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2023-10-22 41:57

令和五年神無月の回「六畳半神話体系」4

ガチャを回して出てきたお題について語る「文ガチャ」

今月のお題は「六畳半神話体系」です。


神様がいらっしゃらない神無月。

寂しさを紛らわせるために、日本の神様の話をしてみました。

今週は、国譲りのお話です。

聞き慣れない、聴き馴染みのない言葉が多いと思いますが

秋の夜長にのんびりとお聴きください。


00:17
では、四周面のお話に行きましょう。
はい。
はい。高間がはらでは会議が始まりました。
中津国は天津神が治めようとしていたら、なんか中津国が騒がしいんだけどと、よく見てみるとですね、大国主が上手に治めているではありませんか。
何をやってるんだ。国津神が治めるものではありません。天津神が治めるものです。
ということで、天寺が自分とスサノオの受け入れ生まれた神様に一人、国作りをさせようとしました。
その神様がすぐ戻ってきて、なんかすごい騒がしいんだけど、どうしようお母さんと言ってきます。
また会議が始まり、思いかねが、じゃあこの人ならいいんじゃないかと言って、天の老いという神様を指名しました。
なんか中津国は乱暴な神様がいっぱいいるから、こいつなら服従させられるんじゃないかということで、天の老いが行きます。
じゃあこれでいいじゃん。これで天の老いが中津国を治めて平定して戻ってくれば、天寺の息子の天のおしほみみが行けるのではないかと待ってたんですけど。
天の老いが鎮圧したところへ、その後に天のおしほみみが入るっていうイメージ。
そうですね。
イメージというか狙いというかね。
天寺の可愛い息子なので危ないところに行かせられないということで、お前戦ってこいということで天の老いが行くんですけど、3年経っても戻ってきません。
なんだなんだって様子を送ってみると、お国主を尊敬してケラになっちゃいました。
怪獣されちゃった。
しょうがないな。戻ってこないよ。じゃあ誰行く?ということで、思いかねは今度は天の若彦という神様をご指名します。
天の若彦に弓と矢を授けて送り出したんですけど、ここでまた大国主の娘を妻にしてしまいました。
そして、いい国じゃ俺のものにしちゃおうぜということで、野望を抱いて8年戻りません。
03:07
困ったねーとまた会議が始まります。
またちょっと様子見てきて、誰か天の若彦の様子見てきてなんで戻ってこないの?
てことで思いかねが泣き目という記事を送りました。
泣き目の記事が中津国に降りていきまして、天の若彦に尋ねます。
何してんの?どうしたの?
記事がギャギャ鳴いているので、天の若彦、うるさいなーと矢で射抜いてしまいました。
殺されてしまいます。
矢が刺さったままの泣き目の泣き殻が天寺と高見結びのところまで届きました。
高間賀原は大騒ぎです。
なんだなんだ殺されて打たれて帰ってきた。何が起きたんだ。
天寺と高見結びがこの泣き目を射抜いた矢が悪い神を射るのに放たれた矢であれば、天の若彦には当たるな。
もし邪心を持って撃った矢なら天の若彦を死なせてしまえと言って矢を投げ返します。
そうするとその矢は天の若彦の胸に刺さって、若彦は死んでしまいます。
その場合の邪心というのは、その泣き殻を自分のものにしようという邪心ということですね。
父を殺したことに関しては邪心はなかったんだろうと思ったけど。
ここでバレてしまいました。
資料があちこち。
もうどうしよう。会議その後が開かれます。
天の若彦は死んじゃったじゃん。でも血は見たくないよね。神様だしね。
誰に行かせる?と言って白羽の矢が当たったのが竹三日月です。
最初に出てきましたね。
急に強気にまず出ました。竹三日月はまず出雲の稲狭の浜というところに降り立ちます。
この時に一緒に行ったのが雨の鳥船という神様。
一番最初に出てきた船の神様の別名です。
浜に戸塚の剣を突き立て、持ち手を浜に刺したんです。
06:10
刃先が上向いてますよね。その刃先の上にアグラを書いて座りました。
そして大国主に向かってアマテラスの命を受けてここに来た。
お前が我が物としている中津国は我が子が治めるべきだとアマテラスがおっしゃっておるけどもどう思うかと問います。
大国主にしてみれば全然面白くない話ですから。
とりあえず自分はわからないから自分の子供である八重子と白主に返事をさせるよと言いました。
八重子と白主は今魚を取りに行っていて出かけてるよってちょっと時間稼ぎをしたんですが、雨の鳥船が連れ戻してきます。
なるほど。
そうすると八重子と白主、大国主の息子はすぐに降伏してしまいました。
この国は天津神の御子に差し上げましょうと言って自分は姿を隠します。
そうするともう何か申したい子はおらぬかと竹見一がさらに大国主に尋ねます。
自分にはもう一人竹見仲太という子供がおりますと大国主は答えます。
速攻してると竹見仲太帰ってきました。
何を言ってるんだお父さんが頑張ったのにと。
ということで力比べで決めようと言い始めます。
竹見仲太と竹見一が手を組み合わせあって掴み合いをしながら力比べをしたんですが。
僕が今持ってるイメージはプロレスで首相撃って言い方をするんですけど
首のところにお互いに手を回しているような首相撃のことを。
手を握り合う感じ?
