ソニーの買収協議
おはようございます。2024年11月23日土曜日、ayohataです。
この番組Catalyst by Publidiaは、毎週国内外のメディア出版に関するニュースについてゆるく解説する番組です。
今週ちょっと、本当は木曜日ぐらいに更新しようと思ったんですけど、
ちょっと週の頭に体調不良とかいろいろと業務上忙しくて、時間が作れなくて土曜日になってしまったんですが、
今日は、本当は毎週先週配信のPublidiaの方のニュースを言及していくという話をやらせてもらってるんですけど、
ちょっと今日はと形をやっていきたいと思います。
はい、ということで、19日、11月19日にロイターが報じた結構衝撃的なニュースが出まして、
ソニーがカドカワ買収に向けて協議をしているという記事が19日、火曜日ですね、出まして、
なんか最初の報道では買収に向けて協議をしている2人の関係者が明らかにした、
交渉が成立すれば数週間以内に契約になるっていう話らしいんですよね。
そこの時点でソニーもカドカワもコメントを控えているという立場、
ちょっとに当たっちゃいます。ソニーはコメントを控えたが、カドカワはコメントできないという話でした。
公式な情報と憶測
でまぁそうですね、かなりの衝撃的なニュースではあるんですよね。
いわゆる大きい出版社、周囲社、小学校、高団社、カドカワのうちの一家公を成すカドカワ、
唯一上場しているその4社の中では上場しているのはカドカワなので、
株式市場から株を買うってことも確かにできるっちゃできるので、
まぁここら辺のところがそうですね。
実際この11月23日時点でも本当にオフィシャルで分かっていることってもう一つしかなくて、
買収交渉はしているという。これは11月20日にカドカワがIRの方で出しているメッセージで、
一部報道機関においてソニーグループ株式会社による当社の買収に関する一部報道がなされておりますが、
当社が発表したものではございません。当社は当社株式の取得に係る初期的意向表明を受領しておりますが、
現時点で決定した事故はありません。今後公表すべき事実が発生した場合は速やかに公表させていただきます。
意向表明って株式買収のM&Aの時にちょいちょい出る言葉なんですけど、
交渉テーブルに付きますっていう意向表明ですね。
これ別に出したから買うってわけではないんですけど、NDAを結んだ後に出してもらう表明ですね。
これを出すってことはテーブルに付くって話ではあるので、意思はあるっていうのはかなり感じるところではあります。
この意向表明が出るタイミングとかでどこかで漏れたかリークしたかなんでしょうね、この話は。
このルイーターの発表自体が出てから、私の周り出版業界の人が多いので、
ソニーが飲み込んだら出版部門とか切り離されるんじゃないかとかそういう話はあったり、
N高とか教育事業ですよね、全大学とかそこら辺も切り離されるんじゃないかっていう、
どちらかというとそういう話の方が気にしてた感じだったんですよね。
個人的にはそんなに対して目もくれないんじゃないのかな。
教育企業に関してはもしかしたら切り離す可能性はあるのかなって気はするんですけど、
正直言うと出版も一つの結構大きなセグメントではあるので、
買収して映画とアニメとゲームだけ取り込んでポイっていうのはそんな単純な話ではなかろうとは正直思うんですよね。
でもいろんな憶測が出てる話なので、
ここからは完全に憶測とかそういう推測の話をベースでしていくと、
海外の報道があった時は結構いろんなニュースサイト海外のところで見ると、
最初のロイターの報道にも少し含んでるんですけど、
エルデンリングとか持ってるフロムソフティアがあるので、
そこの親会社をソニーが買収するみたいなたてつけで報道されているところが海外はとても多かったんですよね。
その後にちょこちょこもうちょっと突っ込んで詳しい人とかがアニメとか出版のところが本丸じゃないかみたいなのが
アメリカのニュースサイトとかでいろいろと言及されているという感じだったんですよね。
その中にやっぱり過去の出版物のバックリストがあるから、そこも大きいのではないのかというところは出てましたね。
日本側の見たての文脈で言うと、
ソニーとしてはやっぱりアニメ、門川って結構、
まあそれこそおしのこの製作委員会とかにも名前貫いてたりとかするので、
まあそうですね、グループ会社にもアニメに関わるところも結構ね、あるんですよね。
アニメ系でいくと、
動画工房ですね。まあそれこそおしのこ作ってたりとか、
動画工房ってめちゃくちゃアニメいろいろ作ってるけど、
月刊少女の崎くんとか、
あ、生まれちゃんとかね。
アニメ制作スタジオでは結構強めのスタジオだったりはすると思うんですよね。
買収の背景と影響
あとは、アニメ系は他にもあると思うんですけど、
そうですね、キネマ、キネマシトラスですね。
これはそうですね、ここも製作会社で、
ヴァンガードとか、メイドインアビスとか、
あとはですね、少女化劇レビュースターライトとか、
