おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語史、英語語源ハンドブック、言語学ですっきり解決英語のなぜの著者の堀田隆一です。
来る2026年6月11日、NHK出版新書、英語史で解く英文法の謎、なぜ3単元のSをつけるのかが発売されます。
こちらもどうぞよろしくお願いいたします。
英語の語源が身につくラジオヘルディオ、英語史をお茶の間におもとに、英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は2026年5月4日月曜日。 皆さんいかがお過ごしでしょうか。
本日は、先月末に開かれましたヘルアの北千住オフ会、こちらでですね、いろいろな対談会を収録いたしまして、この1週間ほど皆さんにお聞きいただいてきたんですが、その最後のものとなります。
ヘルディオヘルアコアリスナーでいらっしゃいます。ハンドルネームとしては無職さんという方でですね、私も無職さんとお呼びしておりますが、
佐久間さんですね、医学の専門家ということで、ヘルアには本当に様々なバックグラウンドを持っている方々が集まっていらっしゃるわけなんですが、医学の専門家の佐久間さん、
ハンドルネーム無職さんと対談いたしました。 ぜひ無職さんとある話題、ある本をめぐってですね、対談いたしたいということを
前からお願いしておりまして、それにお受けくださった形でですね、今回の対談が実現したという次第です。
このヘルディオってもう少し前にですね、関連する話題を実はお届けしているんですけれども、出版社の研究者より4月23日にある語源の本が出ました。
医学英単語ハンドブックというものなんですね。 こちら頭にですね、
語源で学ぶが付いているんですよ。語源で学ぶ医学英単語ハンドブックというのがフルタイトルなんですけれども、語源の部分に当然ですね、私このヘルディオ
お届けしているくらいですから、エゴシ研究者ですので反応するのはそこなわけですね。 医学英単語の部分は正直言いまして完全なる文外観ということなんですね。
ですので私がこの本をめぐってですね、お話ししてもですね、 語源の部分についてはいろいろと話題はありますが、医学英単語というところについてはですね、
残念ながらほとんど専門的に語ることができないわけですよね。 ところがヘルアのヘルカツ仲間には医学関係者いらっしゃいます。
ということで、2人でお話しすれば何か意味のある意義のあることがですね、出てくるんではないかという期待を込めまして、
無職さんにお声掛けした次第なんですね。 実際ですね、お話しして私も非常に多く学ぶことができました。
そもそも日本のですね、医学生はどれぐらいこの英語でですね、
関連用語ですよね、医学用語というのは覚えなければいけないのか。 そしていかにみんなあの学習して暗記しているものなのかっていうその実態も含めてですね、
全くわからない、当てもないということですので、これは医学関係者に聞いてみるのが一番早いんではないかという
そういう趣旨でですね、対談をセッティングさせていただきました。 おそらくこのヘルディをお聞きの方はですね、語源であるとか英語学習に関心があるという方が大半で、
医学に関心があるとか医学関係者もゼロではないかもしれませんが、多くはないと思うんですよね。
ですがこのように見るとですね、この医学英単語ハンドブックも面白く読めます。 あるいは少なくともですね、パラパラめくることができますというような、そんなことが伝わる回にはなっているのではないかなというふうに思うんですね。
ぜひお聞きいただければと思います。 全体で収録したのはですね、実は45分ぐらいのものなんですが、先にですね、
少々お詫びしておかなければいけないことがあります。 45分ぐらい撮ったうちのですね、これからお聞きいただくのは、最後の5分ぐらいを編集カットをさせていただいた、
40分ぐらいなんですね。というのは、これは私の収録の仕方のミスということで、最後の数分はですね、
オンラインで収録したんですが、ミュートが外れた状態でですね、周りの音が入らないような設定にしていたんですが、最後の数分それが入ってしまったんですね。
実はヘルはオフ会の中で撮ったものでですね、後ろではですね、いろんな方がですね、