プロレスでもそれもありますよね。
プロレスでもやりますよね。手の掴み合い。
小指とつないみたいに指と指の間に小指が入っている感じで手を合わせ合って押し合うような形で力比べをするようなイメージ。
そうして竹見仲太、息子の方が竹見一の手を引っ張るとその手がツララに変わったり剣に変わったりします。
びっくりした竹見仲太がひるんでいるうちに竹見一が竹見仲太の手を引っ張ります。
そうするとフニャフニャになってしまって完全に負けてしまいました。
09:04
竹見仲太は逃げ出します。ものすごい逃げてシナノの国まで逃げます。
だいぶ逃げましたね。
そこで捕まってしまいまして、ここから動かないから殺さないでくださいと今の巣箱あたりで降伏しました。
父の言うことを聞きます。この国は天津神の御子を飲もうようにしてくださいと懇願しました。
ここで息子二人が降伏します。
竹見一はお国主のところに戻ってきてお前はどうするかと尋ねます。
しょうがない。わかりました。その代わり国は譲りますから大きいやしろを建ててくださいと交換条件を出します。
自分の子供である百八十の神とことしろ主を天津神に仕えさせ、
自分は出雲で隠居生活をするという約束をします。
この大きいやしろが出雲大社の起源になりました。
そしてお国主のお家で散々御馳走になり寛大されて竹見一は天に戻って中津国を平和にしましたよと伝えます。
これ実は天皇家とその地域にいた土着の人たちとの戦争ではないのかという説もあります。
天津神が天皇家で、国津神が土着の人々っていう意味ですね。
そういうのを表しているお話ではないかということも言われます。
かもしれないですね。
平定された中津国に天津の息子が行こうと、おしほみみが行こうと思っていたんですけど、この準備中に子供が生まれました。
つまり天津の孫ですね。
この子を天下界に下ろそうということになります。
子供の子供を天下界に下ろそうということになります。
おしほみみの子供?
つまり天津の孫ですね。
この子を天下界に下ろそうということになります。
子供の名前がまた長いんです。
あめにぎしく、ににぎし、あまつひこ、ひこほのににぎ。
12:02
あめにぎしく、しかも読めませんでしたから、まあいいでしょう。
覚えなくていいです。ににぎのみことでいいです。
でも聞いたことある。
と思います。
あめしほみみ、おしほみみと、たかひむすびの娘の間に生まれたのがににぎなので、もう本当にサラブレットです。
たかひむすびが、
最初の3人が。
たかみむすび、たかひむすび。
たかひ?
