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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、 そして英語のなぜに答える初めての英語史の著者の堀田隆一です。
英語の語源が身につくラジオheldio。英語史をお茶の間におもっとうに、英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は7月3日月曜日です。新しい1週間の始まりです。 今週もheldio、頑張っていきたいと思います。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
本日お届けする話題は、 ウルフスタンがもたらした超重要単語
ロー、小川俊さんとの対談、第3弾です。
小川さんとの対談も第3回目となりましたが、今日はとても重要な話題です。 ロー、法律を意味する非常に重要な単語なんですが、これが実はですね、英単語ではないんです。
古ノルド語の単語を釈用したものなんですが、 この釈用に
おそらく関与したんではないか、釈用の定着に関与したんではないかと言った方がいいかもしれませんね。このあたり詳しいことを小川さんに伺いました。
おはようございます。
本日も第3回目となりますけれども、小川俊さんにお越しいただいています。 今日もよろしくお願いいたします。
過去2回ですね、ウルフスタンとは何者から始まって、前回も大変勉強になりました。 ウルフスタンの生きたバイキング時代、バイキング時代も長いのでその後半でしたけどね。
その前半から振り返る形で、バイキング時代の前容、 そしてその後半にウルフスタンという人物が生きていたんだという。
小川さんはウルフスタンの研究者ですからね。 久しぶりなんで、ちょっとわかっているかなというところを確認しましたが、リスナーの皆さんにも。
今日はですね、今までデンマークのバイキングたちがイングランに攻め込んだというところで、 前回もあったと思うんですけれども、イングランの北東部は結局奪われたんですよね。
バイキングに。 デンマーク人の、北欧人の法律が適用される地域ということで、この領土のことを歴史用語でデインローと言っていたわけなんですが、
今日ちょっと注目したいなと思っているのは、この我々に身近な英単語であるロー。 法律っていう単語で、これは非常に重要すぎる単語ということで、英語でも
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ローと出てくるわけなんですが、この語についてかなり詳しくね、お母さんが研究されてるっていうことを聞きまして、これは聞いておかなきゃなっていうことなんですが、
ローって当たり前の英単語で、だいぶ早い段階で習うと思うんですよ。英語学習で。 中学生くらいで100%習うかもしれないですね。
法律なので、出てくると思うんですけれども、これはどういう語源とか、語の歴史を持っているんでしょうか。
これはですね、すごく英語っぽいなーって感じるかもしれないんですけど、実はこれは先ほどから話しているこのバイキングという人たちが話していたコーノルド語という言葉から英語に釈用されてきた言葉ですね。
じゃあデインローって、デインってデインマークのデンなんで、これ自体多分その北欧語由来でしょ、きっと。
で、ローもそうだっていうことなんで、デインローって英語っぽい響きがありながら、実はローも含めて北欧語。 実は全部外国語だったっていうことですね。
えっと、それってそのバイキングが攻められた地域で、まあこれは後世の用語なんでしょうけどね、デインロー自体は。
で、それまで法律っていう用語はアングロサクソンになかったわけじゃないですよね。
直になんでそれっぽいものあるわけでしょ、法律は。
それはもちろん法律自体はもうかなり昔からアングロサクソン人たちの中にあったので、それを表す単語自体は、英語由来の単語はもちろんあった。
それなんて言うんですか。
それはですね、非常に聞き取りにくいんですけど、アールっていう単語があった。
聞き取りやすかったと思うんですけど。ローとかぶんないですよね、エルじゃ始まってないし。
全くかぶらないですね。
語源は多分違うんですね。
全然違うと思います。
同じゲルマン語でもやっぱ違うっていうことで、で、そのアングロサクソン、本来のイングランドでその単語があったのに、
このローが、ヒャップユーズってその北東部のデインローでのみローという言葉ね。
北欧語だから、北欧の地外保険のエリアだから、そこでローって使われるのは分かってるんですけど、今普通にローって普通に使いますよね、英語で。
なんでそのアングロサクソンの元の単語は残らずにこのローになっちゃったっていう。
そうですね、これが実際に本当に完全に取って変わったというか、アールがローに変わったのが中英語っていう時代なんで、本当に変わったのは700年とかそれくらい前くらいの時代っていうふうに言われたんですね。
今話題としているより、もうちょっと後の時代にローに結局変わったっていう。
だからそれがやっぱりそこの影響力が後英語の時代からあったっていうか出てきたっていうことですよね。
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それはやっぱりそのデインローエリアのその北欧人が携えてきた法律とか、その振興をして奪ったわけですから、やっぱり影響力があったっていうことなんですか?
