【再】#672. フレッシュに英語史,fresh に hel活
2026-05-23 24:36

【再】#672. フレッシュに英語史,fresh に hel活

#heldio #英語史 #英語教育 #英語学習 #hel活 #英語史をお茶の間に
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歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。 本日は4月3日月曜日です。
いかがお過ごしでしょうか。 今日から新年度始めという方も多いんではないでしょうか。
新年度になって、初めて本格的に始まる1週間ということでですね。 この【heldio】でも、英語史を広めて、そしてhel活を盛り上げるべく、今年度もですね、いろいろな企画を持っています。
リスナーの皆さんにおかれましては、引き続き応援のほどよろしくお願い致します。 ということで、新年度のケーキ漬けという意味合いも含めまして、
こんなタイトルでお話したいと思います。 フレッシュに英語史、フレッシュにhel活です。どうぞよろしくお願い致します。
本題に入る前に、新年度ということで新著のお知らせを致します。 とは言っても、もう3ヶ月ぐらい出版されてからですね、経ってはいるんですけれども、
今年の1月に出た本です。 京都大学の家梨央子先生と私、堀田隆一が一緒に書きました教長です。
文献学と英語史研究という本が開拓者より出ています。 こちら、英語史研究のガイドブック、ハンドブックという趣旨の本です。
英語史の入門書とか外説書というわけではなくて、英語史研究のガイドブック、ハンドブックということで、この方面にですね、関心がある、研究に関心があるという方に向けて執筆しているということで、それなりの水準の本となっていますけれども、この40年ほどの英語史研究の動向を振り返り、
その上で今後、英語史研究はどのように発展していくだろうかということを占うと言いますかね、展望を示す、そんな目的で書かれている本です。
このヘルディオでも、実は教長者の家梨央子先生と対談を2回行っていまして、そちらもここで案内しておきたいと思うんですけれども、
609回、家梨央子先生との対談、新著文献学と英語史研究、過去開拓者を紹介します。ということで、割とフォーマルにこの本について紹介したのが609回です。
そして、その翌日、611回で第2回対談を行っています。
新著文献学と英語史研究より英語史コーパスについて語りますということで、この少しテーマを絞って英語史コーパスの発展、そしてこれからという話題に注目して対談させていただきました。
03:10
この2回の対談会を含めまして、その他本書に関する様々な著者からの発信している情報ですね。こちらについてノートにまとめていますので、このチャプターに貼りましたリンクをたどって詳しく見ていただければと思います。
ということで、新年度ということもありまして、新著のお知らせでした。今日の本題はフレッシュに英語史、フレッシュにヘルカツということでですね、新年度なので自分自身にカツを入れるという意味合いを込めてこのフレッシュという言葉を多用してお届けしていきたいと思うんですね。
4月っていうのはやっぱりいいですね。日本のですね、桜も咲いていますし、そして年度の始めということで、年の始め1月とはまた違ったフレッシュさみたいなものがありますよね。
年度変わりというのは、皆さんですね、新しい環境に置かれるということが多いと思うんですね。
例えばですね、仕事をしていたけれども、この3月で定年退職だという人も、もしかしたらお聞きになっているかもしれません。そうしますと、完全に新しい時間がですね、手に入る新しい人生の段階というふうにも考えることができますし、多くの方が何らかの形で働いていると。
そして企業、会社などに勤めていますと、新しくですね、人事異動があったりしてフレッシュマンが入ってくるわけですよ。新入生も入ってきたりしてですね、入ってこないところもあるかもしれませんが、そうするとですね、やはり職場の雰囲気っていうのは変わる。ちょっとした緊張感と、そして若い方が入ってくるケースが多いと思うので、そこからあふれ出るエネルギーみたいなね。
それから学生であるとか、あるいはお子さん、お孫さんで生徒、学生がいる場合にはですね、新しく入学したり、あるいは申求したりということで、クラスが変わったりということで、まあ忙しいっていうのがだいたい4月なんですけれども、この忙しさの中のフレッシュさ、いい緊張感、これすごく私は好きなんですけれども。
私で教えているので、4月っていうのはまさにですね、学校という環境っていうのは本当にフレッシュです。
キャンパスしますし、そして一つ一つのですね、授業。授業はまあこれから始まるんですが、ガイダンスみたいのはもう既に行っているんですね。3月31日にガイダンス、新年度ガイダンスですよ。3月31日に行ったりしたんですけれども、そこでもですね、やはりいい感じの、いい感じの不安と期待みたいなものが充満してるんですよね。この感覚いいなと。
06:12
