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英語史をお茶の間におもっとうに、英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は6月30日金曜日です。いかがお過ごしでしょうか? 本日お届けする話題は、【C】の語源
英語史最大の謎です。どうぞよろしくお願いいたします。 本題に入る前に、プレミアムリスナー限定配信の新チャンネル
英語史の話のご案内です。 今月最初、6月2日にスタートした
プレミアムリスナー限定配信チャンネルですね。 こちら英語史の話と名前をつけています。
ヘルワというふうに省略して読んでいるんですけれども、 こちら毎週火曜日と金曜日の夕方6時に配信してきました。
これまでに8回お届けしてきまして、そして今日金曜日ということで9回目ですね。
今晩6時に配信する予定です。 今回はですね、語源そのものについて考えてみたいと思っています。
英語の語源が身につくラジオヘルディオという名前でレギュラー放送をお届けしているんですが、 そもそも単語の語源というのはですね
何なのか。 語源って実はいろんな捉え方があったりするので、このメタな問題について
一度じっくり考えてみようと。そういうことなんですね。 こちら英語史の話は限定配信ということで有料となっております。
月額800円です。 アプリ経由で決算いただく方法とウェブブラウザ経由で決算いただく方法に通りありますけれども、
後者ウェブブラウザ経由が手数料の観点からずっとお得になっておりますので、参加されたい方はですね、後者ウェブブラウザ経由での参加をですね強くお勧めいたします。
この新チャンネル開設の趣旨につきましては、ヘルディオにお話ししていますし、 私のブログヘログの方でも詳しく書いております。
そちらへのリンクをこのチャプターに貼っておきますので、ぜひじっくりお読みいただいて参加をご検討いただければと思います。
基本的に収益はですね、日々のこのヘルディオ、英語の語源が身につくラジオの通常回を回すための原資としたいと思います。
英語子活動ヘル活に応援いただける方は、ぜひプレミアムリスナー限定配信チャンネルへの参加をもって応援していただければと思います。
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さて8回ほどお届けしてきた限定配信なんですけれども、ざっとですねこの1ヶ月、ちょうど月末ということもありますので、
どんな話題で話してきたかということをですね、ざっと一覧してみたいと思うんですね。
まず6月2日の初回です。これはもうオープニングセレモニーみたいな感じでですね、プレミアムリスナー限定配信チャンネルが始まりました。
として雑談会的になっています。
そして、この回では言語は暗号であると題して、私がずっと考えてきた一つの言語論なんですけれども、
いろんなところで、このヘルディオでもお話ししたことはあったと思うんですが、それをですね、まとめてお話ししてみたという回になります。
言語は暗号である。
3回目、これが6月9日でしたが、方言にもいろいろあるということでですね、方言学入門のような内容となっています。
割とがっつりと方言について語っている、そんな回です。
第4回は6月の13日ですね。
書き言葉よりも話し言葉を優先すべしという現代言語学の大前提は本当に正しいのかという議論でですね、
これ通常回でお話しした書き言葉よりも話し言葉優先すべしというこの議論、一般的には受け入れられている言語学の前提なんですけれども、
これにもの申すという形で少し叫んだ回となります。
そして英語詞の和の第5回、6月17日の放送は、金曜夜の言葉対談、生放送の2次会ということで、
5人でですね、ガヤガヤと生放送対談したんですが、それを受けての2次会ですね。
飲みながら金曜夜にペチャクチャと言葉について雑談しています。
金曜夜っぽい雰囲気を楽しみたい方、ぜひですね、この回面白いかと思います。
そして英語詞の和第6回は6月20日でしたね。
6月中旬のヘルカツ報告ということでですね、
6月半ばにかけてはヘルカツの観点から見ても忙しい時期でして、様々な活動してきました。
これをですね、お話の中で紹介しています。
そして第7回、6月23日、英語に関する素朴な疑問をチャットGPTに投げてみた。
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と題しまして、昨今話題のチャットGPT×英語詞という話題で、今私がチャットGPTをいじりながらですね、感じたこと、雑談のようなものを語っている回です。
そして前回第8回になりますけれども、6月27日、プレミアム限定のコメント返し&週末の学会でのヘルカツ報告と題しまして、
