【再】#729. なぜ英語を学ばなければならないの? --- 中学生のための英語
2026-07-19 36:48

【再】#729. なぜ英語を学ばなければならないの? --- 中学生のための英語

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サマリー

本放送では、中学生を対象に「なぜ英語を学ばなければならないのか」という疑問に、英語史研究者の視点から2つのヒントを提示します。まず、英語が世界人口の約4分の1から3分の1しか話せない現実を指摘しつつも、人類史上これほど広く普及した言語は他にないことを強調します。次に、自動翻訳の進化でコミュニケーションツールとしての英語の必要性が薄れる可能性に触れつつ、英語を学ぶことで日本語とは異なる思考回路や文化に触れ、人生における視野が広がるという、コミュニケーションとは別の次元での意義を説きます。最終的に、英語学習の是非は個々人が考えるべき問題としつつ、歴史的な偶然や言語の特性を踏まえ、学びの意義を多角的に考察します。

英語学習の動機:世界とのコミュニケーションの可能性
おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、 そして英語のなぜに答える初めての英語史の著者の堀田隆一です。
英語の語源が身につくラジオheldio。 英語史をお茶の間に、おもっとうに、英語の歴史の面白さを伝え、 裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は5月30日火曜日です。 いかがお過ごしでしょうか。
本日お届けする話題は、なぜ英語を学ばなければならないの? 中学生のための英語史です。
どうぞよろしくお願いいたします。 今日お届けするお話は、なぜ英語を学ばなければならないの?
中学生のための英語史というタイトルで、 主に中学生の皆さんにお話しします。
皆さんは中学校で英語の授業が必ずあると思うんですね。 受けなければならない、選びようがないということで、
国語であるとか、数学であるとか、その他の授業と同じように、 英語化という教科を受けることになっています。
勉強することになっているわけですね。 皆さんの小学校時代も、すでに英語が必修化ということで、英語を学ぶ授業があったと思うんですけれども、
中学校に入って本格的に英語を学ぶということが始まったかと思うんですね。 では、
非常に素朴な疑問なんですが、なんで日本人、 私たちみんな中学校から、あるいはその前の小学校からですけれども、
英語を勉強しなければいけないことになっているんだろうかということです。 これ誰もですね、
はっきりと教えてくれていないんではないかと思うんですね。 先生も、そして
家族、親も、そして 一般に大人もです。
おそらく日本のみんなが、そして皆さん中学生を含めたみんなが、 分かっているつもりになっているからだと思うんですね。
これからは英語を勉強しないと話にならない。 世界と渡り合っていけない。
英語は世界で通用する国際語。 ですから、世界、市民としてのですね、日本人もやはりですね、
英語を学ぶ必要があるんだということです。 世の中でも英語力が求められます。
大学に入るにも英語は必要だということになっていますし、 会社に入るにも英語力あった方が断然得だという雰囲気があります。
経済的にも成功する可能性が高い。 そんな雰囲気が日本中にあるんですね。
そしてこれは日本だけでなく、程度の差はあれ、 世界中どこでもある程度は存在します。
ですので、日本が必ずしも特別というわけではありませんが、 こんな感じで私たちは特にその理由を
はっきりと聞かされたことはないままに、 英語の勉強をすることになっているという、そういう社会に生まれ落ちて、
そして中学生になっても英語をですね、 しっかり勉強しなければいけないというような雰囲気になっているんですね。
私、ホッタリュイチは英語の研究者です。 特に英語の歴史を研究しています。
英語学習者だった時代も長いですし、 その後英語を研究するようになってからも、もう
25年以上が経つので、英語に関してはエキスパートというふうに見られることが多いのは当然だと思います。
今でも学び続けていてまだまだだと思っていますが、 英語についてはいろいろと考えたり学んだりしてきた方だと思います。
その立場から2つほどポイントをあげたいと思うんですね。
なぜ英語を学ばなければならないの?という疑問について、 答えとなる2つというよりは、この問題について皆さんの頭で考えてもらうための2つのポイントです。
