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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、 そして英語のなぜに答える初めての英語史の著者の堀田隆一です。
英語の語源が身につくラジオheldio。英語史をお茶の輪におもっとうに、英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は7月4日火曜日です。いかがお過ごしでしょうか。 本日お届けする話題は、
ウォルフ、狼についてあれこれです。 どうぞよろしくお願いいたします。
本題に入る前に7月になりましたので、プレミアムリスナー限定配信チャンネル、 英語史の話、ヘルアのお知らせです。
1ヶ月ほど前、ちょうどこのヘルディオの2周年記念の日にですね、 6月2日だったんですけれども、この通常回、通常放送回に上乗せする形で、
英語史の話と題するプレミアムリスナー限定配信チャンネルをオープンしております。 火曜日と金曜日の午後6時、夕方6時に配信しています。
最初の月が1ヶ月終わりまして、全体として30人弱くらいの参加者ですかね、 まだ小さいコミュニティなんですが、その小ささを生かしてですね、コメントでわきあいあいと
交流しながら、限定配信を9回ほどお届けしてきました。 月額800円という有料配信でですね、月ごとにということですので、1回6月の分は閉めたという形になるんですが、今後もですね、アーカイブとして残ります、バックナンバーとして残っています。
こちら参加していただければ聞くことができるということですね。 私も初めてのプレミアムリスナー限定配信ということで、9回なんとかなんとかですね、お話し続けてきました。
いろいろとお話ししました。通常回とはですね、少し違ったテイストでお届けしているんですけれども、雑談会も多いです。 それから言語は暗号であるとかですね、方言学の話、書き言葉よりも話し言葉を優先すべしという現代言語学の大前提に立てつくという会もありました。
それからですね、飲み会を披露する、飲み会の二次会ですね、正確に言うと。ですので結構酔っ払ってますというところをさらけ出すという会もありましたし、英語に関する素朴な疑問をチャットGPTに投げてみたなんていう会もありました。
そしてですね、直前回最新回の9回は語源って何ということで、まさにこのヘルディオ、英語の語源が身につくラジオで語源を扱うことが多いんですが、この語源ってそもそもいろんな側面が本当はあるんですけど、というような本質的な話題をお届けしてきました。
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この最新回第9回の語源って何の会のほんの一部なんですけれども、そこの部分をですね、非常に重要な部分を昨日のヘログ、私のブログの方で文字起こしして多少編集は加えましたけれども、文章として示してあります。
このような話題、結構真面目な話題だったんですけどね、この第9回は。こんな風なこともやっています。で、一方ではですね、飲み会の2次会を晒してますみたいなことも含めていろいろです。通常会ではちょっと出せないようなことをいろいろと配信していますので、ご関心のある方はですね、ぜひ月も改まりまして7月2ヶ月目ということになっておりますので、ぜひですね、参加を検討してください。
いただければと思います。もし意見といただける場合はですね、決算の方法として、Voicyアプリから入る方法とWebブラウザから入る方法があります。前者は手数料が高めとなっていますので、ぜひですね、後者Webブラウザ経由で参加いただければと思います。
今日火曜日ですので、7月4日がプレミアム放送のですね、今月の最初の回ということになります。
今日夕方6時から配信する予定なんですが、もうですねタイトルの方は決めてあります。何かと言いますと、英語詞の話第10回、言語は○○のようだ。あなたは言語を何に例えますか?と題して、言語、言葉の比喩について考えたいと思います。
今回はこのお題について私がおしゃべりするという予定なんですけれども、次回の週末の回ですね、第11回にはですね、プレミアムリスナーの皆さんとインタラクション、交流できるような形で生放送にしたいと思っているんですね。
コメントを通じて、あるいはですね、ゲストとしてリスナーさんが発言できるような形でですね、初めてトライしてみようと思っています。英語詞の話ということでインタラクション、やりとりもなるべく重視していきたいと思っているんですね。
1ヶ月経って少しずつ慣れてきましたので、2ヶ月目に入った今月ですね、インタラクションにトライしていきたいと思います。ということでですね、今晩6時、今晩は生放送ではないんですけれども収録したものをお届けするんですが、どうぞご関心のある方はですね、ぜひぜひ参加していただければと思います。
