいのかなーなんて思った次第であります。
はい、ではまた明日。またね。