つまり答えではなくヒントということになりますけれども、 これからお話ししていきたいと思います。
まず1点目なんですけれども、 英語ができると世界中の人々と話ができる、コミュニケーションが取れるというふうに言われると思いますし、皆さんも考えていると思うんですね。
これは英語を学ぶモチベーションとして非常に大きいものがありますよね。
言葉が違う、文化が違くても、英語という1つの言語をマスターすれば世界中の人とコミュニケーションが取れる。
日本国内であれば1億2000万弱ですが、人々と話せるに過ぎないものが世界人口80億に近づいていますから、コミュニケーションの範囲が当然広がる。
そうするともちろん人生がエキサイティングになるんではないかと思うわけですよね。 これは方向性としては私正しいと思うんです。
ですが事実としてはですね、ちょっと盛りすぎなんです。英語ができると世界の人々と話ができる、世界中のすべての人と話ができるというのは、これはちょっと事実を盛りすぎです。
決して世界80億人のすべての人と話し合える可能性を手にするっていうことは英語だけでは到底無理です。英語はどれだけ世界で通用するのかという現実を見てみたいと思うんですね。
ざっと現代世界の人口80億人、今弱ですかね。78億人くらいだと思うんですけれども、ざっと80億人と考えておきましょう。この中で英語を使ってコミュニケーションすることができる人口ですね。
つまり英語を第一言語として母語として習得している多くのアメリカ人、イギリス人を含めいわゆるネイティブスピーカーですよね。プラス第二言語としてあるいは第三言語として英語を使いこなすことができる人。ノンネイティブスピーカーですけれども英語ができるという人ですね。
これを足し算するとですね、どれくらいか。人口統計、いろいろと計算の仕方、数え方があってズバッと数を出すのは難しいんですが、ここでざっと20億人程度というふうに考えておきます。
いくつか統計がある中で一つはですね、20億人とかもう少しプラスかもしれませんけれども、そう考えると世界人口のせいぜい4分の1なんですね。世界中のすべての人々とつながるためには英語はまだ弱すぎるんです。
ですので英語ができれば世界の人々みんなとつながれるというのは嘘です。誇張が入っています。盛りすぎです。私25年ほど前にですね、バックパッカーをやっていまして世界中を旅してきました。
その中でどれくらい英語が通じるか。その時は私はですね、英語を勉強していましたし、英語で世界の人たちと通じ合いたいという思いもあって英語を勉強していたわけなんですが、実際に世界を回ってみると言うほど通じません。
各国の都会ですね、都市部であるとか、普通旅行者がお世話になるような宿ですね、ホテルみたいなところは商売ですから英語という言語媒体としてコミュニケーションをとるということがいわば慣習化されています。
中間になっていますね。それでないとコミュニケーションがうまく取れないということは、ビジネスもうまくいかないということですから、やはりですね、観光業、我々が世界に出かけていったときに接するようないわば窓口というのは英語ができるということに当時からなっていました。
もう四半世紀25年ほど前ですけれどもね、それでもちょっとですね地方に行ったりすると全く通じないということはザラです。私は主にヨーロッパとかアジア辺りを旅行することが多かったんですけれども、そうは通じません。もちろんそれから25年経ちました。
英語教育も世界中で少しずつですね浸透して進展して多くの国が教育レベルも上げてきてですね。おそらく以前よりはより広く英語という言語が通用するようになっているっていうことはおそらく事実だろうと思います。
しかしそれを考慮入れてもですね、やっぱり英語という言語一つで世界に通じる、お互い通じ合えるなんていうのは幻想です。せいぜい世界人口の4分の1、どれだけ多く見積もっても多分3分の1。
これからですね10年20年でさらに状況が変わってですね世界の英語教育のレベルが上がってもっともっと通じるようになるっていう可能性は確かにあります。
ですがこの2023年の現状で言いますと、とてもじゃないけれども世界の人々と英語一つで渡り合えるっていう状況にはなっていません。
この現実は知っておいてもらいたいと思うんですね。前のチャプターでは英語の実力と言いますかね、世界すべてに通じるわけではない。
せいぜい4分の1か頑張っても3分の1ぐらいなんだという、これは現実事実ですので、まず英語を学んでいく中学生の皆さんに知っておいてもらいたいこととしてですね。
