飼育ゲージに使ってますかね。
ほら、弁当のさ、容器とかさ、あとは衣類なんかもね、あれですよ、使われてるからね。
そうですね、はい。いろいろね、プラスチックいっぱい、なんか中1で覚えるんだけどさ、あれ。
ポリエチレンテルフタラートとかポリエチレンとかポリエンカビニルとかいっぱい覚えるんだけど、結局何が何に使われてるのかそんなに出てこないから、あんま覚えてないね。
ああ、まあね。
まあ、でもやっぱり種はペットボトルの材料じゃない?やっぱね。身近って言えばね。
そうだね、身近なものはね。
そう、だけどやっぱサイドAでも言ったけど、マイクロプラスチックになっちゃって結構そのいろんな問題になっちゃってるよね。
特に海洋汚染とかね。
そうだね。
だけど今再生リサイクルしようと頑張ってんだけど、その専用の設備が必要のことだったり、あとは膨大なエネルギーがかかるっていうことで、実はそのペット全体の数パーセントしか回収リサイクルされてないのね。
あ、そうなんだ。
そう。
へー、じゃあ他は全部焼却みたいな感じになっちゃってる。
そうです。
へー。
だから結構問題になっててさ、なのでこのペット分解できたらいろんな問題解決できそうだよね。
そうだね。
っていうことだったんですよ。ということでその、まあじゃあ見てみるかつってリサイクル工場でも見てみるかつってペットボトルの、行ってみたらいたんだね、これね。
へー、すごいね。
だからペットだけを食べて生きていける生き物っていうことでね、世界を新観させたわけですよ。
なるほど。
ね、すごいよね、これね。
ほら、もともとバクテリアとかの微生物ってもともとその餌を取り込めるポンプのようなね、もの構造を持ってるんだけども、そのペットはほら、高分子化合物だよね。
めっちゃでかいんですよ。
そうそうそうそう、だからそのままだと餌として体内に取り込むことができないんだよね。
ということでこのサカイエンシス2種類の構造、ペットアーゼとMHTアーゼかな、これを2つを使って分解して取り込めるようにペットを低分子化してるってわけなんですよ。
でまずこのペットアーゼは、これ振りかけると一晩でペットのフィルム、なんか薄いフィルムみたいなペットを作って振りかけてみたら、そこに穴を開けるほど強力なんだよね。
えーすごい。
すごいよね。
ていうかその、何だ、この短離培養する、短離するっていう時も、その尾田さんたちは、なんかプラスチックすごい顕微鏡で見たら凸凹してるけどこれ何?っていうのも驚いた点なんだって。
そっからよく見たら、分解してるやつがいるんだけどみたいな。
あーなるほどね。凸凹してるから、そういうところから気づいたってことか。
でもその凸凹は多分人の目じゃわからないと思う。
分子レベル的なぐらいの話だと思うんだけど。
なるほどね。
そうそう。だけどこのペットだけだと、そのエチレングリコールとTPA、テレフタル酸が一分子ずつ結合した化合物MHET、これモノヒドロキシエチルテレフタラート、これを生成するだけに留まっちゃうんだよね。
だからまだデカいよってこと。要するに何言ってんのっていうと、まだデカいよってことなんだけど。
だからこの結合を切り離してそれぞれの分子に分けて代謝しやすくする、もう一つの酵素があるって考えてよく探し出したら、このMHETアーゼを見つけたわけですよ。
なるほどね。
だからこの2つの酵素が同時に働くことによって、連携してペットだけを栄養源、つまり炭素源にして生きてるんじゃないのっていうことが示されたわけですね。
ただプラスチックを溶かす物質を出してる用だけじゃなくて、それをエネルギーにする生態ってことなのね。
そうそうそうそう。めっちゃすごい。ほんとすごいです。
だけどこれね、やっぱすごいじゃん。どうやってそんな進化したのっていうと、これらの酵素が、クチナーゼっていう酵素があるんだけど、
この酵素が何らかの形で進化したものなんじゃないかっていうふうに言ってます。
このクチナーゼ何っていうと、コノハの表面にあるクチンっていう物質を分解する酵素で、もともと少しだけだったら、実はペットも分解できるらしいんですよ、このクチナーゼ。
もともとね、コノハ分解するから、それはやれそうだよねって思うよね。
だけどこのクチナーゼはペットをちょっと分解できるっていう。
そのクチナーゼとサカエンシスの酵素を比較してみると、遺伝的な共通性が51%見られたわけよ。
じゃあそこから進化してったやつなんだ。
なのかもしんないよねっていうことなんだよね。
だからそのクチナーゼの周囲の環境に、クチナーゼを発するような生き物、このサカエンシスの元になったような生き物だと思うんだけど、
ここでペットが増えていくわけじゃん。ペット製品がブワーって。
それが刺激になって、次第にその酵素がペット専用分解酵素に働いていって進化してたんじゃないかっていうふうに予想してるみたいだね。
じゃあそのペット分解酵素は、今もコノハは分解できなくなっちゃってるってことなのかな?
