1. ゆうこ|読書ラジオ
  2. 『LISTEN』話を聴いてほしい、..
2023-04-06 11:47

『LISTEN』話を聴いてほしい、でも負担になりたくない。

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00:05
こんばんは、ゆうこです。このチャンネルでは、私の読書録や日々の学びを音声配信しています。
今日は、LISTENという本について話してみようと思います。
この本はですね、ケイト・マーフィーさんという方が書かれた本で、話してばかりの人はもったいない。
聴くことは最高の知性。一生の友人を作り、孤独ではなくなる。ただ一つの方法は聴くことです。
で、一番最初にガツンと来たのはですね、
篠田さんという漢訳されている方が最初に書かれている文章の中に、本書タイトルのLISTENには、
労働的に耳を傾けるという意味があります。
労働的に相手に注意を向けてLISTENする中にも大きく異なる2つの姿勢があります。
それは、話しての語る内容を、私の考えと合っている、違う、などと自分の頭の中で判断しながら聴く姿勢と、
聴き手が一旦自分の判断を留歩して、相手の見ている景色や感じている感覚に意識を集中させる姿勢の2つです。
本書では、後者の耳を傾け方を特に意識して記述している箇所では、聴く、耳辺の聴くですね、の字を当てることにしました。
本書がきっかけとなり、聴くことがあなたの人生を豊かにするなら、これほど嬉しいことはありません。とあります。
私はですね、完全に話している人の内容を、それは違うなとか、それは私と合っているなとか、完全に仕分けしながら聴くタイプだったんですよね。
キャリアカウンセリングとか、コーチングで慶長ということを学ぶんですけれども、その慶長のスイッチを入れて、慶長モードになっていても、どうしてもこの相手の話を自分の中で仕分けしてしまう、評価してしまうっていう癖ですよね。
私の聞き方の癖が抜けないっていうことで、結構苦労しているというか、また評価モードに入っちゃってるなとか、仕分けモードに入っちゃってるなっていうことが多いです。
なので、とても勉強になりました。
では、まず第一章ですね。これは結構響く人いるんじゃないかなと思うんですけれども、ほとんどの人が自分の話を十分に聞いてもらったという経験をしてないんですね。
03:10
私もそうかもしれないんですけれども、自分の話を聞いてもらったって思えた経験って皆さんどうですか?記憶にありますか?聞いてもらえなかったなーっていう残念な思いを記憶してる人って結構いるんですよ。
今日も聞いてもらえなかったなーとか、この人と話すといつの間にかいつもこの人の話になっちゃってるなーとか、そういう経験をする人って多いんですけど、聞いてもらったっていう経験の人って少ないんですよね。
それが自分の家族だったり大切な友人だったとしても、そういう風になかなか思えないんですよ。
聞いてほしいっていう思いがある反面、家族や友人に話を聞いてほしいとお願いするのは相手に負担をかけると思うという感情も持ってるんですね。
聞いてほしいなーとは思いつつも、なかなか本当に聞いてほしいんだっていうのをお願いするっていうのは言い出せないし、多くを求めすぎてるんじゃないかということで躊躇してしまう。
だからこそ、人の話を本当に聞くっていうことは耳へんの聞くですね。耳へんの聞くって聞くっていうことは、とっても喜ばれるっていうことですね。大変価値があることだと思います。
それはプロのカンセラーとかコーチじゃなくても、友人だったり家族でも自分の作業の手を止めて、本当にその人に耳と体を傾けて、心も傾けて聞くっていうことは話してる人にとっては素晴らしい体験になる。
聞いてもらって申し訳ないなーって思いを超えてですね、感動を与えることができる。そういうことになるんだよってちょっと熱く語ってしまってますが、そういうようなことが冒頭で書いてあります。
子供がいる、小さな子さんがいる人にとっては、ぜひ知ってほしいことではあるんですけれども、親に話を聞いてもらえたかどうかが、その子の生きやすさ、その子の人生の生きやすさに影響を与えるっていうことです。
私たちは生まれながらに、誰かと繋がるっていうことを待ち続けている存在です。なので、成長するにあずれて、私たちは友人を見つけたり、パートナーシップを築いたりしていくわけですよね。
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子供の頃に、誰かと繋がりたいっていう気持ちが満たされていないと、心身の健康に深く影響してしまうと。こういうことに着目している心理学の概念に愛着理論というものがあるそうです。
愛着理論というのは、人の話を聞く力や人と繋がる力というのは、その人が子供自体に、どれだけ親にしっかりと聞いてもらって、つまり親と繋がれたか、ということが繋がれたかによって変わってくるという概念です。
なので、愛着を形成する能力である養育者の関わり方が、子供自身のその能力に影響していくということですね。
親が赤ちゃんに注意を払って、すぐ反応してくれる、子供の話をしっかり聞いてくれる人であれば、その子自身は安定型の愛着スタイルというものが育まれるので、このスタイルを持つ人は共感を持って人の話を聞けるし、それに基づいて相互に支え合うパートナーシップや人間関係、友人関係を築いていけるというふうに考えています。
なので、子供の話を聞くということがすごい大事だということですね。
それが、その子が誰かと友人関係だったりパートナーシップを築いていけるかどうかの土台に大きく影響するということです。
あとはですね、人の話を聞くっていう時に、どうしても何かのパターンに当てはめるだったり、自分の持っている思い込みが先行してしまって、ちゃんと聞けないっていう経験をされた方が多いのかなと思います。
それって普通のことで、誰もが近しい人、愛情を持っている人、友人に関して近ければ近いほど思い込みをする傾向にあるということで、これを近接コミュニケーションバイアスと言います。
その相手を知っているということに、自分自身が自己満足してしまうことで、自分にめちゃくちゃ近い人の気持ちを読み取る能力っていうのを過信してしまうんですね。
分かりあえているっていう過信をしてしまうっていうことです。
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なので、親密であればあるほど相手への誤解が多いということですよね。
なので、親友同士だったとしても、恋人同士だったとしても、夫婦だったとしても、私はこの人のことまだ知らないかもしれないっていうことを注意しながら相手の話を聞くっていうことはとっても大事なことですね。
バイアスじゃなかったとしてもですね、人って日々1分1秒変化していくので、昨日話していたこの人が今日も同じ考えだったり、同じ話をするかって言ったらそうじゃないんですよね。
なので、近しい人であったとしてもそうじゃない人でも、前回こう言ってたから今回もそうなんだろうっていう思い込みも良くないと思いますね。
なので、話を聞く上でその人をどれだけ長くもしくは深くよく知っているかっていうのは関係ないっていうことですよね。
どれだけの関係性があったとしても、しっかりその人の、今その人が話していることに耳を傾けなければ、その人を理解することにはならないってことですね。
本当に目から鱗というか、自分がいかに人の話を適当にふんふんはんはん聞いてるなっていうのが反省される思いですね。
今日はちょっと時間もあれなのでここまでにしておいて、残りのいくつかに関しては次回の配信で話してみようと思います。
ぜひね、自分の話をちゃんと聞いてもらった経験がない、誰かに話を聞いてもらいたいっていう思う人がいれば、私で良ければ話を聞きますので、ぜひレターとかコメントで教えていただけたら嬉しいなと思います。
ということで、今日はここまでにします。続きは次回ということで、この配信が気に入っていただけたら、いいねやコメント、フォローをお願いします。励みになります。
今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。ではでは。
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