限定配信としては初のコメント返しなどをしております。
そして学会出張に出かけてきましたので、そのあたりの話題も含めてですね、雑談しているというそんな回です。
普段の通常配信とはですね、少し違うテイストで、結構真面目な時もありますし、逆にですね、飲み会をしながらワイワイ騒いでいるというような回もあったりします。
本当に様々ではありますけれども、英語詞の和に加わっていただいているプレミアムリスナーの皆さん、今30人弱というところなんですけれどもね、大変みんなで沸きあいあいとコメント欄などで活発に交流しながら楽しんでいます。
今日6月30日、月末なんですけれども、今日プレミアムリスナーに入っていただけますと、6月の配信回、9回分を聞くことができるということなんですね。
明日になりますと7月分ということでですね、新しい月のプレミアム限定配信を聞くことができるということになります。
ただですね、明日7月に月が切り替わってもですね、6月分はバックナンバーとしてやはりですね、購入可能となっています。
ですので、月額800円ということで、各月のものをいつでも好きな時に購入できるというシステムとお考えいただいて良いかと思います。
したがって今日参加しても、明日参加しても、特にですね、得とか損ということもありませんので、気が向いた時で構いません。
ぜひですね、6月分あるいは明日から始まる7月分にもですね、参加して聞いていただければと思います。
ということで、プレミアムリスナー限定配信チャンネル英語字の和、ヘルワのご案内でした。
今日の本題ですけれども、Cの語源、英語詞最大の謎と題して、三人称単数、そして女性の代名詞、C、彼女を意味するあの単語ですね、の語源に迫りたいと思います。
これがですね、実は英語詞最大と言ったら大げさなのかもしれませんが、人によっては、研究者によってはこれ英語詞最大という人もいるんじゃないかと本当に思いますね。
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それぐらい謎なんです。
様々な説がありますが、どれが真実なのかわからないということで、長らく英語詞研究者、英語語源探求者を悩ませてきた問題なんですね。
おそらく、超高頻度の単語の一つだと思うんですけれども、代名詞ですのでね。
こうした超高頻度で重要な語の中では、おそらくですね、この語源不詳と言いますか、定説がないという意味での語源不詳ですけれどもね、これがもう最たる単語ではないかと思うんですね。
他の高頻度語はですね、それなりに語源がはっきりわかっているんですけれども、このCという単語ですね、これは本当に謎なんです。
まずですね、小英語にこの形があったかというと実はないんですね。小英語に遡ることはできないということです。少なくとも語形、この形ですよね。スペリングではSHE、発音はCです。
このCに直接つながるような形、語形は小英語には確認されないということがまず一つあります。
では、いつ初めて出たかと言いますと、語源は少し変わってるんですが、SHE、SHEという形でですね、ピータバラ年代記と呼ばれる年代記のですね、1140年の記録の部分で現れるんですね。
書かれた時代としては、おそらくですね、1100年代の半ばということで、いわばですね、中英語の最初の時期ということです。小英語の一番終わりという言い方もできるかもしれませんが、大体ですね、中英語の一番最初の文献というふうに言われることが多いです。
ですので、先ほど述べたように、小英語には形がない、対応する形がない。だけれども、中英語になって、といっても中英語の一番最初の段階になって初めて出てくるということなんですね。
それ以前の小英語、小英語では彼女をどのように言ったかと言いますと、つまりSHEに相当する単語は何だったかと言いますと、小英語ではヘーオという形だったんです。
HEOと書いてヘーオと読んだんですね。こういう単語があったわけです。これが三人称、単数、女性の代名詞の形だということだったんです。ヘーオですね。
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それが中英語になってSHEという形が現れるんですね。これがSHEになっていくんですけれども、ゆっくりとこの新しい形が元々のヘーオという古い形を置き換えていくということで、中英語基柱には定着すると。
そんな具合なんですけれども、さてこのSHEにつながる形がどうやって現れたのかというところがですね、問題になってくるんですね。
5つぐらい異なる説があります。それぞれについて簡単に説明していきたいと思います。