ひか。
たかひむすび。
最初の3人のうちの1人。3柱のうちの1人ね。
の娘と、アマテラスの息子との子なので、完全な天皇国のサラブレットです。
よく天孫降臨って言うじゃないですか。神様が降りてくること。天の孫ですよね。
アマテラスの孫なので天孫降臨です。
この時にいろんな人を連れて行きます。あめのうずめ、それからふとだま、それからおもいかねと、たじからおのみことも一緒に行きます。
岩戸のくだりで出てきたオールスターという。
そうなんですよ。ご一公様がここで出てきます。
おもいかねとたじからおのみことには、やさかにのまがたまと、かがみと、くさなぎのつるぎを渡して一緒に同行させました。
そして雲を押し分け、降りてきたのがヒューガの国、タカチホ。
そしてここは韓国に向かって今のノマ岬、カササの岬までまっすぐに通じ、朝日がまっすぐに差す国、夕日が輝くとてもいい土地だといって、ここに大きな宮殿を作って暮らすことになります。
これで天孫降臨が完成します。
ニニギたちがまたいろいろなことを起こします。
ニニギが薩摩の国である女の人を見染めます。
大山摘の娘、小野花咲夜姫、一番最初の山の神様ですね。
15:02
イザナギから生まれた山の神様です。
イザナギとイザナミの、
とても美しい神様で、ニニギもね、一目惚れして、お前は誰の娘かと尋ねます。
これはもう定番の引っ掛ける言葉ですね。
私は大山摘の神の娘で、小野花咲夜姫と申しますと答えます。
早速妻に欲しいと言って、お前は誰の娘かと答えます。
お前は誰の娘かと答えます。
お前は誰の娘かと答えます。
小野花咲夜姫と申しますと答えます。
早速妻に欲しいとプロポーズします。
これもお約束で一回は断るんですね。
お答えは私からは申せません。父から申し上げましょうと言います。
大山摘もアマテラスの孫なので、お喜びします。
咲夜の方は妹なので、姉も一緒に申します。
ということで、岩永姫というお姉さんと妹の小野花咲夜姫を、妻にどうぞと言ってきました。
ところが、やった2人も奥さんもらえるのと喜んだんですけれども、
岩永姫があまり顔がお綺麗でなかったんですね。
ニニギは岩永姫を返しました。
この花咲夜姫とだけ一夜を共にします。
それを知った大山摘は怒りました。
それがなぜかというと、2人を一緒に送ったのは、
まず岩永姫が、天津神の寿命が岩のように長いものになるようにと願いを込めていたから。
この花咲夜姫は、木に咲く花のように実よが栄えるけれども、花のように寿命が短い。
だから花のように栄えて、岩のように寿命が長いものになるようにという意味で2人を送ったのに、
花咲夜姫だけを自分の妻としてしまったので、
だからニニギの系統は寿命が短くなってしまいます。
なるほど。
ここで人としての不責ができてきます。
そしてこのニニギさん、また失礼な男です。
一夜を共にしただけだったのに、この花咲夜姫、できちゃったと言ってきました。
18:06
え?本当に?一晩だけじゃん。本当に俺の子?と言い放ちます。
見ようもの人に言ってはいけません。
神様の子ですから、この花咲夜姫も怒ります。
じゃあもういいです。
あなたが疑うように国つかみの子であれば、私は南山になるでしょう。
天つかみのあなたの子であれば、安山でしょう。
と言って産屋に入って戸口を固めて、
中から火を放ちました。
子供は無事生まれてきます。
ニニギの子供だとやっとここで証明します。
火の中で生まれた子供なので、長男はほでりの御子と、
次男はほすせりの御子と、
長男はほでりの御子と、
次男はほすせりの御子と、
産男はほおりの御子と、という名前になりました。
ほでりとほつせりと?
ほでり、ほすせり、ほおりです。
これ何?3人生まれたの?
そうなんですよ。
密語?
密語。
この中の2人、兄のほでりが別名を海幸彦と呼びます。
出てきた、知ってる名前。
産男のほおりが弟の山幸彦です。
この兄弟玄関の話もまた有名です。
さっきの、前回くらいかな、
アマテラスとスサノオの時、つくよみがパッとしなかったように、
ここも真ん中のほすせりは、
この海幸彦、山幸彦物語的には関わりがないってことかね?
