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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語史、英語語源ハンドブック、言語学ですっきり解決英語のなぜの著者の堀田隆一です。
去る6月10日、NHK出版社の英語史で解く英文法の謎、なぜ三単元のSをつけるのかが発売されました。
発売前増殺がかかりまして、今、第2釣りが全国つつ裏裏の書店の書棚にて並んでおります。大変ご好評いただいております。ありがとうございます。
英語の語源が身につくラジオヘルディオ、英語史をお茶の間におもっとうに英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は2026年7月21日火曜日、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
本日は久しぶりに、上智大学の小川俊さんとオンラインで結んでなんですけれども、対談会を収録いたしました。
地名の英語史with小川俊さん、地球言葉村動画公開記念と題してお届けいたします。
少々背景をお知らせしたいと思うんですね。
小川俊さんは、このヘルディオにも何度となく登場をいただいておりまして、とりわけ千本ノック界でおなじみかと思います。
私が昨年の10月からサバティカルに入りまして、海外に出かけておりまして、それ以来は実は意外にもオンラインなどで結んで、でも小川さんとの対談収録というのはやっていなかったんですね。
なので今回本当に久しぶりということで、大変楽しくそして嬉しく収録した次第なんですけれども、このタイミングでなぜかと言いますと、
副題にも含まれておりますが、地球言葉村動画公開記念ということでお話ししたんです。
実はですね、7月8日水曜日のことになるんですが、私が井上言語学チャンネルでいつもご一緒しております同僚の井上一平さんが運営されている地球言葉村という会があるんですね。
そのオンラインサインサロンにてですね、動画が公開されました。
井上さんと小川俊さんが対談しているという会のダイジェスト版なんですが、22分の動画がアップされたんですね。
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7月8日のことです。こちらリンクをこのチャプターに貼っておきますので、ぜひその動画も見ていただきつつですね、
今日これからの配信会をお聞きいただければと思うんですが、この対談会自体は実は2年ほど前のことなんです。
だいぶ前のことではあるんですけれども、小川俊さんのテーマの一つ、英国地名と英語、あるいは英国地名の英語史といっていい話題ですね。
これについて動画でダイジェスト版で語られています。
実はこのヘルディオでも同じような話題で、かつて小川さんと私、対談したことがあるんですが、久しぶりということもありますし、
この動画公開記念ということで改めてこの魅力的な話題。
小川さんと私はかつて、そして今もなんですが、名前プロジェクトというタイトルでですね、英語における名前を語る。
地名ももちろん含みますね。人名も含んだりするんですけれども、こんなプロジェクトを長らく一緒に研究している間柄ということでですね、
久しぶりではあるんですが、この話題でお届けしようということで対談を取りました。
動画と合わせてこの配信会聞くとですね、ますます理解が深まる、そういう会になっておりますので、そのつもりでお聞きいただければと思います。
それでは行ってみましょう。地名の英語詞with小川俊さん、地球言葉村動画公開記念です。どうぞよろしくお願いいたします。
本日は対談会で、久しぶりにですね、上智大学の小川俊さんにお越しいただいております。
小川さん、今日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
本当に久しぶりでですね、オンラインでお話ししているんですけれども、
私は今サバティカルで海外にいるもので、日本の状況はわからないんですが、あるルートからですね、
今小川さんがいろいろなところで英語の講義をされていると。上智大学もそうですし、非常勤ということで立教大学とか。
ちらほらと情報が入ってくることがありまして、立教っての授業ですかね。
私の進化書、なぜ短短言を推しに押していただいているのか。
ここで感謝申し上げなければということです。
ちょうど今週の授業のリアクションペーパーで、ホッター先生の本を今もう読み始めてますと。
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夏休み、さらに英語誌のおすすめの本はありますかというのを聞いてきたリアクションペーパーがいて、
1人は購入してもらっているみたいです。
本当ですか。ありがとうございます。