これも1、2ヶ月するとすぐにですね、トーンダウンしてですね、ぐだーっと、陽気も熱くなってくるんで、みんなぐだーっとしてくるんですが、4月はですね、シャキッとしている感じです。そして大学教員にとってですね、何がいいかって、やはりみんなの集中力が違うんですよ、4月って。
やる気に満ちているだけではなくて、集中力があるので、こちらも同じような張り合うだけの集中力とかエネルギーを出さなきゃいけないっていうことで、4月本当にエネルギーは必要なんですけれども、皆さん大体ね、前向きで積極的、希望の時期っていうことでですね、乗せやすいんですね。
こちらが乗っているように見せると、みんなも乗ってくれるし、そのみんなが乗ってくれるのを見てですね、またこっちも乗ってくるっていう感じで、こういう力関係、エネルギーが生み出されるのって1年なんですよ。みんな学びにですね、貪欲になっているっていう、またとない1年の中の季節なので、やはりですね、教員としてもここで絶対押さなければいけないっていうのが4月なんですね。
これ決して学校であるとか大学という環境に限った話ではないと思うんです。日本では4月というのが新しい年度の始まる、そういう月なので、日本全体がですね、同じ雰囲気に包まれると思うので、このヘルディオでも熱くフレッシュに、4月はヘル活、英語誌活動を繰り広げてですね、そして英語誌を広めていきたい、こういうふうにいるんですね。
このヘルディオでは、すでにですね、3月末からこの数日間、ゴーションマミさんに対談出ていただいたり、それからマサニャンの英語誌クイズもやったりとかですね、普段と違う感じでフレッシュ感を出そうということで、いわば4月に向けての助走という意味合いでですね、やったわけなんですが、いよいよ4月になりましたと。
そしてこの4月、プラス1ヶ月、5月ぐらいまでですね、いろいろな企画ものを考えたりしていますので、ぜひですね、リスナーの皆さんもこのノリに合わせて、載っていただきまして、コメント欄等でどんどん盛り上げていただければと思っています。
ということで、今日はこのフレッシュさ、ノリノリ感というのを皆さんにお届けしまして、4月特有のノリをお届けすることで、皆さんにもそれに便乗して載っていただきたい。その力で私もどんどん載ってみたいな、こんなノリノリリズムっていうのをですね、作っていきたいということで、こんな話題なんですが、今日多用してきましたフレッシュという言葉ですね。
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英語の語源が身につくラジオなので、今日はこのフレッシュという単語に注目してみたいと思っています。
この英単語は既に日本語にも入って、カタカナ語として一般的に使ってますよね。
爽やかとか新鮮というイメージが定着していると思うんですね。
その中にこうみずみずしさ、それに伴う緊張感、つまりダラーっとした感じはないわけですよ。
集中力みたいなイメージもですね、私この日本の4月と結びつけてるんで、極めてポジティブに捉えられる形容詞だと思うんですね。
英語のフレッシュもですね、似たような響きで、基本的にはポジティブだと思うんですね。
この単語はですね、語源を調べると簡単そうで意外とこみ入ってるんです。
単語としては非常に古く、ゲルマン祖語の形が再建されています。
再建、立てる、建物の立てるですね。
reconstructionの日本語訳なんですけれども、理論的にこうであったに違いないというふうに、
組み立てられているっていうことですね。
それによりますと、ゲルマン祖語の形はフリスカズという形だったのではないかと、
言われるんですけれども、これがそのまま、
小英語にですね、少し音が変わった状態で伝わりまして、
小英語では実は、
フェルシュという形でですね、
出てくるんです。
フリスカズだったものがフェルシュということで、
違うように聞こえるかもしれませんね。
面白いのは、フリスカズだったわけですから、
アール、アイ、フリ、リの部分ですね。
アール、アイという順番だったのが、小英語ではこのアールとボインですね。
この位置がひっくり返って、ボイン、アールになっているんです。
フェルシュという形です。
スクという部分もシュに変わっていますね。こちら、まあシーンの変化なんですが、
今回注目したいのは、フリがフェル、
というふうに、アールとボインの位置がですね、ひっくり返っている。
これ、ヘルディオをお聞きの皆さんはですね、比較的最近、
この話題あったなということを思い出すのではないでしょうか。
音位転換という現象なんですね。
音の位置がひっくり返るという現象です。
比較的最近の654回ですね、
副業をするとタックス絡みのタスクが増えまして、
なんだか似ている2語ということでですね、
この音位転換、音の位置が転換するという単語の例を挙げました。
12:04
どうもですね、これが起こっているんですね、フレッシュにも。
もともとフリスカズだったのが、小英語でひっくり返ってフェルシュとして出てきたと。
ところが面白いのは、
次の中英語期になると、
もう一度ひっくり返ったかのようなフレッシュが現れて、そして今に至るんですね。
つまり2回ひっくり返っている。
2回目のひっくり返りっていうのは、本当にひっくり返ったのか、
