【再】#650. 英語史の知恵が AI に負けない3つの理由
2026-05-01 23:31

【再】#650. 英語史の知恵が AI に負けない3つの理由

#heldio #英語史 #英語教育 #英語学習 #hel活 #英語史をお茶の間に
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本日は3月12日、日曜日です。いかがお過ごしでしょうか。 本日お届けする話題は、
英語史の知恵が AI に負けない3つの理由、です。 ものすごいタイトルになってしまいました。どうぞよろしくお願いいたします。
本題に入る前に、急遽のお知らせです。 慎重ではなく、急遽のお知らせというのはですね、
定期的にアナウンスしていないと忘れ去られそうだということでですね、 急遽お知らせするんですけれども、これは本当に古いですね。
12年前にもうなるんですかね。11年半ぐらい前ですかね。 2011年の10月に出たんですけれども、
英語史で解きほぐす英語の誤解、納得して英語を学ぶためにという本です。 中央大学出版部より出ています。
195ページという比較的薄いです。 半径も小さいので、
新書みたいな感じです。 値段も新書に近くてですね、880円税抜きですけれども、
これがですね、英語史の概述書に一応なっているんです。 一応というのは時系列で並べているというわけではなくて、
話題ごとにチャプターを組んでいるんですけれども、 全体としては通しておよそ英語史の全容がわかるような形にはなっています。
冒頭でいつも述べています、英語のなぜに答える初めての英語史。 こちらよりも古く出した英語史の概述書ということなんですが、
今ご紹介しているこの古い方ですね。 こちらの方が2倍ぐらい簡単です、本の内容としてはですね。
ですので本当の意味で入門という方はですね、 こちらの方をお勧めしたいと思います。
ただですね、こちらなかなか入手しづらくなっていまして、 こちらチャプターにリンクを貼っておきますけれども、
Amazon等ではあと在庫がですね、いくつかあるかないかということで、 この間まで在庫ありませんと出ていたんですけれども、
多少入荷したようです。 これ私がですね、中央大学出版に問い合わせて、
もう少し在庫ないものかという形で出していただいたということなんですけれども、 このヘルディオの内容に関心を持たれている方は、
間違いなくですね、この本、面白く読めると思います。 ぜひお読みいただければと思います。
ということで、慎重ならぬ急遽のお知らせでした。
今日の本題は、英語詞の知恵がAIに負けない3つの理由、 というとんでもないタイトルとなっているんですけれども、
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これは背景がありまして、それについてまずお話ししたいと思います。
昨日、3月11日の午後にJACETチューブ支部で2022年度第2回定例研究会が開かれました。
JACETというのは、一般社団法人大学英語教育会なんですね。
1962年に設立した大きな日本の中の学会、教会ということなんですけれども、
このチューブ支部の第2回定例会にて講演する機会をいただきました。
チューブ支部ということではあるんですけれども、オンラインの会だったので、
特に移動を伴いはしなかったんですけれども、 オンラインで40名超の方にご出席いただきました。
JACETは大学の英語教育に関する教会ということで、
何らかの形で英語教育に携わっている方が出席されているんですね。
英語学をバリバリでやられている研究者もいれば、異文化コミュニケーションという分野だったり、
さまざまな形で大学での英語教育に関与している方が集まっているという会なんですね。
そこで、英語教育と英語史と結びつけられないかという、その方面で講演の打診がありまして、
事務局の方々と事前にメール上で打ち合わせしたり準備したりということで、機会をいただいたという次第なんですね。
昨日90分かけてお話したんですが、そのタイトルが英語教育と英語史研究のすり合わせということだったんですね。
まさに両分野の接点を探るということで、90分ほぼ丸々時間を使わせていただきました。
最後の数分はコメントをいただいたりする形で交流することができました。
このヘルディオのリスナーの中にも、昨日参加いただいた方がもしかしたらいたかもしれません。
お世話になりました。ありがとうございました。
その講演では色々とお話しさせていただいたんですけれども、
例えばこのヘルディオも、英語史を世の中に広める一環としてこういう活動をしていますという英語史活動ですね。
私のヘル活の一環としてヘルディオにも触れました。
