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2023-02-12 08:23

#129 SCP-1103-JP - 鯨鯢の腮に懸く

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紹介SCP

Author: usubaorigeki
Title: SCP-1103-JP - 鯨鯢の腮に懸く
Source: http://scp-jp.wikidot.com/scp-1103-jp
Year of creation:2019
CC BY-SA 3.0

SCP財団とは: https://ja.wikipedia.org/wiki/SCP%E8%B2%A1%E5%9B%A3

©︎SCP財団 http://ja.scp-wiki.net/

#SCP #オカルト #朗読
00:04
スピーカー 1
アイテム番号 SCP-1103-JP オブジェクトクラス ユークリット 特別収容プロトコル
SCP-1103-JPは、常に水中で活動することと自然消滅する性質から、個体の把握・監視は行われません。
スピーカー 2
SCP-1103-JPが腐敗する様子がネット上などにアップされるなどした場合に、異常性の情報が拡散されるのを防いでください。
スピーカー 1
SCP-1103-JP-Aは、可能な限り回収し、収納された水死体の情報を記録後、サンプルとしてサイト81に一時的に保管されます。
保管するSCP-1103-JP-Aは10機までとし、超過した分は焼却処分してください。
収納されていた水死体は、通常の方法で納体袋ごと火葬を行ってください。
大規模な海難事故などの情報を収集し、水死体が集まることが予測される地点を複数設定してください。
設定された地点には特別回収チームが組織されます。
説明
SCP-1103-JP-Aは赤棒クジラのように見える、全長7m前後の生物的実体です。
体内に木管、木棺、
以下、SCP-1103-JP-Aと呼称が収納されています。
SCP-1103-JP-Aの存在により、
比尿器、生殖器、内分泌器、呼吸器、消化器系を有していないにも関わらず活動することが可能です。
また、死優ともに歯を持ちません。
ある程度原型を留めた人間の水死体のみを選んで接触する習性があり、
未知の方法で体内のSCP-1103-JP-A内に収納していると考えられます。
腐敗が進行した死体を優先する傾向があり、水面に浮いている死体を接触した例は確認されていません。
水死体を探すため、常に潜水を繰り返しています。
接触する水死体を何らかの方法で区別しており、同じ死体を複数個体が接触することはありません。
水死体の50%以上を接触後、SCP-1103-JPは自発的に海面に浮上します。
SCP-1103-JPは浮上後、約10分後に急速に腐敗し、完全に消滅します。
03:01
スピーカー 2
現在、世界中の海域に生息しており、全生息数の把握は困難です。
スピーカー 1
SCP-1103-JP-Aは230×70×70cmの木棺です。
材質はモミであることが判明しています。
形状は平緩・平らな棺に近く、蓋部分は平らです。
SCP-1103-JP-Aが人間によって開封されるまで物理的影響を受けず、蓋が自然に開くことはありません。
内部に可燃性の脳体袋が存在し、SCP-1103-JPが接触した水死体が収められています。
開封されるまで、SCP-1103-JP-Aは強い浮力を示します。
側面部に、内部に収納されている水死体の名前、死亡推定時刻、出身地と思われる情報が英語で刻印されています。
保位、継続的な観測により、SCP-1103-JPの多くの個体に共通して、体のどこかに英語の文章が刻まれた白い傷跡があることが新たに判明しました。
確認されたすべての例で、以下の文面が確認されています。
The pain of parting is nothing to the joy of meeting again. 別れの痛みは再会の喜びに比べれば何でもない。
鯨、人工、動物、容器、文字入り、木製、死体、水性のタグが付いています。
一番最後の英語の文、「別れの痛みは再会の喜びに比べれば何でもない。」はタグが付いています。
イギリスの小説家、チャールズ・ジョン・ハファム・ディケンズ氏の名言として知られています。
水難事故等で亡くなった水死体を回収して、棺に納管し、発見されやすいように浮力を与えという感じかな。
海の葬儀屋さんと言ったらちょっと結構いいですけど。
スピーカー 2
常に水中で活動することと自然消滅する性質から把握監視は行われません。
スピーカー 1
特別この水死体には異常性はなさそうですね。報告されている限りでは。
クジラのように見える生物がいて体内に木でできた棺があると。
その他臓器等はありません。死優ともに歯を持ちません。
スピーカー 2
原型をある程度留めた人間の水死体のみを選び接触。
06:03
スピーカー 1
何らかの方法で体内の棺に収納。
腐敗が進行した死体を優先する傾向がある。
これ以上腐敗してしまうと、親族の方とかが確認できない状況になっちゃうから、その前にということかな。
睡眠に浮いている死体を接触した例は確認されていません。
やっぱり発見されにくい。水中に沈んでしまった遺体を見つけやすいようにという認識で割ってるっぽいな。
水死体の50%以上を接触後。
水死体の50%以上を接触後。
自発的に海面に浮上。
浮上後約10分後に急速に腐敗。完全に死亡。
スピーカー 2
浮上後約10分後に急速に腐敗。完全に消滅。
全部食べ終わった後とかじゃないんだな。
スピーカー 1
形状は平らな蓋でできている棺。
人間によって開封されるまで物理的な影響を受けない。
壊れない。
し、自然に開くことはない。
スピーカー 2
内部に可燃性の脳体袋が存在。
スピーカー 1
開封されるまで強い負力を示す。
全部には水死体の名前、死亡推定時刻、出身地が英語で刻まれている。
鯨そのものに英語で別れの痛みは喜びに比べれば何でもない。
再会の喜びに比べれば何でもない。
スピーカー 2
と書かれている。
なんかハリポタみたいなファンタジー系でいそうなSCPですね。
スピーカー 1
ではまた次回。お疲れ様です。
ご視聴ありがとうございました。
08:23

コメント

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