どうなんだろうね。それはちょっとできるのかもしれないけど、それはわかんないですね。
なるほどね。
で、となるとさ、イデオナラサカエンシスってすさまじい速さの進化を遂げたことになるじゃないですか。
まあそうだね。
なんでかって言ったら、プラスチックの発明が最近のものなんだよね。
プラスチックの歴史、いつから?みたいな感じでやると、一番最初は1860年?
セルロイドの発明。
そう、海外海外。
1907年に合成樹脂プラスチックの発明が行われて、
で、第二次世界大戦で不足した金属の代替品として需要が高まって、ブワーってそこから行くっていう感じだから、
長く見積もっても1900年ぐらいから、なんだろうな、ブワーって広がっていったっていう感じなんですよ。
なるほどね。
で、日本だと1950年代に本格的に工業化されていったっていう感じだから、
多分そのプラスチックがポイって簡単に捨てられるようになったのは、1900年代半ばぐらいからなんだと思うんだよね。
って考えたら、まだ100年も経ってないんじゃない?みたいな。
長く見積もっても100年ぐらいしか経ってないんじゃないの?みたいな感じだよね。
そういうことでね。だって1950年からだったらまだ75年しか経ってないもんね。
まあそういうことなんですよ。
だからもう、そこから考えても70年程度であるにもかかわらず、
栄園室はね、それに適応してプラスチックを分解できるように進化したっていうふうにも考えられるよね。
そうだね。てか一番最初に見つけたの2003年なんでしょ?2005年だっけ?
そうそうそうそう。2005年。
2005年。
50年ぐらいってこと?
まあそういうことになるか。
しかもリサイクル工場で見つけたってことは、
プラスチックができました、配信化しましたとかじゃなくて、
リサイクル工場ができてからだから、本当にだいぶ最近だよね。
ここ10年とか20年とかそんなもんでしょ?きっと。
もしかしたらそうかもしれないよね。
坂井市のリサイクル工場がいつできたかは知らないけど。
まあペットボトルの歴史からしたってね、
まあてかプラスチック製品の歴史からしたってそんな長いわけじゃない。
そんな何百年も前からあるもんじゃないから。
だからすごい急激な進化じゃないっていう。
まあでもほら最近だから世代交代はめちゃくちゃ早いよね。
そうだね。
だからまあ意外とその進化のハードルが低いのかもしれないっていうのもあるかもしれないけど、
でもそれにしたってやっぱ早いよなって思っちゃうね。
そうだね、確かに。
まあ最近の最近かもしれないねっていう、やだなダジャレおじさんになっちゃった。
だけどこの坂井市の進化が最近だから、やっぱ人類にとって素晴らしい、今のところ素晴らしい発見だってなってるけど、
そのマイナスになり得る副作用と言えるものが存在しないかっていうのがまだわかんないよね。
なるほどね。とりあえず今プラスチックを分解できるっていういいとこしかまだ着目されてないけどってこと?
一応分解すると二酸化炭素と水は出てくるんだけどぐらいかなって思う。
だから別にそこまではあれかなとは思うけどね。
でもそうか、プラスチック燃やしたら二酸化炭素ができるだけじゃなくて大気汚染物質もできちゃうってことだもんね。
まあ燃やしたらそうだよね。
だから分解したときに全部蓄積、消費されてればいいけどってことだね。
まあそうだね。ということで今後に期待です。
頼む、人類の尻拭いをしてくれ。
ってことは海洋プラスチック、マイクロプラスチック問題をやるためにはもう世界中の海に放たなければいけないってことかな?