そういうことも宣伝もしましたけれども、本体の部分は英語教育と英語学と英語史が相互理解し得ること。
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どういうふうに協力できるかというようなことを話したりですね。
実際に実践編として私がしていること、このヘルディオもその一環ということなんですが、
それをお話ししたり、具体的に語ったりということをやったんですね。
最後の短かったんですがディスカッションタイム、質疑応答の時間に大変貴重なご意見をいただきまして、
出席された一人ですね。皆さんだいたい英語の先生をやっているわけなので、現場感覚というのがあるわけですよね。
そうすると、どうやってこのAI時代ですよね。
DeepLであるとか最近話題のChatGPTのような技術が出てきた中で英語の授業というのを運営していくのか。
DeepL使っちゃダメとかChatGPTに頼っちゃダメというのは簡単ですが、これはもう時間の問題ということですよね。
ホッタ先生は英語の先生としてこの問題にどう立ち向かいますかというような非常に難しいご質問をいただきました。
英作文であるとかあるいは英文和訳も含めて、そろそろAIには負けてくるということになるわけですよね。
AIのほうがいい答えを出してくる。そうすると、その答えを見ながら人間も学生も学んでいくということになっていく可能性が高いということで、
絶対使っちゃダメということではなくて、うまくその新技術と付き合っていく、それを学びに生かすということが一つ方向性としてあるんですが、
具体的に何をどうしていくのかというのは、私自身もまだ分かりません。態度保留というふうにお答え申し上げました。
ただ、昨日の講演は、英語史研究と英語教育、この接点、英語史を用いてどうやって英語を教育していくのか、その辺りを論じたという講演だったわけですね。
そこで、先ほどのように、この問題についてはちょっと態度保留、決めかねていますということを言った上で、次のように述べたんですね。
英語の実践的な授業のやり方については、これから私も考えなければいけないというふうに思っています。
ただ、私は英語史研究者として、英語史の知識や知恵が英語のスキルそのものとは全く独立したところで価値がある、そして必ず学生の学びとなるという点については確信しているので、
逆に言えばそこはAIが入り込む余地がないくらい手堅いところを抑えていると思うので、少なくとも近未来にAIにひっくり返されることはない。その点では、このAIの時代が一気に去年、今年ぐらいで進行してやってきましたけれども、そこまで動揺していないんですね。
09:20
これは本当なんですけれども、というのは英語史の知識や知恵は3つの異なるレベルではありますけれども、人間的な学び、人間の学びの中枢に迫っているという自信があるからです。
という、そういう背景でですね、今日のお題を立てたということです。英語史の知恵がAIに負けない3つの理由、3つのレベルがあって、これは人間的な学びの中枢に入り込んでいます。ここをしっかりやっていればですね、AIには負けません。ここまでが前置きです。
では、次のチャプターでこの3つのレベル、英語史がいかにして人間的な学びの中枢に迫り得るのかという、この3つのレベルを紹介したいと思います。私は英語史の知識や知恵は3つのレベルで人間的な学びの中枢に迫るというふうに考えています。
昨日の講演のスライドの中で公表したことなんですけれども、この3つ、名前はですね、もうちょっといい名前あるかもしれません。とりあえず仮の名前っていうふうに今回は捉えていただければと思うんですけれども、先に3つ述べてしまいますね。
1つ目がイントラディシプリナリー。2つ目がインターディシプリナリー。3つ目がエクストラディシプリナリーというふうに呼んでおきたいと思います。ちょっと行儀惜しいタイトルではあるんですけれども、先に述べたように仮のタイトルなんでね。
では1つ目のイントラディシプリナリーから行きましょう。これはですね、英語史を用いて英語という言語を深く知る。例えば英語の語彙だったり、つづり字、発音、文法だったりという、いわば英語のスキルをアップさせるために英語史が味方となってくれてるっていう、そういうシチュエーションですね。
このヘルディオでも語源の話題非常に多いわけですけれども、そういう語源だったのかと踏み落ちたことで、その単語が定着しやすいっていう経験は、このヘルディオのリスナーの皆さんであれば、何度か経験してきたのではないかと思います。
いわゆる語源を用いた語彙学習であるとか、英語史を知っていると、なぜこの単語、つづり字と発音がずれているのかということがわかるということとか、なぜこの文法、この変な形だけどこうなってんだろうというのを歴史的に説明する。