そうですね。ただここでなんで元々の語彙語を捨ててまで外国語だったのか、ローが入ったのかってことなんですけど、そこの結構なもちろんいろんな要因が、単語が生き残るか、捨たれるかってあると思うんですけど、
そのローが結果的に残った要因のかなり大きな一つが、私が研究しているウルフスタンという。
ヤツか!
ヤツが要因なんじゃないかっていうふうなことを考えてるんですよね。
それはどういうことですか?ウルフスタンは本来の英語話者ですよね。
そうですね。
なので、え〜とかそっちに馴染んでたんでしょ?最初は。
馴染んでたはずですね。
それが、そのデンマーク王朝に使えることになり、もちろんローっていうね、単語も知ったわけだと思うんですが、そっちをむしろ徴用したっていうか。
多用したっていう特徴がある。
それ蔵替えですか?政治的蔵替えっていうか。
それはなかなか難しいんですけど、ただやっぱり本当に専門的な研究のレベルでもですね、
後半、キャリアの後半になって、ヨークというそういうバイキングの影響を色濃く残る場所に移動したから、
だから彼はローっていう単語をたくさん使うようになったんじゃないかって言われてはいるんですけども、もちろんそういう側面は一つとしてあると思うんですけど。
地域性ね。
そうですね。彼のローの使い方を詳しく見てみると、実はロンドンにいる、もうちょっと若い時代からもローっていう単語を結構使ってるんですよね。
そこはちょっと…
使える前から。カヌートに使える前から。
使える前からかなり多用しているっていうところで。
これ先見の目があるというか、もう使えること分かってた。
そういうことなんですよ。
別に。
本当にその辺面白いね。
いまだに決定的な研究としての結論は出てない部分なんですけど、
じゃあ実際なんで彼がそんなに早い時期から、当時として言えば外国の人々が使っていた外国語をなんでそんなに使ったのかっていう決定的な理由は出てない。
なるほど。洋服時代っていうかカヌートに使えたりする前からロー自体、北欧語由来のロー自体を使っていた。
使っていました。
ちなみにその元々の英語のRも使ってはいたんですか?
使っていました。
両方使ってはいた。
両方使っていました。
ただ面白いのは、もちろん当時としては今みたいな著作権みたいな感覚はなかなかあんまりないので、
自分の説教なり作品を作るっていう時、それまでに別の人が作ってた作品をパッチワークみたいに部分部分で引っ張ってきて、そのまま自分の作品にするっていうことはよくあったんですけど、
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その時にそれまで別の人が作った文章にあるRという単語を、自分の作品で使えばいいものを、そこでローっていう単語に置き換えていることが結構多いんですよね。
なのでそうすると、いやあなた暗号の作成人でしょって言い出されるぐらい単語の好みが、なぜかちょっとあなた外国人なんだろうかっていうぐらいちょっと変わってる。
いや、今それ思っちゃいました。北欧の地に入ってたじゃないか、お前みたいな。
本当にそれぐらいの生きる意味なんですよね。なので、そこがちょっと面白い、彼の言葉遣いとしてすごく面白い点なんですよね。
で、そうすると洋服時代になって、それこそカヌートン使えることになると、もうローいっぺん当時。
もう完全にいっぺん当ですね。
その前からそうなんですもんね。
そうですね。なので、かなり当時のアングロフィザクトン人としてすれば、もうローを多用しまくってたっていう人物だったはずです。
そうすると、先ほどの話だと、その後の次の中英語期になって、ローという単語はかなり一般的に今使うような形に定まったというんですが、
そこに貢献したというか、この後英語時代のね、ウルフさん時代にはまだ確定ではなかったかもしれないけど、その後のローの確定に貢献した可能性はあるってことですか?
個人がこの重要単語、これの確率に英語におけるね、貢献したっていう可能性があるってことですか?
なのでやっぱ彼が当時ついていた重要な政治的とか宗教的なポジションとかっていうのはもちろん相まってっていうことですけども、その人物がこのローを使っていたっていうことで、やっぱりかなり英語のあの時代にローという単語が英語に浸透する大きなきっかけを作ったはずだと考えられます。
これ個人の力っていうところですか?
