【再】#638. 今日の不規則は昨日の規則,今日の規則は昨日の不規則
2026-04-19 17:16

【再】#638. 今日の不規則は昨日の規則,今日の規則は昨日の不規則

#heldio #英語史 #英語教育 #英語学習 #hel活 #英語史をお茶の間に
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本日は2月28日火曜日です。 2月も最後の日となりました。いかがお過ごしでしょうか?
本日お届けする話題は、【今日の不規則は昨日の規則】 今日の規則は昨日の不規則、です。どうぞよろしくお願いいたします。
本題に入る前に、【heldio】の生放送のお知らせです。 3月3日金曜日です。今週の金曜日午後3時40分から4時40分、この60分間の枠で
英語史クイズを生放送します。 このイベントはですね、もともと内輪でいくつかの大学の先生、英語史の先生と学生が集まってですね
内輪でやるイベントということで企画していたんですが、他にもいろいろやることがあってですね。 ただこのクイズイベントに関しては、もう思い切って一般公開してしまえということで、このheldioになることができます。
初めての試みで、今いろいろとですね、段取り打ち合わせをしているところなんですけれども、基本的にはですね、英語史研究者が複数ですね、出題者となって出題します。
そして回答、解説までついて、楽しく勉強できるという、そういう趣旨のイベントですね。
私自身は多分司会のような役回りになったりですね、あるいは答えて楽しむというような役割になるかと思うんですが、出題者の英語史研究者たちですね。
heldioでもおなじみの、千本ノックでおなじみの複数の先生方です。
まず菊池翔太先生、専修大学の菊池翔太先生ですね。英語史新聞の第4号でもフィーチャーされている先生ですけれども、まず一人目ですね。
それから熊本学園大学の矢泉博先生、矢泉先生にもいつも千本ノックでお世話になっていますけれども。
そして先日もこのheldioに出演したばかりのマサニャンも登場して出題することになっています。
その他ですね、飛び入りで他の先生方も出演してですね、出題者になっていただけるかなと思っているんですけれども。
当面このようなメンバーが出題者となって、当日ですね、その場には数十名の学生もいると思うんですけれども、その雰囲気をですね、このheldioでも生放送でお届けするというそんな予定です。
3月3日金曜日の午後3時40分から4時40分、この60分間です。リスナーの皆さんの中でこの時間に都合をつけられるという方がいましたら、ぜひぜひ生放送でお聞きいただければと思います。
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その時間にはちょっと無理という場合もですね、後日おそらく翌日になると思うんですけれども、アーカイブでお届けする予定ですので、そちらも含めてお楽しみにしていただければと思います。
ということで初の試みなんですけれども、英語シクイズ生放送3月3日の午後3時40分スタートということで念頭においていただければと思います。
どうぞお楽しみに。本題です。今日の不規則は昨日の規則、今日の規則は昨日の不規則というタイトルなんですけれども、主に形態の話をしています。
語形ですね、語形変化を念頭においてお話しするんですけれども、これはですね広く一般的に言語に当てはまるということで、英語だけに限った話ではありません。
ですので一般的に聞いていただいても良いと思うんですけれども、具体例は英語から挙げたいと思います。
皆さん英語を学習してきてですね、不規則なもの、これ暗記しなければいけませんので厄介なんですよね。
規則的なものというのは一度覚えてしまえば、その同じ規則を多数の単語に応用できるということで、一度覚えてしまえばいいということなんですね。
一回覚えれば良い。ところが不規則系っていうのは単語ごとに違うわけですから、その不規則性が関係してくる単語の数だけ暗記しなければいけないということで、一回じゃ当然済まないという面倒があります。
ですが言葉には不規則なものっていうのが付きものなんですね。英語の学習で不規則といって、まず思い浮かべるのは皆さん何でしょうか。
多くの場合、動詞の活用っていうのがまず出てくるんじゃないかと思うんですね。
過去形、過去分子形でEDを付けるというのが規則的な作り方で、99%の動詞はこれで作るということになっているわけですね。
ところが一握りの、しかも頻度の高い単語ですね、動詞に関しては不規則な活用するものが多いという事実がありますね。
このヘルディオでも色々と取り上げてきてはいますけれども、典型がgo went goneという場合のgoがwentになってしまうというようなとんでもない不規則ですよね。
