1. Catalyst by Publidia
  2. #3 様々な出版方法の形態が登場
2024-04-19 13:44

#3 様々な出版方法の形態が登場

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週3回ゆるく、国内外のニュースや出版に関して解説します。

毎週、Publidiaというニュースレターも出していいます。
https://ayohata.theletter.jp/

<今回のトピック>

よりダイレクトでフェアな出版をめざして(DR BY VALUE BOOKS PUBLISHING|内沼晋太郎)

著者や書店・小売店への還元率を高める新たな直取引レーベルを始動!第一弾として、吉本ばなな氏の書き下ろし日記エッセイ『724の世界 2023』を刊行、本日より予約開始。(株式会社バリューブックスのプレスリリース)

「デモブックス」というレーベル始めます(竹村俊助/編集者)

Hironobu & Co.(ひろのぶと株式会社)

<出演>
ayohata https://twitter.com/ayohata

<関連情報>

メディア関連ニュースのまとめ|アヨハタ|note

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おはようございます。2024年4月19日金曜日、ayohataです。
この番組Catalyst by Publidiaは、週3回国内外のメディア出版に関するニュースについて、ゆるく解説する番組です。
ほぼ週3回午前中に配信をしています。
ということで、Catalyst by Publidia、配信した3回目なんですけど、
午前中に配信をしていますと、今さっき言ったんですけど、
多分この配信は午後に配信をされる予定です。
おそらく。
多分、前日にちょっと予定があって、ちょっとそこの収録の予定を見誤ったんで、
ちょっと少し遅れての配信になっていくんですけど、
週3回配信するというのはなかなか大変だなと思いながらも、今回はやっていきたいと思います。
今日のトピックは、新しい出版方法がいろいろ出てきているということについてお話したいと思います。
2つニュースというか取り上げたい話題がありまして、
1つ目が、こちらはプレスリリースと関係者の方が書いているノートなんですけど、
ノートの方からちょっと触れていきたいと思うんですけど、
よりダイレクトでフェアな出版を目指して、DR by Value Books Publishing。
こちらはですね、Value Booksさんというところ、本の買取とか販売を行うオンライン書店なんですけど、
そこで吉本バナナさんの書き下ろしの本が出るという取り組みの発表になっています。
このDR by Value Books Publishingが、著者や書店への還元率を高めることを目指すレーベルとして立ち上がっていて、
その本自体、直取引か買取での販売をとっていて、
一般的に書籍っていうのは取り継ぎから配本されて宅販売されるのが通例で、
だから変本ができるという良さもあるんですけど、
それにしても書店の取り分が低いっていうのはずっと問題として言われていて、
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それの解決のためにキノコニア書店とかツタヤとかが組んで、
書店の取り分を増やすとかそういう取り組みもちょっとやったりはしているんですけど、
これに関しては出版と、出版社と書店の機能を持つバリューブックスが行うというところで、
書店さんに対してバリューブックスパブリッシングから直接販売するという、買い切りで行うという取り組みになっています。
もう一つの取り組みがですね、これもノートの記事になるんですけど、
デモブックスというレーベルを始めます。竹村俊介編集者ということで、
Wordsという編集プロダクションをやっている竹村さんが書かれているという発表をしている内容で、
社長とか経営者向けにコモン編集者というサービスをやっていて、
先日マーケジンか何かでサービスの取り上げられていて話題になっていたとこなんですけど、
そこがデモブックスという書籍のレーベルを始めます。
この社長の竹村さん自身ももともとダイヤモンド社の編集者をやっていて、
作もかなり出している、なかなかすごい腕のビジネス書の編集者だったりはします。
このデモブックス面白いのが、
だいたい300から1000部ぐらいのデモ版の本を制作して、
ECや書店で販売するという取り組みらしいんですよね。
書籍の場合だと、最近はちょっと私も書籍のところに関しては関わる部分も少ないのであれなんですけど、
だいたい数千部ぐらいから印刷して販売していくっていう形なので、
300から1000というのはそれよりももっともっと少ない単位で販売するという形になっています。
そのポイントとしては3つ書かれていて、
勝負数だから冒険ができるっていうことと、
タイトル変更も可能。
本のタイトルも変えるっていうことも途中でやったりとかするみたいです。
そこら辺はやっぱりタイトルによって売り益が違うからそういう風に変えるんだろうなと思います。
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スピード出版も可能。勝負数なので、普通の本作るよりかは、
結構デザインも簡素にしてたり、パターンも決めてたりしていて、
結構ちゃんとしたデザイナーさんにベースのデザインを依頼をしていて、
そこにタイトルとかを埋めて、多分出すとかっていうのもできたりとか。
