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に参加したいと思います。 気になる最新テクノロジーというお題が出されていますが、これを受けまして
最近よく聞く generative って何? 語源探究会となります。どうぞよろしくお願い致します。
本題に入る前に、新聴のお知らせです。 京都大学の家入洋子先生と私、堀田隆一・伊藤で強調を出しております。
文献学と英語史研究というタイトルの本です。開拓者より出ています。 先月1月12日に一般発売となっております。
この本はですね、英語史研究のガイドブックという趣旨の本です。 英語史を研究している方、それから英語史研究をしてみたいという方に、過去40年ほどの英語史分野の研究の動向を
こちらを整理して示しています。その上で今後の研究の展望を語っています。 やや専門性が高いといえば高い書籍ではあります。
この分野、関心がある方はぜひ手に取っていただければと思います。 このチャンネルの609回と611回で、強調者の家入先生とこの本について対談しておりますので、この本について詳しく知りたいという方は、ぜひその回ですね、609回と611回聞いていただければと思います。
文献学と英語史研究、開拓者より1月12日に発売されています。 このチャプターに本書を紹介する記事へのリンクを貼り付けておきますので、そちらもぜひご参照ください。
以上、新聴のお知らせでした。 今日の本題ですけれども、Voicyのトークテーマに乗ります。
気になる最新テクノロジーということでですね、私は最新テクノロジー、そんなに得意分野でもないので、このお題はパスしようかなとも思っていたんですけれども、このチャンネルの本文である英語の語源に引き付ける形で何かしゃべれそうだなと思い直しまして、今日はこのお題でいきたいと思うんですね。
最近よく聞く、Generativeって何?語源探求会ということなんですけれども、最新テクノロジーと言いますと、まずですね、Chat GPT、これがもう世の中を石鹸しているという感じですね。話題のGPTと言ってもいいと思うんですね。
実際、他のパーソナリティさんも今回の気になる最新テクノロジーのトークテーマで非常に多くですね、このChat GPT取り上げているかと思います。
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いわゆるAIが文章を生成してくれるということで、私もですね、文章を読み書きっていうのをある意味仕事にしているわけですので、当然関心は深いんですけれども、技術的に詳しいことが分かっているわけでは全くありません。
ただですね、ここにChat GPTという名前なんですけどもね、これ私、GPTがですね、この順番がなかなか覚えられなくてですね、Chat GTPって言っちゃうんですよね。これあのガンマGTPには慣れてるからですね、これ数値が高いので気になってるんでGTPって言いそうになるんですけれども、チャットの場合はこれ逆なんだというふうに、一応頭の中では理解して覚えてます。
Chat GPT、Chat GPT、Chat GPTっていうことなんですけれども、これ展開するとですね、チャットのように話しかけることによって文章がAIによって返ってくるっていうことですよね。で、問題のこのGPTのほうですけれども、これはGenerative Pre-trainedTransformerということなんですね。
生成する、前もってトレイン訓練された変換器ぐらいの意味ですよね。で、この展開した元の形を頭に浮かべればですね、もちろんGPTということが分かるんですが、いちいち言うときに展開してないんで、気をつけなきゃいけない、順番、Chat GPTっていう。
ここのGenerativeっていうのが、生成するという形容詞なわけなんですけれども、これがですね、AIの得意技ということでですね、昨今のAIの発展目覚ましいのは、とりわけ今まで人間が生成してきたものを機械が生成できてしまう時代になったということで、このGenerativeっていうのが一つのキーワードになっているわけです。
他には、Generative AIっていうより一般的な表現ですけれども、文章だけではないですね。主にアートですか、芸術、絵みたいなものを自動で生成するということがもうできるようになっているっていうことで、このGenerativeというのが一種の流行り言葉になっていると言っても過言ではないと思うんですね。
今週のトークテーマに照らしますと、気になる最新テクノロジーによくつく形容詞という、ちょっとずらし技で、今日はこのGenerativeっていう単語について考えたいと思います。
