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2025-06-15 12:06

「ウンがついたね」で上手いこと言った感じにするな#50

30代男性B型はウンがついたねという気休めについて考える

サマリー

このエピソードでは、鳥の排泄物が体にかかる出来事をポジティブに捉える「ウンがついた」という考え方に焦点を当てています。また、偶然の中で運命を感じる解釈や、新たなアクティビティ「鳥待ち」のユニークな発想が展開されます。

鳥の排泄物とポジティブ変換
皆さんは、鳥の排泄物が体についてしまったことってありますかね?
僕は高校の通学中にひっかけられたことがありますし、僕の友人はバーベキューでお肉を取ろうと手を伸ばしたら、その手に排泄物が落下してきたみたいなこともありました。
このようにですね、街を歩いていて空から落ちてきた鳥の排泄物がかかってしまった時に、
ウンがついたってポジティブ変換する風潮あるじゃないですか。 あーれ、あの汚くないですか。
鳥の排泄物が体についてしまうっていうショッキングな出来事に対して、気分が落ちないように縁起のいいものだとみなすっていうのはわからなくはないんですけど、
よりにもよって、ウンって気休めにも程があるなっていうか、
一度想像してみてほしいんですけど、肩にね、鳥の消化器系を通過したピュアな排泄物が落ちてきて、それに対してウンがついたねって励まされてプラスに感じ取れるのだろうかと。
ウン。ウンっていうのがキツイんですよね。
今日はちょっとこれについてしっかり考えていきたいんですけど、 これポジティブ変換が無理やりすぎておかしなことになっているんじゃないかなって思うんですよ。
もしかしたら過去にね、素敵な紳士が鳥の排泄物を落とされた女性を見かけて、 とっさにウンがついたんですねってひねり出した励ましの言葉だったのかもしれませんけど、
これだったらまあまあギリ許容できるんですが、 今はもうハンバーガーにはコカコーラみたいに、鳥の排泄物にはウンがついた。
まるでベストアンサーだっていう感じで言われているじゃないですか。 これはどうなんだろうかと。
ウンって、なんかそれベストアンサーにしてはみたいな。 ウンっていうのはね、あの…
だからこれ、もう少し現実に寄り添った解釈ができないかな。 辛い出来事をよく捉えるってこと自体はとっても素敵なことなわけですから、
考え方を変えてみればいいわけですよね。 例えば、宇宙的確率をすり抜けて選ばれた存在であるって考えてみるのはどうでしょうか。
一羽の鳥が飛び、一定の角度、一定の速度、一定の空腹具合、一定の蝶の動きによってたまたま発射される。
さらにそれが重力とか大気の流れとか風速とか歩行速度とか、数え切れない要素が組み合わさった結果、
奇跡的に肩に命中しているわけですよね。 もはやこうなると、ただの偶然とは言えませんよね。
鳥の排泄物っていうのはその瞬間に運命をつなぎ合わせた運命の雫っていうふうに言えるわけですよ。
このように考えると、ただ不快なだけの出来事がちょっとした非日常体験に消化されるわけですよ。
肩に鳥の排泄物が落ちたときは、「なんという重力の気まぐれ、運命の雫が私の肩に!」ってつぶやいて胸を張ることができるんですね。
運命の雫と解釈
運命の雫を受け取るっていう非日常体験、それがささやかな幸福となり得る。
この解釈をさらに押し進めていくと、僕たちの幸福は鳥の排泄物を迎えに行くことで達成され得るんじゃないかと。
ここでね、皆さんもしかしたらこう思ったかもしれません。
あくまで偶然排泄物がついてしまったときに、宇宙的確率をすり抜けたと解釈できるのだから、
迎えに行く、つまり鳥の排泄物が付着する確率を上げに行ってしまったら、それは本末転倒なんじゃないかと。
そう思われる方もいるかもしれませんね。
ただ、僕らが選択している行動のすべてっていうのは、様々な物事との関係性の上で成り立っているわけじゃないですか。
言い換えるのであれば、運命によって僕たちの行動すべては決定されているわけです。
今日カレーライスを作るのも3日前にカレーのCMを見たからで、そのCMがその時間に流れていたのは、
そのね、日の特番のスポンサーが食品会社だったからで、すべて細い穴をくぐり抜けて、結果として現れているわけですよね、僕たちの行動のすべてっていうのは。
ってことは、これ裏を返すと、すべての選択は運によって決定されている。
そのために僕たちが様々な工夫を凝らして、鳥の排泄物を迎えに行っていること、
それ自体も運命の雫に導かれているっていうふうに言えるわけですよ。
その日を眠るだけで終えても、お出かけをしても、ゲームをしても、すべて天文学的確率によって導かれた結果なんですけど、
であれば、その中で一番充実感を覚えうる、運命の雫を掴み取るっていう営み、これを選択することこそが、人生で最も幸福度が高まる行為なんじゃないでしょうか。
大自然と僕たちをつなぐ幸運なコラボレーションの機会が目の前に転がっているのならば、
それを掴みに行くことこそが、本当の意味で運命の雫を手にするっていうことなのではないでしょうか。