基本的な事実としてまずお話ししました。意外と英語は世界で通用しませんよというような風に聞こえたかと思うんですけれども、ここで大事な一言を述べておきたいと思うんですね。
確かに世界人口の4分の1とかせいぜい3分の1というのは思ったよりも少ないな、英語は世界全体に通じるのかと思っていたという風に聞こえたかもしれませんけれども、
これですね、人類史上、人類言語史上で考えると、ここまでつまり4分の1とか3分の1という割合で広く通じる言語というのは未だかつてなかったんです。
つまり4分の1、3分の1っていうのは意外と少ないなと思ったかもしれませんが、人類史上で言いますと最高なんです。
ですので、やはり何か一つ言語を選ぶならですよ、もちろん2つ3つ4つと習得できるような時間とエネルギーと能力があればいいんですが、これなかなか難しいです。
頑張ってエネルギーを注入できて一つの言語ということがですね圧倒的にやはり多いと思うんですよ。
その場合何を選ぶかとなったらやはり英語になるという事実はあります。
ここ重要なポイントです。もう一度言いますね。英語は世界全体に通じる言語ではありません。
せいぜい4分の1から3分の1という程度なんです。世界人口の。
ですがこの数っていうのは人類史上圧倒していてこれほどまでにシェアを広げた分布を広げた言語っていうのは未だかつてないんです。
その意味で現代ですよ2023年の現在どれか一つ言語を選ぶんであればやはり英語となるっていうことはこれは論理的に考えて間違いありません。
ですので外国語教育外国語学習の対象として第一位の言語として選ばれている。そして小学校中学校でもいわば必修義務的な科目になっているというそういうことなんです。
英語の実力を知ってもらいたいんですね。盛りすぎてはいけません。つまり課題評価してはいけません。
同じように過小評価もしない方がいいです。現実としては80億人の世界人口全体の中の20億人ほどあるいはもう少し多いいいぐらいかもしれませんけれどもこれぐらいの実力なんだということです。
高く見すぎてもいけません。そして低く見すぎてもいけません。そのために数字って役に立つんですね。
もちろんおおよその数ということは何度も繰り返していますが80億人分の20億人とかそれぐらいということです。
これが私の考えるなぜ英語を学ばなければならないのという疑問に対する回答ではなくヒントですね。
ヒントの一つ目です。この数字を高いと思うか低いと思うかというのは聞いている中学生皆さん一人一人の捉え方次第です。
高いと思えば英語を勉強するといいよなと思うと思います。意外と低いなと思えばそこまで勉強する必要ないんじゃないと思うかもしれません。
これは皆さんの考え方一つです。私から答えをズバッと出しません。皆さんが考える一つのヒントを提供したまでです。これが1点目ですね。
自動翻訳の時代と英語学習の意義
ではチャプターを変えて2点目に話を移します。中学生のみんなもすでに知っているように世の中では自動翻訳っていうのがもうすでにあるんですね。
さらにAI技術が進んで今話題のチャットGPTであるとかそこに日本語を入力するとですね。
例えばこれを英語に翻訳してくださいっていうと立ちどころに英語が返ってくるという時代です。実用化これからどんどんされていくと思うんですね。
そうすると国際語である英語を学ぶ必要もなくなるんではないかというふうに考えるかと思います。これ正論で確かにそうなんですよ。
もう全部コンピューターがやってくれますので。一昔前はSFの世界の話でしたがドラえもんの翻訳こんにゃくとかですね。これがもうですね現実味を帯びてきてるんですね。
あとは精度をどんどん高めていくだけという技術的な段階になってきているので皆さんの世代はそんなにアクセクして英語という言語をですね。
勉強する必要がなくなってくるんではないかということ。これは本当に現実味を帯びた話になってきてるんですね。
であればこそ本当にですねこの問題なぜ英語を学ばなければならないのという疑問に対してはですねちゃんとした答えを与える必要が先生も大人もあるんですよ。
ですが誰も答えられない状態です。中学生のみんな一人一人がこれ考えていくべきそういう時代が来てるんですね。
英語をやることになっているからやるんだであるとか入試で求められるからやるんだ。
会社に入るときに大事になってくるからやるんだという時代はどこまで続くかわかりません。
正確には読めないんですね。ですので皆さん一人一人が考えて判断して決めていく問題になるだろうというふうに思います。
