札幌オープンエアスタジオ
6月29日土曜日朝の6時15分ですね。
冬一郎くんの散歩から帰ってきました。今日は31度まで上がるそうで、今年一番の暑さになりそうです。朝から日差しが、
快晴で、雲ひとつない快晴で、朝から日差しが強いですが、 風はまだひんやりしているということですけど、多分昼間にはムッとしてくるのかなと思います。
明日が雨の予報なんで、湿度も上がってくるので、ちょっと蒸し暑くなるかもしれません。
ただ気温は明日からちょっと下がるみたいです。そんな北海道札幌から今日も公開ダラダライブ、今日は札幌のオープンエアなオープンスタジオから1階のガレージから
DIYで改装したガレージからお送りしたいと思います。私はキャンプ用のリクライニングチェアに座って、
冬一郎くんは足元でお利口さんにスフィンクス座りして休憩してます。
一応お散歩行ってきて、帰ってきて遊んであげて満足したみたいですね。
ということで30分、今日もダラダラと、台本もなく、何を喋るかも決めてないまま喋り始めました。
ちょっと気になり始めたのが、今朝ちょっとツイッターとかニュース見てて、アメリカ大統領選挙ですね。
11月までには決まるんですけども、これから本番を迎えるところで、現職の民主党のバイデン大統領の高齢問題ですね。
ちょっともう何言ってるかわかんなくなってきちゃったという。トランプさんもかなり年なんですが、バイデンさんはそれよりもご高齢ということで、もうちょっと
さすがに2期目はやめたほうがいいんじゃないかと思ってたんですが、他に候補がいないんでしょうね。
バイデンさんが、民主党内では予備選勝ち進んで、大統領候補になってるわけですが、ここにきてそういう高齢問題でちょっとやばいんじゃないかってね。
なんかトランプさんと討論があったみたいですけど、もう何言ってるか最後わかんなくなっちゃったみたいなニュースが流れてきて。
私、実際の映像見てないんですけど、ちょっと前に別の映像、ニュース見たときに、ちょっとバイデンさんやばいなあと、歩き方を含めてね、思ってたんですけど、ちょっともたないかもしれないですね、これね。
トランプさんもバイデンさんも高齢なんですが、最近、結構若い首相や大統領がヨーロッパなんかも含めて出てくるんですね。
ところがアメリカも、オバマさんが結構若かったんですね。私と同世代なんですが。
かなり若くしてやった。その前、若かったのはクリントンさんとか若くてね。
もっと遡るとケネディ大統領とかになるんですが、それはさておきちょっと高齢化が進んじゃってるということなんですね。
日本の政治家も岸田さんはまだ比較的若い方に入るんですけど、それでもやっぱり麻生太郎さんとか見てるとね、だいぶ高齢化が進んで。
森喜朗さんなんか政界引退したはずなのにいまだに影響力持ってるかのようなところがあったりとか、まあいろんなことが見えるんですが、いわゆる老害までいかないにしても高齢化ですよね。
高齢化が進んでる国とそうでない国ってあって、やっぱ高齢化が進んでる国は次のリーダーが出てこないから、だから年寄りの方にお鉢が回ってくっていう部分はやっぱりあって、そうすると今アメリカね、アメリカは結構、
世界の中でも一番の大国で、特に第二次世界大戦が終わって以降はね、世界のトップを走ってきたわけですが、ここに来ていわゆるパックスアメリカーナの時代、アメリカを頂点とする平和の時代がやっぱり黄昏つつある、終わりつつあるのかなと。
ロシアや中国の動きも、特に中国の動きも気になりますしね。他にもインドとかもそうですけど、やっぱり南米もそうですね、アフリカの国もそうですけど、やっぱり経済成長する国が出てきてて、一方でかつてパックスブリタニカ、大英帝国の時代が、第一次大戦に向けて黄昏れていったように、今はまさに第二次世界大戦後の世界秩序は、
パックスアメリカーナの時代が黄昏れていっているのかななんていうのを、バイデントランプ対決なんかを見ながら非常に感じるわけですね。共和党は共和党でトランプに代わる候補が出てこなかったわけですね、結局、最終的にはね。