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収益はすべて今後のヘルかつ英語詞活動に投資します。ということでプレミアムリスナー限定配信放送、英語詞の話ヘル話のご案内でした。
今日の本題はwolf、狼についてあれこれと題してお話ししたいと思います。皆さん、連日このヘルディを聞いていただいていると思いますが、
先週木曜日から1日起きて小川俊さんを対談相手としてお迎えしながら、小英語後期の説教師、そして政治家でもありましたウルフスタンという人物に焦点を当てています。
木曜日が759回、ウルフスタンって誰?小川俊さんとの対談第1弾でした。そして1日起きまして土曜日ですね、761回、ウルフスタンの生きたバイキング時代のイングランド、小川俊さんとの対談第2弾をお届けしました。
そして月曜日、昨日ですね、763回、ウルフスタンがもたらした超重要単語、狼、小川俊さんとの対談第3弾ということで3回にわたってお届けしてまいりました。
まだまだ実は続きます。明日第4弾ということになるんですが、ここでですね、このウルフスタンなる人物、対談の初回に述べたように、綴り字こそですね、この名前としてはWULF、そしてSTANということで、現代とはちょっと違うんですけれども、
ウルフ、これはわかりますね、狼です。現代語だとWOLFというふうに母音字が違いますがわかるかと思います。そして後半のスタンの部分は現代英語のストーンです。
STANと小英語では書きましたが、現代ではSTONEですね。なのでウルフスタンという名前は狼石ということだということを対談初回で述べたんですね。
小英語にはこの手の名前っていうのが割と多いんです。小英語といいますかゲルマン語には多いですね。やはり男性の名前としてウルフというのがですね、非常にこう勇ましい感じなわけですよね。強い感じもします。
ですので多いんですね。ウルフスタン、狼石の話をしていましてリスナーさんからドイツ語のWOLFGANGという名前があるということをご指摘いただきました。
そうですね。WOLFGANG AMADEUS MOZART。モーツァルトですね。WOLFGANGというのが名前、ファーストネームになりますよね。これはWOLF GOINGとでも言ったような言い方でですね、ドイツ語で狼の道、狼の行くところっていう感じなんですね。WOLF GOINGみたいな言い方です。
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他にはですね、4世紀にゴート語、東ゲルマン語派に属していたゴート語という言語がありますね。ゴート族の母語です。4世紀に聖書が書かれているんですけれども、これを書いた人物がウルフィラという人物とされてるんですね。
これまさにウルフに子少児、小さいという意味の語尾をつけたもので、小さい狼、リトルウルフみたいな名前がついているということですね。比較的ゲルマン語には多かったんですね。ゲルマンといえばドイツのシュバルツバルトもそうですけど、森ですよ。そして狼がいますね。
グリム童話でもたくさん出てきます。狼というのが一つですね、文化的な役割を持っていた動物ということなんですね。ゲルマン一体にということです。
この名前はオークってですね、古英語の今回のウルフスタンの他にもですね、古英語最大の英雄種と言われている米王ウルフ。これは現代風に言えばですね、ビーウルフなんですね。
ビーはハチです。ミツバチでウルフ、狼ということで、この辺りも出てくるということで、なかなかですね、よく使われる要素だったということがわかるかと思います。
さて、ゲルマン語ではだいたい形はですね、ウォルフ、ウォルフといったような形だっていうことがわかったかと思うんですが、これイタリック語派に属するラテン語ではルプスというんですね。
L-U-P-U-Sと書いてルプスという形です。だいぶ違うように思われますが、現代英語とか古英語のウルフとラテン語ルプスというのは完全に語源的につながっているんですね。
イヨンソ語ではウルクオ、ウルクオのような形だったとされています。ゲルマン語では語頭のWというのが残っていますけれども、その後の真意を考えますとL-Fですよね。W-L-Fのような音のつながりになっています。
それに対してラテン語ではWそのものは消えたんですけれどもLというのとP音が変わった形ですけれども、こういった形でですね、残っています。したがってウォルフのルフというL-Fの部分とラテン語のルプスという時のL-Pが対応関係にあるということなんですね。
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ラテン語ではこの狼の形容詞形がルピーヌスという形になります。形容詞語尾がつくわけですね。ルピーヌス。そしてこれが後に直接英語にも借りられてルパインという形容詞になっています。狼のということですね。
つまりウォルフはゲルマン形なのに対してその形容詞形はラテン語を由来のものがはまっているんですね。ルパイン。こういう関係って結構ありまして、動物の名前名詞そのものは本来語英語本来語なんですけれども形容詞はラテン語を回って入ってきたものが対応するっていうようなそんな例です。
