2025年のバンジー業界
この番組、バンジー中毒では、一度は空を飛んでみたいあなたへ、バンジージャンプの魅力をご紹介していきます。
パーソナリティーは、移動式VRアトラクション、どこでもバンジーVRをプロデュースし、
自身も50回以上バンジージャンプを経験している世野さんと、その友人、私、松村です。
今回は、2025年バンジージャンプ業界の展望について話をします。
ローキー型バンジー体験やパフォーマンス性の向上、飛び方の多様化や演出の工夫、
また、VRグッズを活用した新しい楽しみ方についても議論し、業界の未来について展望を話し合いました。
本日のトークテーマに移りたいと思います。
トークテーマは、2025年のバンジージャンプ業界を占う、です。
はいはい。難しそうやな。
これは難しいね。
テーマ考えたのに。
これは非常に難しくて。
野野さんがバンジージャンプ詳しいし、自分で50回以上飛んで、そしてVRバンジーもやっているから、
リアルバンジーもVRバンジーも見つつ、今の時代、2025年という時代と掛け合わせた時に、
世の中的な観点からどういう風にバンジージャンプの評価が変わっていきそうかとか、
あとは個人、例えば誰々さんから見たバンジージャンプというのがどういう印象が変わっていきそうかとか、
あとは技術の観点。
これはリアルバンジーの方はゴムとか装置とかハーネスとかあんまり変化はないと思うけど、
VRバンジーの方は結構VR空間も盛り上がってきていると思うから、
何か言えないかなと思って、
2025年どういう感じになっていくかっていうのを一個ずつ考えていきたいなと思ってます。
なるほど。
この2025年っていう時代をどう切るのか、そもそもみたいなのはあるけどね。
トランプ大統領から話してくれた。
富士テレビ問題の反応とかね、そういう風に見た時にとか、
まあそういうのも、それはけど野野さんの仕事じゃないと思うから。
そうね。
だけど今、くしくも富士テレビって、富士テレビ問題、今すごい騒がれてるけど、
その話とね、僕ちょっとバンジージャンプでつながることを思い浮かんだのよ。
思い浮かんでたところなのよ。
何かっていうと、先週か先々週のこのポッドキャットでもさ、
富士テレビのお台場合集国みたいなのに、バンジージャンプが昔置かれたことあったよって話したやん。
で、マスメディアとバンジージャンプってやっぱ近いところにいるんだなっていうことに気づいたのよ。
っていうのは、それこそ読売ランドも読売新聞がグループの中の資本的な上流にある中で、
レジャー産業に進出だってことで作られた読売ランドの中に置かれてるし、
あとマザーボクジョンもさ、意外に知られてないけど、あれって東京タワーさんが運営してるのよね。
親会社として。
で、これも知られてないかもしれないけど、東京タワーを戦後に創設された前田ひさきじさんやだから前田さんって方は産経新聞の産みの親でもあるのよ。
あとその富士テレビ問題の時に富士産経グループの歴史ってどうなってるのかなって、
創設者とかその後のお家騒動とかを見てた時に、
マスメディアで力を持ったら不動産業とレジャー産業をするべきだっていう教えが業界の中で当時あったらしくて、
で、富士メディアグループが過去年の彫刻の森美術館とか実は運営してるっていうのもその時知ったし、
あとね、産経バレエっていう名前のテーマパークが当時シガーに作られてんで、
産経バレエっていうのはその後ちょっと経営がうまくいかなくなって、美学バレエって名前書いてんけど、
そこも昔バンジージャンプがあったのよ。
なんかそういう大衆向け娯楽っていうことが多分テレビ時代のメディアに求められたことやと思うねんけど、
新しい楽しみ方と社会的変化
その消費を喚起してマスメディアっていう商売が大きくなって、
でじゃあみんな家族で遊びに行きましょうってなった行きたきであるレジャー施設に安全にスリル体験が味わえますよってバンジージャンプが置かれたっていうのが、
多分当時の社会的背景だったんじゃないかなって想像したんですよ。
当時っていうのは何年前ぐらい?