それともお隣のフランス語で
という形だったのを見て、
それをいわば借りたということなのか、
微妙なところは確かにあるんですね。
ですが見え方としては、結果としては、
戻ったと。アール・ボインに戻ったということですね。
つまり、大元はアール・ボインだったのが、小英語までにボイン・アールになっていた。
ところが次の中英語までに、
あたかももう一度ひっくり返ったかのようにですね、これの理由は
内的なのか、あるいは外的なのかわかりませんが、結果として
アール・イー
元のさやに収まったという形で、現在フレッシュと呼んでいるわけですね。
さて、ここまでフレッシュという単語の形、
音ですね、発音の問題に注目してきましたが、
意味の方はどうなんだろうかということです。これが次のチャプターの話題となります。
フレッシュという単語の意味は、
現代の英語では、新鮮なとか爽やかなというのが一般的だと思うんですね。
そのまま日本語のフレッシュとカタカナ語で書いたときのイメージにも通じるものです。
この点はですね、日英語で大きな違いはないと思うんですね。
ですが、小英語時代の意味に注目しますと、
必ずしも新鮮なではなかったんですね。この意味もおそらく芽生えていたと思うんですけれども、
よく現れるのは、
塩気のないって意味なんですね。
小英語記ですから、先ほど述べたようにフェルシュといったような、ちょっと変わった
音の位置が変わった形でこの単語は使われていたんですが、その意味もですね、
今の新鮮なというのが基本的な意味というよりは、むしろよく現れるのは、
塩気のないって意味なんですよ。
つまり、塩気のあるの反対語として、フレッシュ
という形容詞が使われていたっていうことなんですね。
この古い意味は、実は今でもちゃんと残っています。例えば、フレッシュウォーター
と言いますと、これまみず、つまり海水ではなくて淡水。まみずのことをフレッシュウォーターと言いますので、
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これが本来のと言いますか、非常に古い意味だったということになります。
どういうことかと言いますと、
塩漬け、塩気のあるっていうのは、例えば食料を保存する際に塩漬けにするわけですよね。
ということで、保存用の食べ物というのは塩漬けにすると。
逆に、そうでない、保存用でなくすぐ食べるもの、
生物に関しては塩漬けしないということで、新鮮なということと塩漬けしない
ということは結びつくんですね。
その後、中英語記以降になりますと、
むしろ新鮮なの意味の方が基本になってきます。
なぜこの辺り変化を起こしたのかというのもですね、
いろいろ考え方はあるんですけれども、お隣のフランス語で
そのように使われていたからだという考え方があります。
いわば、
同じ単語がですね、相当する単語がフランス語側にもあったのをですね、横目に見て、
英語側もその意味なり、あるいは音なり、
re という繋がりなり、これをですね、横目で見てフランス語から借りたということです。
借りたっていうのも変な話なんですけれどもね、というのは後英語にもあったわけですから。
あったんだけれども、微妙に形や意味が異なるものが隣にあった場合、それに影響される
ぐらいの意味合いで、
借りる。
そんな事例っていうのが英語史の場合、非常に多くあるんですね。
そもそも先のチャプターで述べたように、これゲルマン系の
単語なんですね。とすると、なぜロマンス系のフランス語に同じ
フレッシュがあるのかという、まずここが疑問
かもしれませんけれども、実はフランス語もかなりですね、語彙の観点からすると、
ゲルマン系の言語に影響を受けているんです。
フランク語ですね。
なので、大元がゲルマン祖語に
遡るものですね。この単語は英語には当然ゲルマン系の言語ですから入ってきている。一方で
フランス語がそのゲルマン祖語に近いレベルの非常に古い言語ですね。典型的にはフランク語なんですが、ここから
単語を大量に取り入れて、
語彙をゲルマン化させたという経緯があるんです。
そして、そのフランス語の中に入ったゲルマン系の単語が、中英語以降のノルマン征服以降の
英語の歴史においてですね、このフランス語から英語に入ってきたという単語がたくさんあるんですが、
その中に実は
大昔ゲルマン祖語として共通していたもの、
これもですね、実はたくさんあるんです。つまり言い方を変えますと、
英語とフランス語で共通する、似ている単語があった場合、それは大元が
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ゲルマン祖語に遡るからといった単語のペアっていうのが結構あるんですね。
フレッシュもその一つだということになります。
ペアはフランス語側でですね、いろいろ意味変化を経て、現在フレッシュとかフレッシュ
というと、一般的には涼しいとか冷たい
といった意味で使うことが多いと思います。
新鮮な、生き生きしたという英語風の意味もあることはあるんですけれども、まず第一に涼しいとか
冷たいといった意味で使われることが多いです。
これはおそらく
