服部義弘先生へのインタビュー:おすすめ英語史の本
おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語史、英語語源ハンドブック、言語学ですっきり解決英語のなぜ、の著者の堀田隆一です。
去る6月10日、NHK出版社の英語史で解く英文法の謎、なぜ3単元のSをつけるのかが発売されました。
発売前増殺がかかりまして、全国つつ裏裏にてご好評いただいております。
英語の語源がミニツクラジオヘルディオ、英語史をお茶の間におもっとうに英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく毎朝6時に配信しています。
本日は2026年8月27日木曜日。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今回はお待ちどうさまでした。静岡大学名誉教授、服部義彦先生に聞くシリーズの第3回となります。
最終回ですけれどもね。ヘルディオヘルはコアリスナーの剣玉プレイヤーさん、大学院時代の恩師でいらっしゃいます。
服部先生にお声掛けして対談を実現させたということで、今回お聞きいただいているシリーズが本当に現実のものとなったということで、
これは剣玉さん、そしてお受け下さった服部先生に感謝しかありません。本当に貴重なお宝コンテンツとしてですね、ヘルディオ史上残っていくのではないかと思っております。
これまで2回ですね、日を分けて対談の様子を聞きいただきました。
初回は服部先生ご自身のご研究であるとか、私ホッタといつどこで出会ったのかはっきりはしないんだけれどもというお話でしたね。
そして第2弾は先生のご専門であります、英語音韻論、英語史の中からとびっきりの話題、大母音推移のお話しいただきました。ありがとうございます。
そして今回最後となる第3回はですね、服部先生に剣玉プレイヤーさんがおすすめの英語史の本はありますかということで、
リスナーの皆さんにもぜひ読んで手に取っていただきたい何冊かの本をご紹介いただきました。
これも大変貴重ですね、服部先生、時期的にリスナーの皆さんに向けてこのような英語史の本ありますよ、とりわけ推しますという本を何冊かいただきました。
その推薦書の一覧ですね、要所英語で書かれたもの、それから日本語で書かれたもの、それぞれご紹介ありましたけれども、私としては非常に痺れる選書でしたね。
ぜひ皆さんもですね、ご関心持っていただければと思います。
それでは行ってみましょう。静岡大学名誉教授、服部義彦先生に聞くおすすめの英語史の本は?です。どうぞよろしくお願いいたします。
洋書のおすすめ:英語史の全体像とゲルマン語派
最後に少し時間もあるようなんで、ちょっとね、あのこの聞いてる方も英語史に興味のある方、英語のね、英語の語源が身につくラジオっていうことでやってますので、
英語の語源とか英語史的な本で先生がぜひこれ読んでもらいたい、読んでおくと貴重だなっていうような本とかですね、ぜひおすすめの本とかをですね、
要所とあと日本語版とかも含めて、それぞれいくつかご案内いただけるとありがたいなと思いますがよろしいでしょうか。
はい、お願いします。
えっと、まああの、本田先生のそのいろんなされてるヘルログだとかボイスだとか、そういうものでもまあ時々紹介されてるかと思いますし、
あとインターネットで東大の三浦愛美先生とか、京都の家入洋子先生とか、いったい人たちのウェブサイトにも英語史の非常に読んでおくべき図書っていうのがいろいろ書いてあると思うんですけども、
あえてここではですね、重複することもあるかもしれませんけども、要所では2冊ちょっと考えていたんですが、
2006年に2冊のですね、オックスフォード大学出版局とケンブリッジ大学出版局からそれぞれ1冊ずつ英語史の総合的に扱ったようなものが、2冊同じ年に出たんですね。
それをちょっと紹介したいと思って、オックスフォード大学出版界から出てるものは、リンダ・マグウルストンというオックスフォード大学の英語史の先生ですけども、女性の先生ですが、この方が編纂されたTheOxford History of Englishというのが2006年に出版されて、
改訂版というかアップデート版が2012年にまた出てるんですよ。
今出回ってるのはアップデート版の本ですけども。
これはそれぞれ各界の第一人者といろいろな人たちが、古い時代から年代順に説明してある。
そういう本ですね。
論文集って感じですか?