まず一つ目の説なんですけれども、小英語には漢詩、座に相当する単語があったんですね。これは今の漢詩よりも働き役割が広かったので、決定詩と呼んだりすることもありますが、座に連なる形です。
その女性単数主格形というのがSEEOという形なんですね。あるいはSEEOとも言ったんですが、つまりSの音が出ます。
認証代名詞は先ほど述べたようにHEEOだったんですね。それに対して座の形ですね、女性単数主格はSEEOだったわけです。HEEOとSEEOということです。
このSEEOの方も時と場合によって女性単数主格形なので、結局のところ彼女と意味を用いるんですね。SEEOも。
なのでこのHEEOとSEEOが混成した、混ざった形がこのSHEという形なんではないか。そして後にSHEですね。
HEEOとSEEOのミックスという考え方です。これが一つ目の説ということになります。
そして2つ目の説なんですけれども、やはりですね、同じようにSEEOに引っ掛ける説で、SEEOはですね、AOという二重調母音を持っているわけなんですが、
それがですね、強制移動によりSEEOあたりからSEOになったって言うんですね。つまりSEOからSEOになったと。
そしてこのSEOがSHOになったという説です。SHOの形ですね。
このSHOという形が元になり、後は母音がですね、OからAに変わってSHE、そして最終的にはCになったんだという。
1と2はですね、いずれも決定詞SEEOが語源となって、そこから少し発音の変化を経てSHEになったんだと、そういう説ということになりますね。
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3番目の説なんですけれども、もともとの女性単数代名詞はHEEOだったわけですけれども、これが例えば、現代で言うWASですね、過去形のB動詞ですけれども、当時はWASと言いました。
WAS-HEEOのように、つまり今で言うWAS-SHEのようにB動詞が先に来て、その後にSHOのSHEに相当するものが来るというような、統治した形ですね。
統治するとWAS-HEEOになります。WAS-HEEO。SUとHEEOがですね、接続することになるので、この接続した音の都合でSU-HEEOのところがSHEO、SHEO、SHEの音になったのではないかというような説です。
そうするとですね、やはり最終的にはSHEOとかSHOという形になります。2つ目の説と同じで、SHOまでたどり着いたら後は母音が変わりさえすればSHEになりますよね。そしてSHIになりますので、このSHIN部分は少なくともですね、解決できるというような説です。
4つ目の説。HEEOが元の形だったんですが、強制位置が移動してHEEO、HEEO、HEEOになったっていうですね。HEEOです。これがSHEOになった。そしてSHEOと比較的音声的には近いとされるSHOと最終的にはなった。
SHO、ここまでくれば後は母音が変わりさえすればSHE、SHIとなっていきますね。これが4つ目の説ということになります。
そして最後5つ目の説なんですが、コーノルド語由来であるという考え方で、コーノルド語の次次第名詞の助成形がSUとかSHAっていうのがあったんですね。つまりSHAあたりだとSHA、SHUの音が出てきます。
ここに関係するんではないか。つまりコーノルド語の単語を英語は借りたんではないか。その結果がSHAとかSHEとかSHIという形になっていったんではないかということですね。借用説ということです。
さて、5つ互いに似ている部分もあるんですけれども、異なる説として挙げました。
結局問題は2つありまして、どうすればSHUっていうあの詞音が出てくるのか。このSHUっていうのをひねり出すためにですね、いろいろアイディアを出しているっていうことなんです。
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もう一つは、だいたいいずれの説もSHUまでは頑張って出せるんですが、どうしてもですね、母音部分がSHOという風になってOなんですよ。
Oではなくて欲しいのはですね、AとかEなんですよね、最終的には。ですから母音がどうして変化したのかというところの説得力のある説明が欲しいっていうことなんです。
この詞音部分と母音部分の説明、2つなかなか難しい問題が重ね合わされてしまっているんですね。なので謎ということです。
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
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蒸し暑い日々が続きますね。
ですが、今日は金曜日ですね。月末でもあります。
皆さんにとって良い金曜日の一日になりますように。
ほったりうちがお届けしました。また明日。