Generativeというのは、もともと生み出すというのが原理なんですね。典型的には子供を生み出す、子孫を生み出すということになります。
生殖能力のあるという、極めて生物的な用語から出発しています。これがフランス語から入ってきまして、14世紀末あたりに、割と早いと言えば早いですね。フランス語からこの形容詞が入ってきました。
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面白いことに、これもちろんですね、動詞形Generateというのが先にあって、この形容詞形Generativeというふうに考えられそうですが、英語に入ってきたのは、むしろこの形容詞Generativeの方が先で14世紀末と言いましたね。
そしてGenerateという動詞の方は、むしろですね、遅れて16世紀になってからなんです。
これは英語でこの単語が作り出されたわけではなくて、もともとフランス語、さらに遡ればラテン語に起源があるんですけれども、外から借りたということで、このような順序のチグハグみたいのが起こっているっていうことなんですけれども、
もともとはいずれにせよですね、生殖に関する生物的な用語だったと考えて良いです。
産出能力のある、生殖能力のあるぐらいの意味ですね。
後に入ってきたGenerateっていう動詞そのものも、やはり子を生み出すということですね。これが基本的な意味になったわけです。
ところが、比喩的な使い方になってきます。つまり、子供を生み出すだけではなくて、子供じゃなくても、何らかの結果を生み出すというふうに少し抽象化するんですね。
実際、今でも、The Sun Powerのような言い方ですね。太陽は力を生み出すということであるとか、
のように、ブレインストーミングはたくさんのアイディアを生み出すといったような比喩的な意味で使われることも多いです。
そして、このGenerateっていう動詞ですけれども、これを含む例文をいろいろ見ているとですね、人が守護に立つことってそんなに多くないんですね。ないわけではないんですけれども、先ほどのThe SunGenerates Powerであるとか、
ブレインストーミング、Generates a lot of ideasみたいなものもそうですけれども、どうもですね、生きた人間が何かを生み出すという例文は相対的に少ない気がするんですね。
ですが、今回のAIはですね、これAIが守護に立つGenerateの使い方というのが基本的に念頭にあるんだと思うんですよ。この形容詞形のGenerativeっていうのもそうですけれども、
人間が守護だと他に言い換えとしてはProduceとかCreateみたいなものを使ったりすることが割と多いのかなっていう気がするんですね。
ただ、AIが守護に立つと、もちろんProduce、Create使ってもOKだと思うんですけれども、Generateって非常に合ってますよね。
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つまり、この辺りの使い分けがもしかしたらあるんではないかと思ってるんですね。
つまり、Human beings create artという一方で、AI generates artのような対立というんですかね。
明確な対立があるのかは分からないんですけれども、Generateっていうのはやはりどちらかというと無機質なものが守護に立つっていうことが多い印象なんですね。
この辺ですから、人間もこのAIの能力にCreativeという形容詞はちょっとまだ使いたくない感覚が残ってるんではないかと。
Generativeと言ってるわけですね。
Chat GPTであって、Chat CPTではないっていう、この名付け方あたりに人間の一種のプライドと言いますか、その裏返しの恐れみたいなものが
もしかしたらあるのかもしれないなというふうに、このGenerativeというキーワードについて考えています。
語源的で一つ話題を付け加えておきたいと思うんですけれども、もう一つ気になる最新テクノロジー、最新といってももうここ10年、20年で出てきていますが、
Genetic Engineeringというのも最新の生物学的テクノロジーと言えますよね。
遺伝子工学ということです。
これGeneticって言いますね。遺伝子の遺伝子学のという意味ですけれども、例えばGM FoodなんていうときのGenetically Modified Foodということで比較的身近になりつつある最新生物学的テクノロジーということかと思うんですが、
実はこのGeneticのGENの部分、これはGenerativeのGENの部分と語源的には同じことになります。
