00:01
おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語史、英語語源ハンドブック、言語学ですっきり解決英語のなぜの著者の堀田隆一です。
英語の語源が身につくラジオheldio。英語史をお茶の間におもっとうに英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく毎朝6時に配信しています。
本日は2026年2月27日金曜日。 皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さあ本日の話題なんですけれども、 10日ほど前に開催されました英語史大喜利。最近私、
ツイッターアカウントの方でたまにこの英語史大喜利などを開催することがあるんですけれども、今回はですね、偽装複合語大喜利ということなんですね。
偽装複合語、disguised compoundと言っているんですけれども、
現代英語で1単語に見えておきながら、語源を探ると実は複合語で2つのパーツが組み合わさったものなんです。
解説されないとこの2つのパーツが何だったかというのがわからないぐらいに、現代では融合してあたかも1つの語幹に基づいているかのように見えるんですが、
歴史を探ると2つ、あるいは場合によっては3つの単語がドッキングしたものなんだということがあるんですね。
これを偽装された複合語のような形で呼ぶわけですね。 これを皆さんに募りました。
なかなかこれ難しいお題で、過去に2度ほど大喜利をやってきたんですが、
過去の2回は日本語などの例も多く、しかもお題が考えつきやすそうなもの、比較的ですけどね、というものだったんですが、
今回のお題はなかなか難しかったとはいえですね、英単語、語源の模索たちがたくさん挙げてくださいましたので、今日は
いくつかご紹介したいと思います。これは驚くとともにですね、語源学習、そしてボキュメル学習にもなるかと思うので、楽しい遊びです。
それでは行ってみましょう。 偽装複合語大喜利、皆さんからの傑作戦を発表です。どうぞよろしくお願い致します。
2月16日月曜日のことだったんですけれども、私のXアカウントより第3回となる英語詞大喜利を開催いたしました。
03:08
第3回のお題は冒頭でも述べた通り、偽装複合語、disguised compoundを寄せてください。面白いものをお願いしますということだったんですね。
これなかなか難しいお題で、例えば、私が最初にサンプルとして挙げたのは、デイジーという単語なんですね。ひなぎく、デイジー、あの植物ですけれども、
これは実は、day's eyeに遡るんですね。小英語では、ダイエスエイアゲという形で、日の目ということなんですね。
ダイエスエイアゲ、これが包まって、デイジーになってしまった。これがまさか、day's eyeだということはですね、語源辞書を引いたり、教わらないと思いつかないですよね。
このように、もともとは2語からなる複合語だった。ですが、時とともに、だいたい発音が縮約されて、それに伴ってスペリングも同じように縮約されて、
今では、最初から1語であったかのような顔をしていると。こういった例をですね、偽装複合語と呼んでいるんですが、
とりわけ、この偽装複合語大喜利という命名は、今回の遊びにはつけなかったんですね。ちょっと難しく聞こえてしまうということでですね、
実は、今回のこの大喜利の話題を提供してくださったというか、お考えいただいたのがですね、ヘルディオ・エルワーリスナーでもあり、英語の教員でもあります、アリさん。
アリさんのユーモラスないれじえに基づいてですね、今回の大喜利はタイトル。
遊び心を込めて、ゴン、お前だったのか、選手権というふうに名前がついたんですね。
そして、次のようなフォーマットで挙げてくださると、雰囲気が一貫してですね、しかもユーモアがあってですね、いいんではないかということでですね、
例えばデイズアイの例で言いますと、ゴン、お前デイのアイだったのか、というようなこのフォーマット、ゴン公文と呼びましたが、ゴン公文に合わせてたくさんお寄せくださいということをですね、皆さんにお願い致しました。
難易度が高いわけなんですが、面白いもの、ためになるもの、どんどん寄せられてきましてね、ここでは全てをやはりご紹介するわけにはいかないんですけれども、リンク先ですね、私のその呼びかけのX投稿だったんですが、
06:12