えーっと多分1980年から90年ぐらいの間やと思う。
日本に初めてバンジージャンプが来たのが南千田グリーンバレエっていうところなんですけども、
94年にバンジージャンプできてます。
じゃあ80年後半じゃなくて90年代だ。
なるほどね。元気が出るテレビで島崎敏郎さんのアダモちゃんがバンジージャンプやってすごい視聴率が良かったってのをされてたんか。
元気が出るテレビは多分1980年代やと思うね。
だからブリッジバンジーやからね。
ブリッジバンジーの方が商用バンジージャンプとして歴史が、ニュージーランドでできたのがあれ1980年代の後半だったんじゃないかな確か。
1988年オープン。
なるほど。
5年後に千田グリーンバレエにできて、商業バンジーの歴史と35年目くらいかなって感じですか。
長い歴史の中で、完全に罰ゲームの歴史でもあるんだけど。
日本のメディアでの紹介が罰ゲームから始まったもんね。
無謀とか危険っていうイメージがすごく強くて、
昨今はアイドルが決意表明とかCD何枚売るよみたいなのとか、
20歳成人式になった時に飛ぶ成人の儀式みたいなのとか、
SNSとかYouTubeとかTikTokとかそういうのでもバンジージャンプ飛びましたみたいなのをやってる。
バズるために飛ぶみたいなのもあるよね。
やや根性、気合試し、あと自己承認みたいなところに寄ってきてるかな。
あんまり罰ゲーム的とかアトラクション的とかスリルを味わうっていうよりも。
インスタ映えするために飛ぶとかそういうこと?
そう、他人に見せたいみたいなニーズが出てきてるのかな。
自分がやって楽しかったよみたいな感じだけど、
だったのがそれをやった行動自体を他の人に評価してもらいたいみたいな。
野野さんがこの前学生、何千人やったっけ?
野野さん 400人ぐらい。
400人ぐらいに野野さんの会社のVRバンジーを持って行って、400人の人にやってもらった。
野野さん そうそう、全校生と体験してもらった。
それは中学生やった?
野野さん 中学生。
中学校1年生から3年生、400人全員に1日かけてやったよね。
野野さん そうそうそう。1時間目の授業から6時間目の授業まで。
本当に迷惑な授業だもんね。
野野さん いやいや、めっちゃ盛り上がったね。
そりゃそうやろな。
野野さん そうそう。
すごいよそれ。本当によくやってた。1、2時にね。
野野さん そうそうそう。本当にね、バンジー以外のVRコンテンツとか新しいスポーツとかを持って行ってんけど、
野野さん 本当に生徒さんからこんな1日、すごい思い出になりました。
はいはいはい。
で、校長先生からもすごくこんなに生徒が喜んでくれて本当にありがとうございますと。
野野さん なるほど。
でね、不登校の子たちとかも来て楽しんでくれて。
野野さん えっ!?
そうそうそう。めっちゃはしゃいで。
そうそう。なんかね、よかったよかった。
野野さん それすごいやん。ポケモンGO以来。
野野さん 不登校のやつが家を出たみたいな。
そうね。
いや、マジでか。めっちゃいいことしてるけど。
ただ単にさ、この時間やりますよってガーって来たわけじゃなくて、
まずはじめにこういう趣旨で、こういう授業の一環ですよっていう形でやるんだと思うんだけど、
そこには一歩踏み出す勇気とか恐怖心を乗り越えてほしいみたいなメッセージを野野さんが伝えてさ、
それは対象にどうやって?
趣旨としては好奇心と挑戦心を育んで、感じ方それぞれ違うからお互いの感じ方を感じて他者理解につなげましょうっていうところ。
なるほどね。感じ方の意見交換もした?