まあその場で分解してくれってお願いするんじゃそうなるわね。
それによる副作用がちょっとわかんなさすぎて怖いところはあるけど。
そうだね。どうやって分解できるっていうのがまずわかっただけでもだいぶ進歩なんだ。
そうだね。ということでこんなすごい生き物でした。
そんな生物がいたんですね、ほんとに。
そうなんですよ。
人間によって進化したってことは人間がいなければこの生物は出てこなかったってことだね。
ペットボトルがなきゃね。ペットがなきゃね。ペットなんか、そうだね。
作ってよかったんすかね。今めっちゃ便利なんだけどさ。
そうだね。お世話にはなってますからね。
お世話になってるからね。頼む、お願いするしかないよもう。
坂演出に頑張ってくれってね。
ねえ、坂演出さんに。
坂演出さんに?
タイヤ狼くんよ。
なんすかナイルワニパイセン。
この仏作ネオは仏部員の皆の物からの温かいお便りを復習しておる。
概要欄のお便りフォームからぜひ送ってほしいんじゃな。
詳しくはXやインスタ、公式ホームページ、ディスコードもチェックしてくれると嬉しいっす。
これからも仏作ネオよろしくっす。
ということでね、お便り来てますんでね。
ありがとうございます。
久々な気がするね。
そうだね。
こちら番組の感想、埼玉県はBZ2503-251番初めてということで、
アダムサーティーンさんから来ました。
ありがとうございます。他の番組では呼びきつい言葉。
サイエントークもしっかり、あとはひよこ研究者のサバイバル日記もしっかりですよ。
私は直接会いました。
そうなんですか。
そうです。書いてあるかな、そのことも。
こんにちは。初めてお便りいたします。
戦中の戒も楽しく拝聴しました。
戒中、行中、アニサキスも全部戦中とは。
良くも悪くも身近な生き物なんですね。
そういえば小さい頃、検査に引っかかって先生にこっそり呼ばれて薬もらった嫌な記憶が。
昔、1970年代は近所に小枝芽もあちこちにありましたし、食器洗剤のCMでは普通に野菜洗ってましたから、行中は普通にいたのかもしれません。
さて、アワード受賞式の後の打ち上げでトヨさん、マジックさんとお話しさせていただきました。
ここなんですよ。
サイエントークのね。
正直、まだ浅いリスナーなのですが、目の前でのリアル仏賊、穏やかなお二人とのお話は至福の時間でした。ありがとうございました。
仏賊さんは以前からつまみ食いはしていたものの、最近やっと毎回聞かせていただくようになり、一気にハマってきております。
これからも楽しく聞かせていただきますということで、ありがとうございます。
ありがとうございます。
めちゃくちゃ嬉しい。
そのアダムサーティーンさんの名前はね、やっぱり科学系ポッドキャスターの中ではすごい有名。
特にサイエントークでね、結構お便りをお寄せしているみたいなので、すごいここついに僕らにも来たんだって思ってめっちゃ嬉しい。
じゃああれですか、科学系ポッドキャスターとして認識してもらえたってことですか?
まあそういうことですかね。
やっと仲間入りだ。
やっと仲間入りだ。
まあ確かに科学系とも言い切れないし、雑談系とも言い切れないしみたいなね。
なんか紹介している内容全部雑談みたいなもんだからね、もうね。
これこうなんだって、すごいじゃんみたいな。
コンセプトはそうですよ。
そうそうそうそう。
へーすごいみたいな感じだからさ。
雑談の内容がたまたま生物なだけで。
いやでも、そうアダムサーティンさん、あとはViviさんというね、これも有名リスナーの方がいらっしゃるんですが、その方とお会いしてお話をして、やっぱすごいなと思いますよ。
いやー、でも愛がとても厚かったし、やっぱサイエントークすごいなって思ったよやっぱ。
お話をさして、遊楽町のある場所で受賞式があって、
で、エントランスでちょっとこう、なんだっけな、あの、共産?共産というかスポンサーにキリン?キリンだっけな、キリンがついてたんだっけな、忘れちゃったけど。
へーすごい。
そう、ビール一緒に飲んで話をしたりした。
楽しかったですね。で、その後はとてもいいお店に行って、僕、そう、アダムサーティンさんの前に座って楽しくお話しさせてもらいました。
あーなるほど。
あー楽しかったな、あれはマジで、とっても楽しかった。
