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熊本県で震度7の地震
2026-07-29 14:45

熊本県で震度7の地震

農業、漁業、林業、工業、物流、サービス、貿易、交通など、さまざまなテーマで九州経済の今を、エコノミスト・鳥丸聡が解説します。

田畑竜介
Groooooow Up

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サマリー

熊本県で最大震度7を観測した地震発生を受け、エコノミストの鳥丸聡氏が、物流の寸断、人口増加率の高い地域での被害、そしてサプライチェーンへの影響について解説。10年前の教訓を活かし、広域的な支援と避難、そして海路の活用など、今後の課題と対策について考察する。

熊本での地震発生と鳥丸氏の体験
この時間はズームアップ。毎週水曜日は九州経済です。 昨日夕方、熊本で最大震度7を観測する地震が起きました。
これから何が必要になるのかズームアップしていきます。 エコノミストの鳥丸聡さんです。
鳥丸さん、おはようございます。 鳥丸さんは鹿児島市内で、ちょうど車を運転していまして、
目眩がするような感じで、これはいかないなと思って、左にハザードをつけて、左に寄ったら、前の車もその前の車も同じように、
左に路肩に寄って止まって、それと同時にスマホがけたたましくなり始めたという。
ちょっと先に揺れが来たような感じだったんですね。
鹿児島市は震度4っていうことだったので、震度5弱ぐらいいったんじゃないかなという感じもあるんですけれども、
特に大きな被害はこちらの方ではなかったみたいです。
今日の新聞の本来の一面トップ記事っていうのは、最低賃金の今年の引上げ目安が55円になったぞっていうニュース。
もうそんなのを吹っ飛んでしまったような感じです。
震源地の地理と物流への影響
被害の善用がまだ見えてこない状況ですけれども、今回の震源地が震度7になった浮石日川町の位置について、ちょっと確認をしておきたいと思います。
おそらく北部九州お住まいの方々って熊本まではわかるけど、その先がどんな場所なのかっていうのがよくわからないっていう方もおられるかと思いますが、
九州十貫道を南下して行って、熊本過ぎたもうちょっと先に松橋インターチェンジっていうのがあるんですけど、
あの松橋インターチェンジがあるところが浮石っていうことになる。
そのちょっと先に大きいサービスエリアで宮原サービスエリア、あそこで休憩される方多いと思うんですけれども、
あのサービスエリアがあるところが日川町っていうふうになります。
でその先が八千代インターチェンジっていった具合ですから、九州の大動脈の今ましき熊本空港インターチェンジから南で海老のインターチェンジまでが止まったまんまですから、
これ南九州への物流っていうのがしばらく滞ることになるだろうと思います。
10年前の熊本地震の時にですね、これほとんど話題にならなかったんですけれども、
震度7が2回あって、その3日後4日後ぐらいにですね、鹿児島市内のスーパーやコンビニからミネラルウォーターなくなったんですよ。
要するに供給できない、運んでこれないっていう状況だったんですよね。
だから今は例えば南九州、鹿児島あたりだと熊本大変ねみたいな感じなんですけど、実は数日後物流が滞ってその影響が出てくるっていうのがこれから考えられるかもしれないですね。
下道の国道3号は10年前同様に大渋滞がしばらく続くということになるかと思いますが、
ただ救助活動や非常用物資の搬入炉として重感度を使えませんので、下道を使うことになりますが、
被災地支援の救急車両を優先する必要があるっていうのは頭の中に私たち入れておかないといけないと思います。
人口増加地域での被害と産業への影響
先月、2025年の国勢調査の速報値が発表されたときに、九州233市町村の人口増加率上位10市町村っていうのを見たんですけれども、
それ思い起こすと九州第一の人口増加率が熊本県西原村、
昨日は震度6弱ですね。10年前は2度目の地震の時に震度7でした。
人口増加率2位っていうのが熊本市のベッドタウンでサントリーの工場が立地している鹿島町ですね。
サントリーは10年前の地震後に九州撤退が噂されたんですけれども、残っていただいた工場ということになります。
昨日の地震でこの鹿島町の震度報告されてないんですけれども、震度6弱以上だと言われています。
爆発があったイオンモール熊本ですね。現在救命活動進行中なのでそっちを見守りたいと思います。
九州の人口増加率3位っていうのが本田の二輪工場が立地する大津町。
昨日の震度は6弱ということですね。新聞報道によると工場内で地震発生時にスプリンクラーが作動して、
一部のエリアで浸水や漏水が確認されているんですけど、それ以外の大きな被害はないということで、
一応今日の夕方まで稼働を止めるっていうふうに報道されているところです。
ですから熊本県内の町村っていうのが九州の人口増加率1位から3位を占めていると。
そこで起きた地震ということですね。九州の人口増加率5位っていうのが以前から東京エレクトロンが立地していて、
今ではソニーが新しい工場を建設した甲志市。こちらが昨日は震度6弱ということで、
7位は熊本空港が立地していて、TSMC関連企業の進出が増えている益城町。