エゴシのこと、あるいはその他のことでおしゃべりが続いていたんです。 その声が入ってしまって、あの肝心のですね、無職さんと私の対談の内容がですね、声でかき消されてしまうというような、
あの最後の数分だけだったんですけどもね。 なので最後の数分のまとめの部分であるとか、
無職さんにおいでいただいて、私が感謝申し上げているシーンなどはですね、ちょっとカットせざるを得ないかったということで、話題としてもですね、途中で尻切れのような形になってしまうことを許しください。
ただ、45分分の全体として40分ぐらいで、今回の対談の趣旨はですね、ほとんどカバーできているかと思いますね。
ぜひですね、この対談をお聞きいただきまして、医学英単語×語源、この辺りですね、なかなか新しいフレッシュな組み合わせかと思いますので、皆さんにもご関心寄せていただければと思います。
それでは行ってみましょう。 医学英単語ハンドブック研究者2026年を片手に無職さんと対談です。
どうぞよろしくお願いいたします。
本日のヘルディオではですね、研究者より4月の23日の時点だったと思うんですけれども、出版された本があります。
実は、研究者からこの4月にですね、語源関連本が2冊出ているんですけれども、恐るべきヒントですよね。
その1冊でですね、語源で学ぶ医学英単語ハンドブックという本が出てきました。
こちらですね、私は医学の完全門外科なんですけれども、そして今在来研究で海外にいるんですけれども、研究者さんによりですね、この本そのものを送っていただきました。
この本は、木下昭雄氏が監修、そして野中泉氏、森隆之氏の編著によるという、思ったより分厚いです。
250ページ近くあるという、単語集というには分厚いですね。
ただ片手に持てるというような形でハンドブックとなっているんですが、
こちら、帯と言いますか、下の部分に、語源で効率よく医学英単語を徹底攻略という本なんですね。
こちらをですね、ヘルディオで取り上げる力と言いますのは、これ私ですね、科学英単語が近代英語期以降の英語語医師にですね、非常に大きな
ウェイトを占めるという観点から関心を持っていまして、必ずしも医学限定ではないんですけどもね。
今回出たのが医学英単語ハンドブックということで、読ませてと言いますか、いただいたというよりは、パラパラに振って眺めているということなんですが、
私はですね、医学のことを語ることが全くできませんので、ここでスケットとしてですね、
ハンドルネームは無職さんという名前であるんですが、医学博士でいらっしゃいまして、このように医学英単語についてもですね、
レビューいただけるんではないかという趣旨で、今日お招きして対談ということで、無職さんと呼ばせていただきますが、本日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
こちらはですね、医学生ってこんなに英単語を勉強しなければいけないんですか?ということをね、まず最初に思っちゃったんですよ。
これ、普通の英文化と言いましたね、ある英語を学ぶようなところに自分も所属していて、そして今も教員として所属しているんですが、
これきついなぁと思ったんですよ。最初にですね、全くの文外観の角度からの質問なんですが、
無職さんも医学生、大学生で学んでいた時にですね、
当時は他に言ったものは、例えばラテン語とかドイツ語とか、いろんな言語が医学と関わりがあると思うんですが、言っても現代の社会なので英語ということになるかもしれません。
その際に、このような用語って、基本的に日本の医学の国家試験を通るのに、マストというふうに考えていいんですか?どういう位置づけなんですかね?医学英単語みたいなもの。
ちょっと私の話を先にしておきますと、去年の3月まで、医学というか歯科なんですけども、
歯科大学の教員をしてまして、3月に定年退職して、その後はホッターセンサーの講座のみんなで、名誉書を勉強しているということなんですけども、
今回この本をですね、拝見して、本の感想としては非常に医療者、理系人間に非常に分かりやすい本だと思います。
というのは、語源とかラテン語とかギリシャ語関係の医学系の本というのは、だいたいラテン語とかギリシャ語の先生が書かれることが多いんです。
そうすると、一番最初にラテン語の書く変化が書いてあって、だいたいそこでもみんな閉じてしまうんですよね。