そうですね。だから面白いなぁと思うんですけども。
だから現代で言えば、ちょっと流行り言葉を有名な人が使ったらバーっと広まるみたいな、そういう感覚ともしかしたら近いかもしれない。
地味な単語を選びましたね、これ。流行り言葉の割には。
いや、これはちょっと面白いですね。
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
大童さん、今日もありがとうございました。
第3回目ですが、どんどんこうね、面白くなってきましたね。
今日はローから入ってね、ちょっと思ったんですけどね、一人のウルフスさんという個人の力でローという単語がちょっと株が上がってきたと。従来のアーに変えてね。
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だけども、別にそのウルフスさんの世代で完全に変わったわけではなくて、もうちょっと時間を置いて、次の中英語期になって、ローが確立したっていうところ。時間差?
そうですね。
ああもう、中英語の初期にも残ってはいた。まだ残ってはいた。
残ってはいた。
だんだんと徐々に分布が変わって、ローの方が優勢になって、今に至るみたいなっていうところなんですけれども。これはウルフスさんがインパクトを与えましたってのが分かったんですけど、例えばそうだとして、そこから100年、200年かかるっていった場合の、その時差っていうか、一気に変えるわけではなくて、やっぱり徐々に?
そうですね。
その辺がちょっと興味あるんですけど、これはどういうことなんですかね。どっちでも別にいいでは。
そうですね。なかなかこれも難しい問題で、本当に研究の領域でも決定的な結論が出てるわけではないんですけども。
人によっては、ローっていうのは当時ラグっていう言葉、発音だったんですけど、そのローっていう単語がラテン語の法律を意味するレックスですかね、と発音が似ていて、形も似ているから、法律ってももちろん固い言葉なんですけども、そういう専門用語としての異元というか、専門用語としての風合いみたいなものが、
よりラ、ローの方が強かったから、そっちが残ったんじゃないかと、好んで人々が使ったんじゃないかっていう人もいますね。
ラテン語の意を借りたというか、そんな雰囲気。ラテン語はね、レックスですよね。
語源的にはこのレックスとロー自体はわかんないんですか、関係は。
ちょっと力及ばないところですけど。
まあ難しそうですね。ラグーですよね。
今日ずっとローって言ってましたけれども、当時の北欧語の発音的にはラグーというような、ラグですかね。ラグっていう形でグなんですが、このグがね、だいたい語末にあったり、母音に挟まれたりすると、ダブリっぽい音になってくるんですよね。英語Cの音の変化で。
で、ラウラウとかなって、まあローと今なって、そういう意味ではね、まあレックスと確かにつながりうる感じはありますが、これ僕も調べたことないですけどね。
うーん、なるほどね。このエーよりはなんか、いいだろうぐらいの。
きっちりした単語っぽく聞こえるんじゃないかっていう。
エーって、えっと、今に残ってたら、何になるのかな、えっと、エーだから母音が上がってエーとかなって、えっとね、何になるだろう、エイとか、場合によってはイイとかなって、だからグリムの方とかね、グリムズローじゃん、グリムズイイとかエイとか、まあローの方がやっぱかっこいい感じ。
かっこいいですよね。なので多分そういう音的な側面が影響してるんじゃないかっていう人もやっぱいますね。
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いやだけど、まあ統治のためにっていうか、あの社会においてはやっぱローって昔からね、やっぱり結構重要な単語だと思うんですよ、法律って。
ね、人間社会において契約決まりですから、こういう単語が変わってしまうっていうのは、なかなかね、社会的インパクトっていうか。
すごい珍しいことになるんじゃないかなと思いましたね。
日本語でも何だろう、のりとか、法律って完全に漢語ですし、起きてとか言うとね、ちょっと雰囲気やっぱ違うイメージが、だから知りたいのはウルフスはどういう感覚でアーを捉えており、でロー、ラグを捉えていたみたいな、この辺なんですよね。
そこまで踏み込めるとかなりもっと面白くなる。
こうやってわかるんですかね。
なかなかそれはやっぱ、残っている文献でしか我々がこう、押し測ったり、研究することができないんですけど、将来的に本当そこまできっちりと実論が出せる研究をできれば面白いなと思っているところですね。
はい。まさにね、この語であるとか関連する単語、ウルフス単語の特徴的な使い方をする語っていうのを研究されてね、博士英語を取られたっていうことで、これはね、ちょっともう一回まとめていただけないかっていうことなんですけれども、今日はローで終わりましたけれども、またご出演いただければと思います。
はい、ありがとうございました。
今日はありがとうございました。
ありがとうございました。