そしてこれはですね、基本的な意味が生み出す、生むという本当に広い応用範囲の効く動詞が元になっていますので、とにかく多くの単語に入り込んでいます。
このGENっていう部分ですね。これを次のチャプターでたくさん英単語からの事例として挙げてみたいと思います。
今日はある意味そちらが本題ということになります。
それではチャプターを変えます。
英語やフランス語、ラテン語、ギリシア語等の大元、これはインドヨーロッパ祖語と言われています。
陰陽祖語ですね。この陰陽祖語での語形っていうのが復元されていまして、今日話題にするのはGENとして復元という語根ですね。
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これは生み出すというのが原理ということになります。
そしてここから非常に多くの単語が生まれ、そして直接ゲルマン系のルートを経て英語に行き着いたものもあれば、一度イタリック語派ですね。
例えばラテン語とかフランス語で発達した形を後に英語が借りたということで英語の語彙に収まっているものもあります。
それからギリシャ語を経由してきたものもあります。
色々なんですけれども、結果として英語語彙の中には非常に多くのこのGENに由来する単語が入り込んでいます。
まずGENERATIVEとかGENERATEというのは既に出てきましたが、これは当然生み出すということでまさに原理がよく残っていると思うんですね。
名詞形がGENERATIONということになって、もともとは生み出されたもの、子孫という意味から世代、一世代という意味に発展しています。
そして子孫という意味が出てきますので、一族って意味が出るんですね。
一族、種族、部族、種類といったような非常に一般的な意味を持つ語が生み出されるに至りました。
今、一般的なって言いましたけれどもGENERALっていうのがまさにそうですね。
これはその種族、一族、全体について言えるほどの意味です。
その反対語がその種族の一部について言えるぐらいの意味で、speciesという別の単語が生まれます。
これはspecialの語源にもなっていますね。
一般と特殊というこの対立はですね、その一族の中の全体を見るのか一部を見るのかというところから発展した単語だということになります。
種族、一族という意味からはですね、例えばGENRE、これはフランス語から入ったんですけれども、ジャンルですね。
まさにジャンル、ある種類っていうことですよね。
それからGENDERっていうのもそうですね。
これ今では性、性別の性というふうに訳されることが多いですが、これもある種人間の2つの種別ですよね。
男と女みたいなもので、もともとは種別ぐらいの意味でしかなかったっていうことになります。
他にGENERIC、GENEROUSなどがありますね。
そしてUMUという原理に改めて戻りますと、ここからですね、GENETIC、GENEですね。
遺伝子、これは生み出すものに関係しますんで、当然こういった単語が生まれますし、それからGENITAL、生殖器、生器のことですね。
それからGが誤答で消えたバージョンっていうのがありまして、そうしますとNだけが詩人として残ることになりますが、ここにたくさん残っています。
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例えばNATIVE、NATION、NATUREという基本語ですけれども、これももともとは母なるとか生み出すという意味が元になっているわけですね。
一緒に生まれたということでCOGNETという単語もあります。
これは同婚語、語源を同じくして生まれた単語みたいな意味でCOGNETっていうのを言語学でもよく使います。
それからBENIGN、MALIGN、生まれが良い、生まれが悪いっていうのが本来の意味です。
一方ですねGENTLE、GENTLEMANのGENTLEですけれども、これはですね、生まれが良いという意味から来ています。
そこで貴族的なであるとか、いわゆる紳士のという意味になってきますよね。
妊娠したのPREGNANTも挙げておきましょう。これはGNという部分でしっかりGとNが残っています。
挙げれば本当にキリがないですけれども、他にはENGINEのGINの部分がそうです。
それからGENIUS、これもそうですね。
それからGENITIVE、属格という言語学用語ですけれども、これも属する、所属っていうことです。
それからRENESCENCEですけれども、このNEの部分が生まれるっていうことですね。
再生、改めて生まれるっていうのが原理です。
今挙げたものはほとんどがですね、ラテン語かフランス語から入ってきたものということになりますけれども、ギリシア語から入ってきたものもいくつかあります。