そこまではしてないね。やっぱり一学のレクリエーション味は強かったものではあった。時間も限られてるから。
なるほどね。先生からこういう変化がありました?学校全体で見たときに。
これね、今回呼んでくれた校長先生が、前担当してた別の中学校でも全校生徒体験やってるけど、
その時は将来の進路でVR技術者を目指したくなったっていう声は明確に上がってきたことはある。
ちょっとでも今年1月のイベントの実際もっと具体的な改造と高い感想とかは、今度校長先生とまた会うから聞いてみようかなって今思ったわ。
なるほどね。アメリカだとVRネイティブみたいなのが出てきてる。日本もいずれ魔法から仮想現実の世界に入っていくんじゃないかみたいな。
そこでのコミュニティとか、オンライン上のコミュニティとか、オンラインゲームの友達とか今もうすでにあるよね。
中学校帰ってきてから、中学校のリアルの友達とオンラインゲームの友達と会うとか、そういうのもあるから。
まっすぐ日本でもそういうのがあるし、そういうのがVR上で会うようになって。
オンラインの人同士でも姿、形、肌の色とか言語とかも声でコミュニケーションできるんじゃないかみたいなのはむちらほら言われているみたいなのがあって。
リアルに子供とかと触れ合ったりとかしてたら、何かしらこの変化、兆候の変化みたいな。
確かにね、1990年代とかにボーリングと同じようなノリで社会に広まったレジャー、でもちょっとブームは去ってきている。
っていうか、バンジージャンプがあるような今遊園地テーマパークっていうものが、ちょっと苦しんでいる遊園地も世の中に多い中で。
楽しみ方とか意義とかの再発見は確かにあるような気はしているかな。
だからこそこういう今のバンジーフェスとかをはじめとする活動はしてるっていう感じなんだけども、近年サウナだったり町中華だったり温泉だったりっていうのが若者に結構評価されてるじゃないですか。
昔ね、温泉で音楽フェスを始めた人がいて、鶴田さんっていうプロデューサーとお話したことがあって、温泉音楽っていう名前ね、温泉のあったかいっていう感じと音楽の音っていう感じがそれぞれ入れ替わっている温泉音楽なんだけども、
昔すごくバブルの時代に、バブル以前かな、温泉街にみんなが新婚旅行に行ったりとかさ、社員で旅行行ったりとかってすごくにぎわったけども、今はちょっと換算している。
新しいバンジーの体験
温泉っていうハードはその街にあるけども、そこで遊ぶソフトが時代のアップデートに追いつかなかったんじゃないかっていうことで音楽フェスを始めたってこと言ってたね。
ソフトっていうのは具体的にスナックとかカラオケとか射的とか卓球とか、そういう温泉にあるレトロなものみたいな感じだねんけども、新しいソフトを持ってくるとか、昔のソフトのレトロさを楽しもうよみたいなことが多分今現在行われていて、見事にちゃんとリバイバルしつつあるんじゃないかなって思うんですよね。
だからこそバンジージャンプも…
ハードはUSJとか見てたらまさにそうで、ソフトで戦ってるよね。
あそこの場所、俺高校近くやったからこの花区の近くやったけど、当時は激安遊園地みたいな感じで、平日やったらタダで行けるみたいなぐらいの値段やったから、高校の帰りとかに行ってることもあったけど、あれをV字回復させたのが完全コンテンツパワーというかソフトパワーね。
考えると、バンジージャンプソフト。
単純にバンジージャンプのジャンプ台をもっと現代風なデザインにするとかっていうのもリノベーションの一つかもしれないし、飛ぶときにより良い動画に収められるとかっていうような撮影技法のアップデートとかももしかしたらそうかもしれないし。
それは確かにあると思う。なんかけど3つぐらいキーワード言っていい?
