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3日金曜日です。いかがお過ごしでしょうか。本日お届けする話題は、【have】と【behave】の発音です。どうぞよろしくお願いいたします。
本題に入る前に2つお知らせがあります。まず1つ目は、いよいよ今日午後に迫りました
生放送のお知らせです。今日の午後3時40分から4時40分、こちらのチャンネル、このお聞きのチャンネルにて英語史クイズを生放送でお送りします。
今日ですね、朝から夕方まで数十名で英語史の勉強会のようなものを開くんですけれども、その中のワンセッションとしてこの英語史クイズという
ワンセッションを設けています。それを一般公開すると、このVoicyのヘルディオで生放送としてお届けするというそういう企画です。
出題者、開設者としましては、専修大学の菊地翔太先生、それから熊本学園大学の矢泉博先生、そしてケルフ慶応英語史フォーラムの会長のマサニャン、このお三方はヘルディオでもおなじみということになりますけれども、
加えまして名古屋外国語大学より高橋雄貴先生、この4名が出題者、開設者となって1時間ほど、何台ぐらい行くかはちょっとやってみないとわからないんですけれども、ガヤガヤとクイズ大会を学生と開いているところを皆さんにも聞いていただければということです。
今日の午後3時40分からの1時間ということで、もしご都合がつきましたら、ぜひ生放送でお聞きいただければと思います。
収録した音声は明日の通常回として配信する予定ですので、明朝以降に聞いていただくということもできます。
ご都合のよろしい方でぜひお聞きください。
もう一つのお知らせは、明日ですね、3月4日なんですけれども、午後3時半から6時45分、朝日カルチャーセンター新宿教室に行って、英語の歴史と世界英語、21世紀の英語の行方と題する講義を対面およびオンラインで開講します。
この1年ほどかけてですね、数ヶ月に1回ということで、英語の歴史と世界英語シリーズ講座を開いてきたんですけれども、その完結編第4回となります。
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このヘルディオでも、世界英語に関しては多く取り上げてきておりますが、シリーズ講座としての最終回はですね、21世紀の英語の行方ということで、過去も振り返りつつ、21世紀、これから英語どうなっていくんでしょうかねということをお話ししながら出席される皆さんともディスカッションしていきたいと思います。
対面またはオンラインで参加ということなんですけれども、お申し込みいただけると、その収録の様子ですね、Zoomでつなぐんですけれども、その収録の様子がレコーディングされて録画として残りますので、それを無効1週間視聴できるという、そういう仕様になっておりますので、その時間都合がつかない、明日ですけれどもね、という場合にもご予約いただいて、
後に視聴することができます。ウェブ予約は前日までということで、今日ですね、今日ということまで受け付けているということですので、こちらのチャプターに関連するリンクを貼っておきます。そちらから訪れて、詳細をご確認いただければと思います。
ということで、今日の生放送イベントと明日の朝日カルチャーセンターの講座のお知らせということで、2件お知らせしました。
今日の本題です。HaveとBehaveの発音についてです。Haveというのは最も頻度の高い動詞の一つですね。
I have a penという一般動詞としても使いますし、I have finished myhomeworkのように助動詞として完了形を作る助動詞としてよく使われます。
あまりによく使うので、I'veとかYou'veとかはずに変わりますが、He's、She'sのように、Haveの部分が限りなく弱くなってですね、語尾のしんしか残らないという使い方も口語では当たり前のようにありますね。
このような高頻度語であるとか日常語というのは、いろいろと不規則なことが多くてですね、まず3単元のSをつけた形がHavesではなくHasになるということですし、過去形もHavedではなくHadということになりますね。
これ自体もうすでに不規則ということなんですが、ある意味で最も不規則っぽいのはこのスペリングと発音の関係です。
Haveということで、これ素直に英語のスペリングの一般的なルールにのっとって言うとHaveという発音になりそうなものなんですね。ところがHaveとなります。これはどうなってるんだということですね。
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この単語の歴史を遡りますと非常に古くてですね、当然ながら古英語から存在しています。それよりずっと前の時代から存在し続けているんですが、古英語の時代にも持っているという基本的な意味を備えていました。
そしてそのいわゆる原型の形です。これがHabanという形だったんですね。H-A-B-B-A-Nです。驚くことにVではなくてBの音なんですね。ABCのBです。Habanということなんです。BBという風にしかもダブっています。
つまりこの単語は原型Aにおいては短い母音を持っていて、その後に重心Bというシーンが重なった状態で続いていたと。Habanという形だったんですね。
ところがですね、次の中英語の時代にかけて英語では一般的に重心、2つのダブったシーンですね、これが1つに単心に簡略化するという音変化が起こりました。
つまりHabanだったものがHabanになるんですね。HabanだったものがHabanになる。重心が単心になることで、実は音声環境が変わってですね、このBがVの音に摩擦音化するという言い方をするんですが、弱まって、口の開きが弱まってVの音に近くなるんですね。
さらに母音の方もですね、Aというふうにもともと短かったんですが、シーンが2つあったものが1個に縮まりますよね。その代償と言ったらあれなんですけれども、あるところが短くなると他のところを長くして全体の長さを一定に保ちたいという力が働くんですね。