それからsing sang songであるとかdrive drove drivenであるとか、皆さん何十個かこういった不規則活用を覚えてきたと思うんですね。
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他に不規則といえばですね、これはもっと一握り、数が少ないんですけれども、名詞の複数形の中にも不規則なものがいくつか存在します。
典型的にはsを付ければいいということなんで、これが複数形を作るときの規則なんですけれども、
manに対してmenとなったりmouseがmiceになったりfootがfeetになったりするというあのタイプですよね。
なんでこんな妙なものがあるんだろうと言いながら考えても仕方ないんで覚えてきたというのが実態だと思うんですね。
他には形容詞の比較級、最上級ですね。これは普通はerestを付ければ良い。
あるいは長い単語の場合はmore、mostを頭に付ければいいということになってるんですけれども、
最もよく使う形容詞の中にですね不規則なものがあってgood, better, bestであるとかbad, worse, worstのようなものがありますね。
他にもいくつか一握りですがあります。
動詞の活用、名詞の複数形、そして形容詞の比較という3つぐらい例を挙げてみましたけれども、
英語史的に見るとこの3つっていうのは非常に古くから存在しているものなんです。
古英語にもありましたし、それ以前からおそらくあったと考えられます。
しかもですね、これ全てではないんですけれども傾向として言えることはこうした今日の不規則形ですね。
もともと歴史が古いというのがよくあるパターンなんですが、さらにですね、
昔はこれが規則的だったということなんです。
本日のタイトルにあるように、今日の不規則は昨日の規則というのはこういうことなんです。
不規則活用する動詞を例にとってみますと、これは実は古いだけでなく、むしろこちらのほうが規則的だったんです。
そしてedをつける、いわば今規則的だと言われているもの、これがかつてはむしろ不規則、少数派だったということなんですね。
これは驚きかもしれませんが事実です。
ですので一つ教訓はですね、英語を勉強していて不規則な現象を発見したら、これはおそらく歴史が古いなと。
昔から、例えば小英語の時代からあったという確率が高いなと考えて結構です。
しかもただ古いだけでなく、当時はこれこそが規則的だったのかもしれないと疑ってみると、
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100パーとは言いませんが、7、8割ぐらいだいたいその通りです。
今日の不規則というのは、昨日の規則なんだということですね。
逆もまた真なりです。
つまり、今日の規則は昨日の不規則ということですね。
先ほども述べたようにEDという、いわゆる規則的な、現代の用語でいうところの規則的な動詞の過去形、過去分詞形の作り方というのは、歴史の後から出てきたんです。
比較的新しいってことです。
ただ、あくまで比較的新しいっていうことで、このEDに関して言えば、引用、そこからの長い数千年の歴史スパンで考えると比較的新しい方だということで、もうすでに小英語にもあって定着していましたので、小英語よりももっと前の話ではあるんですけれども、
それでもいわゆる、今現在不規則動詞と呼んでいるものの方が歴史はもっと古いんです。
そしてEDの方がより新しい方だということになります。
新しくEDが出始めた頃っていうのは、当然少数派ですから最初は。
これ不規則だなというふうに当時の人が、もし英語という言語を分析するんであれば、言語学者のように分析するんであれば、EDっていうのが不規則だなというふうに見えると思うんですよ。
ところがそれ以降どんどん分布を増やしていって、一握りの動詞を残してほぼ全ての動詞をこのEDというものが飲み込んだ。
こうなりますと圧倒的に分布が広いわけですから、こちらの方が規則というふうに見なされるようになるわけですね。
そして少数派になってしまった、歴史的には実は古い、そして歴史的には規則的であったものが見え方としては、現代の教授的な観点から言うとむしろ不規則というふうに見える。
つまり過去とで規則と不規則がひっくり返るということが言語においては結構多いんだということになります。
現代英語を勉強していて不規則だなと思うものには注目が集まりやすいです。
一つ一つ暗記しなければいけないということで、どうしても焦点が当たりますね。
みんな注目する。ところが昔は何の変哲もないただの規則形だったという可能性が高いということになりますね。
