【再】#664. 単語の意味とは指示対象のことではない
2026-05-15 20:31

【再】#664. 単語の意味とは指示対象のことではない

#heldio #英語史 #英語教育 #英語学習 #hel活 #英語史をお茶の間に #語彙
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英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は3月26日日曜日です。いかがお過ごしでしょうか。 本日お届けする話題は、
単語の意味とは指示対象のことではない、です。 どうぞよろしくお願いいたします。
本題に入る前に、今日は私のインスタグラムアカウントのお知らせです。
インスタグラムのアカウントがありまして、これ少し前に解説したんですけれども、しばらくまともに使っていなかったんですね。
何に使おうかということで、解説はしていたんですけれども、そこでこのHeldioの毎日の回の紹介とともに、過去の関連する回の紹介ということに、今のところ特化してですね、使い始めてみようかなというふうに思い立ちまして、今年に入ってからぐらいですかね、割と活発に動いています。
こちらのチャプターに、そのインスタグラムアカウントへのリンクを貼り付けておきますので、ぜひ訪れていただければと思うんですけれども、
ストーリーズという機能でですね、毎日24時間で消えてしまうというような本当にフローの情報なんですけれども、
そこにですね、毎朝のこの6時のHeldio放送会について、日々お知らせを投げています。
それから、収録後であるとか、放送開始後に関連する過去回があったというふうに気づくこと、調べて気づくことっていうのが結構ありまして、
それをですね、関連過去回としてそのストーリーズというところに乗っけると、そうするとですね、朝のまず回の紹介があって、それに関連するものが気づいた範囲内で私が随時、そちらも紹介するという形で一連のまさにストーリーズっていうか、物語風にですね、流れていくというような、そんなイメージでやっています。
その際に、過去の関連演会というのをですね、私自身が気づいたものというのもあるんですけれども、これ数週間前、もう1、2ヶ月になりますかね、関連過去回リンク共有プロジェクトと称して、リスナーの皆さんに今日の放送と関連する過去の回、こんなのがありましたよっていうふうに教えていただく。
コメント欄を通じて、ボイシーのコメント欄を通じて教えていただくということをお願いしてるんですね。
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できる範囲でお願いしますみたいな言い方で、私自身ももちろんやりますし、リスナーの皆さん一人一人もですね、こんな過去回ありましたよっていうことを教えていただいているんですよ。
それでコメント欄ではその共有というのが完了しているんですけれども、一般にって言いますかね、外に向けてもその関連会というのはこういうのありましたよということで、ぜひ過去回も含めて聞いていただきたいという趣旨で、この目的でインスタグラム使ってみようというふうに思い立ちました。
もう一つのパーソナリティとしての都合としてはですね、ボイシーの収録用のアプリっていうのがあるんですね。そこから簡単にですね、このストーリーズ、インスタグラムのストーリーズに、過去回なり最新回なりをですね、投げられる機能、投稿できる機能みたいのがあるので、他のSNSの可能性もあるんですけれども、
たまたまインスタグラムというのストーリーズという機能に便利な機能がついているので、ボイシーのその収録アプリのほうですね。だからやってみようということもあるんですね。ということで、すでにインスタグラムユーザーの方はぜひそちらをチェックしていただいて、そうでない方もですね、もし関心があれば覗いてみていただけますと、
例えば今日の話ですね、これと関連する過去回というのがあると思うんですよ。実際1個は確認できてるんですが、もう664回ということので、過去回も蓄積してきました。できるだけ有機的にリンクを張り巡らすということをですね、意識していますので、ぜひですね、このリンク張りのプロジェクトと同時に、このインスタグラムのほうもチェックしていただければと思います。
ということでお知らせでした。
今日の本題は単語の意味とは支持対象のことではないという話なんですね。意味とは何か。これはですね、言語学上非常に大きな問題で、まだですね、完全に答えが出ているというわけではないなもんなんですね。
そしてこれは言語学の中でも意味論という分野の問題でもあるんですが、より広く哲学の話題、言語哲学の話題にもなりますね。
意味とは何か。意味の意味という名詞も出ているぐらいで、この意味、英語で言うとmeaningということですけれども、これが何者かというのは、普段我々意味を通じ合わせながらコミュニケーションをとっているということで意味。
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なんとなくこの指すものをですね、知っているわけなんですけれども、知っているはずなんですけれども、じゃあ厳密に定義しなさいとか説明してくださいと言われると、かなりの難問なんですね。