12:16
まさにこのヘルディオでやっていることの多くはこれですよね。英語史の知見を生かすことで、英語の言語的特徴であるとか言語的項目の理解を容易にする、習得を容易にするというような使い方です。
これは英語を学ぶっていう英語学習の内部だけにある意味効果が留まっていますよね。なのでイントラというふうに呼んでいます。ディシプリナリーっていうのはこの場合英語学習ぐらいの意味ですね。英語学習に直接役に立つ、暗記に役立つとか、例えばそういうことです。
ある意味では一番狭い領域ではあるんですが、これはこれでとても面白いし大事だし、このヘルディオでも取り上げてきたトピックですよね。
2番目、インターディシプリナリー。これは単語として私が作ったものというよりは学際的なんていうふうに訳される単語でよくあるんですが、これは英語史を学ぶことで英語のスキルそのもの、英語学習そのものに役立つだけではなくて、他の分野、関連する分野と連携を取り協力することで、
お互い学べる相乗効果です。例えばフランス語、英語とフランス語を勉強している場合、英語史の知識があるととってもフランス語が学びやすくなります。このように英語学習の内部だけに留まっているのではなくて、
例えばフランス語学習とかドイツ語学習とかその他の主に西洋の言語ですけどもね、との関係っていうのは非常に密なので、英語史を勉強しているとですね、その知識を英語だけではなくて、例えばフランス語を学ぶときにも活用できるっていうようなことです。
さらには全く言語として違くてもですね、例えば母語の日本語と比べることによって日英、大正、ここから得られるものってものすごく多いわけですよね。ですので日本語の勉強になっているわけです。英語であるとか外国語を勉強することって、実は母語である日本語の勉強になるっていうことはありますよね。
英語史を学んだことで日本語力もアップした、国語力もアップしたなんて言ったらめちゃくちゃいいじゃないですか。しかもですね、古文への関心が目覚めたとか言ったら、これものすごいことですよ。極めて人間的な学びでAIこの辺り関心ないですからね。
そしてもう一つ近接した分野としてはもう間違いなく世界史ですよね。英語史っていうのは英語の歴史ではない、英語と歴史なんだというふうに私は考えていますが、要するに英語史を学ぶことで英語だけではなくて歴史、主にイギリスやアメリカを中心とした西洋の歴史っていうことにはなりますが、近代以降はそれがすなわちアジアも巻き込んだ世界の歴史になっていきますので、結局は世界の歴史ですよね。
15:23
英語史を学ぶことでこの2つ、英語と歴史を一緒に学べるわけですよ。こんな良いことないです。このことはAIはやはり関心ありません。人間だからこういったことに関心があるということですね。
最後のレベル、エクストラディシプリナリーということで、もっと一般的です。英語とフランス語とか英語と日本語、英語と世界史みたいな例を先ほどのインターディシプリナリーでは出しましたが、あくまで2つあるいは複数の分野をつなぐっていうことですよね。
今回の3つ目のエクストラディシプリナリーっていうのは、その辺りの枠を取っ払ったもっと大きな視点です。ジェネラルな視点です。
例えば、英語史を学ぶことによって、言葉に限らずですよ。物事の進んだ場所の通じ的見方を養うっていうことが可能になるんですね。
スタートとしては小さな英語史ということで始めるわけですけれども、その発想を他の物事を見るときにも応用するっていうことはできます。
そのスタートとしての英語史っていうことです。
ですから、これはスタートが英語史である必要は全くないんですよ。ないんですが、私は英語史の専門家で、英語史のことを今発信し続けてるんで、ここから始めるしか自分にはできないのでこれをやっているっていうことで、皆さんにこれを強制するわけでもありませんし、選び取っていただければいいと思うんですが、
ポイントとしては何か一つの狭い領域で独特な見方を養えば、それを他のものにも応用できるっていうことなんですね。これがエクストラディスプリナリーの一例です。
他にはですね、言葉って変化するものなんだ、変異するものなんだ、そして多様性を持って存在し続けるものなんだということも英語史からわかります。これは英語に限らず何語でもそうですし、もしかしたら言語じゃない他のものにだって言えるかもしれませんし、実際言えそうだと思います。
言語の変化、変異、多様性、これを知るのに、体得するのに、まずは具体的な、例えば英語という言語のそれから始めないといけないというような発想ですね。これもエクストラディスプリナリーです。