いいね、じゃあこれからもぜひ仏座講を聞いていただければと思います。
はい、ぜひお願いします。このいろんな、たしかにこの戦中の回、やっぱリアルな話を聞けてよかったです、これ。めっちゃリアルな話。
そうだね。
野菜を洗剤で洗うってなんか、たしかに聞いたことあるような気がする。
いやーそうか、行中普通にいたのかもね。
うん、そうだね。
でも僕はこっそり呼び出し食らったりしたことないよ、薬ももらったことないし。
覚えてないな、まったく記憶がない。行中検査っていう言葉だけ記憶があるぐらい。
うん、行中ってなんだと思ったし、この特定のピンポイントの検査なんだろうってすごい不思議に思ってたけどね、ずっと。
そうだね。
何目的なんだろうって全然わからなかったけど。
うん。
まあということなんですね、じゃあアダム13さん、これからもぜひよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
いっぱいあるから聞くの大変かもしんないけど。
そうですね、でも先週まで来たってことはもうあとはね、ほぼ最新回ですから。
まあそうですね、どっか、ネオだけ聞いてもらってもいいし。
あーそうですね。
って感じですね。
いや、仏学無印さ、音質悪いんだよね、すごく。
あ、そうね、信じ直すとやっぱ全然違うね。
全然違う、失敗した、もうリマスターバージョン作りたい。
HDリマスターあるじゃん、昔の名作をフルハイビジョンでみたいなさ、それやりたい。
そうですね、あのファイアレッドリーフグリーンみたいなね。
あーそうね、そういうのもね。
いや、できなかないんだよな、全部音源もう取ってる、残してるんだよ、HDDに。
やれなかない、やれなかないんだけど、半年休みが欲しいです、やるなら。
それか、同じ台本でまた喋るか。
嘘でしょ。
手っ取り早いっちゃ手っ取り早いか、いやでもそれもう大変だよな。
でも多分音質をちょっといじればいけるような気もしないでもないんだよな。
できないかな。
ミトコンドリアやっぱすごい再生数だからさ、今どんぐらいなんだろう。
1万、2万、2万いった?わかんない、わかんないや。
すごいんだよ、もう。
でもやっぱなんか最初に見るのは、たぶん仏作っていうのが一番最初に聞き始めるんでしょ。
このシリーズ聞こうって思ったら割とそういう人が多いのかな。
たぶんそうだと思う。
いやー、やり直したい。もっと勉強してからやればよかった。
最初はズームで撮ってましたからね。
あー、後悔、めっちゃ後悔。
ま、ということでね。
でも最初の7話だけだともう音質悪いの。
あとは聞けなくないかなぐらいな感じ。
なんかスタートして割と、最初はもう本当にパソコンに吹き込んでるから。
そうそうそう、マイク片あたりからまだあれなんか聞けるようになってたのかな。
たぶんね。
ま、ということで。
初めましての人はね、あの音をだけ聞いてくれればいいよ。
じゃあ、ということでテンポでいきますか。
はい、お聞きくださりありがとうございました。
今回紹介した内容はざっくりだけです。
これ以降の深掘りは物文の皆様に委ねます。
今の日の生物部、というと、
シロがお送りしました。
じゃあまた次回も遊びに来てください。
せーの、おつかれさまでした。
いや、今回もちょっと短い台本になっちゃったんだよな。
うん、まあいいんじゃない。
いいか、いいよね。
うん、前回の杉がちょっと長めだった。
あ、長かったね。
でもめっちゃ面白い勢いでした。
坂井演出さんありがとうございました。
そうだね、本当に。
なかなか、そんな生物が出てきたとは。
そうですね。
いや、プラスチック炭素原にしちゃうんだもんな。
すごいよね。
まあ確かに、できるのかないだろうけど、
ネットはもう分解できるよねっていう。
一応ね、そうだね。
変な元素は含まれてないわけだからね。
そうそうそう、変な元素は含まれてないからね。
CとOとNとOとかってことでしょ。
うん、HとOでね。
まあそうか。
すごいな。
じゃあ、あとはよろしくお願いします。
プラスチック製品バンバン使わせてもらいますが、
よろしくお願いします。
使うしかないんだもんだって。
そうだね。
使わないっていうのはなかなか難しいよね。
使わないのはむずい。
あとはちゃんとリサイクル。