グッドラックスポーツのアイデア
そう考えた時、一つの新たなアクティビティが立ち上がるのを皆さんお分かりでしょうか。 そうですね、鳥待ちですよね。
鳥待ちっていうのは、木々の生い茂る公園に赴いて、頭上に鳥が止まる枝を見定めてね、 静かにその下でじっと待つ、ただそれだけの行為です。
受動的ではない、能動的な運命の招き入れ。 運命の雫をこちらから迎えに行くこの心意気こそ、鳥待ちの真髄です。
鳥たちはね、でも自由気ままですから、こちらの糸など、そしらぬ顔でさえずります。 そこに自然と人間の静かな駆け引きが生まれる。
自然とのコラボレーションが生まれる。 落ちるのか落ちないのか、受け取るか受け取らないか、鳥待ちっていうのは究極のアクティビティになるんですね。
次第に鳥待ちは競技としての色を帯びていきます。 スポーツデポに行けば鳥待ちコーナーに鳥待ち装備が売られている。
例えば鳥待棒。特別な防水加工が施されていて、運命の雫を正確に受け止めるため、 中央にターゲットマークがプリントされているんですね。
競技化された鳥待ちっていうのは、帽子の中心に受け取ることが高得点とされているじゃないですか。 だからまあそういうふうなものが売られていたりだとか、
ルールも多岐化してて、同時に2羽からの雫を受け止めた場合、 スコアが倍増するダブルヒットボーナスがあったり、受け止めた時に自然への経緯が顔に現れているかどうかの表情ボーナスみたいのもある。
選手たちも真下派、斜め派、見上げる派と竜派によって様々な戦略を使い、 競技人口増加のために代々木公園でカクツキですけども
ジュニア鳥待ち体験っていうのが開催され、 町に生息する小型の鳥による初めての運命の雫体験ができる。
こういうふうな広がりを見せていくわけですね。 こう考えると演技の良いものと競技っていうのはとても相性が良いのかもしれませんね。
毎年開催される福男選びあれあるじゃないですか。 あれもただ演技が良いことをつかみに行くために、
けがも厭わず様々な戦略を持って福を取りに行ってますよね。 競技においては得点を入れたりタイムを縮めたりみたいな、それが達成された時に
カタルシスみたいなものが用意されている必要があると思うんですけど、 演技の良さはその要項を満たしているかもしれませんよね。
こういう構成のスポーツっていうのがこれから流行ってもおかしくないなって。 いわばグッドラックスポーツですね。
演技をつかみに行くことで快感を得るスポーツ。グッドラックスポーツ。 例えば茶場シラー選手権。
どの茶葉を使い、どの急須を使い、どの温度で沸かすのか。 ここまでだったらただ美味しいお茶を追求しているに過ぎませんが、
ここから茶こしの中に茶葉をどのように配置するかのフォーメーション論みたいなものが出てきたり、
あとは競技としてね、玉露の実を使用した場合の茶柱の立て方みたいな条件線とかも出てきて、 これまたね人気を博しそうですよね。
四葉のクローバー探しだって、四葉のクローバー探し協会が立ち上がって、 審判とオーディエンスと応援歌があれば立派なグッドラックスポーツになりますよね。
テレビ中継される様は一面に広がるクローバー畑が映し出されて、 そこで一心に四葉を探す選手たち。
これをね土日、 ゴルフの中継を見るような感じで見る、そんなね休日の過ごし方あってもいいんじゃないでしょうかね。
四葉が見つかると拍手が起こって、たまに見つかる逸葉に、 オーディエンスのおじさんたちはそれまで静かだったのにのぶとい声を上げて喜んだり。
当然部活動も立ち上がりますから、四葉のクローバー探し部っていうのは良いクローバー畑に合宿して、 日がな一日中四葉を探し続けるわけですよね。
趣向を変えて、初夢バトルもいいですよね。 一富士二鷹三夏日、四王ギゴタバコ六座島と、あらかじめこんなにルールが整備されていますから、
何日も前からそれらにまつわるものを見たり聞いたりして、 脳の情報をできるだけ縁起の良いものに占めた状態で、あんまり眠りが深すぎると夢ってね見られないって言いますから、
レムスイミーのために寝心地の悪い毛布なんかが、初夢バトルのオープンチャットで共有されて、 この毛布吸水性がなくてめちゃくちゃ寝にくかったよって、それによる需要が高まってね。
まさかの粗悪な毛布を作っていた会社が大儲けみたいな、 そんなストーリーシナリオすらね、思い浮かんできますよね。
皆さんもこのようにね、縁起の良いことを見つけたら、これもスポーツ化できるんじゃないか、 グッドラックスポーツになり得るんじゃないかって、そういうのを考えたりだとか、
そんな動きをしてもね、いいんじゃないでしょうか。 はい。
皆さんもね、鳥の排泄物が体についてしまったときは、これは運命の雫なんだと、 これはグッドラックスポーツの先駆けなんだと、そう思うことによってね、精神状態を安定させていただければなと思います。はい。
それでは、今日も… 今日ひどいな。
今日も変な話でした。ご静聴ありがとうございました。 タヤマでした。
ピーガタラジオ
12:06

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