10年前に二度の震度7に見舞われたんですけれども、昨日は震度6弱だったと。
9位にTSMC第一工場。
益城町は6強ですね。
震度6強ですね。
第9位にTSMCが進出している菊代町ですね。こちらが震度5強っていうふうになっていますね。
九州の人口増加率ベスト10のうち6つの市町村が、昨日の地震で震度5強以上に見舞われたということになります。
また震度6強だった八千代市ですけれども、こちら日本製紙八千代工場で煙突が折れたりですね。
あとメルシャンの八千代工場、ここは陣や焼酎を作っているんですけれども、
特に大きな被害はなかったみたいですけど、今日は創業を停止するっていうことですね。
要するに九州の足元の元気印、シリコンアイランド九州の本丸で発生した地震ということになるので、
詳細がわかりませんけれども、何らかの影響が出てくる可能性があるっていう状況ですね。
過去の地震との比較と現在の課題
10年前の震度7の翌日、ちょうど今頃の時間帯っていうのは、九州に住む私たちは何喋ってたかっていうと、
昨日の揺れすごかったねってお話してたわけですけれども、その時誰もその日の深夜にもう一度震度7が来るなんてですね、
本心が誰も予想していなかったっていうことです。
これ今はもう大変な緊張状態に熊本の方々が置かれている状況だろうと思います。
10年前の震度7との決定的な違いっていうのは、10年前7月中旬でしたけれども、今回7月下旬ですから猛暑日と熱帯が続く中の地震で、
しかも指定されていた避難所自体が停電や断水に見舞われているっていうことですから、
広域的に支援したいと、同時に広域避難をしなきゃいけないっていうことですね。
だけどどのルートがどう使えるのかっていうのが今のところよくわからない状況ですね。
10年前の熊本地震の時っていうのは、あれをきっかけとして返礼品なしのふるさと納税の代理事務の受付っていうのが10年前に始まったんですよね。
被災した自治体っていうのは、ふるさと納税で寄付されても事務処理ができない状況ですから、全国各地の自治体が手を挙げて、
うき氏の分はうちが代理でありますっていうのがもうすでに始まっていて、うき氏、先ほどちょっと見たらうき氏、ひかわ町、八代氏、鹿島町などへの支援金の寄付金の受付が始まっているようです。
プッシュ型の支援物資搬入っていうのも10年前の熊本地震から始まったんですけれども、今回もそのノウハウがふんだんに活かされるっていうことにはなるはずですね。
広域移動と支援物資搬入の手段
産業名の影響っていうのが、本当に何がどうなるかよくわかんないのが、10年前のちょうど今頃、7月下旬、2度の震度7から3ヶ月以上経過していたんですけれども、
某輸入車、ドイツ車なんですけれども、カタログの中にオプションで、ヘッドアップディスプレイって言って、フロントガラスに速度だとかカーナビなんかを映すオプションが載ってたんですけれども、
そのカタログのその部分、ヘッドアップディスプレイのところだけ白いシールが貼られてですね、消されていたことがあって、何でだろうと思ってその時調べたら、そのヘッドアップディスプレイの部品の部品を作っていたのが、
当時熊本地震で一時生産を中止していた被災工場だったっていうことがあって、だからどこにどんな影響が出ていくのかっていうのがですね、今のところよくサプライチェーンっていうのがめちゃくちゃ複雑に絡んでいますので、
自動車産業や電子部品産業なんかへの影響っていうのが、どこでどの程度現れてくるのかっていうのが、今のところわからないっていう状況ですから、しばらくはだからこの情報をですね、きちんとキャッチするっていうところで、いろんな経営計画なんかはちょっと考えていかなきゃいけないなっていう感じですね。
どうしても福岡と鹿児島の間を移動したいという方は、新幹線も今熊本以南止まってますし、縦貫道使えないっていうことですので、私10年前は実は2往復したのが飛行機。福岡空港と鹿児島空港の間を、飛行機は飛んでますので、こちらを利用して移動するっていうのと、あと物資を搬入するときは海を使うっていうことですよね、九州。
熊本港とか、鹿児島港が今回どの程度被災しているのか、今のところわからないんですけれども、海から支援物資を入れるっていうですね、そういったのも積極的に考えていきたいなと思っています。
やっぱり、のと半島地震の時もそういう物資の支援というのが大変苦労しまして、特にルートが少なかったっていうのもありましたけど。
半島の先端というのはどうしても行って帰るってこれしかできないので、厳しいんですよね。
そこからすると駒本もね、今ちょっとまだ道の状況は決して良くはないんですけど、何とか海も含めてですね、ルートを作って早く支援がね、届くといいですよね。
そうですね、福岡からだと真四季駒本インターまでは来られるようですから、そこを起点として何とか救援物資届けたいっていう感じですね。
まずは北から届けた方が良さそうな感じですね、今はね。
だと思います。
まとめ
わかりました。鳥丸さんありがとうございました。
ありがとうございました。
この時間はズームアップ。水曜日はエコノミストの鳥丸佐藤さんでした。
14:45

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