民主党は民主党でバイデンに代わる候補が出てこなかったわけで、若い人たちは一体どうなっているんだと。それこそ60代以下の人たちはアメリカではいないのかと、ネクストリーダーはね。日本もそうなんですよね。結局、二階さんは引退しましたけど。いろいろあってね。
麻生さんはいまだに、総理大臣経験していまだに普通の大臣、副総理格ではあれ、大臣として残るというパターンも実は珍しいんですけども、麻生さんはもうそういう立場で、いま麻生さんの胸先三寸で大体自民党の次が決まっていくみたいなところがちょっとあるんですよね。
岸田総裁選の動向
その麻生さんと菅さんあたりがちょっと対立している部分もあるし、そこに派閥がいくつか絡んでね、自民党総裁選、9月にあるんですが、これの行方も不透明なんですが、ところが国会をなんとか乗り切った岸田さん、それまでは支持率がダダ下がりだったのが、ここに来て外交に力を入れて、経済政策を持ち出して、いや岸田さんは結構、頑張ってやってるよっていう話がね、あちこちから出てくるようになっちゃったっていう、これも何なんだろうと。
一方で自民党内ではもう、とにかく岸田さん、再登板というか自民党総裁選に立候補しないでくれ、なんていう話も出てくると。
ここでちょっと一番大きいのが、いろんな絡みがあるんですけれども、一個は七夕に東京都知事選があるんですが、これについては、まあここで言っちゃえばいいんですが、小池さん有利で小池さんは勝つだろうと私は思ってるんですけど、それをひっくり返すような動きがね、これから1週間ちょっとで出るのか出ないのかね、そこが、1週間かもうほぼ1週間ですね。
1週間ちょっとで出るのか出ないのかですが、今のところ逆転するようなところまで行く勢いはちょっと感じないということで、まあ結果は見えちゃったんですが、それよりも何よりも、自民党、公明党、岸田政権にとって重大なのは、東京都議ですね、都議会の議員の補選があるんですね。
たぶん9選挙区ぐらいで補選があるんじゃないかな、補欠選挙がね。それが同じ7月7日なんですね、投票日がね。だから都知事選のこともあるんだけど、それよりも東京都の都議会の補選ですね、補欠選挙のほう、都議補選ですね。こっちの結果がどう出るか。ここは完全に与野党対決になってくるわけです、基本的にはね。
そこで例えば、自民党中心とする与党候補が都議補選で、まあどういう結果が出るかね。これがもうボロ負けすると、さすがにやっぱり岸田さんじゃ選挙は勝てないという話になって、一気に総裁選に向けて、もう岸田再選はないという方向で自民党内が動き始めると思うんですよね。
すでに地方組織でも、もう岸田さん勘弁してくれと、選挙に勝てないと。選挙に勝てない首相、総裁ほど困った存在はないんで、そうなると自民党は首をすげ替えるということをやってきたんだけど、ところがね、そのすげ替える首、次の首がいないわけですね。
一番人気が石破さんなんだけど、石破さんああいう人なんで、これまでもずっと見てきたけども、彼はやっぱり最後は評論しちゃうんだよね、ちょっとね。あれはちょっと無理でしょうね。出ては来ても結局、最終的には勝てないですね。
河野太郎さんも名乗りを挙げたと。ここに来てね。だから自民党総裁選は混戦ムードになってきた。茂木さんっていうのはこれはずっと、田中派竹下派をずっと引き継いできた平成研究会っていうんですけども、そこの今リーダーやってるのが茂木さんですが、茂木さんとなんだろうな、茂木さんあたりが自分がやりたいって気持ちもあるんだけど、
実は茂木派の中から一個隠し弾、隠し弾でもないんだけど一人候補がいて、それをたぶん菅さんあたりは推してて、ただそれに対して麻生さんあたりは、いやそれだったらまた岸田のほうがいいんじゃないかとかね、思ってる部分もあったりして、その辺まだまだ決まりきってないんですよね。
自民総裁選に向けて、岸田さんは人気ないし、支持率下がるし、選挙負けるし、国会もどうなるかわかんないし、会期末ね。ところが会期末を乗り切っちゃったことで、ちょっとやっぱり全体としてほっとした感があるんだよね。
それがまた、7月7日の七夕の東京都議補選の結果で、またうごめき始めるということなんですよね。だから七夕決戦以降に、またいろんな政局の動きは始まるのかなと思いながら、岸田さんはせっせと外交に力を入れてるわけね。