やっぱり普通の本出すとかってなって結構いろいろ時間もかかったりとか、
販売するサイクルとかもあるので、
そういう意味では素早くできるっていうところで、
なかなか面白いなと思います。
こうした2つの取り組みがあるんですけど、
最初に言ったDRのことに関して、
バリブックスの取り締まり役のうちの新太郎さんがノートで書かれてる話として、
ダイレクトでフェアな出版を目指してると書かれてまして、
やっぱり出版業界何を言ってもやっぱりアマゾンが、
出版社も結構重視しているというところで、
どうしてもアフィリエートでリンク貼ったりとか、
それが売上になったりトラッキングできるのでやっぱりそこを重要視していたり、
アマゾンのランキングで1位を取るとかっていうのもすごい重要視しているっていうところはあります。
それが意味するとこはやっぱり、
アマゾンは太っていくというか、
得をしていくけどやっぱり書店には落ちないっていうところが課題としてはあって、
そのノートで数字は書いてないんですけど、
著者、製作費、出版社、取り継ぎ、書店って本に関わる人たちの取り分のグラフが書いていて、
それが従来これぐらいの分配ですけど、
こう変わりますみたいな説明を書かれていて、
その取り組みだと、
書店がやっぱり今までの取り分よりも多くなるという、
直取引かつ買取りなので、
リスクを取っている分、ちゃんと取り分が多くなるというふうにはなっているんですよね。
今までの取り分の2倍とはいかないんですけど、やっぱりそれに近い数字はなっていて、
取り継ぎの分がないので、
書店でいる場合は出版社の分もかなり削っているんですよね、取り分。
ただ出版社としてのバリューブックスパブリッシングだけど、
バリューブックス自体は書店でもあるので、
自分たちでも売っていきますというところで、
総合的に見て多分長寿入れは合わせているのかなと思います。
やっぱり書店さんになるべく売るような商品を出していくというところを
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意識してやっているのかなと思いますね。
デモブックスとかはすごいいいなと思うのが、
出版社、これは私も直接その場を見たことはないのであれなんですけど、
やっぱりその、著者に対してツイッターのフォロワー何人いますかみたいな、
フォロワーがこれぐらいいないと出せないですよみたいな、
いうことを言う編集者がいるっていう都市伝説もあったりとかで、
それはそれでどうなのかとは思うんですよね。
それに対してチャレンジできる場所となるのかなと思うんですよね。
今竹村さん自身がツイッターで著者を募集しているんですけど、
面白いのが多選、いわゆる次選じゃなくて多選なので、
この人の本を読みたいって思われる人を情報を集めてますっていうところで、
なかなか面白い取り組みだなと個人的に思ってます。
そこからやっぱりその大きい部数になっていったり、
成長していく本があれば面白い場所になるかなというのは個人的に思ってます。
ただ、最近話として動き出した書店振興が国が動いてるって話があって、
そうした大きい問題に対して、
じゃあ意味があるのか、こういう取り組みが意味のあるのかって話はあると思うんですけど、
そんなに一気に解決することは取り分が少ないっていうのはやっぱり現実としてあるし、
こうした新しい売り方みたいなところが、
やっぱり一気に全体の問題を解決するわけではないわけで、
でもやっぱり小規模の書店さんとかも増えていたり、
そういう書店にとってやっぱり売り幅が大きくて、
数字の商品とかがちょっとずつ増えるっていうのは結構嬉しい話だと思うので、
かとやっぱりどんどん部数として縮小していく全体感として、
やっぱり出版業界も厳しくなっていってるので、
そうした中でもやっぱり面白い本がこういう形で増えるっていうのは、
なかなかいい話なのかなとは思ってます。
この紹介した二つの取り組み以外にも、
別に著者の印税を上げたいっていう取り組みで、
ひろのぶとっていう会社があったり、
そこはなんか1割、著者の印税って1割、
いわゆる10%で固定っていうのが一般的に言われてるんですけど、
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これを2割からスタートしますみたいなこととか、
部数を超えれば印税の量も増やしますっていうのをやって、
個人投資家になり、あとクラウドファンディングっていうか、
あれはなんだろうな、株式のクラウドかみたいなので結構資金を集めて、
運営してる会社とかもあったりして、
ちょっと先ほどの二つの取り組みとはちょっと違うアプローチな感じはするんですけど、
なかなか面白い仕組みっていうのは出版業界にもちょこちょこ増えてきてるので、
こういう取り組みがいろいろ増えていくことで出版業界っていうのが、
特に今言った3つの取り組みって文字物なので、
文字物のコミックはもう、
正直かなり行き着くとこまで漫画アプリとかも含めていってるので、
文字物のとこでそういう面白い取り組みが増えて、
読者が結果的に増えていけばとてもいいのかなと私は思います。
今日のカタリストはいかがだったでしょうか。
本日のトピックで触れたニュースなどは概要欄にリンクをしています。
この番組では皆様のコメントやご感想をお待ちしています。
Xでコメントいただけると嬉しいです。
それではCatalyst by Publidia、次回の配信でお会いしましょう。
綾畑でした。
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