ここから追いかけていきますと、そこに対してリプランから皆さんにですね、例を寄せていただいたということで全てたどることができます。
寄せていただいたものの中から、本当にいくつかということなんですが、こちらでご紹介したいと思います。
まずですね、この偽装複合語をですね、この典型例とされるものをいくつか挙げていただいたので、典型から入りたいと思いますね。
一つはですね、ゴスペル寄せていただきました。これは福音書ということなんですが、これは実は2語からなっています。
ゴン、お前、グッドスペルだったのか。
ということで、そうなんですよ。これは良いを意味するグッドとスペル、スペリングのスペルですね。
これはもともと知らせとかニュースっていうことなんですね。つまり良い知らせなんですよね、ゴスペルっていうのは。
このゴスペル、福音書と訳すので、キリスト教の神、ゴッドとむしろ引っかかるんではないかと思われるかもしれませんが、
これゴッドの方ではなくグッドの方なんですね。グッドスペルということ、これがどんどん包まって今のゴスペルになっています。
次、クルフューですね。ゴン、お前、カヴァファイア、火を消すだったのか。
ということで、これはですね、リスナー川上さんによるご提供のネタだったんですが、いいところつきますね。
私もこれが異相複合語だということはですね、語源辞典などで知っていたんですが、何のことだったかなと。
カーとフューで何のことだったっけなというのをちょっと考えて謎々みたいになりましたね。
結果的には川上さんのおっしゃる通り、これカヴァファイア、火を消すというところからですね、火を消す合図ということで、
これが主に夕方晩に行われたということで、その時間を指したり文言という次元を指すような単語になったという流れがあるんですね。
さあ、次ですね。こちらはCさんからですね。
バット、バットですよ、しかしの。
いきます。ゴン、お前、バイアウトだったのか。
そうなんですよ、これ皆さんびっくりじゃないですか。
バットですね、これがバイプラスアウト、これが包まったということなんですね。
09:00
で、さらにCさん続けて、アバウト、アバウトでいってみます。
ゴン、お前、オン、バイ、アウトだったのか。
ということでですね、三種盛りですよ。
今回初めての三種盛りじゃないですかね。
3つの単語が一語に包まってしまうっていうのはあまりないんですけれどもね。
現代ではアバウト、これでもう一語というに完全に認識していると思うんですが、実は3つのパーツからなっていたという、これはCさんの技ありのネタ提供でしたね。
ありがとうございました。
そしてですね、これもうまいですね。
キッチン、台所ですね、キッチン、これはゴン、お前、クックのイナだったのか。
ということで、これはクックプラスイナ、これは場所を表す設備字ということですね。
そして音も変わりまして、特に母音が変わりまして、Cもですね、そしてキッチンなどとなっていますが、料理場という意味の複語語から始まったということなんですね。
さあ次です。
ドン、この単語知ってますか?動詞としてあるんですよ。
これは着る、身につけるという意味なんですね。
ゴン、お前、ドゥ、オンだったのかということなんですね。
これドゥ、するとか、置くという意味もありましたので、そうすると結局、プットオンということですよね。
ドゥ、オンといって、これが短くなってドンになったんですね。
ゴン公文ならぬドン公文ということで、これも技ありの面白い話題を寄せていただきました。
ありがとうございます。
さあそれからですね、ここぞとばかりにヘルディオヘルワーコアリスナーの文字言語さんが投げていただいたのが、主にですね、生き物シリーズ、生き物以外もありますが、たくさん投げていただきまして、これがね、面白いんですよ。
ちょっと私勉強になってしまいましてね。
まずはですね、ラップウィングっていうんですかね。
タゲリという鳥なんですが、これなどもですね、何かとウィングなんだろうなとは思っていたんですが、これがどうも違うらしいんですよ。
ラップウィング、言います。
ゴン、お前、リープ、ウィンクだったのかと。
リープは飛び跳ねるっていうことですね。
そしてウィングではなく、ウィンクなんですかこれ。
12:03
へーっていうことで、これは知りませんでした。
続けて文字言語さん。
アンサー、これいいですね。
ゴン、お前、アンド、何々に対してっていう意味です。
スウェア、誓うだったのか。