彼は外務大臣経験が長かったから外交手腕はあるわけですよね、それなりにね。そこで実績を上げてと。あとは内部的にね、所得減税を含めて経済対策を打ってと、成果をアピールしてってやるんだけども。
その岸田さんの評価についてはちょっと岸田ウォッチングでね、3年前から言ってきたことはいまだにその通りだと自分では思ってるので、そのあたりはそこで語っていこうかなと思いつつ。失礼しました。
国際情勢の変化
まあとにかくネクストリーダーがいない。アメリカも日本もね。枯渇してるわけですよね。人材がね、政治的なリーダーが枯渇して先細っちゃってる。だから日米、パックスアメリカーナの戦後の体制って、やっぱり日本をパートナーにしてきた歴史があるわけね。
特にアジアに対しては日本を通じて睨みを効かして、もちろん韓国とかフィリピンとかの関係もあるんだけど、アメリカの場合。台湾との関係もあるんだけども、それだけじゃなくてやっぱり日本が一番ね、世界第二の経済大国だったわけで、もう今ダダ下がりですけど、だったわけで、そういう意味でアジアの一つの拠点だったわけね。
在日米軍基地もいっぱいあるし、沖縄も持ってたわけだしね。アメリカにとっては対アジア戦略として日本は非常に重要な要所だったわけですよね。
でもその時代が1945年、そしてサンフランシスコ講和条約から始まって、もう60年ぐらい経ちますね。60年以上経つわけですよね。やっぱりちょっと黄昏れてきたなぁと。
そんな中で、アメリカはまだいまだに経済成長続けてるからすごいなと思うんですが、日本はさすがに経済成長も鈍化してきて、少子化も始まってて、韓国の少子化もすごいんですよね。経済成長もちょっと止まってるし。だからそのあたりが結構、弱くなってきてる。一方で中国はね、やっぱりずっと伸びてきて。
ただここにきてちょっと伸び方もちょっと少し鈍ってきてる。経済成長の局面が終わりつつあるのかなって気がするんだけど、そうすると中国は中国でやっぱりいろいろもがき始めるわけですよね。
そのもがき方が、例えば外に目を向けて、それこそ台湾に進出するみたいなことも含めて出てくるのは、やっぱり内部だけで経済成長が維持できないみたいなことが出てきてる部分はあるような気がする。そこにロシアも絡む、北朝鮮も絡むっていう話があって。
意外と国際情勢は戦後の第二次大戦以降のアメリカの平和、パックスアメリカーナの時代がやっぱり黄昏れて終わりに、終末局面に入ってきたなっていう気がしてくるんですよね。そうするとちょうど100年以上前の第一次大戦にこう、19世紀末から20世紀に入る時期の不安定な時期というのと、
ちょっとまあいろんな違う要素はいっぱいあるんだけども、少し国際情勢とか国家間のナショナルポリティックスというか、国際政治学的な観点から言うとやっぱり揺らぎの時期に入ってきて、一つの時代が終わるからいろんなことが起き得る時代に入ってきちゃった。
そんな中でアメリカ大統領選挙、トランプになるのかバイデンになるのか。バイデンになったとしても途中で倒れそうだし、このまま大統領選挙に本当に突入できるのか。民主党は非常に困っているという中で、そうすると民主党は今から候補を差し替えるっていう話になっても、これトランプにじゃあ勝てるのかっていう話ですよね。
そういう候補はいるのかっていうことで、意外とアメリカ大統領選挙が混沌としてきたというのも一個、不安定要素ですよね。だから来年1月からのアメリカ大統領が誰になるのか。11月に決まるわけだけども、ここは結構大きなポイントになってくるだろうなと。なんか今日、政治学者みたいな話してますけど。
日本は日本で、七夕決戦の東京都知事選よりも東京都議選ですよね。都議補選の結果が1個大きくて。他にもちょっと地方選挙でね、政党間対立を、与野党対決になったところの結果を見ながら、総裁選に対して結局やっぱ岸田さんじゃダメだって話になるのか。いやまあ何とか頑張っていけるって話になるのか。最終的に決めるのはそれこそ自民党内の派閥のリーダーたちの
談合で決まる。談合ね。談合で決まらなきゃ総裁選に突入と、もつれ込むと。たぶん今の形で言うと、岸田さんじゃダメだと思っている一大一つ勢力があるんで。菅さんに茂木さんがくっつき始めてるんで、今まで茂木さん麻生さんとくっついてたんだけども、そこを離れつつあるわけね。