私もそのために考えるヒントを出すというぐらいしかできないんですね。答えわからないんです。
皆さんも大人を見てだいたい想像つくと思うんですけれども大人もみんなですね何年も何十年も実は英語を勉強してきたんです。
中学生の頃からだけどあまりできてませんよね。これ勉強不足だからなんでしょうか。
いろんな理由があるのかもしれませんが少なくともわかることは英語を習得する英語を話せるようになるということはなかなか簡単なプロジェクトではないということなんですね。
みんながみんな達成できるような簡単なプロジェクトではないということはこれはもう皆さんも気づいていると思うんですね。
大変なんですよ。時間もかかります。エネルギーも必要です。場合によってはお金も必要です。
私は英語専門としてきたということで英語を使いこなせるようになったというのは事実です。
ですがこれを保持するこのスキルをずっと保ち続けるのって大変ですし多分落ちてるんですよ私自身。
保つのにもエネルギー時間が必要ということでいわばコスパとしてはですね語学っていうのは英語に限りませんがあんまり良くないんですね。
しかも自動翻訳ができてきます。チャットGPT見るみたいなものもあります。
そうするとですねコスパという観点からするとあんまり良いものではないっていうのはこれは事実現実です。
こんなことを聞くとですね皆さんはであればそんなに一生懸命やる必要もないのかな英語なんて時間だけかかって対して身につかないコスパの悪いプロジェクトだという風に考えるかもしれません。
それは一理本当にあるんですよ。あるんですけれどもバランスをとるためにもう一つ違う議論を私はしたいと思うんですね。
これも皆さん自身で考える際のヒントにしてもらいたいという趣旨であげるんですけれどもそれは何かと言いますと世界中の人々とコミュニケーションをとるためのその道具としての英語という側面ではなくて
日本語とは全く異なる考え方を持った言語そしてそこには文化も埋め込まれていますので異なる言語文化に接するための入り口窓口みたいな役割です。
これは一見すると小さなようで中学生の皆さんのこれからの長い人生の中で考え方新たな考え方を一つ日本語とは違うものでですね得られるというのはものすごいメリットなんです。
人間って母語ですね第一言語多くの皆さん日本語だと思うんですがこれで考える癖がついていますが非常に束縛が強いんですね。
ある言語でしか考えられないっていうふうに捉えてもいいと思います。それを意図的にですね例えば英語という言葉をですね習得するとその言語の思考回路であるいは文体でと言いますかね考えることができるようになるんです。
意図的にからから抜け出して日本語という非常に強い束縛から抜け出してもう一つ別の視点から物事を見ることができるようになります。これは必ずしもコミュニケーションと関係ありません。
2人3人という人が関わる必要がないからです。自分の頭の中だけの話です。考え方の話ですから。人間って人生の中で考え事をする時間長いと思うんですよ。この時に母語の束縛から逃れてもう一つ別の言語をベースとして考えることができるというもう一つの視点を持っていると思考生活。
これ人生の中長いですからね。頭の中でやっている独り言のようなものも含めた思考生活です。考えるっていうことの生活これ長いですのでその見方が一つ増えるつまり2倍になるっていうことは人生においてものすごく大きなメリットなんですね。
そしてこれまたラッキーなことに英語という言語はですね日本語と本当に違うんですよ。180度と言っていいほど違うので異なる思考法を得るためにはなかなかのうってつけの言語なんですね。生字似ている言語なんてもったいないんですよ。全然違う英語という言語だからむしろこれラッキーなんですね。
例えば日本語では兄弟姉妹というふうに男女の違いだけでなくて年齢の上下でも分けますよね。ところが英語ではbrother sisterというふうにウエスターは関係ない。
このような人の関係一つとってみてもですね。見方が違うんですよ。これショックですよね。なんでというふうに思いますよね。このなんでが重要なんです。そしてこのショックが必要なんです。新しい考え方との出会いっていうことです。
逆に言うと日本語では米とか稲とかご飯とかいろんな言い方するのに英語では全部ライス一語で済ませてしまうんですね。これなんでと思うわけですよね。こんな大雑把でいいのライスなんてと思いますよね。この驚きとかショックとか信じられないっていうこの感覚です。これが語学で得られる最大の効果なんですね。