何々に対して誓う、つまりスウェアバックみたいなものが原理だった。
これが答えを意味するアンサーなんですね。
次、ウォーシップ、これは須拝などと訳される単語ですけれども。
ゴン、お前、ウェアス、シップだったのか。
ウェアスっていうのは価値ですね。
そして何とかシップっていうのはフレンドシップなどと同じ名詞を作る語尾ということなんですね。
中小名詞を作る語尾ですかね。
価値があること。
というんですね。
さらに続けて今度は動物シリーズにまた入ってきますが。
カミレオン、ゴン、お前、カメイプラスレオンだったのか。
ということですね。
最初の部分が血を吐うって意味ですね。
そして後半部分が獅子、ライオンですね。
血を吐うライオンということで。
そうするとカメレオンもかっこよく聞こえてきますよね。
そして次、ゼブラ、シマウマですが。
いやこれも2語からなってたんですかっていうびっくりなんですが。
ゴン、お前、エクウス、フェルスだったのか。
ということなんですね。
エクウス、これが馬。
フェルスが野生ということで野生の馬ですか。
いや勉強になりますね。
次、ジラーフ、動物シリーズです。キリンですね。
ゴン、お前、ズルナープラスパイだったのか。
これはラッパプラスアシを意味する単語とのことです。
いや勉強になります。
次、パジャマス、パジャマですね。
ゴン、お前、パイ、ジャマだったのか。
足プラス服ということですね。
さすが文字言語さん。
インドの言葉等も色々勉強されているので本当に勉強になりますね。
そしてフィリップ、これは人の名前などもありますが。
ゴン、お前、フィレープラスヒップホースですね。
15:03
これは好き、愛するという意味と馬ということで、
フィリップという何の変哲もなさそうな名前なんですが、
これは好きプラス馬からなっているということですね。
そして文字言語さん、最後はバーン、これはナヤですけれども。
ゴン、お前、ベー、バーリープラスエルンですね。
カオク、オオムギプラスカオクだったのかということでした。
いやもうお腹いっぱい、ここまでで語源の学び、
完全に新しいことを色々知ったということなんですが、
そしてこの問題、お題の提供者、協力者でもあります、
アリさんが考えに考えられたんだと思います。
まさかの置き手破りのフォーマットで11連発単語を出していただきました。
そのままアリさんが出していただいたものを読み上げますと、
そのブライダルは11の決まりがあった。
11時、ネイバーのマーシャルがアラームを鳴らすと、
一匹のスクワラルがヴィネガーとガーリックまみれのハンカチーフを奪い去った。
このディズマルな光景こそが旧婚に対する彼女の明確なアンサーだった。
ということで、11の言行文にはめられる偽装複合語の例を文章としてまとめてくださったということで、
それぞれが何プラス何なのか、
これについてはアリさんのX状での投稿に答えが書かれておりますので、
そちらもご参照いただければと思います。
こんなにたくさん例が集まるとは思っておりません。
典型的なものは2、3個ということで決まっていて、
私も偽装複合語というような英語史の話題、形態論の話題を出すときにその典型を出すことが多かったんですが、
集めるとこんなにあるんですね。
しかも面白い例がたくさんありまして、私がすっかりこの大喜利データで勉強させていただきました。
ということで、このような英語史大喜利、またたまにやっていきたいと思いますので、
ぜひヘルディオ大喜利の皆さんもXより参加していただければと思います。
18:00
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
言行文による偽装複合語大喜利、皆さんからの傑作線を発表ということでお届けしました。
学びになりました。ありがとうございました。
このチャンネル、英語の語源が身につくラジオヘルディオでは、あなたからのご意見ご感想をお待ちしています。
ご意思のコメント機能を通じてお寄せいただけますと幸いです。
SNSでのシェアもよろしくお願いいたします。
昨年10月18日にオープンしたほったりうちの英語史ポータルサイトヘルハブも概要欄のリンク先より定期的に訪れていただければと思います。
数時間おきに英語史コンテンツの情報が更新されるヘルかつ最先端の場所となっております。
それでは今日も皆さんにとって良い一日になりますように、英語史研究者のほったりうちがお届けしました。
また明日。