麻生さんはそれ茂木派に離れられちゃうと困るし、だけどかといって茂木派の菅さんが推すような人には乗りたくないと。だから岸田支えるしかないと。今そんな隙間を縫って、河野太郎は麻生派のネクストリーダーなんだけども、麻生さんにいや俺出たいんだけどと言ってるわけですよね。だからもうそんな話になってるわけですよね。
もうそのレベルで動いているということ。岸田さんはもうとにかく自分がやるしかないんだと。自民党の中心は宏池会、保守本流の宏池会なんだと。ようやくその伝統が復活したんだと。
清和会というね、小泉さん、森さん小泉さん安倍さんと続いた清和会のヤクザな連中の時代がようやく終わって、ようやく本来の大平正芳さん宮沢喜一さん加藤紘一さんと続いてきた宏池会。
池田勇人以来の流れが復活したんだと。保守本流がね。言ってるんだけど、その宏池会自体がもう完全に宮沢喜一さんで黄昏れて加藤紘一さんでもう日没。日が沈んでるわけだよね。
そこででも他に自民党の総裁候補いないから、清和会ね安倍時代が終わった後に、次がいないからまあ岸田でしょうがねえなと。麻生さんとか安倍さんとかね、
が話し合って。そこに、
あんときはそうだね。そういう人たちが集まって、3年前の総裁選挙で河野太郎優勢だったのに。みんな、それこそ河野太郎は麻生さんの派閥なんだけど麻生さんがもういや河野は押さないっていうか、まあ自由投票だとうちの派閥は。自分の派閥から次のリーダー出てんのに自由投票にしちゃうっていうのはどうかと思うんだけども。
そんなんで結局、最後はみんななだれを打って。二階さんから何から、みんな岸田さんに票を入れたから。だから結局、岸田総裁が3年前に誕生したんですよね。
今こう3年経って、まあいろんなことがあってね。実績どこまで上げたのかっていうのは、いろんな評価があるんだけども。
結局、それに代わる人がいないから岸田さんがここまで下がっても、みんなそれで結局どっちに乗るか。
つまり、まあ岸田もあれだけど他にいねーしなーって言ってそっちに流れんのか。いやもうダメだと言って別の候補を立てんのか。ところがその立てる弾がいない。弾切れですね、弾切れ。
アメリカも弾切れ。日本も弾切れ。なんで弾切れすんのかっていうと、これもうかなり構造的な問題のような気がしてるんですよね。
つまり次のリーダーが、政治的リーダーがもう育ってないと。社会としてある意味、そういうのがもう育ってない。育っていないという気がするんですよね。
私ちょうど河野太郎さんとほぼ同世代なんですが、1個2個違うんですけど。やっぱり私の世代は、以前の世代と以降の世代でだいぶ違うんですよね。
私の世代は新人類と言われて。その後はもうなんだろう。
新人類の後、何が来たのかよくわかりませんが、今Z世代とか言われてるんだけど。あれはアメリカで出てきた言葉で、日本でも使われてるんだけど、Z世代はもう最後の世代。
Z世代っていうのはY世代っていうのから始まってX世代から始まってね。
ちょうど日本の新人類と、X世代ぐらい重なるのかな。やっぱりそういう戦後の社会の歴史の流れの中で、その時代時代ごとにやっぱり世代的な特徴っていうのはあったわけだよね。
それがもう終わりかけているという。Z世代でね。X世代、新人類からはもうあんまり弾が出てこないし。私、自分のことを言うのも変だけど、
例えば自分より下の世代でじゃあ次の弾出てくるかと。例えば私、大学の学長やってたけど、じゃあ次の世代でそれをやっていけるような、上の世代にもあんまりいなかったんだけどまだいたんだよね。
僕なんかは、僕なんかはって変だけど、僕なんかはむしろイレギュラーで同世代にやっぱりいないわけですよね。そういうことやれる弾は。
下を見るともっといないわけね。そういう弾がね。そういう意味では枯渇しちゃってるという気がすんだよね。
政治の世界も、大学とかいう世界もね。だからこれはもうどうにもなんない。なるようにしかなんないっていうね。そんな感じもちょっとしてきてるわけですけれども。
今日の公開ダラダライブ、なんとなくちょっと朝のニュースでバイデンさんがもうやばいと。
日本は日本で岸田さんのあとをめぐって、なんかいろんな岸田再評価が出てきてみたりとかね。