で、医療者がラテン語とかを勉強するのは、はっきり言って名詞しかいらないわけなので、別に各変化は、例えば複数形になるときに各変化、語尾に意をつけるかどうかというような知識が必要なんですけども、
各変化って基本的に文章の中で必要なものなので、単語だけを学ぶのであれば、等はいらないんですよね。
別にソクラテスの原文を読むわけではないので。だからそういう点でこの本というのは、そこはよくわかっている本だと思います。
だから書かれている先生が、多分医学教育の非常に経験が深い先生がお二人と、あと監修にお医者さんが入っていらっしゃるので、そういうところはよくわかっていらっしゃって、
要するに単語だけをまずきちんと教えるというのに特化した本だと思うので、医療者には非常にとっつきやすい本だと思います。
今私が医学英単語のハンドブックというこの本を手に取ったというのが、医学関係では初めてなんですね、人生で。
今は設定がなかったので、なのでこれからスタートみたいな感じで入るわけなんですが、今の前提として、
このような種類の本は前にも出ていたけれども、どちらかというとラテン語とかギリシャ語の語学の先生が書かれていることが多かったというのは、
これめちゃくちゃびっくりしました。今の話を聞いて。そうするとおっしゃるように格変化とかから入りますよね、多分。
医学ラテン語教本とかいう本、結構何種類かあるんですけれども、大体その格変化から始まるんです。
そこでも大体閉じてしまう。
武聡さんはそういうところから入られたんですか、やっぱり。
本を買って、結局読まなかったんですけどね。
大学によっては医学ラテン語1単位一周にしている大学もありますけど、私の大学はそういうのなかったんです。
自分で勉強しようと思って、もうちょっと辞めてしまったという感じです。
なるほど。格変化から入るとちょっときついですね。
確かに、どういう繋がりで次の連結系というか繋がるかみたいな、多少の形態変化みたいのは、覚えておいて損はないみたいなことはいくつかありますけど、
このアモ・アマース・アマットを覚える必要はないですよね。
特に動詞を覚える必要はないですよね。動詞から入ることが多いと思うんですけど。
そこからしてちょっと今、前提を覆されたというか、こういう本はあまりなかったということなんですね。
そうですね、はい。要するに理系人間に非常に信用性が高い本だと思います。
細かいところはですね、コラムで割に触れているので、コラムも含めて読んでいくと、ある程度の文法も分かるようになっているんですけども、いきなり文法から始まっていないので、非常にとっつきやすい本にはなっていると思います。
なるほど。
医学生が大学の単位を取るだけでなく、最終的に国家試験に合格して、医学の畑で働くということなんですが、その全体のプロジェクトのために、
この英語の医学用語というのをどれくらい覚えている必要があるのかとか、どれくらい必須なのかという点については、これだけでも何千事がやっぱりカバーされていると思うんですね。
このあたりの実際というか、どれくらい知っていないとやっぱりアウトで、こんな完璧には覚えなくてもOKとか、その辺の感覚すらないので、医学関係者として、この辺の実情は知っていないと即アウトなのかとか、このあたりでいかがでしょうか。
【佐藤】まず解剖学用語がラテン語なんです。解剖学用語というのは国際的に統一された用語集というのが昔からできているんですけど、医学のリンガフランクがドイツ語の時代からラテン語で統一されているんです。
ドイツ語ではなくてラテン語で統一されているので、結局体の部位に関してはラテン語で覚えるというのが原則になっています。
戦後になって、ノミナアナトミカといって国際的な機関が10年、20年おきに改定して、もっとかな、今で4回か5回改定されてるんですけども、それは基本的にラテン語で、戦後になってちょっと名前変わってるんですけども、そこでは英語も閉域することになってる。
だから英語とラテン語と2種類なんです。英語の方は、例えばはのティースとかですね、そういう用語以外は基本的にラテン語とあんまり変わりないんですよ。
そうですよね、英語とした語尾みたいな英語バージョンをちょっと覚えるぐらいということで、基本用語以外はあまり変わらないはずですよね。
だから結局、解剖学用語で体の部位に関してはラテン語を覚えるというか英語を覚えるという同義語で、それをきちんとまず覚えていくということを最初の1年目ぐらいに結構叩き込まれるんです。