何でもものすごく大きな大講義だというふうにちらっと伺って、
そうしますとね、英語誌にお返しをいただいてくれる学生さんも何パーセントがいるかと思いますし、
和さんの厚い講義を聞いてね、英語誌やってみたいなっていう方が現れそうだなと思うんですよね。
そうですね、結構他の学部の学生もわりと興味を持って聞いてくれている人もいますし、
英米の専門の学生も結構前の方で一生懸命考えて聞いてくれている人がいるはずなので、
前から見ているとつながっていけばいいなと思いますね。
なるほど、学部も横断的にオープンなんですね。
そうなんですよ。
300人以上いるんですよね。だから英語誌の小英語とか中英語の話を300人以上が聞いてくれているというのは、
これはすごいんじゃないですか。私、聞いたことないですよ。
さすが小川さんの魅力と発達に聞かれてということで、ありがとうございます。
これまでも小川さんとはいろんな形でこのエルフィーさんと対談させていただいているんですが、
今日は英国地名と小英語の関係、英語誌かける英国の地名みたいな話題で、
これは以前にもヘルディオで対談したこともあった話題ではあるかと思うんですが、
このタイミングで改めて思っていますのは、実は2年近く前なんですけれども、
ヘルディオ大学の井上一平さんが運営されている地球言葉村のファローで対談会に小川さんが出演されて、
1時間とか1時間半ぐらいお話しされたその様子をずっと動画に撮っていて、
それを22分のダイジェスト版ということに編集したものがつい先日出たんですよ。
2年ぐらい前の対談会だったんですけれども、それがダイジェスト版として現れたということで、
こちらもぜひ皆さんにリンクを貼っておりますので、そちらからご覧になっていただければと思いますが、
そういうタイミングでもありましたし、我々名前プロジェクトというプロジェクトで、
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英語における名前を歴史的に考えてみようということを2年前から続けてきていることもありまして、
今日はそんな流れの中で、わさび英国地名と小英語ということでお話いただきたいんですけれども、
地球言葉村でお話しされたこととですね、調査する形で全体的に議論させていただきたいんですが、
イギリスの地名って本当に多様で、語源ですね、語源とか土地のどの辺りにあるか、
それによってある程度の分布が決まっているようなものもあれば、
なぜかそこにポニャララ語由来の地名があるとか、地名自体がもう一つの地名学という分野もありますので、
非常に学生的ですよね、語源から地理から、もちろん歴史、風土、いろんなことが関わるので、
面白い領域だと思うんですが、専門家は多くないですよね。
多くないですね、特に日本でイギリスの地名を専門にしてますっていう人はかなり少ないですよね。
やっぱり当然言語そのものを扱っている方よりも圧倒的に少ないですね。
そうですね、小川さんは大学院生時代からこの辺りの話題には関心があって、
今回の地球言葉村でのお話にもつながったかと思うんですけれども、
主に後英国期に由来する英国地名ですね、その後になってから付けられた地名とか、
いろいろあるんですけれども、時期的に言うと今注目されているのは後英国期に出来上がった地名ということで、
アングロサプトン時代、そう記されるのは当然アングロサプトンたちが母語としていた後英語ですよね、
1000年前の姿なんですけれども、全体論として後英語の地名、英国地名で主にイングランドだと思うんですけれどもね、
イングランドにおける地名の特色と言いますか、この辺りについてお話をいただけますか。
そうですね、まず数で言うと圧倒的に今のイングランドに限るのであれば、
もう圧倒的に後英語由来の地名が今でも一番多いっていうのが特徴で、
時代的に言っても地名ってやっぱりさっき先生がおっしゃったようにかなり学際的にいろんな分野が関わっている分野なんですけど、
おそらく当時の社会構造とか経済構造とかそういうのが要因だと思うんですけど、
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大体の今のイングランドの地名って基本的には後英語期に出来上がっちゃってるものが多いんですね。
なので中英語期以降に新しく地名ができている地名ってかなり少なくて、
なのでそういうふうに考えると後英語期の地名って言うと、
英語史のいろんな時代の中の一つをピックアップしてそこにフォーカスを当てているという感覚がすると思うんですけど、
地名に関して言うと後英語期の地名っていうのはほとんど、
それはもう今イングランドにある地名を見ているのとかなり近いぐらいに後英語期につけられた地名っていうのはまず多くて、
数も時代もこの後英語期の後英語の地名っていうのはもう圧倒的に多いっていうのがまず全体の本当に大きな特徴ですね。
後英語の時代より以前にもブリテン島には歴史がありまして、