でも結局、自民党の政治家たちは自分の都合で誰がいいかを考えてるということなんですよね。
麻生さんも相当高齢になって、彼がいまだにその力を持っちゃってて、それに対抗してるのは菅さん前総理なんですが、菅さん国民的に人気ないから何を菅さん岸田批判やってんだって、また評判悪いのね。
ただ菅さんの方がまだまともなことを実は言ってるんですよね。実はね。
これ首相時代も大変だったと思うんですが、評判悪くてね、みんなにボロクソ言われてたんですが、実は自民党安倍政権支えてきたのも菅さんで、安倍第2期政権時代の官房長官ずっと務めたわけでね。
もうずっとそんだけ官房長官変わらずに続けたっていうのは滅多にないわけで、過去の歴史を見てもね。
しかも安倍さんが第2期目に挑戦するというか、そこでやらなきゃと思ったのは実は焼き鳥屋で菅さんがくどいたからなんだよね。
だから菅さんがいなかったら安倍政権もなかったという話になってんだけども、その時代が終わっちゃって、裏金問題で安倍派はもう四分五裂と。
安倍派の中も結局、安倍さんの次をまとめるリーダーがいないから、5人ぐらいが争いあって、しかもみんな裏金まみれで四分五裂しちゃったというね。
宏池会の復活と岸田ビジョン
岸田さんはむしろようやく、清和会って言うんだけど、ようやく、ちょっとわかりやすく言うと、宏池会っていうのはお公家集団ね、お公家。お公家様って呼ばれてんだ、自民党の中で。
それに対して、清和会っていうのは武士ですね、お公家に対して武士集団ね。
お公家の時代が終わって、宮沢喜一さんあたりでお公家の時代が終わって、加藤紘一の乱で完全にお公家は没落して、そんな中で出てきたのが武士の世界で、小泉純一郎さんから武士の時代が始まったわけね。
その前に実は森喜朗さんが、小渕さん倒れたところで、無理やり森さんになったところから、武士にお鉢が回ってきたのね。ひょんなことからね。
そこから小泉さんがドーンと抜け出して、安倍さんに繋いでっていう時代があったのが、これが終わったわけね。完全に終わったわけですよね。
次のリーダーがいないわけだよね。安倍派にもいないし、宏池会、お公家集団のほうは岸田さんしかいなくなっちゃったわけだし。
岸田さんは、岸田ビジョンっていう本を書いてるんだけど、岸田ビジョンに書いてあるのは宏池会の復権しか書いてないわけですよね、国家ビジョンがないわけですよ。
私、それを読んだ時に、岸田さんは宏池会の復権、お公家が中心になる天下を求めてるんだと。自民党の中でですよ。
これまでの清和会の武士集団の時代っていうのを苦々しくお公家様は見てたんだなっていうのがよくわかるわけね。
だから譲り渡したくないと。
今ちょっと出てる、茂木派から一人出てくる可能性があるんだけど、菅さんが推してる。
そこに麻生さんが乗るか乗らないかなんですが、乗らないかもしれないんだよね。わかんないですね。そこはどうなんだか。
その時に茂木派ってのは旧田中派だから、宏池会から別れたんですよね。別れたっていうか近いわけですよね。
保守本流のちょっと外れたとこ、保守亜流って言われたりするし保守本流の流れを汲んでるとも言われたりするんですが、
源流をたどると宏池会、岸田さんは池田勇人の末裔なわけです。
茂木派っていうのは佐藤栄作の、そして田中角栄、竹下登のその末裔なわけですよね。
一方で清和会、安倍さんなんてのは岸信介とか福田赳夫さんとかね。
岸信介の孫にあたるわけで、安倍さんはね。母方ですけど、母方の爺ちゃんですけど岸信介さん。
そっちの流れになるわけ。この3つとりあえず押さえておけばいいわけね。
官僚出身のお公家様集団で大平正芳さんとかから始まった、
その元は池田勇人さん。経済成長、日本の経済成長、保守本流ですよね。
その流れがずっときて、大平さんに受け継がれて、大平さんは選挙期間中に亡くなって、
その後、鈴木善幸さんでほぼ終わって、宮沢喜一さんで完全にお公家体質で完全に終わって、
1993年で政権交代が起きて、加藤紘一さんが、小泉純一郎が出てくる前に、
森喜朗政権に反旗を翻そうと、不信任案に賛成しようと言ったところで、涙を飲んで、
本会議に出られなかったという。それでもう宏池会は終わったわけね。日没したわけ。