そうなんですよ。
一説には、このペアで事件が起きるんだけれど、
3っていう数のほうが収まりが良くて、
おまけの1人っていうのがいるパターンが多いという説がありますね。
なるほどね。
なのでね、ほすせりはほとんど出てきません。
この海幸彦、山幸彦があるとき喧嘩をします。
21:00
山幸彦は山を得意としていて、
海幸彦は海のものを得意としていたんですけれども、
ある日、海幸彦、海で漁をしていました。
弟の山幸彦が、
俺も海でやってみたい、と言って失国をお願いして釣り針を借ります。
ところが魚が1匹も釣れないまま、兄の釣り針を失くしてしまいました。
兄の山幸彦が道具を返してくれって言ったんですけど、
失くしちゃったごめんねって謝ったら、
元の針を返せと言って受け取ってくれないんです。
困って浜辺で泣いていると、塩土の神という神様がやってきました。
困っているんだよっていう理由を話すと、
小舟を作って、自分が乗って、
和田積の神、海の神の宮殿まで行ったら、そこの木の上で待ってくださいと言ってくれました。
言われたようにしていると、豊田真姫という和田積の神の娘の次女が出てきます。
次女の名前が、豊田真姫は娘だよね。
豊田真姫という娘がいて、それに仕えている次女が出てきて声をかけてくれました。
お水くれない?って頼んだんですね。
自分の首飾りの玉を口に含んで、もらった水の中に入れると、玉が器から取れなくなってしまいました。
不思議なことが起きたんだと、次女は豊田真姫のところへ持って行きます。
豊田真姫をびっくりして、
お互い一目惚れをします。
話が早いね。
お父さんに、なんかイケメン来たよ、伝えたら、それも喜んで、ニニギの子供だということがわかったので、迎え入れて、
3年間、山幸彦はこの海に住みました。
3年経ったある日、山幸彦が何か嘆いているので、
山幸彦は何か嘆いているので、
山幸彦は何か嘆いているので、
山幸彦は何か嘆いているので、
3年経ったのだと、山幸彦が嘆いているので、
わたつみ祭の御 wykと義里の父さんがどうしたの?と聞いてみると、
実はホントはここに来られた理由が、鶏バリを亡くしたことだったんだよね。
24:06
という話を、やっと3年経った。
ああじゃあもしかしたらこれかなーって言って
喉に何かが引っかかって辛そうな鯛がいるというので その鯛を調べてみると釣り針が出てきました
ワダツミの神は自分のお母さんなので味方して 釣り針を返す時に兄を懲らしめる呪文を教えてくれます
言われた通りに兄に釣り針を返すと 呪文が効いて兄がどんどん貧しくなっていきました
かわいそうな海幸彦なんですけれども これからはあなたを昼も夜も守りますと家来になることを宣言します
だから弟が一番偉くなっていくんですね
こういうのって昔話みたいな話だと 説話じゃないけど道徳的な意味合いが含まれたりすることもあるけど
神話の場合は別にそういうことないですよね
そうですね
まあなんかちょっとお兄ちゃんの方が意地悪っぽい 難題を言ってたなっていう印象はあるけど
もともと弟の方のわがままが発端だと思うと そんなに責めるほどでもない気もするしね
はい
豊田真姫と山崎彦はそのまま結婚して仲良く暮らすんですけれど
子供が生まれます
4人の子供がいて
最後の4男
神山豊和彦という人が生まれるんですが
この4男が後に初代天皇神武天皇になります
はぁー繋がったね
はい
ここで審来が終わりです
神山豊和彦は神山天皇のお父さんが山崎彦で
そのお父さんが仁儀
仁儀のお父さんが雨のおしほみみ
そのお母さんが天照
国に譲りしている課題
あっちのスサノオの傑党入ってきてないんだ
そうなんですよ
天照の傑党なんだね
もう完全に天つ神ですね
27:01
高間ヶ原の神様たちの子孫
天孫降臨ってねさっき説明あった通りで
はい
だから何だろうな
国つ神っていうのは
言葉上神ってついてるけど
雰囲気的には神でもなさそうだよね
そうですね
3週目にも言いましたけど土着の人だったのではないか
そこの土地を奪うのを
奪ったっていうよりは譲ってもらったっていう形にして
正当性を主張している
で高間ヶ原があって中津区になるって関係性が