ケルト系の人々が住んでいて、基本的にはケルト系の語源に由来する、あるいはそれ以前かとも言われているぐらいなんですけれども、
英語とは全く異なる系と本を用いた地名が多く使われていて、
実際現代まで残っているものもスポットランド、ウェールズ、イングランドでも西部などにはよく残っているっていうことがありますが、
その後にアンドサツォン人がやってきたわけですよね、後世時代にやってきて、
伝統的な見解によるとケルト人を、元の先住民を返協地帯に追いやったっていう。
そこで地名も、ケルト系のものがすでにあったものを借りたものもあれば、例えば川の名前なんかが多いんですけれども、
一方で独自に開発した町、村などには、後英語入所者が後英語で住んでいたということも多い。
その頃、どかった後英語由来の名前が新しくできたり、あるいは古くからあった地名を後英語由来の名前で置き換えたりっていうような、
割と動的なドラマですね。その直前の時代と言いますか、アンドサツォン人が入ってきた時代に色々あったんだろうと思いますが、
現在の観点が、文法を見てみると、圧倒的多数の英国地名が、イングランド地名が、後英語由来、英語系のものであるっていう、
そんな流れに踏まえながらっていうことだと思うんですよね。
そうですね。なので、英語史全体で言って、中英語期以降のフランス語の影響であったりとか、
あるいはもうちょっと後の、特にラテン語の影響っていうのは、すごく英語に影響を及ぼしたわけですけど、
地名に関して言うと、フランス語ってそんなに、もちろんあるんですけど、ゼロから全く今まで呼ばれていなかった場所が、
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フランス語で地名として呼ばれる場所ってあんまりほぼないんですよね。
つけられているもので見ても、もともと英語でついている名前に、
ちょっと後ろにフランス人のそこを管理した、荘園制で管理した貴族の名前が後ろにくっついているだけとか、
そういうふうな名前しか残っていないので、英語史全体の英語が外国語から受けた影響であったりとか、
そこからできた英語の特徴と、地名に見る英語の特徴というのは、ちょっと時代差があったりするのも面白いポイントかなと思うんですね。
さっきおっしゃった通り、英語が入ってきた時には、すでにそこに言語があったということが、地名はかなり強く反映されているので、
基準になる時代が少し一般の言語仕様の英語史とはずれているというのも、一つ面白いポイントかもしれないですね。
そうですよね。あと、地名をつけるのに使われる語形、大体複合語のことが多いんですよね。
動画の方でもお話しされていると思うんですが、「なん」とか「とん」とかね。前半部分と後半部分では合わさって、複合語で一つの街になるというケースが圧倒的に多い。
その一つ一つの要素の語源とか語形を調べると、必ずしも、例えば一般名詞として、「なんとかとん」というのは、タウンですよね。
タウンは今タウンで残っているわけじゃないですか。だけども、複合語として地名に埋め込まれると、やっぱり全体を圧縮したりして、
タウンとなくなんとかとんになってしまったり、通常の単語を使うんだけれども、一般使いされているものとは語形が異なってくるとか、地名特有の事情があったりして、
いわゆる英語という言語や語彙の一部ではありつつ、地名というのはその外にも出かかっているというような、妙な言語の話題でもあり、それだけじゃちょっと片付かない話題でもあり、微妙なところが面白いし難しいんですよね。
そうですね。だからずるい立ち位置にいますよね、地名というのは。なんとも一般の言語の変化と、自分はちょっと違う変化をこう思ったんだよみたいなのをアピールしてくる、さっきのトンもそうですし、あとバーミンガムとかハムも一緒ですよね。
地名になるとそうなっちゃうんだっていうのがあったりとかっていうので、やっぱりそれ独特の魅力っていうのがあるなっていうのを、多分それが最初に地名が面白いなと思った理由だと思うんですけど。
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あとは、一般の形態と違うっていうのもそうですし、あるいは一般の言語の方ではより変化があって、だいぶ違う形になっちゃった、違う発音になっちゃったんだけれども、地名の方ではその変化が適用されなかったとかっていう形で、
例えば古い形に近かったりするものが地名の方にはむしろ残ってるとかっていうのがよく指摘されることで、よく地名のことをリングイスティックフォッソースって言うんですけど、言語的な化石だというふうによく言われるんですよね。
その感覚というか、自分で掘って恐竜の骨出すじゃないですけど、自分でこの地名を見てみて、その分布とか語源とか形態を見ると、なるほどこういう社会状況があったのかなみたいなのを想像しつつ勉強ができるっていうのが、これ結構やっぱ固有名詞あるいは地名の面白さかなと思うんですよね。