論文集ですね。
ケンブリッジ版も同じ論文集ですけども、
これはリチャード・ホッグという、もうなくなってしまったんですけども、
歴史的な音韻論と形態論の第一人者だった、イギリスのマンチェスタ大学の教授をされていたリチャード・ホッグという人と、
同じマンチェスターでデイビッド・デニソンという人がいて、
そのお二人が編纂したA History of the English Languageというのが同じ2006年に出てるんですね。
こちらは年代別じゃなくて、分野別というかテーマ別に各章を取り上げて、いろんな人が書いてるんです。
ホッグという人は私は音韻論では特に尊敬する人だったので、
早くなくなってしまったのが、この人の書かれたものという意味でも、
先ほどのマグルストンのものと、この2冊をご紹介しておきたいと思います。
オクソード・ヒストリーの方は2800円ぐらいでAmazonで買えるんですね。結構安いですよね。
そうですね。これは今私が静岡のカルチャーセンターで、このソード1の方はテキストとして使っています。
そうなんですか。SBSのセミナーですか。
そうです。
その紹介はいいですか、ここでは。
それは別にいいですけどね。
みなさん遠いところにおられるだろうかと思うんですけどね。
英語史をみなさん勉強されてて、そのうちに、英語よりもっと古い時代のことに興味がいくかと思うんですね、どなたでも。
ゲルマンソフトですね。
アメリカ人ですけども、オバーデニス・フルクという人がいて、
これはアメリカでは歴史的な分野では最高の人だと思ってますけども、
これは先ほど言ったリチャード・ホッグが亡くなってしまったために、
音韻論は彼は書いたんですけども、古英語の音韻論については書いたんですが、
形態論を途中までしか書かなくて、亡くなってしまったんですね。
リチャード・ホッグが亡くなったということですね。
リチャード・ホッグが亡くなったのを受けて、アメリカのフルクが後についで、
古英語の形態論の本を出したわけです。
そういう意味でフルクは非常にできる人だと思うんですが、
フルクさんが、「A Comparative Grammar of the Early Germanic Languages」という、
初期ゲルマン語に関する本をまとめておられるんですね。
これはご当人のウェブサイトから、
この本、丸一冊全部、丸ごとPDFをダウンロードできるようになっていますので、
買わなくてもいいかと思います。
もし、英語史からさらに遡って、ゲルマン語なんかも研究したいというふうに思われる方は、
この本がおすすめじゃないかと思います。
フルクの方は発展編みたいな感じですかね。
そうですね。
これ2018年に出ていますが、PDFで取得可能ということですよね。
そうですね。
先生が用書は3冊ご紹介いただいたということで、ありがとうございます。
日本語書籍のおすすめ:語源辞典と総合年表
あとは、日本語で比較的読みやすい英語語史の本とかがあれば、先生もぜひこちらをご案内いただければと思います。
太田先生の本は英語語と非常に分かりやすくて、皆さんご存じだと思いますので、
ここでは省略させていただいて、
英語史を勉強されてて、常に材料に備えておくべきですね。
というものを2冊ばかり紹介したいと思います。
1冊は、これも太田先生がよく取り上げられるかと思いますけども、
寺沢義雄先生が編纂された英語語源辞典。
この前、真相版が出た。
昔から出てるんですけども、つい先頃真相版が研究者から出版された。
英語の語源については非常に優れた本。
国内外を問わず、日本はあんまりないと思います。
なるほど。私も買いました。
それが1冊と、もう1冊ですね。
同じ寺沢先生が、もう一人の川崎清先生という方と
お二人で編纂された英語史総合年表という。
これが1993年に研究者から出てて。
30年ぐらい前ですかね。
そうですかね。
本当にこういう英語史の年表ってほとんどない。
これは非常に、いろんな英語で英語史の本を読んでいるときに、
調べたりする場合に非常に役に立つ本だと思います。
まだこれ買えるんですか?