語の意味と文の意味とかいろんな意味がありますけれども、今回は一番初歩的なというか基本的な単位である語、単語、ワードですね。
ワードの意味について考えてみたいと思うんですが、これですら決して自明ではないんです。大変難しい問題で、まだ答えが出ていないと言ってもいいと思うんですね。
単語の意味とは何か、それはその単語が指しているものと考えればいいんではないかというのが、まず最初の直感的で、そして基本的な考え方だと思うんですね。
例えば、私今ですね、このヘルディオの収録をしていて、目の前にマイクがあるんですね。で、マイクという単語がある。これは英語からの釈用語ですけれども、もう日本語になってますね。
日本語の単語としてのマイクという単語、この意味は何かといった時に一番簡単なのは、例えばですね、子供であるとか外国人であるとか、マイクって何って聞かれたら、これだよこれって指を指して、この目の前にあるマイクを指して、これよと言えば済みそうですよね。
つまり指し示している、今実際指で私指してるんですがマイクをですね、指で指しているこの対象、指の先にあるこのものですよね。これがマイクという言葉の意味だよっていうのが一番わかりやすい。
指で指したその先にあるものっていうのを指示対象と呼んでおきます。指で指すの指示ですね。その対象っていうのはその先にあるものっていうことです。指示対象、英語で言うとレファレントというふうに言うんですけれども、今回は指示対象と言っておきたいと思うんですね。
つまりマイクという言葉、単語の意味はマイクと言いながら指さしているこの指示対象と同一のものであるっていう考え方です。つまり意味イコール指示対象、こう考えて全く問題ない、わかりやすいでしょうというのがまず最初のストレートな意味の定義だと思うんですね。
つまり意味とは指示対象である。犬がいればこれを指さして犬の意味は何って言われたら犬のことを指さしてこれのことだよと言えばいいということですね。とってもわかりやすい。これ以外にあるのかというふうにむしろ皆さん思うんではないかと思うんですね。
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意味とは指示対象のことであるというのがまず最初に出てくる意味の定義なんです。ですがこれがもし本当だったらですね、こんな難しい問題なわけないですね。意味が哲学とか言語学の意味論でこれだけ紛糾している問題になるわけはないんです。
あまりに単純すぎてこれはうまくいかないということが一般的に認められています。どうしてか。なぜ言語学とか哲学はそんなに物事を難しくややこしく考えるのだというような批判が飛んできそうですけれども考えてみてください。
指さすという行為ですね。マイクならいいです。犬もいいです。本もいけます。ですが指させないものってたくさんありますよね。
例えばですね犬は指させます。犬って何?犬の意味って何?って聞かれたときに犬を連れてきてこれのことだよと言えば済みそうですよね。これは分かりやすいんですけれども。じゃあ例えばユニコーン架空の動物ですね。連れてきてこれだよと指さすことできないんですよ。犬みたいなわけにはいかないわけですね。
ですが絵を描いたりあるいはですね造形してもいいですよね。立体的にこれだよ。これズバリではないけどこれに類する動物がいるんだよということでこれだよと指すことは確かにできそうです。なのでこれは何とかなるかもしれません。
ではですねぐんと抽象的にいきましょう。友情って何?フレンドシップ。これ確かに名詞ですよね。ですがこれを指さして教えることは難しいですね。友情の意味はといったときに指を指して分からせられるようなズバリ何かものを持ってくるっていうことは不可能ですよね。
つまり指示する指を指す対象としてそれは存在しないと言いますか少なくとも万人に分かるような形ではないですよね。
ですが私たちは友情って何か友情の意味っていうのを少なくとも知ってるつもりになってます。大人に持ってきてこれのことだよって指さして教えられた記憶は我々ないと思うんですよ。
ですが友情が無意味だとは思ってません。友情には意味がある友情という言葉には意味があるっていうふうに信じてますよね。
他に抽象名詞なら何でもいいです。平和でもいいですし資本主義でもいいですね。指でさせないんですよ。つまり指示対象としてないというかあるかないかもよくわからないようなぼやーっとしたものなんですね。
ですが意味は知ってます知ってるつもりになってます少なくともということで意味と指示対象がどうも別物らしい関係はするんだろうけれどもどうも別物らしいということが分かってくるんですね。
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今まで名詞を扱ってきましたがじゃあ形容詞の意味どうでしょうか例えば赤いという表現ですね形容詞です英語でレッドですこれ私たちは完全に意味を知っているつもりではありますが
物を持ってきてこれだよこのこと赤いって言うんだよという教え方って結構ですね失敗すると思うんですよ犬ならまだいいかもしれません。
ですが例えばですね赤い郵便ポストを持ってきてあるいはそこに連れて行ってこれだよ赤いっていうのはと言ってもポストのこと赤いというのねと勘違いされちゃいますよね。
ポストのこの色のことを形容詞で赤いって言うんだと頑張って説明しようとしても指差しだけでは教えられないという意味ではやっぱり難しいんですねひたすら世の中の赤いものを集めてポストトマト