このあたりに、我々も数年前に見せられている名前プロジェクトみたいな、壮大な地名だけでなく人名もそうで、固有名っていうのは独特な振る舞い方をして、それ自体は言葉で構成されている、固有名っていうぐらいなんで、なんだけれども、どうも言語学の一般の流れからは独立したところで動いている。
あの頃、一緒に同じ名前の論文を読んだりということで、いろいろ勉強したときに、それもいろいろリングウィスティック・フォースティックの話とか考えたんですけど、地名ってさまざま。
でも、例えばイングランとかね、ワーソンとかバーナーなどっていうのは英単語なのかっていう話題になって、東京っていうのは日本語なのかっていう話題があるんですよね。
固有名っていうのは何語に属するではなく、語源的にはもちろん、語を分解すれば何語に由来するって言い方ができるんですけど、一度広まったらその意味は忘れ去られるし、東京は東の都だっていうことを知って語っている人は外国人のほうがあまりいないんじゃないかとね、ありますし、
構成要素は英語であるとか日本語であるというふうに言えても、それが合わさったものは意味を失っていることが多いし、そもそもユニバーサルに使えないと地名っていうのは、今この世界のね、意味をなさない点では何語に属するかという、何語にも属さないんですね。
ユニバーサルなんじゃないかみたいな言い方もあったりするので、やっぱり何か異なる振る舞いを、いろんな観点から見て異なる振る舞い方をするんですよね。なので多分、言語学の中でも端っこというか、関わるんだけれども、ズバリそれをやる方っていないっていうのはその辺りにもあるんじゃないか。
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そうですね。だから、やっぱり実際に話題としてはめちゃくちゃ面白いなと思って、ずっと学生の時から見てるんですけど、本当に例えば論文とか本とかっていうところにつなげるということで、研究っていうところに足を踏み入れようとすると、日本でイギリスの地名を研究するっていうところで、どういうところからどういう方法論でどういう地名を研究すれば一つの成果が出るかなっていうところを考えると、結構やっぱり簡単じゃないんで。
だからそこが日本で地名研究者が少ないっていうことの一番大きな理由じゃないかって思うんですけど、なのでイギリスの地名研究者とかだと、もちろん本当にいろんなアプローチがあって、そこから地名を見ていくわけですけど、結構多いなーって思うアプローチはやっぱり現地に行っちゃって、その地名が付けられている場所に行って、本当にそこの地勢的な環境とかと合わせて論じていくっていうアプローチを取る人たちがやっぱり多い気がするんですよね。
だからそれやっぱりおそらく地名っていう言語がすごく面白くもあり独特で、なかなか一つの論点を絞って議論するっていうのが結構難しい実態だっていうところがあるんじゃないかなと思うんですけど、現地の人はやっぱりフィールドワークっていうのをすごくやっているなーって印象がありますね。
そうですね、これも私も論文で読んでそういうことも知ったっていう、自分はフィールドワークもしたこともないしっていうそうなんですけど、そういう論文を読むと、まず現地に行って風を感じろみたいな、地形を感じろくらいの勢いで、
さらに言うと、やっぱり北東にあったケルド系の言語であるとか、さらに大陸の関連する広い文脈での言語についてやはり詳しくない、地名研究ができないっていうようなところもあったり、あと当時の地名って標準化されてないじゃないですか。
地形がたくさんあって、あまりに異なっていると、本当に同じ街のことを指しているのっていうのも疑われるぐらいに、あるいはそれを翻訳しただけだったり、打点語、違う言語でつまり同じ街のことを指しているのがイギリスの文献で出てくる。
まず童貞作業が必要なんですけど、そもそも本当同じなのかっていう、その童貞はどうやって行うのかっていうことですね。
かなり骨の折れる作業になりますね。同じ場所でも時代の違う文献によって違う名前が当てられていることだってあるんですよね。そうすると、これはどこからどう攻めればいいかっていう状況にもなりそうだなっていう感じですね。
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アンカーがないんですよね。本当に。
推測、ゲスワークみたいなところと、総合的ですよね。歴史的に見るとか、書かれている資料の年代とか、その資料っていうのもそれこそマニュスプリントみたいなものだけじゃなくて、いわゆるコインですよね。
中道されたコインの中に地名が書き込まれる場合ということで、コインの金貨を専門とする学に通じてなければいけないとかいう論文を書き方していて、これは無理だ、私には。