ちょっと主従っぽくなってるし
スサノオと天照の関係性とか
姉と弟っていうのもそうだし
追放されてきたところっていう関係性から言っても
主従で言うと
従になりそうな感じはするからね
イメージとしては
なるほどね
ちょっと私間違ったかもしれない
ちょっと待ってください
私今山崎彦の子供がジムって言いましたか
言いましたね
間違いました
違いますもう一段階ありました
山崎彦と豊田真姫の息子が
あえずという人がまずいます
あえず
失礼しました
あえず
あえずの息子が4人です
なるほど
この間一世代入ったのはわかったんだけど
あえずは別にこれといったエピソードはないのね
エピソードあるんですけど
あえずが生まれてきたエピソードが
ちょっとまた有名ではあります
これもお約束なんですけれども
豊田真姫が出産する時に
本来の姿に戻ってしまうので
絶対に見ないでください
で前振りをしておいて
産屋に入ります
まあお約束ですね
はい覗きます
そうすると妻がでっかいサメの姿で
サメだったのか
そしてお産のために乗ったうち回っていたと
山崎は怖くなって逃げ出してしまいます
ああそうなんだ
でもその後も仲良くはしたかったんです
とてもお互いが好き合っていたんですけれど
正体を見られてしまったら恥ずかしすぎてと
あえずを置いて海に帰ってしまいました
そっかその時はだから
まあちょっと陸地に住んでたみたいなイメージなんだ
そうなんですね
30:01
ただもうどうしても愛おしい
息子も愛おしいので
自分の妹をあえずの元に送ります
あえずをそうやって育てたんですけど
そのあえずにとってはおばですね
と結婚します
育ての親みたいな状況だったんだよね
そうですね育ての親と結婚します
歴史というかこういうのがひもとくとよくあることなので
そうですね
あと海の神様の血統もここで入りますね
泡立つみのね
慶富かそうか
ああそうか大山摘みと和田摘みが両方入ってくるんだ
そうなんですよ
なるほど
で最初の三子の一人のたかひむすびの血も入ってるしね
そうですね
なんか竹見和児のあたりのエピソードは何だったんだろう
って感じがしてくるけど
まあでも彼がいたからこそみたいなとこもあるんだけどさ
そうですね
一応戦わずそんなに戦わずに平和的解決をしたっていう形にはなっていますけれど
なんかあれですよね
母親戦争だけど江戸城無血会場ぐらいの話ですけどね
確かに
戦うとかってちょいちょい出てくる
スサノオとアマテラスとかでもちょっと出てきたけど
そんな素振りは出るけど
ガチで戦って殺し合いみたいな感じの
戦いの中での殺し合いみたいなの案外ないですよね
そうですね
なかなか面白かったですね
だからこそ国を治める資格があるというか
あーなるほどね
そこもでもそのお国柄というかね
市民というかそういう人たちの感性とのマッチの仕方もあるよね
たぶん中国大陸とかだといっぱい殺して治めた人の方が偉いみたいな感じがありそうだもん
イメージだけ
確かにそうですね
戦乱を重ねて王朝が変わっていくっていうところと
日本は天皇制運のに関してどうこうという話は抜きにして
一般的な学校で習うような感じで言うと
33:02
王朝としては天皇家がずっと続いていて
他の王朝が立ったりしてはいないので
そういうところにも違いが出ているのかなって思いますよね
そうですね
それこそまた歴史の方の話になってきちゃうけど
要するに中国って始皇帝が統一して
その後に孔武とか劉邦とかが出てきたときに
彼らからしたら数十年前に皇帝になったやつなんて
倒したら自分は皇帝になってもおかしくないじゃんみたいな感覚があっても全然おかしくないし
実際そうやって王朝が常に変わっていった
他のヨーロッパの国々とかも王朝そのものが変わっていくんだけど
日本は実質的な主権者になっても王朝を倒さないんですよね
そうですね
一番王朝と敵対したのは足利尊氏かと思うんですけど
それでも王朝を立てた上で
戦う相手はもう言ってみれば偽王朝みたいな扱いにして戦ったわけじゃないですか
そうですね
代わりに自分が王朝を開くんだみたいな人っていうのは
結果的には出てこなかったっていうのも
ちょっと独自性のある国民性みたいな気もするし