最初の1年はもう解剖整理をきちんとやらないといけないんで。
それ具体的に言うと、医学生1年目で解剖学の授業なりで、英単語の単語を覚えて、それをテストで測られるという感じなんですか。
それとも、それを前提としないと答えられないような、例えば期末試験みたいなのが出るっていう。
そういうことです。
それは教授によってはもうラテン語じゃないと認めないというところもあるし、英語でもOKというところもあるし、日本語でもいいですよというところもあるし、それは結構大学によって違うみたいですけども。
ただ基本的にはやっぱりラテン語も一緒に覚えるという感じですね。
というのは体の名称ですから、まず体の名称をラテン語で覚えたほうが後々楽なんですよ、臨床に入った時。
その派生語で病名とか決まっているので。
今回のハンドブックも本当にそういう、順番というよりはギリシャ語、ラテン語の5本でまとまっていて、その後にテスト時、設備時でプラスアルファの意味を覚えて、あとはもう足し算で基本的にはわかるようになっていますみたいな流れですね。
非常に体系的に語形性がなされているというのは医学用語、科学用語の一つの特徴。
特に医学はあるかもしれませんね、その特徴かと思うんですが。
じゃあ本当に1年目で、大学1年生で、その辺りは仕込まないと2年以上に上がれないというか、その後、先は続かないということが約束されているぐらいの位置づけにはあるということですか。
そうですね。大体科学法学と生理学が危機問というか、まずそこを叩き込まないと次に進めないような大学が多いと思います。
まず体の正常な構造を覚えないと病気の話が進まないので。
正常構造をまず覚えるという話ですよね。
この辺の発想、例えば今、専門用語と言っても、他の自然科学の分野でもですね。
じゃあ1年目に叩き込まなければいけないかというと、物理学でもそうは言えないだろうし、生物学どうだろう。
医学はちょっと今、うかがって、その先にそもそも進めない。医学問的な2年度に上がれないとかね。
次のステップに進めないという意味では、割と際立たず、そういう特徴を持った分野ではありますかね。
他はさすがにもうちょっと緩いじゃないですかね。物理でも数学でも。
そうですね。ただ、医療系って全科目、必修科目の大学多いですからね。
だから、なんていうんかな、高校と変わらないとか、僕らなんか愚痴で言ってるんですけど、本当そんな感じなんですか。
要するに考え方を勉強するようにも知識をまず頭に叩き込んでいかないと、
前提となる知識を全部覚えないと、次の推論の話に行かないんです。
そうすると、余計にね、そういう状況であると、余計に医学生、初級者というか、1年目、2年目の学生に特化した
医学用語、ハンドブックみたいなものは、もっともっと開発されても良さそうな気がするんですけど、これまでも。
お話を聞く限り、こういう本は、関連する本はあったかと思うんですけれども、こういう作りではなかったってことなんですね、先ほどの話で言うと。
そうすると、独自に本当に学ぶって感じですか。誰から言われるのでもなく、学ばないとアウトだから、自分で覚える方法を開発するみたいに近い感じですか。
でも、こういう趣旨の本はそれなりにあったんですか。
この本は多分語源で学ぶというところがポイントだと思うんです。だから、医学のターモノロジーの本はたくさんあるんですよ。
いくらでもあるし、解剖の分厚い本からその中からそのターモノロジーだけ抜き出した本もたくさんあるんですけども、やっぱり語源と関連づけてという本がこの本の特徴だと思う。
むしろ語源で学ぶから入ってるんで、これって当たり前なんじゃないのと思ってたんですけど、
通常は、例えば、分野ごと、医学の中でも分かれている分野ごとのターモノロジーとか教科書の中での作品が事実上単語集になっているけれどもっていうような状況だったってことですかね。
語源までは触れてないというところですかね。
今、例えば英語の先生が結構語源を中学校でも高校でも小学校でも語源を入れていろいろ効果が上がっているという、そういう実践の報告をされてらっしゃると思うんですけども、その流れだと思うんですよ。
逆に言うとほとんどの英語の先生は語源のことを教えてない。
一部の先生が語源に触れるようになって、こういう効果がありますよという報告されてると思うんですけども、ほとんど本もそれと一緒で、今まではとにかく単語を丸覚え捨てて、