知らなきゃいけないことが多すぎる。あと地理、知性みたいなことも多いですし、総合的な、なんていうか、学問は学問なんですけど、総合力を駆使した博物学的な側面を組みますよね。
そうですね、本当にその場所でそこにいた人間がどう生きてたかっていう、もう究極はそこを明らかにしようとする分野な感じもするんですよね。なかなか言葉だけでもないし、知性だけでもないしっていうことで。
あと地名が面白いのは、町や村みたいな名前だけでなくて、地形とか地理に付けられている、言葉で付けられているものがたくさんあって、例えば川の名前を専門にする人もいたりするわけですよ。川の場合はある一点スポットではないわけで、川の名前ですよね。
で、同じ川でもどっちサイドにいるかで川の呼び方が変わるっていうのはあるじゃないですか。あとどこまで上流へ行くと名前が変わるとか日本でもいくらでもあると思うんですけど、つまり川の童貞から始めないといけないですよね。
そういうところとか、つかんじなびああたりと川よりも沼とか湖が多いので、沼の名前、湖の名前の専門家、川沢とかですね。で、あともちろん山にも名前が付いているので、これ山、名前忘れましたね。山の名前っていうのをラテン語的技術者語で言った学問名になってるんですよ。
あ、なるほど。そこを特化したやつ。そこまで特化して。で、日本でもそうですけどヨーロッパなんかでも大きい山、有名な山は昔からついてるんですけど、そうでない山は近代になるまで誰も開発してなかった山。
近代のいわゆる登山ブームみたいなもので初めて発見されたというより名前を付ける、破壊するぐらいの重要性を帯びたというのは近代になってからで、近代以降の山の名前が多いと。
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関連論文を読んだときにこれはすごい世界だなと。山とかね。あと、星に付ける名前とか。天文学の発展によってこれ無数に防衛機構が遠くまで見えれば見えるほど付けなければいけない星の名前が増えるということで天文知名学とか言うんですかね。
あるんですよね。あと、通り名だけをやる。通り名だけやられる方いますね。町の通り名だけを研究されるっていう。
例えばイングランド北部以降だとイーホクだとスポットランドなど含めてなんですけれども、北欧系のオルゴノス由来のものがやっぱり多い。
だいたい注目されるのはこの町の名前にね。何とかビー、ザー、ビーとかビー、ビーですよね。あれが入ってるって話なんですが、一つ町の中を見ると通りの名前を見ると北欧だらけなんですよね。
という町があったりして、通り名まで含めて地名というふうに考えると、この分布はやっぱり町の名前だけ見ているのよりもさらに増幅された形できっとあるんじゃないかなと。
イングランドの英語由来もそうですよね。イングランド南部での通りの名前とか、場合によっては建物の名前、なんとかビルビングとか、こういうところまで含めると。あと歴史的な建物ですよね。
そうですね。本当に。だから、現代の残っている地名を議論しようとしたら、結局標識だっていう、マーカーだっていうことから、政治的理由で名前が変えられたりすることだって出てくるわけですよね。なので、ちょうどオーストラリアの話をしたときに、地名の授業でもやったんですけど、ずっと英語で言われてたんですけど、
エアーズロック、エアーズロックって言ってたものが、最近、先住民の人たちの言語文化を尊重しようというので、うるるって率先してオーストラリアが言うようになっているとかっていう話もあって、そうすると、今は我々の時代だと2つの地名、どっちも知ってるっていう人が多いと思うんですけど、わかんないですね。あと50年100年経ったら、もうエアーズロックって誰も知らない時代が来るかもしれないですし、かなり政治的理由で操作されるというか、そういう対象でもあるっていうのは、
これちょっと普通の言葉というか、日常で使う言語とはまた違うなっていうところで、なかなか面白くもあり複雑でありっていうところだなと思うんですよね。
そうですよね。小川さんの関心は古くから、公英語における英国地名ということであったということなんですが、我々のやっている名前プロジェクトの中では、小川さんは民族名、民族名と言いますか、ある国の人が他の国、例えばアングロサクソン人にとってのバイチをどう呼ぶかであるとか、
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場合によっては政治的立ち位置によって、相手のことを何と呼ぶか、バイチのことを何と呼ぶかに変わったりするという、地名とは別なんですが、やっぱり民族名という名前の呼び方の政治性みたいなところを、一緒にやったシンポジウムなどでも触れられていましたし、
あとちょっとこれ先駆けての宣伝になるんですけども、我々がシンポジウムでやった名前プロジェクトの成果が論文集となって、今度近々出る予定で、今その最終段階的な編集作業をしているんですが、そこでもやっぱり話の流れとしては今の話つながる?