先ほどの真水の精烈なイメージ、海水ではなく、例えば川を流れる精烈な
水みたいなイメージから涼しい、冷たいというような
イメージですね。爽やかっていうことはグダグダ暑い
よりかは気温が低くて引き締まったイメージと結びつきやすいんだろうと思います。
英語でも一応ですね、天気などを表して、天気、天候を表してフレッシュ
と言うと、これやはりチリ、コールドぐらいの意味になりますので、
フランス語的な意味も共有しています。
つまり、どの意味が
基本的な意味かっていうのは、現代のフランス語と現代の英語のフレッシュを比べると
若干ずれてはいますが、
意味のレパートリー、語彙のレパートリーっていうものは、大体ですね、両言語側で
揃っていると、共有しているとするとですね、
とすると、これはですね、英語がフランス語側のフレッシュから
意味を借りたというふうに考えることもできるかもしれませんし、
やや大元のゲルマンス語のフリスカスであるとか、それぐらい古い
レベルからいろんな語彙がすでに派生していて、それが英語側にも伝わっているし、
フランス語側にも伝わっている。
だから、今比べてもそこそこ似てるんだということかもしれません。
これはいろいろなパターンで説明し得るということなんですが、
どれが正解かっていうのを確かめるっていうことはですね、歴史言語学の場合ですね、必ずしも絶やすくない。
なので、はっきりと追いかけることはできないっていうこともままあるんですね。
ということで、この単語の意味の発展に関する限り、
大元のゲルマンス語、
これが共通しているから、様々な派生的な語彙も今、
英語側とフランス語側で共有しているんだという見方もあれば、
特に、中英語期以降に英語がフランス語と接した時に対応するフランス語側の
フレッシュという単語が持っていた意味を、英語側が借りたからそこそこ似ているんだと。
そういうふうに議論することもできるっていうことです。
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さあ、フレッシュの語源、たどってきましたがいかがでしょうか。
結構厄介ですよね。単純そうに見える、ちょっとした形容詞なんですけれども、
そこには様々な音の変化もありました。そしておそらく釈養ということもあったと思います。
そして独自の意味変化も絡んでいたかもしれません。
複雑な形容を経て、今の英語のフレッシュの持っている語感
というものがだんだんと
確立してきまして、そしてそれがカタカナ語として日本語にも入ってフレッシュ。
今日の話題は、4月なのでみんな気分がフレッシュですという、そこから始まったわけなんですが、
なかなか長い歴史、おそらくざっと2000年ぐらいは遡る歴史を
語ったということになります。
ということで、単語としては非常に古い古めかしいフレッシュではありますけれども、
私たちの気分としてはですね、一心
フレッシュでいきたいと思います。
リスナーの皆さんもぜひフレッシュにお過ごしください。
ということで、フレッシュに英語史、フレッシュにヘルカツでした。
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
今日はですね、ほとんどノリで持っていった、
10分で終わるはずだったんですが、だいぶ延長したのもですね、このノリ過ぎたということなのかもしれません。
意外とフレッシュの説明が大変だった、やってみたら大変だったということでもあるんですけれども、
この4月年度初め、本当にですね、英語史という分野に
初めて触れるという方も多いと思うんですね。そして
望む楽はですけれども、多くの方に
このヘルディを習慣的に聞いていただきまして、
こちらの世界にですね、来ていただくということを目指しています。
既に始められた方もいるかもしれません。ようこそということです。
そして、これからまさにですね、続々と英語史の世界に
参入してくれるという人もですね、ポテンシャル多いと思いますので、既存のリスナーの皆さんはですね、ぜひ
このヘルカツをお手伝いください。
基本的にはコメント欄を盛り上げていただくことかと思います。
皆さんの寄せていただくコメント、これを見てですね、他のリスナーさんも
自分もコメントしてみようであるとか、
このチャンネルやけに盛り上がっているなということで、雰囲気が少しずつ
伝わっていく、広がっていくということなんではないかと思っています。
これまでもですね、十分に応援くださったリスナーの皆さん、本当に感謝しています。
24:00
この4月はですね、エネルギーレベルをもう一段階上げて
乗っていきたいと思っておりますので、ぜひご協力のほどよろしくお願い致します。
なんだか今日は暑めでしたね。フレッシュっていうのは涼しいとか冷たいっていうことなんですが、どっちかというとですね、
こんな感じになりました。
それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように、そして良い新年度のスタートを
切られますように。
ほったりうちがお届けしました。また明日。
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