やりかけた人はいますけど
足利三代 吉満
ちょっと天服をもくろんでた時期があったんですけど
自分が先に死んじゃったんだね
そういうことか
まあまあとはいえね
まあまあそうね
だから実行できなかったっていうのは
そういう天主みたいなこともあるし
そうですね
いろんな条件があるからだけど
他の国々ではことごとくそれが変わってったわけだけど
それが実際に変わらなかったっていう意味では独特だし
そういうのが神話にも繋がるような
何度も言えない
戦わない方がいいよねみたいな感じがするっていうか
ちょっと面白いななんて気はしますね
そうですね
古事記や日本書紀でこれが説明されてるって
一番最初にお話ししたんですけど
命じたのは天武天皇です
実はお兄さんの息子と戦って手に入れた天皇家なんですね
天地天皇の弟天武天皇
人臣の乱ですっけ
36:00
はいそうです
自分の正当性も主張したかったし
だんだん中国との貿易が始まってきた頃だったので
天皇家はこういう系譜で自分が今継いでいます
というものが欲しかったんです
なるほどね
古事記は国の中の向けのお話です
だから神様のお話が結構いっぱい入っていて
あれは和語で書いてあります
反対に日本書紀の方は漢語で書かれています
神様がどうこうしたっていうお話が少なくて
割と人代の方天皇家が何したかのお話の方が
たくさん書かれているそうです
なるほど
だから対外的中国に向けて日本はこんな国ですよ
こんな歴史があるんですよっていう本が日本書紀です
という日本書紀と古事記の違いのお話も
ちょっとお話ししてみました
よく似てるというか
一緒に語られることがね
僕がやった大体の日本史の中でもちらっと触れたのかな
聞きという風に略して言われることがある
ゴンベニオノレとイトロヘンニオノレの聞きというふうに言えば
古事記日本書紀をまとめた言い方ということを前にも話してるんですけど
ここはやっぱりまとめて考えられることが多い中で
しかも割と似通ったものが何で二つあるのかというと
実はこういうことでしたっていうことですね
人神の乱は僕が時々やってるクイズアプリで
ちょうどこの前問題に出てて
答えがわからなかったんで
そこで覚えたみたいな話だったんでちょうどぴったりでしたね
ちょうどよかった
ということです
ありがとうございました
神話である部分
古事記日本書紀に出てくる神話である部分っていうのは
ざっと一通り見て
大きくはイザナギ・イザナミの話があって
国・海の話があって
スサノオとアマテラスの話があって
国づくりがあって
国譲りがあって
そうですね
いうような感じでね
割とちょうど4つに区切るのにいいような感じになっているのかな
そうですね
ここからは人代、人の世があって
どんな天皇たちがこんなことをやったよ
ってすごい長くあるんですけど
もうそこまでは神様じゃないので
39:00
神話体験なのでね
ということで
じゃあガチャ回す感じでいいですか
はいお願いします
久しぶりだな
ガチャはどうしても月に1回しか回さないんで
そうですね
はい
おー新しいのばっかり出るな
次回は古典文学のさわりです
今度は僕の担当ですね
まさに日本初期から
近代文学の夕べの間の話かなっていう感じですね
ちょっとね
これ多分大変なんだろうと予想してるので
ちょっと準備もしてたりはしますけれども
そうですか
どんなペースでやろうかなっていうのは
これから考えていこうかなとね
4週分あるんでね
そうなんですよね
そこをどういうふうにやろうかなとか
これからですけど
まあまあせっかくなんで
いろんな幅広く少しは勉強になるというかね
何かの足しになればいいなと思っているので
頑張ってみます
はい楽しみです
はいお願いします
月が美しいこの時期
木々も少しずつ色づいてきました
等価親しむ秋の夜長とはいえ
あまり夜更かしはされませんように
それではごきげんよう
ごきげんよう
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41:57

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