満たされたはずなのに、なぜか心が落ち着かない。
欲しいものを手に入れても、評価を得ても、どこか物足りない――。
この回では、仏教で三毒の一つとされる「貪り(貪欲)」をテーマに、
現代の私たちの日常感覚から考えていきます。
仏教では、貪りは「欲が強すぎること」そのものではなく、
満たされることのない心のあり方として描かれてきました。
その象徴が、食べても飲んでも決して満たされない存在「餓鬼」です。
さらに今回は、グリーフケアの視点から、
貪りの奥にある「喪失」や「空虚感」にも目を向けます。
物を求め続けること、承認を欲し続けること――
それは本当は、安心やつながり、愛を求める心の表れかもしれません。
欲を消そうとせず、欲の奥にある声に、耳を澄ませてみる。
そんな時間をご一緒できたらと思います。
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09:14
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