例えばですねホーリス馬に対してイークワイン。ラテン語が対応しています。そしてフォックスに対してウルパイン。ドッグに対してケイナイン。カウに対してボヴァイン。キャットに対してフィーラインのような例が上がってきます。
ちなみにですね今ヘルディオで話題のウルプスタンさんなんですが狼医師さんですけれども彼はですね自分のことをいわばペンネームですねルプスという風にラテン語で呼んでるんですよ。まさに狼です。そしてこの人が書いた最大の作品はですね。
実はラテン語のタイトルがついてましてセルモルピーアドアングロースというんですね。これはセルモっていうのはサーモンです。説教ルピーというのがまさにルプスの続格でルプスの狼の書いたという意味で狼の説教ですね。
アドアングロースというのはアングル人に向けたルプス、狼からの説教ということなんですね。いろいろと話が語源がつながってきているっていうのを感じることができるのではないかと思います。
他にウォルフあれこれということですので複数形の形を話題にしないわけにはいきません。ウォルフ現代英語でWOLFと書きますけれどもこれが複数形になるとWOLVSと発音が濁ります。Fの音が濁ってVになります。
スペリングもそれに合わせてWOLVESという風になるんですね。いかにも不規則という感じなんですが実際には語尾はSですし何が不規則かというとFがVになるっていう部分が不規則なんであって語尾にSがつくという点ではですね実は不規則では決してないんですね。
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あくまでSをつける規則的な複数形なんです。ただFの部分がVに変わってしまうところだけが気がかりですよね。これなぜかっていうことなんです。まさにウルフスタンの時代の古英語にさかのぼるとわかります。
古英語ではこの単語に関する限りですね男性名詞だったんですが基本的にはASという語尾をつけると複数形の主格対格になるんですね。ASなんです。ただのSではなくAという母音があってSなんです。ここがポイントです。
さあ単数形の元の形はWULFです。WULFと当時は書きましたがFで終わってます。ここにASという複数形をつくる語尾を添えるわけですよね。そうしますとFはですね両脇を有声音で囲まれることになります。Lっていうのは有声音です。さらにASのAの音は有声音です。
そして有声音に挟まれるとその音自身も有声音になるのが古英語の規則でした。WULF
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
チャプターの最後で急ぎ足になりましたが分かりましたでしょうか。古英語の発音のルールに従いますとWULVASという風にFが自動的に濁ったんですね。有声音に挟まれるから。それが現代までずっと後を引いているっていうことなんです。
WULVASと今でも濁ったままです。他にはLEAVESのようにFの発音で終わるものは複数形のSをつける際に濁ってVになるっていうことが多いと思うんですね。
実は全部が全部はそうではないっていうのが英語のまた難しいところではあるんですよね。例えばBELIEFに対してBELIEFS。ROOFに対してROOFSという風にVになってないんですよね。こういうのはまた厄介なんですけれどもね。このあたりもまた詳しくお話しできればと思います。
このチャンネル英語の語源が身につくラジオヘルディオではあなたからのご質問ご意見ご感想をお待ちしています。Voicのコメント機能を通じてお寄せいただけますと幸いです。TwitterとSNSでのシェアもよろしくお願いいたします。
この数回小川俊さんとWOLFSさんの話をしておりましてたくさんコメント寄せていただいています。その中で小川さんもコメントをお返ししていただいているんですけれども、私の方に個人的に小川さんからコメントいっぱいついて嬉しい非常に刺激的だというような個人的なコメントもいただいています。
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ですので明日以降もまた小川さんとの対談続きます。英語のWOLFSさんという普段まず注目されることのない人物と時代背景だと思うんですね。これをヘルディオを通じてこうして多くの皆さんにお届けできていること自体が嬉しいという声を小川さんからいただいていますし、私もほとんど同じ思いなんですね。
ご質問なりご意見なりいただければと思います。なるべくわかりやすくお話しておりますので、そんなに皆さんをですね置いてけぼりにしていないともですね、ぜひなんなりとですねコメントいただければと思います。
それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますようにホッタリウイチがお届けしました。また明日、あるいはプレミアムリスナー限定配信放送お聞きの方はまた今晩。