【再】#779. 「ゆる言語学ラジオ」で evident (evidence)
2026-09-07 17:15

【再】#779. 「ゆる言語学ラジオ」で evident (evidence)

#heldio #英語史 #英語教育 #英語学習 #hel活 #英語史をお茶の間に
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/650f4aef0bc9d6e1d67d6767

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:00
おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、そして英語のなぜに答える初めての英語史の著者の堀田隆一です。
英語の語源が身につくラジオheldio。英語史をお茶の間に、おもとに、英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は7月19日水曜日です。 連日本当に暑い猛暑の東京続いていますが、皆さんのお住まいの地域はいかがでしょうか。
元気にいきたいと思います。本日はですね、昨晩アップされましたゆる言語学ラジオ、皆さんご存知かと思いますが、
もっか、言語学系では最も有名な、そして視聴されているYouTube、あるいはポッドキャストのチャンネルということですね。
私もいろいろな形でこのゆる言語学ラジオにですね、お世話になっているわけですね。井上保田の我々のYouTubeにもですね、
ゆる言語学ラジオのパーソナリティの一人、水野さんをお招きしたことがあるということでですね、
私もゆる言語学ラジオの方に4回ほどお邪魔して、その4回目がですね、ちょうど昨日アップされたということなんです。
こちらにリンクを貼っておきますので、ぜひ見ていただきたいと思うんですけれども、英単語集のターゲットありますね。
あれを水野さんが受験期にですね、勉強していた、そのターゲットの本に載っている一つ一つの重要単語ですよね。
覚えるべき単語について語源うんちくを語っていくというシリーズものなんですが、そこにですね、私がたまたま今回、私がですね、英語史研究者として英語の語源についていろいろと発信している私をお招きくださってですね、
一緒に語源うんちくを語るっていう、そういう回だったんですね。
そして担当の語はですね、エビデント。別に一語で終えるつもりはなかったんですが、結果的にですね、何十分も喋ってエビデントだけになったんですよ。
しかもですね、エビデントについてはほとんど述べていなくてですね、ビデントの部分、ビデの部分ですね、これがミルというラテン語のウィデオ、ウィデーレという動詞、ミルですね。
非常に基本的な単語、動詞なので、ここからもう非常に多数の単語が発生してるんですね、ラテン語で。
そしてそれを英語は釈用しているっていうこともありまして、とにかく派生語の広がりがですね、ものすごいことになってるんですね。
ですので、エビデントをキーワードとしつつ始めたんですが、実はですね、その他の派生語ばかりに関心がいて、エビデントにはほとんど戻ってこなくって終わってしまったっていうことなんで、
03:11
エビデントについて触れていないことがいっぱいあるんです。
そこでですね、昨日の今日ということではあるんですけれども、今日のVoicy Heldioでは、このエビデントそのもの一語に絞ってですね、お話ししたいと思います。
ですので、今日の配信会はですね、ぜひ水野さんにも聞いていただきたいなぁなどと思いつつお話ししたいと思います。
あとですね、ゆる言語学ラジオからこちらに飛んできていただいた方もですね、少なくないかもしれませんが、こういう話をですね、毎朝6時にお届けしていますので、ぜひですね、面白い話してるなというふうに感じていただけたようであれば、ぜひですね、毎日聞いていただければと思います。
それでは次のチャプター、本編始まりです。よろしくお願いいたします。
昨日、2023年7月18日にアップされましたゆる言語学ラジオの最新回、私、ホッタリウイチが出演させていただいています。
水野さん、堀本さん、大変収録でお世話になりました。ありがとうございました。
その回では、evidentという単語から始めまして、その語幹に相当するvidという部分ですね、これが見るというラテン語のvidereとかvideoという形ですね、これに遡るわけなんですね。
そして、さらに遡りますと、インドヨーロッパ祖語のwadeという語幹に行き着くということなんですね。
そして、このwadeに遡る多数の英単語があるよということで、とにかくそれをですね、上げてリストアップしてひたすら数十分話すというような回だったんですね。
大元のevidentについては、実はたどり着かずにですね、回収されずに終わってしまったということなんです。