日没した、月夜しか、月しか出てない夜の世界でお公家様が生きてきて、
そのリーダーが岸田さんで。月を眺めながら、
今は武士の時代だなぁなんて思いながら見てきたわけですよね。苦々しく。
そこでようやくお鉢が回ってきた。
公家の時代に戻ったけど、これは一時的なもので、やっぱり終わっていく気がするんですよね。
宏池会自体が終わってるわけで。すでにね。
終わってるというか、それはまた別のところで語りましょう。
結局、官僚、財務官僚とか、官僚政治になっちゃってるわけね。官僚におんぶに抱っこでやってるんですよね。
それに対して、武士集団っていうのは、官僚と対決しながらやる部分があったわけね。
小泉さんにしろ安倍さんにしろね。
岸田さんの自民党改築の試み
ところがそれが裏金で四分五裂したところで、岸田さんはここはいいタイミングだと思って、
武家集団を解体しようとして自民党改築を始めたわけだけど、
その前に、実は安倍さんの国葬問題っていうのがあって、安倍さんが亡くなったときに、
これはいいタイミングだと。安倍さんを、武士の統領だよね、国葬で祀りあげようと。
お公家様として、それで武家に流れてた票を取り込もうとしたんだよね。
僕の見立てではね。岸田さんはね。
ところがそれが逆に不評だった。支持率がそこから下がり始めた。
それまで何もしなかったのが、いきなり動き始めたのが国葬問題ともう一個は統一協会問題。
あのとき国葬と絡んで統一協会問題出てきたのね。
それで岸田さんの支持率はガクンガクンと下がっていくんだけど、
その下がった理由は二つあって、一つは安倍さんを国葬にしたこと。
もう一個が統一協会問題で、統一協会関連は安倍派が多かったんだけども、
内閣改造の状況と次期総裁候補の動き
それを全部内閣から追い出したことね。内閣改造をやったわけですよ。
それは岸田さんはやっぱり宏池会の復権っていうことが一番根っこに、どっかにあるわけね。
それで、やったらそれで支持率が、普通、内閣改造すると支持率が上がるんだけど、内閣改造したら下がった。
その前に国葬で下がり、内閣改造で下がり。
やればやるほど下がるという不思議なのが、宏池会の流れを汲む岸田さんというお公家様の政治なんだけど、
まつりごとなんだけど、はかりごとなんだけど。
ところが、次に代わるリーダーは宏池会からは出てこない。
岸田さんで、宏池会は行くしかないなあと思いながら、選挙負けちゃうし困ったなあと思いながら、
実は、実際の自民党の次の総裁は、宏池会とは別のところの派閥の組み合わせで動き、もううごめき始めちゃっているというね。
そんな中で、でも武家集団、清和会が解体状態になっちゃってるから、そこからは出てこないと。
そうすると、あと菅さん麻生さんあたりが裏でいろいろ動いて、二階さんもいなくなっちゃったから、
そのあたりで今、駆け引きというかつばぜり合いというか、誰を次の弾で持ってくるかと。
でも弾がいねえなあって言いながら、毎晩会食しているというね。
終わってんなあというのが最近の状況で、今日はなんか政治の話ばっかりしちゃいましたね。
たまにはこんな公開ダラダライブもいいでしょうということで。
今日は土曜日なので、少しAI文字起こしとか肉声と文字みたいな話をここんところやってきたんで。
それはちょっと一段落ついたので、
今日は、岸田ウォッチングの1,2,3と出したので4,5,6ですね。
もう仕込んであるんですけど、岸田ウォッチングの4,5,6を今日は、今日明日ぐらいでやろうかなと思ってます。
それで日曜日は、はじらぢさんでぃを楽しくやるぐらいかなと。
そんなとこかな。少し政治ネタをやろうかな。
大学の没落
それ終わったら、ちょっと大学ネタね。大学の方も同じことで、いないんですよね。
ネクストリーダーがいないまま、大学がみんな沈没していくという。
舵取りできないままね。没落ですね。黄昏ですね。
アメリカも黄昏、日本も黄昏、大学も黄昏れて、どうすんだっていう。
還暦爺ぃのひとりごとでした。戯言でした。
ということで公開ダラダライブ、30分経ちましたのでここで終わりにしたいと思います。
これリスナーに引かれちゃうな。最初から引かれてるからいいか。
ではまた。