GENEALOGY、家系を意味する単語ですね。
それからGENESIS、GENESISといえばこれは創世記ということになりますね。
GENOCIDE、虐殺ということですけれども、これは一族みな関連する、一族みな殺すということですね。
HOMOGENEOUSであるとかHETEROGENEOUSという場の部分もやはり同じ語根に遡ります。
ここまではだいたいGNという形でGが消えてしまう場合もありますけれどもね。
Nだけの場合もありますけれども、基本的にこのGの音、Gという音、あるいは英語に入ってくる場合にはJという音に分けて入ってくることが多いんですけれども、
G、この音に代表されるわけなんですが、実はですね、引用素語のこのGENという語根、これはストレートにゲルマン系のルートで入ってきますと、
グリムの法則という音変化によってGの音がKになります。
このルートで入ってきたものはですね、従って現代の英語でもKU、そして典型的にKで綴られるものがあります。
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例えば一番ストレートなのはKINです。
KIN、これ親族一族という意味でまさに残ってますね。
そしてこれにDをつけてKINDというのも、これ種類って意味ですよね。
種類の意味のKINDです。
それから親切なの形容詞のKINDも実は同じ語源で、これを同じ一族の中で仲間妻子という辺りから発展して内部のものに親切だということです。
他にやはり一族、家族、親族の意味でKINDREDという単語もあります。
そしてこれを驚くかもしれませんが、実はKING、王様です。
これは一族の代表者という意味なので、やはり族が関わっています。
英語と同じゲルマン系の言語であるドイツ語ではKINDRED、これ子供の意味ですね。
このドイツ語から入ってきた単語としてKINDERGARTENがありますね。
これいわばCHILDREN GARDENと言っているようなもんです。
幼稚園ということです。
キリがありませんね。この辺りで止めておきたいと思うんですけれども、引用語根のGENというこの小さな語根要素を生み出すという一般的な意味を持っているために、とにかく応用範囲広いですね。
そして発展の余地もたくさんあるということで、実に多くの単語を生み出してきたと。
GENしてきたという、そんな語根に注目してみました。
英単語の語彙をアップさせるのに、この知識利用してみてください。
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
ボイシーのトークテーマに乗る形で、GENERATIVEというキーワードからスタートして、結局は引用語根GENに遡る単語群をいろいろと挙げてみたという、そんな回になりました。
このチャンネル、英語の語源が身につくラジオヘルディオでは、あなたからのご質問、ご意見、ご感想をお待ちしています。
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そして、昨日の放送会でお知らせしたんですけれども、関連過去回リンク共有プロジェクトを、昨日提案させていただいたんですね。
これは、例えば今日の話題ですと、グリムの法則というキーワードが出たんですけれども、これグリムの法則について扱った回っていうのがこれまでもありますので、その過去放送会へのリンクを貼りたい。
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あるいは少なくとも番号で管理していますので、放送会の番号をリスナーの皆さんの間で共有したいということなんです。
今回みたいに、私がすぐ気づくものであれば、もちろんこのチャンネル内でそれを申し上げるんですけれども、具体的には288回なんですけれどもね、3にまつわる語源あれこれグリムの法則ということで、こちらも聞いていただければと思うんですが、私が思い出せなかったり、そしてむしろリスナーさんのほうがよく聞いていて、この回関係あるよっていうことをもし覚えていたらですね、
コメント欄に番号だけで構いません。その放送会の番号などを、例えばシャープとともに投げていただくと、みんなで共有することができるという、ただそれだけなんですけれどもね、もし覚えていたりすればということです。わざわざ探しに行ってまでということはする必要は全くありませんけれども、
もしそんな形で少しでも多く過去回と相互リンクを貼れるような仕組みが出来上がるといいなと思っています。ぜひご協力いただければと思います。それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように、ほったりうちがお届けしました。また明日。