もし、evidentをですね、ちゃんと解説しようとすると、あと1本数十分取る必要があったろうなという感じなんですね。
そこで終わったわけなんですが、なので今日はですね、いわば補足という形で、そのものですよ、evident、ここから始まったわけなんですが、これについて解説したいと思うんですね。
これがですね、実は解説しだすと、やっぱり1時間多分必要だというのはですね、簡単じゃないんです。
ですので、このVoicyのヘルギオでもですね、短時間で説明しきるというのはなかなか難しい話なんですが、なるべく端的に分かりやすくお話ししてみたいと思います。
まずですね、evidentのえの部分です。
06:02
これもですね、昨日のゆる言語ワークラジオの方ではほとんど触れてないんです。
ただまあ、これはですね、難しくなくて、ラテン語のx、これが縮まったもので、要するに外にです。
英語で言うと、アウトに相当する前置詞と言いますか、接頭詞なんですね。
えの部分です。
そして、videntの部分が、これがですね、ラテン語、videre、見るという動詞の現在分詞なんですね。
現在分詞っていうのは、videreの場合、vidensっていう風にensという語尾をつけるんですね。
vidensとなります。
最後のsの部分は、屈折によってですね、tに変わったりします。
そこでvident、これで合わせてevidentという形に、英語ではそういう形になって入ってくるんですね。
evidenceあるいはevidentemというのが元にあり、それがフランス語を経由して、英語に14世紀後半に入ってきました。
形容詞形としてevidentが、そしてその直後に名詞形ですね、evidenceも入ってきました。
大体同じタイミングで入ってきていますね。
さて、このevidentという単語はですね、入ってきた経路とどのような語形で入ってきたかという、その形そのものはこのようによくわかっているんです。
何にも問題ないように思われます。
しかしですね、形ではなく意味の方を考えると結構これ難しいんですよ。
何でかと言いますと、まず英語でのevidentの意味を確認しておきたいんですが、これ明確な、明白なっていうことですよね。
誰が見ても明らかなって意味です。
ですからその名詞形がevidenceということで、誰が見ても明らかな証拠という意味になるわけですよね。
もともと明らかな、明白な、明確なという意味なんですよ。
例えば例文を挙げますと、
こんな感じでですね、明白な明らかなという形容詞で使われるんですね。
では、語源をたどってですね、この意味が本当に出てくるのかどうかを確かめてみたいんですが、
英語のingに相当しますね。濃度的な意味を持っています。
09:02
そうするとですね、そのまま英語に当てはめると、
外を見ているという能動体です。
当然見ているっていうのは典型的に人だと思うんですよね。
人が外を見ているって意味なんですよ。
これどう考えても明確なという意味になりません。
look see、見るんではなくて見えるとか見られるという受け身だったら意味がわかります。
外側がとてもよく見えるぐらいですね。
外に対してとてもよく見えている。
だから明白だ、明らさまだ、そんな意味になるのはわかるんですが、
あくまでラテン語では現在分詞なんですよ。
英語で言うとingであって、
外を見ている側の人間を描写する、形容する、形容詞ということになっちゃうんですよ。
ですが、英語での現行の意味は明確な明らかなということで、
むしろ対象となるものが明確なものだと見えているっていうことですよね。
これですね、体がひっくり返ってるんではないかということになるんですよ。
体っていうのはvoiceですね。
能動体、受動体というあの体です。
そしてこれはですね、英語もそうですが、インドヨーロッパ語ではですね、とっても大事にする区別です。
体というカテゴリーですね。
ですので皆さんも学習した覚えがあると思いますが、
interestingとinterestedっていうのは全然意味が違う。
interestingっていうのは現在文字に由来するので、
そのものが人に興味を沸かせているっていうことで、
ものを形容するときはinterestingなんだっていうことですね。
みたいなことです。
一方、興味を持たせられる受け身意義はですね、interestedと表現するので、
普通興味を持たされるのは人間ですので、
I'm interested in listening to the voice radioみたいになるわけですよ。
この体の違いっていうのはとっても重要だよっていう風に英語学習などでは散々習ってくるわけなんですね。
ところがこのラテン語のAvidensというのはですね、
脳動体の形をしていながら、
意味としてはですね、やっぱり脳動体からはどうしても明白な、明確なっていう、