そうですね、結局その論文で、私は後英語時代のアルフリッチという修道士ですね、彼が自分の作品の中で当時イングランドに脅威を与えてたバイキングたちのことをどう呼んでるかっていうのを論じてるんですけど、それがなんかランダムに呼び方を選んでるっていうことではなくて、
少し彼の社会的な立ち位置とか政治的な環境で彼らをどう示すかっていうのがちょっと変わってたんじゃないかっていうのを書いたんですけど、そういう意味だとやっぱり人々を呼ぶための名前という民族名ですよね、
それもやっぱり政治的な理由で選択の幅が出てくるっていうことなんだと思うんですね、それが今の現代だったらある程度想像はつくかもしれないんですけど、後英語の時代の著作家もそういうことをやってたんじゃないかっていうところで、それが当時の政治的文脈というか、それが故障に影響を与えてるっていうところ、これ結構個人的に面白いなと思ったところで、
それを書いたっていう感じですね。
名前に込める政治性みたいなものは一つ大きなテーマとしてありそうで、今、ご同席の方からいろいろコメントいただいていますが、グルジアがジョージアになったり、キエフがキーユーになったり、
キエフ、キーユーはまさに我々を体感してきたところで、それ以前ずっとキエフだったのが、今もう使わなくなっている、数年で政治情勢で、日本の姿勢ですよね、みたいなものが反映されていますし、
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他には、スタンクとペテルグループ、レニー・グラウンド、パカモトル、海外公知民もそうですよね。
アメリカでは民族的な側面で言うと、政治性とか、どういう言語をこの国で、この時代に重んじるか、戦中民族へのリスペクトとか、いろんな側面があって、
今、お話し聞きながらつらつらと考えて、こういう名詞は言語学の一歩外にある、みたいなことも考えて、いわゆる一般の名詞、言語的に通常に使う名詞っていうのは、
そこにあんまり思いとかコノテーションを込めすぎたら、コミュニケーション、意思疎通の道具としては役に立たないので、一般化すると中小化して、なるべくコノテーションを最小化するというか、一方で地名は意味がないので、
先ほど言ったように支持対象はあるんですけど、意味が空っぽ。鈴木さんはベルツリーと訳さないわけですよね。鈴である、木であると分かって、やっぱり訳さないわけですよ。
それは支持対象として鈴木さんをさせればいいので、意味を担うということは第一次的な役割ではないわけですよね。意味が希薄なので、空っぽの意味という容器、空っぽのところに外からコノテーションみたいなのがぐわっと押し寄せる契機があるというか、スペースがある。
ベルテーションはどっちにしても載せられない。ベルツリーにはならない。そこは誰も求めていないので、こういう名詞。
ここに何かスペースを充填するとすると、コノテーションなんじゃないか。そうすると思い思いに何か載せていくことができるというような、そういう特殊な名詞、特有の記号論上の特性みたいなのがあるような気はするんですよね。
なので、気に入らなかったら捨てて他に変えるし、あるいは気に入るようにそこにプラスアルファの意味を載せることができたりとか、やっぱり普通の単語とは振る舞いが異なるので、言語学の一般のアプローチではやりにくい。
やっぱり特別なアプローチが必要。おそらくそれは博物学的な、より続けてきたような話になるのかなというのをちょっと今思ってですね。
民族なんてもうめちゃくちゃ政治性こもる領域じゃないですか、絶対に。
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そうですよね。そうすると、論文集で先生が書かれてたのが、職業に関連する人名、性ですよね。
あれもやっぱりその時も議論になりましたけど、個人的にすごい面白いなと思ったのは、最初は例えば背が高いからトールみたいなのをつけていたはずなんですけど、それがいつかしらかその一家の苗字になったはずで、そうするとやっぱり地名と一緒で意味が完全に帰白化していって、職業名とかも同じだと思うんですけど。
チーズやってたからチーズ屋だと言われてたのが、別に息子の代になってチーズやってない人が生まれると、もうそれはチーズ屋としての意味は失われて、単純な生としてのマーカーになるっていうことが、ここの境目が、これはなかなか残された言語資料だけだと、
実際に考察して何かしら考えを導き出して、かなり難しいとは思うんですけど、かなり考えると想像力が膨らんで、面白いポイントだなって思ったんですよね。