これすべて赤い赤い赤いと一つずつ指していくとさすがにですね勘の鈍い人でも気づくと思うんですけれどもやはり指示対象そのものと意味っていうのはなんかズレがあるなということは分かるかと思うんですね
動詞走るというのもこれ指でさせません走っている人を指してこのことでこの動作だよと言ってもですねこの人の名前走るって言うんだと誤解される可能性大ですよね形容詞が表す性質であるとか動詞が表す動作というのは指差しにくいんですよね
抽象的すぎるっていうことでさらに抽象的にいきましょう助詞っていうのは日本語では単語とされていますてにおはのようなもんですね英語では例えば前置詞っていうのがありますin on by withこれ指でさせませんよね意味があるっていうのは間違いない助詞にしても前置詞にしても意味を知っているつもりです
我々はそれで実際日本語英語を使いこなしているわけですから意味は知っているんですねですが指させる代物ではない指示対象は存在しない明確な形では少なくとも存在しないっていうことは考えればすぐ分かると思います
接続詞もそうです&っていうのは我々完全に意味を知っているつもりではありますが&って何を指すのか指示対象っていうのはないですよねということで名詞犬マイク本のような具体的な名詞に関しては意味イコール指示対象って割にいけるんですがそれ以外全然ダメエンディングです今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました
15:21
意味なかなか難しいことがわかったかと思いますまずファーストステップは誰もが考える意味の考え方捉え方としてですねそれはその単語が指しているものそのものなんだという見方です
これは極めて単純で分かりやすくストレートなんですけれどもこれがそこそこ機能しそうなのは名詞でしかも具体的なものの名前に限定されるんですね確かにどの言語の中でもこれ多いと思うんですよ名詞でしかも具体的なものを表す名詞マイク犬本
単語って言われた時にまずこういったものがまず最初に思い浮かぶかと思うんですがこれは数は多いといえ言語の語彙の一部に過ぎません他にも多数ある語単語の意味を考える際にはこの意味イコール指示対象という単純な考え方では立ち行かなくなるんですね
ですので言語学でもそして哲学でもですね単語の意味とは指示対象そのものではない関係は深いかもしれないけれども別物と扱っておくべきだという考え方が一般的です
もう一つだけ意味イコール指示対象ではないということを名称しておきたいと思うんですけれどもこれっていう単語ありますね英語ではずですこれは近いものを指し示すときに使う言葉というそんなぐらいの定義かと思うんですけれどももし意味が指示対象だったらですね
これ今私これと言いながら指でこのマイクさしてるんですけれどもこれの意味はマイクっていうことになっちゃうんですよこれという単語の意味ですよそしてこれというふうに今ですね目の前にある本を今度指さしてるんですがこれの指示対象は今確かに本なんですねなのでこれという単語の意味は本であるっていうことになります
つまりこれという同じ単語なのに10秒前に言ったものはマイクを意味しその10秒後に言ったものは本を指すということになって意味イコール指示対象だったらこれの意味が変わり続けるっていうことになっちゃうわけですよ
マイクとか本はあくまでこれという単語の指示対象にすぎず意味はまた別にある近いところにあるものを指し示す言葉ぐらいの意味ですよねここからも指示対象っていうことと意味っていうことこれ関係は深いですけれどもどうも同地ではない全く同じものではないっていうことがわかるんではないかと思います
18:26
ここから意味論そして言語哲学の考察が始まります意味に関する考察がここから始まるっていうことなんですそしていまだに解明されていないというところがこの意味の不思議今日はそんな話をお届けしました
このチャンネル英語の語源が身につくラジオヘルディオではあなたからのご質問ご意見ご感想をお待ちしていますおいしいのコメント機能を通じてお寄せいただけますと幸いです
ツイッターとSNSでのシェアもお願いいたします第2チャプターでも述べたように今日の話と関連する過去の放送会っていうのはいくつかあるんじゃないかと思うんですね
一つ私のほうですでに気づいているものがありますのでそちらを紹介しておきますと451回の放送です意味といっても様々な意味があるということでやはり意味についてメタに考えてみた回なんですね
こちらのチャプターにリンクを貼っておきますのでこの451回もぜひお聞きいただければと思いますが今日の放送と関連して他にも何となく何らかの意味で似ている関連する回があったというふうにお気づきのリスナーの皆さん
とりわけ長く多く聞かれている皆さんで記憶が残っているという回がありましたらぜひコメント欄にその記事の番号のみでも構いません投げていただければと思いますそしてそれを受けて
インスタグラムの方に投稿するなどして過去回の宣伝等もして英語誌をお茶の間にという最大の目標に向けて日々活動していきたいと思っていますのでご協力いただければ幸いですそれでは今日も皆さんにとって良い1日になりますようにほったり打ちがお届けしましたまた明日
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