あの意味はどうひっくり返っても出てこないんですよ。
やっぱり外に向けてX、Aですね。
に対してVidentっていうのが、このVidentの部分がよく見えている。
よく見るんではなくて、人が見るんではなくて、
ものとしてよく見られている。
12:00
とても明白な形で目に見えているっていうことですよね。
人の目に。
なので、脳動体の意味を表す現在分子という形ではですね、
つまりEvidentという形では、
本来であれば絶対に明白な、明確な、明らかなの意味は出てこないんです。
ですがですね、これ英語の語源辞典等いろいろ調べても、
ほとんどこのこと触れていないんですね。
唯一触れていたのはオックスフォード系の英語語源辞書でした。
OEDも含めてなんですけれども、
そこにですね、チラッと一言だけ書かれています。
何て書かれているかと言いますと、
これは形としてはラテン語の現在分子なんだけれども、
意味的にはミドルボイスっぽいよねっていうことが一言チラッと書かれています。
ミドルボイスというのは中間体とか中動体と訳すんですけれども、
これはですね、結構これ自体が難しい話なので、
今のところはですね、受け身、受動体と似たようなもんだと思っておいてください。
ですので、これは現在分子でありながら、
意味としては受動体、受け身っぽいんで、
ちょっとだけ注意してねっていうことがオックスフォード系の英語語源辞書には記載が、
それも一行程度ですがあります。
つまりこれは何でこんなことになってしまったのかという深い説明はそこにありません。
本当は見るの意味なんだけれども、
今回の場合、エビデントに関しては見えるとか見られるとかそんな意味になっちゃうので、
ちょっと要注意ねとそれぐらいの注がついている感覚です。
これヒントとしてはですね、ルックがまさにそうなんですね。
英語のルックは見るでもあるとともに見える。
He looks gorgeousとかShe looks prettyみたいに言いますよね。
見る、見えるこの辺りの微妙な差です。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
イルゲン語学ラジオ4回出演させていただきまして、
収録時も本当に楽しかったですね。
その後もイルゲン語学ラジオさんとはお付き合いさせていただいていますけれども、
関連するですね、ブログ記事をちょうど今朝書きました。
私、英語誌ブログヘログと呼ぶブログをですね、
14年ぐらいですかね、毎日続けているんですけれども、
今日アップした回はですね、
やはりイルゲン語学ラジオ出演会ということでですね、
それに引っ掛けた話題で、
そちらでこれまでの関連リンクですね、
イルゲン語学ラジオの2人との絡みであるとか、
15:05
関連するリンクも貼っておりますので、
そちらのブログ記事見ていただければと思います。
このチャプターにですね、リンクを貼り付けておきますので、
そちらから飛んでいただければと思います。
英語の語源、面白いと思うんですね。
今回のイルゲン語学ラジオ出演会で、
おそらく最も炸裂したのではないかなと思いますね。
その英単語の語源、その魅力ということですけれども、
これを機にですね、
こちら、今お聞きの英語の語源が身につくラジオヘルディオ、
これをですね、毎日のように聞いていただければ、
ますます語源が面白くなっていきます。
そしてその背後にある学問分野である英語史、英語の歴史、
この分野にも関心が湧くかと思いますので、
ぜひですね、イルゲン語学ラジオから飛んできていただいた方もですね、
レギュラーリスナーの中に混じって、
このチャンネル聞き続けていただければ幸いです。
このチャンネル、英語の語源が身につくラジオヘルディオでは、
あなたからのご質問、ご意見、ご感想をお待ちしています。
Voicyのコメント機能を通じてお寄せいただけますと幸いです。
TwitterとSNSでのシェアもよろしくお願いいたします。
チャンネルをフォローしていただきますと、更新通知が届くようになります。
ぜひフォローをお願いできればと思います。
また、面白かった、ためになったなどと感じた回がありましたら、
今日であるとか最新の回だけではありません。
過去の回を聞きまして、これ面白いという回がありましたら、
ぜひですね、いいねやコメントをいただければと思います。
私Eの方に必ず通知が入ってまいります。
そちらにもなるべくですね、反応したいと思います。
全て目は通しています。
反応できるかどうかっていうところはあるんですが、
なるべくそれでも反応はしたいなと務めておりますので、
たくさんコメントをください。
それでは暑さに負けずに今日も行きましょう。
皆さんにとって良い1日になりますように。
ほったりうちがお届けしました。
また明日!
17:15

コメント

スクロール