あと地名にしても人名にしても、民族名にしてもですね、生活の上でその土地に住んでいるんであれば、あるいはその人と関わっているんであれば、めちゃくちゃ頻度が高いわけですよ。
呼び合うわけで、呼ばれてなんぼっていうのはとにかく有名じゃないですか。なので、単に高頻度語ではなく超高頻度語で、ある界隈ではどんな単語よりももしかしたら頻度が高く使われているということで、形的にはすり減るし、
あと意味はどうでもいいんだ、その場所であるとかその人であるっていうことをさせればいいんだっていう機能がどんどん増長していく。意味の方はやっぱり退化していくっていうような、今の話にも通じると思うんですけども、やっぱり言語の外にありますよね。
完全に独自路線で一人で歩いてるっていう感じですよね。
そうですよね。やっぱり名前論は止まらないですね。これまでも浅田名前プロジェクトの一環で、かなりいろいろなお話をヘルディオに出ているのだけでもしてきたと思うんですが、今日も改めて再現しました。面白いですね。
なんか全然気づいたら、小英語そのものの名前の話はほとんどせずにやってるっていう。
こちらは動画の方で第10章版でお届けしておりますし、ずっと過去に私は探します、説明の話もしましたよね。
そうですね。はい、しました。何回かね。
そちらの方もありがたいと思いますので、ぜひこの広く名前の話、それから今後出てくる論文集、こちらは英語に関する論文集なんですが、日本語でドキュメントに書かれております。
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また出ましたら、一緒にやったメンバーでワイワイと続けております。
コメントもたくさんいただきまして、政治性の話題に皆さんがいろいろ世界からもれ、歴史からもれというのを挙げてくださっているんですね。
それはなかなか重いんですよね。
表記になるとまたね、これはヤドミさんなんかのキリストの表記みたいな話にするんですけど、表記もまたカタカナなのか漢字なのかね、中国人の名前とか例える。
どういう綴りで同じアルファベット文化圏、どういう綴りで綴るのかとか、表記も一筋縄では多分いかないので、やっぱり政治性宿っちゃうんじゃないですかね。
キリストってあるかとかね。
そうですね。
面白いですね。
話は尽きないので、ここで止めたいと思いますが、皆さん最初に述べました動画の方をですね、ご覧になっていただければと思います。
はい、この件ではまた引き続き岩澤と対談したいなと思いました。
本日はご出演いただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
地名の英語詞with小川俊さん、地球言葉村動画公開記念ということでお届けしました。
地名にはいろいろな側面があるということが話の中から伝わったのではないでしょうか。
一つ地名の語源というのは確かに面白い話なんですが、それにとどまらない。
周辺諸領域に関わる非常に広い話題なんですね。
しかも地名、名前ということで言葉の問題でありながら、半分言葉の問題ではないという側面、記号論的にも本当に面白い存在だと思います。
遠からず小川俊さんと私も関わっております名前に関する論文集が出ますので、それが出た折にはまた名前で盛り上がりたいと思います。
どうぞご期待ください。
実はこの収録の後ですね、そのままアフタートークとして配信を前提としていないトークでさらに盛り上がったんですね。
この部分もですね、ちょっと編集して出そうかなとも思っております。
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名前、とにかく盛り上がりやすいネタなんですよね。
さあ最後に絶賛発売中の新刊なぜ三短言と関連して一つ企画のご案内です。
なぜ三短言目撃マップ企画を展開中です。
全国のリアル書店で本書を見つけましたら、なぜ三短言が置いてありましたよとお知らせください。
町と書店の名前を添えていただきますと、私がGoogleマップ上にピンを立てていきます。
日本地図をなぜ三短言で埋めていき、英語誌をお茶の間に広めていきたいというのが企画の趣旨です。
毎日コメント欄より皆さんのご報告お待ちしております。
また独立された方におかれましては、ぜひAmazonレビューなど各種のプラットフォームより本書のご感想レビューをお寄せください。
それでは今日も皆さんにとって良い一日になりますように。
英語史研究者のほったりうちがお届けしました。
また明日。