作ってたりするところですね。
まあだから正直アニメ系のところは、
製作委員会とかに、もともと大映画とかも買っているので、
門川大映スタジオも持っているとかっていうので、
アニメと映画、映画も昔から門川書店自体からやっている事業なので、
それを持っているってところと出版、
あとフロムソフトウェアのところですよね。
ゲーム、あとスパイクチューンソフトも持っているし、
ブックウォーカーとかの電子書籍ストアも持っているんですよね。
ソニーからの視線で言うと、めちゃコミ持ってたインフォコムですね。
エイジンから結局買えなくて、
なんか交渉のテーブルだとブラックストーンとソニーが確か並んでたけど、
結局ブラックストーンを買ったんでしたね。
そういう話もあるので、
いろんな面でソニーと、事業を被る部分はリーダーストアとか持っているから、
電子書籍事業はちょっと被る部分はあるんですけど、
基本的に映像コンテンツ自体は別に映像コンテンツ同士でバッティングもしないので、
買収する意味っていうのはとてもあるのかなっていうのはあるんですよね。
で、じゃあなんで買収するのかっていうのは、
一部噂で、カカオの系列のファンドが比率を上げてきてるからって話なんですけど、
そこに関してはちょっとどこまで本気なのかなって正直わかんないなっていうのがあって、
結構今の比率で11%ぐらい持ってるんですけど、
前回の公表の時に筆頭株主に上がったんですよね。
そのコリア・セキュリティズ・デポジトリ・サムスンっていうところが。
ただ保有株式は変わってなくて、その前の1位の日本マスター・トラスト・信託銀行が売却をして繰り上がってるので、
そこら辺の韓国税の頃に関して若干わかんないなっていうところはあるんですけど、
ちょっと手前味噌というかあれなんですけど、
マネ現代で須藤忠史さんっていう以前アニメアニメっていうニュースサイトを運営されてて、
アニメ関係とかコンテンツ関係のジャーナリストをやってる方が記事で指摘をしているんですけど、
やっぱりオーナー一族が今株式保有の比率が直近2%だったり、
川上さん、ドワンゴの川上さん、川上さんですよねとか思う比率もそんなに高くない。
実際に確かに見てみると今5%ぐらいしか持ってない。
ただ、そうですね、全体で見ると安定した株主がいないっていうのは確かに買収される可能性もあるので、
あそこらへんも含めて経営の安定化とかもあるんじゃないのかなとは正直聞いてて感じるんですよね。
で、社長自体は門間嗣彦さんから夏野さん、元どこの夏野さんになったことで、
もしかしたら合理的な考えの下に買収しようみたいな、買収されようというか安定するために、
そういうソニーへの売却の話を持ってったんじゃないのかなっていう気は個人的にはしました。
もうこれ完全に推測です。
ただ正直ソニーがそんなに出版事業どうなるのかみたいな不安はあるんですけど、
そこはそんなに出版、はるか昔ですけどソニーマガジンとか持ってましたけど、
そこまでそんなに切り離してて、切り離されたら切り離されたで別にいいのではという、
単独でやっぱりその稼ぐ力はあるし、そもそもかどうかちょっとね去年、
今年去年あたりっていろいろと出版関係のところでもトラブルはありましたが、
基本的には出版社としても力が強いところなので、
ちょっとビビりすぎじゃないのかな業界人はっていうのは個人的には思います。
ただまあ意向表明が出ているので、実機に話は進むとは思うんですよね、この買収は。
まあどういう買い方をするのかなっていうところと、
20%ぐらい持ち分会社にするのかな、完全に子会社にするのはなかなかなさそうな気がするんですけど、
なんか結構バンダイナモコとかサイバーエージェントとかも2%ぐらい持ってるので、でソニーが今2%。
川上さんから買うか、バンダイナモコサイバーエージェントからも買う。
全部買って読んで9%で、11%ぐらいしか積まらないので、
でNTTが3%ぐらい持ってる。
まあだから上の方の会社ですかね、マスタートラフトとかゴールドマンサックスから買って買うみたいな。
で30%以上とかそういう30から50の間で集めるのかなーっていう気がするんですけど、
まあねこれはちょっとよく私もわからないので、
まあねなんか難しいですね。もともとその海外の会社に買われてるっていうとこはあるとした場合にそれがいいのか悪いのかっていうのは正直ちょっと判断つかないとこはあるんですよね。
日本のゲームの会社とかでもテンセントに買収されたいとかって話もあるので、
それが経営にすごい悪い影響が出てるかというと今のところそうでもないので、
まあどちらにしろそうですね。ちょっといいふうにまとまるといいなと期待はしています。
はい、今日の語り人はいかがだったでしょうか。本日のトピックで触れたニュースなどは概要欄にリンクをしています。
この番組では皆様のコメントやご感想をお待ちしています。
Xでコメント頂けると嬉しいです。
それではCatalyst by Publidyや次回の配信でお会いしましょう。
愛波多でした。