やっぱり語源を含めるとこれだけ覚えやすいですよという本が出なかったという感じだと思うんです。
そうですね。私はその前提が全くないままに今この本を手にして、語源以外にどうやってこの何千という理学用語を学べるのとか思ってしまったタイプなんで、
ただ多くの医学生はそれをゴリゴリとひたすら暗記してきたということなんで、
その意味では一つの学習法としては福音というか、うまく使えれば医学生にとってもこれは一つのアイデアになると思うんですよね。
もう一つね、これ私は天文ながらもちゃんと調べたことがないんですが、
ギリシャ系派生語というのと、複合語というのと、ラテン系というのが切り混じっているという状況がありますよね。
これというのは、今回の本でもまずギリシャ語系5根というのがあって、どちらかというとこれの方が分厚いですね。
70ページ、60、70ページある、その後でラテン語が半分とか半分以下なんですかね。
これちょっと気になっていたことなんですが、この辺、どういう用語はギリシャ系で構成するとか、
こちらはラテン系みたいなものは、私は大抵的に調べたことないんですが、
裸感として、首相さん、この系列というのはありますか。
本当は裸感なんですけども、おそらくリネサンスになった時に、いろいろ医学が発達した時に、
タームノロジーが不足して、みんなギリシャ語の文献に走ったと思うんですよね。
そこで、例えばアリストテレスが意外にそういうような用語を作ってたりして、
そういうのを、ヒポグラシスもそうですよ。
そういう文献を元にどんどんギリシャ語から流入していっていったと思うんです。
ただ解剖学用語だけは、ドイツ解剖学会がもうラテン語で行くといって、
世界中をラテン語で統一してしまったので、解剖学用語は基本的にラテン語由来が多いんです。
ですけども、それ以外の疾患に関しては、やっぱり、例えばKで始まる疾患名が多いとかですね。
その前の、ラテン語に移る前のギリシャ語の古い形の用語がそのまま使われている。
だから病名とかは割にラテン語が多いんです。
ごめんなさい、病名はギリシャ語が多いです。
解剖学用語は世界的に決まっているからラテン語なんですよ。
なるほどね。
ここが多分、医学というふうにひっくるめて、解剖度を低く見ている漢言解剖と、
なんで2つ異なる言語から取ってきているのかということですが、
それぞれの分野の発展の仕方とか、西洋に向ける位置づけが途中まで別々で、
今お伺いしたところによると、解剖学用語に関してはドイツでのイニシアチブでラテン語ベースになってしまったけれども、
病名に関してはおそらくマルネスタンプ、早い時期からのご形成の経緯がずっとあって、
それが受け継がれてきているのではないかという感じですかね。
面白いですね。
一方では、今の医学のカリクラムでは解剖学生理学というのをまず1年目で仕込んでおかないと、
その後が通じないという知識としての学術的なカリクラムの流れはあるのに、
言語的には壁があるということになりますよね。
ラテン語とギリシャ語。
そうですね。ただ、由来までみんな興味ないので、わからないと思います。
それは多分、言語学者だからそう思われるので。
言語で見るという見方を。
理系人間にしてみたら、ギリシャ語を得られたろうがラテン語を得られたろうが、
アルファベットの英語ではない単語という、その程度の無理ですから。
確かに英語でもなければ日本語でもないから、同じといえばかなり不利な条件ですよね。
日本人としてはというか。
そういう意味では、ゴリゴリ覚えていくしかないというような、
ある意味諦めみたいになりがちというのもあるかもしれませんが、
そこに語源的な理屈を差し挟むと、今回のような本みたいな作りの本も作れるというような、
結果として逆にできてきたということにもなるかと思うんですけどね。
語源とか英語史の立場からすると、こういう本が初めてというか、
まれだということ自体がすごく驚きだったので、
語源から入らないとこんな無数の単語を絶対覚えられないでしょうという気になっていましたので、
こういうふうに見えるわけですね。
医学の方からの観点ですごく面白いですね。
ゴリゴリ先生、覚える過程では節字が同じような共通、
例えばフォビアだったら同じような意味だなとだんだんわかってくるんですけども、
