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を伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。 本日は3月2日、木曜日です。だいぶ暖かくなってきました。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。 本日お届けする話題は、【何々する人】を意味する-ear 接尾辞、です。
-ear と綴る、後遺者接尾辞と言われるものですが、これに迫りたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。
本題に入る前に、明日になりますね。 3月3日、金曜日の午後3時40分から4時40分に、英語史クイズというものを始めて試みます。
こちらを生放送、このヘルディオで生放送するということになっておりまして、そのお知らせです。 このチャプターにリンクを貼っておきますので、時間になりましたら、そちらからお入りいただければと思いますが、
明日、金曜日ですね、1日がけで、あるイベントを学生と、それから英語史研究者数名と行うということになっているんですが、その一つのセッションが、この英語史クイズということなんですね。
初めて行ってみるタイプの企画なんですけれども、これはヘルディオのリスナーの皆さんにも聞いていただくと面白いのではないか。 しかも生放送でということを考えまして、関係の先生方とお話でですね、やってしまおうということになりました。
クイズということなんで、もちろん回答も明らかにされますし、簡単な解説もついてくる予定ですので、ヘルディオのリスナーの皆さんにも楽しんで英語史を学んでいただける、そんな機会になるかと思います。
明日、金曜日の3時40分から4時40分という枠です。ぜひ、なっていればと思います。その時間になる方はですね、アーカイブとしても翌日に配信するつもりでおりますので、そちらからお楽しみいただければと思います。
ということで、明日のヘルディオ生放送のお知らせでした。 今日の本題は何々する人を意味するer設備字、earという設備字なんですけれども、これたくさんありますね。
例えば、エンジニア、パイオニア、ヴァランティアなんていうものがすぐに思い浮かびます。それからオークショニア、エレクショニア、ゲゼティア、マウンテニア、プロフェティアのように結構挙げられるんですね。
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特徴はと言いますと、このearの部分に単語全体のアクセントが落ちるということです。 この後遺者語尾の起源はフランス語にあります。さらに遡りますと、ラテン語のariusという、やはり後遺者設備字なんですね。
これがフランス語として発展していく際に、ierという綴り字でyerのような発音となったんですね。これが中英語記にたくさんこの設備字を伴った名詞がですね、英語に入り込んだということなんです。
ところが皆さんご存知の通り、英語にはerという非常にメジャーな後遺者設備字っていうのがすでにあったわけですね。これに巻き込まれる形で、本来フランス語のier的なものもですね、
メジャーなerに巻き込まれる、飲み込まれる形で、erという単純な名詞にですね、後遺者名詞に繰り返していったんです。それとともにアクセントも英語風になりました。つまり前のほうに落ちるっていうことです。
その語尾自体に落ちるんではなく、前のほうに単語の頭のほうにアクセントを置くということになったんで、完全に小英語からずっとある意味では続くer語尾のほうに多くは飲み込まれていったんです。
ところが一握りの単語ですね、中英語期にフランス語から入ってきたierという語尾、そして発音としてもですね、ここにアクセントが落ちるというフランス語ばりの形が中英語に入ってきて、今の今までerに飲み込まれずに残ったというものが一部あるんです。
中英語後期あたりに入ってきたものの一部ですね。さらに近代英語期になってからフランス語より入ってきたものに関しては英語化せずにフランス語ばりにier、そしてその頃には英語でのスペリングはererということになっていたんですが、そこにアクセントも落ちるというフランス語ばりの形が近代英語期以降は一般化しました。
つまりメジャーなerに飲み込まれずに残ったフランス語由来の単語、これが今のなんとかierという単語群ということになります。
中英語期に由来するものが一部、そして近代英語期以降はもっとたくさん見られます。そして近代英語期以降のものはですね、フランス語からそのまま借り入れたという言い方をしましたが、一部はもう英語側で勝手に作り出したというものもあります。
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ある程度erer語尾というのが定着したところで英語側でいかにもフランス語っぽく作り直したというものも一部含まれますけれども、広く言いますとフランス語由来あるいはフランス語の域の吹きかかった単語群とは言えると思うんですね。
さてここまでererの語尾の話をしてきましたが、もともとはフランス語ではierという語尾だったということを先に述べました。そしてこの形ierで今の今まで残っているものというのもこれはすごく多くはないんですけれどもやはりあります。
例えばですね。
これはierと綴るということです。発音としてはererと綴った場合と全く同じになりますけれども、このような厄介な単語っていうのがですね一部残っているということになります。
このerを持つ語というのはですね意味論的にはなかなか面白い特徴があるんですね。
すべてではありませんが多くのものはですね軽蔑的な意味を帯びるということが多いんですね。
通常のerではそのような意味は出ないというところでもですね。
例えば。
これはパンフレットを書く人ということでこれだけ聞くと特に軽蔑的な雰囲気はないというふうに感じられるかもしれませんが、パンフレットって言うとですねこれは論争のパンフレットということなんです。
よく論争を吹っかけてくる人とかいわゆるパンフレットで論争を仕掛けてくる人みたいな少し軽蔑的な意味がですね入っているっていうことになります。
軽蔑的な意味感じられますよね。
ソネティアルというとソネット詩人という通常の意味もありますがヘボ詩人、下手なソネットを書く詩人というやはり分別的な意味感じられますね。
もう一つer語尾を持つ単語について面白い特徴は、実は動詞に品種転換したものというのが少なくないんですね。
そのままの形でerをつけた形で何々する人という意味からその何々する人を演じるとかその役割を果たすぐらいの意味になることが多いんですが、
例えばエレクショニアル、エンジニアル、ペンフレッティアル、プロフィティアル、パイオニアル、ヴァランティアル、これらは後遺者名詞としても使えるしそのまま動詞としても使えるっていう特徴を持っています。
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普通のメジャーなer語尾、この場合ですね、後遺者語尾としてのerをつけたものがそのまま動詞になるっていう例はあると思うんですけれども、このeer、erに比べればずっと語彙の規模が小さいですね。
たくさんあるとは言いましたが、erほどではありません。その中では割とこのように動詞に品種転換して使われるものが多いっていうのはなかなか面白い特徴ではないでしょうか。皆さんもこのeer語尾、辞書などを引きますと思いのほか出てきます。注意してるとですね。調べてみると面白いかと思います。
今日はerの話だったんですけれども、勘弁する過去回としましては、erかorか迷った時のヒントという異なる後遺者語尾ですけれどもね、er、orこれについて語った回があります。214回です。こちらリンクを貼っておきますので、よろしければ合わせて聞いていただければと思います。
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
この設備辞であるとか、あるいは頭につく設当辞ですね。これについては、このヘルディオでも特定のものを取り上げて話すという回はですね、複数回あったと思います。ぜひ探していただければと思うんですけれども、今日はそんなに出会わなそうな、しかしある程度は存在するというer語尾に注目してみました。いかがでしたでしょうか。
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それでは、今日も皆さんにとって良い1日になりますように。ほったり打ちがお届けしました。また明日。