ですので学ぶ外国語って全然違うほうがいいんです。違ければ違うほどむしろこのポイントは高いんですね。ギャップです。もちろん習得のためには近いほうが例えばヨーロッパの言語同士って比較的近いのでお互い習得が楽だとされます。
それに対して日本人、日本語を母語とするものが英語を学ぶって結構大変なんですね。その意味ではアンラッキーだなと思うかもしれませんが、今述べた視点発想は違うほうが習得した時の効果が大きいというその視点に立つとむしろラッキーなんですよ。我々はアンラッキーどころかラッキーなんです。
英語みたいな全く異なる言語を学ぶことになっているってのは結構これは幸運なんです。そう考えてみたいと私は思っているんですね。
第2点目まとめます。日本語とは全く異なる思考回路の英語という言語を習得することで全く違う発想法を得られるということなんです。これはコミュニケーション云々とは別次元の話です。
英語を学ぶことで日本語とは全く異なる思考法発想法を得られる。そしてこれがバカにならないくらい人生にとって考え事の多い人生にとって大きな効果を発揮するんだということで英語を学ぶ意義を主張してきました。
これももちろん一つのヒントです。これを参考に皆さん自身で考えてほしいと思うんですがただですねそういう言い方をすると別に英語という言語でなくてもいいんじゃないという疑問が起こると思うんですね。
その通りなんですよ。英語である必要は全くないんです。新たな発想法を得るためにはフランス語でもいいです。中国語でもいいです。何語でもいいです。どちらかというと日本語から遠い方が面白いのかなとは思ったりしますが、
基本的にそんなに日本語に近い言語ってないのでどの言語を選んでもですね同じような効果新たな発想法を習得できるというコミュニケーションとは別軸の外国語学習の功用効果というものはあると思うんですね。
ですのでこれは強調しておきますが英語である必要は本当にないんです。ただただですね皆さん選べません。必修として義務として中学校で英語を学ぶということになってしまってるんですね。
ですので英語じゃなくて中国語とかフランス語というふうに一人一人で主張するわけにはいかないという立場にあるっていうのも事実だと思います。いわば上から押し付けられる形で英語が降ってきてるっていう状態だと思うんですね。
これは私は必ずしもいい状態ではないなというふうに思っています。いろいろと選べるということが大事なんではないかと思っています。ただそれを言っても始まらないっていう現実はあります。
英語を学ぶっていうことになってるのでここはでは英語は受け入れることにしてその良い側面を見ることにしようというふうに考え方を切り替えるということですね。
お勧めしたいですね。私は英語と日本語の比較をすることが多いんですが研究上ですね。日英語の対象みたいなことをすることもありますけれども本当に違います。日本語と英語。
なので先ほど言ったようにたまたま上から降ってきたのが英語ということになっていますがこれは割とラッキーです。日本語と全然違う言語なので違う発想を得るにはまあそこそこですね合格ラインに達するような言語が降ってくることになっているなとそれは信じていただいて結構だと思います。
違うから面白いんです。そして違うからこそ習得が難しいんです。つまりなかなか英語っていうのが難しい言語だなと思うのは日本語母語話者我々にとって当たり前のことなんですね。当たり前すぎることなんです。これを難なく習得しようというほうがそもそも前提が間違ってるんです。
むしろ習得しにくいこと全く異なる言語であるということをラッキーと思うほうがいいと思うんですね。だからこそ学んだときに得られる効果が大きいということです。
ですので習得にかかる労力という意味で言うとコスパは悪いということを先のチャプターで述べましたが逆にそこから得られることの多さという観点から見るとコスパ悪いどころかなかなかラッキーな言語と巡り合ったなという観点になります。
良いところ悪いところありますね。こうした点を考え合わせながら中学生の皆さんは皆さん一人一人考えていただいて皆さんなりの答えを出してもらいたいと思うんですね。
英語史から見る英語の普及とその未来
英語は本当に学ぶべきなのかそれともいや切っちゃっていいんじゃないかっていう考え方も全然ありだと私は思っています。さて最後にですね長くなりましたが本当に最後にしますね。
今日のお題はなぜ英語を学ばなければならないの。中学生のための英語史と題したんです。私が英語の歴史を研究している専門家ということで英語史を出したんですが今日の話の中で英語史っぽい話出てきてないので一つ最後に含めてですねこのタイトルに合うような形で締めたいと思います。