一つは動機型みたいなので、実況中継的なやつがいるんじゃないかな。外から見てても楽しいし、上にいる様子も映像でちゃんと見て下から見れるみたいな形で。
その飛ぶ瞬間の怖さっていうのを下で見てる人も上から見る人も同じように感じられて、声とか息遣いとか、あと絶叫してるのもライブ型になっている。
なるほどね。確か面白いね。ブリッジバンジーで、今バンジージャパンさんが全国8カ社やってて、競合の会社もいるんだが、昔は飛び込んだら川の上に浮かんでいるボートに回収されて、階段からまた上がってきてて、友達とまた合流するっていう感じだったんだよ。
でもそこから飛び込んだら、そのままゴム紐に別の紐を付けて、ウィーンってウィンチで引っ張って、飛び込んだジャンプ台に戻ってきて、友達と合流すぐにできるっていう感じだったんだけど、そのメリットとして言われてたことは、ジャンプを飛んだ後の感動をすぐに友達とシェアできるっていう技術革新だったんだよね。
それで言うと、もっとそれが進むと、ライブ実況、飛んでる時のネットを見てる友達たちが喋りながら飛べるとか、
読売ランドでやろうとしてるバンジーフェスで、ジャンプ台の上と下とで、
そういうアイディアもあるが、そういうのはまさにソフトのリデザインなのかもしれないかな。
VR技術の活用
それは一つ目で、二つ目は飛び方の進化かなと思って、野野さんは走って飛びたいって言うけど、
コアなソーム系の話かもしれないけど、背面バンジーとか、あと何かしら演出してからバンジージャンプするとか。
確かにそれもあるわ。今、遊園地にあるようなタワーバンジーって呼ばれてるやつは、アメリカ人企業家のスタンディチケットさんっていう人が作ったんですよ。
倒れ込んでいって飛ぶしかできない、だけど遊園地のバンジージャンプでも走って飛び込めるみたいな感じで、
より爽快感の高いものができたら、遊園地の中の罰ゲームエリア、誰も近寄ることなかれエリアみたいな感じにならず、
なんかめっちゃスタイリッシュでかっこいいエリアっていう風に見えてくるのかもしれない。
そこそこ。だから飛び方の進化じゃなくて、競技性を高める、パフォーマンス性を高めるってことかな。
それも映像に収まった時の見え方が違うしね。
パフォーマンスバンジーっていう言い方ですかね。
なるほど。
3つ目は、まさに野野さんがやっているどこでもバンジーでしょ。
VR技術で。
どこでもバンジーVRかな。
その感覚を家の中だったりとか、野野さんがやっている東京タワーとか、
ハルカスとかっていう高い展望台やけど、さらに近くの公園とかでもしかしたらやるかもしれない。
公園の鉄棒にぶら下がってもらって、VRのゴーグルかけてガーってやるみたいなのを、
夕方やろうぜみたいな子供たちが出てくるかもしれない。
出てくるかもしれない。
一応今のどこでもバンジーVRの説明で言うと、
アナログでオペレーターが手動で揺らしたり逆さまにするっていう、
しかもカウントダウンで強制的に落ちるっていうようなのが、東京タワーとか阿部のハルカスでやっているやつで、
今、それが自動的に動く装置を作っているが、
その身近なところでできるっていうところが、ちょっと面白いフックかもなと確かに思って、
今って割と展望台とかビルの高いところとかにこだわっていて、
海外に進出する時もそういうふうにしようと思っているんですよね。
まずは展望台に入れてもらおうと。
その国の中で話題性が高まるからっていうところなんですが、
この間展示会に出た時に、インド人の企業家の人とつながって、
このコンテンツは絶対インドで受けるよと。
来た!ついに!
野野さんっぽいもんな。インドっぽいしね。
インドっぽいしね。
で、インドにはどういう高いビルがありますかって言ったら、
一応こういうのはあるよ。だけどコンテンツ自体は東京タワーとか、
コンテンツもやっているものでいいよと。
めっちゃいいアイデアくれてるやん。
で、今インドでもVRテーマパークとかが商業施設、イオンとかそういう商業施設の中にできてきているから、
そういうところに入ってくると、インドの人たち。
ゲームセンターコーナーとかね。
そうそうそう。すごくやると思うと。
というふうに身近なところでね。
っていうところが一番いいよね。
いやいやいや、野野さん。さっきの鉄棒案却下で、ゲームセンターめっちゃいいと思うけど。
子供絶対やると思う。めっちゃせがんでくるからね。あそこで200円払えとか。
あーなるほどね。
そうそうそう。やらせてやらせて。
日本は子供少子化やから、インドなんてワンサが来るよね。
そういうことね。
あれ持って握りしめてくる。
なるほど。
わかんない。これが2025年の潮流って言えるものなんかどうかあんまり分からんけどな。
だいぶ最先端バンジーの話したと思うよ。
そう。
ということで本日はですね、2025年バンジージャンプ業界占うというテーマでしたね。
はい、すいませんでした。ありがとうございました。
大きく3つ。動機性バンジー、パフォーマンスバンジーと、身近なところでVRバンジー。
この3つ出て、番組への搬送はハッシュタグバンジー中毒、バンジーはカタカナ、中毒はXで投稿してもらえると嬉しいです。
質問や要望も大歓迎です。
それでは次回もよろしくお願いします。