いや、もう絶版でしょうね、多分。
その英語語源辞典は同じように、研究者がこれを再版してくれると嬉しいと思うんですけど、
非常に優れた本だと思いますね。
英語史総合年表。
なるほど。
これは古本なんかで買えるかどうかですけどね。
先生は持ってますよね、もちろんね。
私はこれ知らなかったですね。
そうですか。
初めて読んでみました。
ちょっと探してみたいと思いますけどね。
そうですね。
わかりました。
インタビューの振り返りと今後の展望
じゃあ、ホッタ先生の本は日本語の本は日本語訳だとホッタ先生のがお勧めだという感じですかね。
そうですね。翻訳ではなくてもいいんですけど、ホッタ先生ご自身の。
はい、ありがとうございます。
じゃあ一通り先生のね、今回は経歴から専門領域、ホッタ先生の繋がり、台本引数に関連、最後英語史関連の本と一通りご案内、インタビューさせていただきました。
本当にありがとうございました。
これがまたリスナーの方からね、好評であればね、またね、是非、鳩先生のインタビューってすごく貴重だと思ってますので。
今更ながらね、鳩先生が指導教官でよかったなと。
本当に卒業してからもね、いろいろ学会呼んでね、声かけていただいたりね。
それでこういうね、私も今英語の講座をやるようになって、またね先生にいろいろとお力をかけて本当に助かっている次第ですので。
本当に感謝を言っておりますね。
本当にまたね、是非第2弾とかね、是非先生ご協力いただければ、またもしみんなのね、お声があればやりたいと思う。
それ大丈夫ですかね。
ご好評いただけるかどうか分からないけど。
ということで、その辺はまたね、皆さんにちょっといろいろ鳩先生に聞いてみたいこととか、ちょっとあれば私も募ってみたいと思いますので。
第2弾もしやる場合にはまたご協力いただければと思います。
はい、ありがとうございます。
エンディングと新刊書のお知らせ
ちなみに鳩先生、鳩先生に何か言うことあります?特に大丈夫ですか。
また10月に帰国されるんですかね。
そうですね。
また帰国されたら是非お会いしたいと、山崎君も交えてお会いできればありがたいと思います。
はい、わかりました。
じゃあこれでね、今回の回は終わりにさせていただきます。鳩先生改めまして、今回ありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
3回にわたるけん玉プレイヤーさんのインタビュー、そしてお相手はなんとなんと、
音韻論、英語史の受賃でいらっしゃいます静岡大学名誉教授、鳩義裕先生においでいただきまして、
たっぷりとお話を伺うことができました。
改めまして、けん玉プレイヤーさん鳩義裕先生、ありがとうございました。
最後のところでですね、鳩先生がぜひ、私が帰国したら3人でお話ししましょうというふうにお話しいただきましたので、
これはですね、ぜひぜひ実現したいなというふうに思いながらですね、もうありがたく私も拝聴いたしました。
今日の話題はですね、鳩先生による推薦図書ということだったんですけれども、
いわゆる研究上のハイレベルな推薦図書という色彩が強かったかなというふうに思います。
口頭で挙げていただきましたのでね、これ近々にですね、私ブログなどで書紙をまとめまして、
この3回の中で挙げられました本であるとか、文字に残しておいたほうがですね、
皆様アクセスしやすい情報というのが多々あったかと思いますので、
私のほうでまとめまして、近々にブログ、ヘログのほうに挙げるなどしたいと思っております。
今回ですね、とりわけ寺沢義雄先生、それから川崎先生編のですね、
研究者から出ております英語史総合年表、こちらに言及がなされるとは思っておりません。
本当に痺れる戦書でしたね。
1993年に出ているもので、こちらですね、調べてみましたら、絶版にはなっておりません。
まだですね、入手可能です。入手可能ということで、こちらにリンク貼り付けておきたいと思いますね。
英語史の専門家であれば、もちろんこれは持っている本かと思うんですけれども、
一般に知れ渡ってはいないかなと思いますね。
ただこれ年表なので、読んでいて楽しいんですよ。
調べるレファレンスとしても使えますし、パラパラと巡ってですね、
このぐらいの年、世紀には何が起こったかなということをパラパラ見するにもですね、
本当に楽しい本ということで、これが服部先生の口からですね、推薦図書として出たのは、
もうですね、専門家としてはですね、ちょっとたまらない、痺れる人生、人生というか戦書ということで、
これだけで私はですね、今日お腹いっぱいになってしまいました。ありがとうございました。
3回の対談、本当にお宝コンテンツだったと思うんですが、いや足りないですね。
もっと服部先生のお話を聞きたいと思いましたので、
ぜひぜひですね、服部先生も、そして剣道プレイヤーさんも、これお聞きかと思いますので、
私がですね、10月以降に帰国しましたら、機会を設けてまたお話聞かせていただければ幸いです。
さあ、最後に絶賛発売中の新刊書に関するお知らせです。
なぜ3単元、皆さんすでにお読みいただけましたでしょうか。
これを書店で目撃しましたという情報を今募っております。
なぜ3単元目撃マップ企画展開中です。
全国のリアル書店で本書を見つけましたら、なぜ3単元が置いてありましたよとお知らせください。
町と書店の名前を添えていただけますと、私がGoogleマップ上にピンを立てていきます。
日本地図をなぜ3単元で埋めていき、英語紙をお茶の間に広めていきたいというのが企画の趣旨です。
毎日コメント欄より皆さんのご報告をお待ちしております。
また、独立された方はAmazonレビューなど各種のプラットフォームで本書のレビューやご感想もお寄せいただけますと、
著者として大変嬉しいです。
それでは今日も皆さんにとって良い一日になりますように、英語紙研究者のホッタリウイチがお届けしました。
また明日。