きちんとまとまった本というのが、今までそういう方がなかったので、
そういう点ではこういう本を見ながら入っていくと、
3時間のうちに覚えられていいと思います。
時間節約には間違いなくなりそうですね、今の話を聞くとというか、
無駄な労力はちゃんと節約できるというかね、
そんな感じになっていると思うんですけども、
私の文外科からの独語感といいますか、
パラパラとめくりながら、やっぱり何が一番面白かったかといいますと、
この本ですね、全体の構成を一度お話ししておいた方が良いのかなと思うんですけれども、
語源で学ぶ医学英単語、ハンドブックという本なんですが、
こちらですね、まず本書の使い方みたいなところがあって、
ここもですね、実は勉強になってしまったというところで、
これ語形性の話なんで、本当は私の専門のはずなんですけど、
ここでもですね、結構勉強になりました。
ルートというのと、前回ですね、私一人でヘルビオでこの本を紹介したときに、
コンバイニングフォームという用語を使ってませんね、みたいなことを言っちゃったんですけど、
ちゃんと使ってました。
ルートプラスつなぎの語韻みたいなのを挟んだ、典型的にOなんですけど、
これを合わせたものをコンバイニングフォームということは、
一番最初の方のタッチページにありまして、
これは私の完全なミス。
このルートとサフィックス、プリフィックス、それからコンバイニングフォームみたいな、
語形性の話をしっかりと、ある意味言語学的な話を2ページなんですけど、
した上で始まっているんですね。
そして第一部が語根というところで、
この第一部の前半がギリシャ語系語根215本、
これはラテン語系語根が110項目。
その後に、説当時、説尾時、そして、
これびっくりしたんですけどね、
ボディシステム別という、
たぶん従来の用語集に近い形がこのボディシステム別ということかなという風に
お話を伺って思ったんですけどね。
こんな作りで、全体としてなかなか重厚なね、
250ページぐらいの本になっているんですね。
で、武聡さんの読語感というのもお聞きしたいんですが、
私が文系人間の言語学、英語史をやっている人間から一番面白かったのが、
最初のギリシャ語系語根の中にトラムがいっぱいあるんですよ。
これが当たり前なんですけど、ギリシャ神話に引っ掛けて、
どの神様が、そしてどういう行いをしたから、
この体の部位とか、あるいは症状ですね、
例えば眠りとか、こういうものと関連付けられて、
医学用語に今なっているかみたいな、
極めてね、神話から解き起こす、まさにギリシャ文化を読んでいるようなところで、
このトラムだけ広いようにしてしまいました。
というところがまず、
こういうやっぱり必近なところから持ってきて、
ギリシャ語では当たり前の用語なんですよね。
頭とか眠りとか、
それが今ではラテン語よりもさらに上のレベルの高い要素になっていますけど、
ギリシャ語的には普通の日常の用語ということ、
それが今では極めて高尚な、
特に日本人にとっては高尚な用語になっているというような、
長い、医学用語の歴史というか、
科学用語の歴史みたいなのを見せられたようになって、
おもとは神話という極めて人間化されたコラムにあるんだなというのを、
ギリシャのコラムで読ませていただきまして、
本当に面白かったなという、文献人間の私としては、
このコラムはよくできています。
面白いですよね。
これ本当に一つ、全然話題になるんじゃないかという、
ひとつのコラムで作らなければという、
ネタの方向になっていて、
骨董と脳董とかね、
多分医学の観点からじゃないと結びつかないかなという、
風の花、アネモネとエクサンギュイネーション、
転骨と神殿の関係とかね、
転骨と神殿がどう関係あるのかという、
すごく選ばれて、
面白いところを集められたなという、
これは編集者も含めてだと思うんですけれども、
すごく入りやすい入り口で、
面白いなと思いましたね。
語源ネタの方向という感じですね。
こういうコラムが必要かといったら、
真面目に考えてはいらないんですけれども、
これが入っていることで、
すごくとっつきやすくなっているんですよ。
そうですね。私にとってこれ絶対必要です。
これがなかったら開かないタイプの。
だから、ある意味この本の特徴というか、
一番売りたく思います。
すごく読んでも楽しかったです。
そうですよね。