これが起こりまして、Aという単母音が伸びて長母音になるんです。つまりHabanのようになります。もともとHabanだったものがBBの重心が単心化することで、いもずる式に他のちょっとした変化ですが、音の変化が起こり、最終的に中英語ではHabanになります。
やがて語尾のNであるとか、母音部分が消えてHavになります。長母音Aというのがあることに注意してください。Havというところまで来ました。ここまでの段階、まず押さえておいてください。今、中英語の後期ぐらいでHavとなっている。
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さて、改めてこのHavから後にどう変化したかっていうのをこれから考えるんですが、新たなスタート地点として、中英語後期ぐらいのHav、ここから始めますね。
せっかく長母音として伸びて、今Havになったところなんですが、なんといってもこの単語はですね、昔から超高頻度、超日常的な単語なんです。なので、やっぱり短くしたい。発音としてはですね、短いほうが楽。よく使う語なだけに少しでもエネルギーを楽したい。
しかもですね、そこまで頑張って考えなくても、官僚系を作るための助動詞のような機能語としての働きがあるんで、自然と発音は弱まってしまうんですね。なので、長い母音だったものが改めて短い母音になります。
ハーヴ、ハーヴ、ハーヴですね。ハーヴだったものがハーヴ、ハーヴ、ハーヴになります。そして少しのちにですね、音色を変えてハーヴ、ハーヴ、ハーヴとなったのが、現代の古な発音としてのハーヴ、ハーヴになります。ようやくここまでたどり着きました。
スペリングの方はですね、ハーヴという長い母音を持っていた時代をですね、反映してHAVEのような書き方をするんですが、スペリングはそのまま残った。ただし、発音の方は弱化して短くなってHAVE、HAVE、HAVE。
Hすら消えてVVVとなったのが、IVとかUVという時のVになっています。つまりですね、やはりよく使うんで、最終的にはVの音だけになってしまうという、ここまでですね、短くなってきてるんですよ。
ようやくHAVEについては、これで現代まで追っかけることができたんですが、先ほどの新しいスタートラインですといったHAVEにもう一回戻りますね。HAVE、中英語後期あたりの発音です。
ちょうどこのあたりの時期にですね、具体的には15世紀の始めあたりなんですが、この単語に、この動詞に、頭に設備字BE、BEこれをつけた単語が作られたんですね。
BEHAVEというのが当時の発音です。
この設備字BEにはいろいろな働きがあるんですけれども、ここではですね、再起動詞っぽくするというふうにとりあえずとっておきたいと思います。つまりですね、HAVE ONESELFぐらいの意味です。
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HAVE ONESELF IN A PARTICULAR WAYあるいはHOLD ONESELFIN A PARTICULAR WAYぐらいの意味になって、自分自身をある状態に保つ、持ちこたえるということで振る舞うということですね。
ある特定の振る舞い方をする、身のこなし方をするぐらいの意味から振る舞うという新しい動詞が誕生しました。
意外とですからこの単語遅いんですね。BEという要素、それからHAVEという要素は英語まで遡る非常に古い要素同士なんですけれども、これが組み合わさって現代の振る舞うという単語になったのは、これが生まれたのは15世紀になってからということで、割と歴史の後の方ということなんですね。
さて当時の発音はBEHAVEということですね。そしてこのBEがついた単語は特別、少なくともHAVEほどよく使う単語ではありません。頻度はぐんと下がりますし、日常的、そこそこ日常的だとは思いますけれどもHAVEに比べればということですね。
そんなにめったに当たらんでるというほどではないわけですね。ですので、母音が短くなったり弱まったりするっていう契機、きっかけがHAVEに比べて弱いってことです。つまり音として短くなったり弱まったりするということがないので長いままに保たれるってことです。BEHAVE。
そしてこの後は近代英語記に入りまして、大母音推という変化を経てBEHAVEがBEHAVEとなっていきます。
HAVEとBEHAVEのHAVEの部分っていうのはつまり完全に全く同語言なわけなんですけれども、ある意味では頻度の差によって単体持っているを意味する方はどんどん短くなってHAVEとなりBEHAVEの方は短くなる暇もなくきっかけもなくそのまま長いBEHAVEに由来するBEHAVEという二重母音を持っている。
こんなわけでこの2号は発音がちょっと違うっていうわけなんですね。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
このチャンネル英語の語源が身につくラジオヘルディオではあなたからのご質問ご意見ご感想をお待ちしています。
Voicyのコメント機能を通じてお寄せいただけますと幸いです。
コメント欄非常に盛り上がってきています。
皆さんもただ聞いているだけではなくて是非勇気を持って一言コメントいただければと思います。
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毎日の放送がこれで倍楽しくなってくるはずです。
コメントに関しましては最新回にコメントいただくだけではなくて是非古い回過去の回につきましてもコメントください。
こちらに通知が届くようになっていますので古い回にいただいてもちゃんと見逃さずに私読んでおりますのでどの回にでも構いません。
コメントを残していただければと思います。
それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように。
ほったりうちがお届けしました。
今日の午後3時40分に生放送で再びお会いしましょう。
それではまた。