逆に現在規則的なので全く目立たない、何の疑問も抱かない規則形こそが昔は不規則だったという可能性が高いということになります。
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この言語に見られる一般的な傾向ですね。100パーではありませんよ。なので傾向という言い方に留めているんですけれども、確かにこのパターンにはまるものが多い。
すると重要な考え方のヒント、教訓みたいなものがここから導き出せるのではないかというふうに私は思っています。
どういうことかと言いますと、みんな現在不規則である現象ばかりに関心がいくということなんですね。
ですがそれは遡ってみると何の変哲もない、面白くもない規則だった可能性が高いということですよね。
ですのでむしろ何の変哲もない、今は規則的で全く問い疑問すら浮かばないような何の変哲もない普通の語形、規則的なものということですね。
これを遡ると実は不規則だったってことがわかることが多いので、むしろこっちに注目するのがお得かもしれないということなんです。
みんなが見るところはすでに掘り尽くされていて、あまりオリジナルなことを言えないことが多いんですね。
そうではなく誰も目をつけなさそうな変哲もない普通のこと、この歴史を遡るっていうことはほとんど誰もやらないので。
ですが遡ってみると、実は昔はこんな規則的ではなかったという面白いことに行き当たるということがあり得るんですよ。
ということで一つの傾向として覚えておいていただきたいのが、今日の不規則は昨日の規則、今日の規則は昨日の不規則ということです。
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
このチャンネル、英語の語源が身につくラジオヘルディオでは、あなたからのご質問、ご意見、ご感想をお待ちしています。
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Twitter等でのシェアもお願いいたします。
今年に入りましてから2ヶ月経ちますけれども、コメント欄が昨年に比べてぐんと活発化しておりまして、
私も日々コメントを皆さんから寄せていただくコメントを読んだり、そしてそれにコメントバックしたりということが2日となりまして、非常に楽しい時間になっております。
そしてリスナーの皆さんもただ聞いているよりも、参加する方が能動的に関わる方がもっと楽しめると思いますし、学べることになると思いますので、
ぜひ一言で構いませんので、少しだけ勇気を出してコメントをいただければ幸いです。
それからコメントに関連しては、コメント付けのある種口実になるかもしれないという意味合いもあるんですけれども、
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関連過去回リンク共有プロジェクトというものを皆さんと一緒に展開しています。
この一緒にやっているんですけれども、過去の放送会で関連した内容が扱われているなというふうに、皆さんの記憶の中に残っていたそういう回があったら、その番号だけで構いません。
コメント欄に投げていただければと思います。
こうすることで放送間のネットワーク、リンク貼りみたいなものができて、いもづるしきにジャンプして関連する放送会を聞いていけるというような環境がゆっくりとですが、出来上がってくるだろうと期待してのことなんですね。
もちろん、皆さんにお願いしているだけではなくて、私自身が一番リンク貼りしていかなければいけないと思っているんですけれども、
例えば、今日の放送会と関連して58回が参考になると思うんですね。
なぜ高頻度後には不規則なことが多いのですか?という素朴な疑問に回答している回です。
ですので、私自身が気づいたもの、覚えているものに関しましては、このように放送の中で述べたり、実際この58へのリンクをこのチャプターに貼り付けておきたいと思うんですけれども、
すべて拾い出せるわけではありませんし、むしろ聞いている皆さんの方が記憶に残っているということも実は多いのではないかと。
そういう趣旨で、関連会、何か気づくものがありましたら、番号だけでも結構ですので投げていただくと。
そんなプロデューサーですけれども、日々の放送会の中でそういうことが増えていくと、結果的に面白いリンクの張り巡らし、ネットワークができるのではないかなと思ってのことです。
ぜひ気づいたらで構いませんので、このプロジェクトへの参加ご協力お願いいたします。
それでは、今日も皆さんにとって良い1日になりますように、ほったりうちがお届けしました。また明日。
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