第一点目で述べました。現在8兆国地域上に人口がある。そのように考えたときにその4分の1程度ですねあるいは3分の1ぐらいかもしれませんが程度しか英語をしゃべれないんだと言いました。
ただこのシェアは歴史上最高であるということを述べましたね。英語は今でこそ世界的な言語として圧倒的に強い言語としてもてはやされています。
日本で言うと徳川家康が江戸幕府をこれから開こうというタイミングです。それから英語のお膝元であるイギリスでは天才劇作家シェイクスピアが活動していた時代です。
400年です。400年前には英語を話す人、人口はですねせいぜい600万人だったんです。シェイクスピアの生きていたイングランドですね。イギリスの中の一地方です。
イングランドの総人口と基本的にイコールです。600万人という人口のみが英語を話していた話せたということなんですね。これが400年の間に今20億ぐらいとしますとざっと400倍
300数十倍から400倍というそれぐらい膨れ上がったんですよ。英語もですね水物と言いますか昔からこんなに喋られているわけではないんですね。
一地方の言語に過ぎなかった600万人ですよ。それが一気にこの400年の間に話者人口を増して今や20億ということになってるんですね。
その400年の間の歴史には大英帝国イギリス帝国の世界的拡大であるとか様々な世界史上の事件歴史上の事件があった結果たまたま英語になってるっていうところですね。
ここポイントです。英語が決して本質的に本来的に偉い言語だから世界言語になったわけではありません。イギリスが強かったから英語が国際的な言語になったんです。
もちろんイギリスの後に20世紀にはアメリカ合衆国というやはり英語を話す国がですね勢力を得て派遣国家となったというような歴史あってこその英語の世界化です。
たまたまです。ですので今後21世紀が進みそして21世紀22世紀英語がこのまま世界一のぶっちぎりの言語として続いていくかっていうとですねこれは誰にも分かりません。
こうした不透明な未来も含めてやはりこれからを生きていく中学生の皆さんが一人一人この英語という言語に向かい合っていく必要があるんだと思います。
先生も大人もはっきりしたこと何も分かってないんです。
なのでとりあえず今までの習慣に従って英語勉強していきましょうねというぐらいの立ち位置ですのでこれからを生きていく中学生の皆さんはぜひ今日の話をヒントにしてですね。
ヒントにしてそれぞれでなぜ英語を学ぶ必要があるのかあるいは学ぶ必要すらないのかということも含めて皆さんにやはり考えてもらって判断してもらうこれなかなか難しい選択ですけれどもね。
私も正直答えがわからないので皆さんに何かズバッと回答をするというような無責任なことはしない方が良いというふうに思いはぎれは悪いかもしれませんがいろいろな考え方であるとかヒントを指摘するということにとどめたいと思います。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
今日は移植の会でですね中学生の皆さんにあててお話ししました。
もちろんこれはわかる小学生であればわかるかもしれませんしもちろん高校生大学生にも聞いていただきたいですし本当のことを言うと大人の皆さんに聞いていただきたいというような裏ののくろみもありつつですね。
中学生の皆さんにお話しするという形でお届けしました。
いろいろな考え方あると思います。
英語教育英語学習というのは日本人みなが人生の何年かはですね少なくとも関わってきていたというつまり一言ではありえない話というふうに自分の体験に引きつけて考えることができる話題なので1億2000万総批評価になり得る話題だと思うんですね。
ですので今日私がお話しした内容にもですねいろいろとご意見ご感想をあるかと思います。
コメント欄にお寄せいただきましてまた議論が盛り上がってくればとても良いなというふうにそんな趣旨で今日は配信いたしました。
このチャンネル英語の語源が身につくラジオヘルディオではあなたからのご質問ご意見ご感想をお待ちしています。
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それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますようにほったり打ちがお届けしました。
また明日。
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