そして昨日の講演ではもう一つ例を挙げたんですけれども、例えばこれも言語に限らないんですが、言語、国籍、民族、性、性別ですね、ジェンダーです。宗教、こういったもののインクルージョンというものが叫ばれています。包括的に誰かを除外せずに、みんなひっくるめて存在を認めるっていうことですね。
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これ、英語史を通じてヒントを得られると思うんですよ。英語というのは世界的な言語である意味怪物言語ですよ。なので、他の言語なり民族を排除してきたという側面が一方であるんですね。ただ、他方では今ワールドイングリッシュと言われているように、バラバラのそれぞれが個別の英語というものもですね、世界中に現れてきている。
これまさにエクスクルーシブかインクルーシブかというバトルの問題じゃないですか。インクルージョンという問題を考える際に、一つの大きな題材が目の前に身近なところに用意されている。英語史はどうしてこのような問題が生じてきたのかっていうのをずっと見つめ続けてきました。そして今でも見ている。
このような問題は決してAIマターではないですよね。AIは関心持たない話題ですから。解こうともしないはずです。
ということで、今日は英語史の知恵がAIに負けない3つの理由ということで、実際上は英語史が3つのレベルのそれぞれにおいて人間的な学びの中枢に迫るということを主張してきました。
こんなことを考えたり喋ったりさせていただいたんですけれども、私自身は従ってこの点では全く動揺していないと言いますか、むしろ面白い時代がやってきたなというふうに感じています。
皆さんもぜひこのヘルディを通じて英語史にかけてみていただければと思うんですね。ちっちゃいんですけども大きいことに必ずなっていくと思うんですね。皆さんもぜひお考えください。
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
昨日、JACET、中部支部で講演させていただいた内容といただいたコメント、質疑応答をベースにして、今日はヘルディ用の放送を組み立ててみました。
大きめの話題になってしまったかもしれませんが、これを少し小さめと言いますか、手に負えるような質問に置き換えて、今日は日曜日ということもありますし、
皆さんにコメントやご意見をお寄せいただければなというふうに思うんですね。3つのレベルということを本編で紹介しました。
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どのレベルでも構わないんですけれども、皆さんがこのヘルディをお気になってですね、いろいろと役に立ったであるとか、英語史この点が面白いというようなことって感じたりする機会があったのではないかと思うんですけれども、
それをお知らせいただければと思うんですね。例えばこんな話題があったけれども、これはイントラディスプリナリーなレベルで非常に役に立った、面白かったとかですね。
例えば語源の知識があって、この語彙、一群の語彙の学習が楽になったみたいなこともありますよね。
インターディスプリナリーというレベルでもあったかもしれません。英語史を通じて英語じゃなくて、実は世界史を学んでしまったとか、フランス語を学んでしまったという事例とかですね。
あるいは第3の大きなレベルですが、エクストラディスプリナリーということで、例えば英語史の通じ的な見方を身につけたおかげでですね、他のある現象に当てはめてみたらすっと分かりが良くなったとか、つまり英語とは全然関係ない話になってくると思うんですけどね。
それで全然結構です。のような皆さんの様々なヘルディオ体験っていうんですかね。英語史をこのヘルディオでお聞きになってきたその体験でですね、気づいた瞬間、アハ体験に近いものですね。色々なレベルであったんではないかと思うんですけれども、その事例をお知らせいただければと思います。
この質問で平たく言いますと、あなたはヘルディオを通じて英語史をある程度学んできました。さて英語史の魅力って何でしょう。具体的に挙げてください。こういった方が分かりやすいですかね。どんなレベルでも構いません。
日曜日ですし、気軽にサンデーコメンテーターとしてですね、投げていただければと思います。初めてコメントをする方もそうでない方も是非ですね、ご意見やコメントをお寄せください。楽しみに読ませていただきますし、全部ではないかもしれませんが反応します。
ということで、今日はこれで終わりにしたいと思います。今日も皆さんにとって良い1日になりますように、ほったりうちがお届けしました。また明日。
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