1. SCP話
  2. #95 SCP-2822-JP - 手と手を繋..
2022-09-16 14:03

#95 SCP-2822-JP - 手と手を繋げたら

spotify apple_podcasts youtube
紹介SCP

Author: kyougoku08
Title: SCP-2822-JP - 手と手を繋げたら
Source: http://scp-jp.wikidot.com/scp-2822-jp
Year of creation:2020
CC BY-SA 3.0

SCP財団とは: https://ja.wikipedia.org/wiki/SCP%E8%B2%A1%E5%9B%A3

©︎SCP財団 http://ja.scp-wiki.net/

#SCP #オカルト #都市伝説

00:05
スピーカー 1
アイテム番号 SCP-2822-JP
スピーカー 2
オブジェクトクラス ユークリッド
特別収容プロトコル
スピーカー 1
SCP-2822-JPは、その異常性発生の条件より、強硬的な収容を行う必要性がありません。
スピーカー 2
SCP-2822-JP発生の可能性がある人物は、下下手術により指定部位の切除が行われた上で、定期的な監視が行われます。
スピーカー 1
現在、SCP-2822-JPの影響を受けていると考えられるコミュニティは監視体制に置かれ、
スピーカー 2
SCP-2822-JP行使対象の移動は阻止されます。
スピーカー 1
説明
SCP-2822-JPは、特定の形質を持つ知的生物、以下対象が行う一連のジェスチャーによるキネとグリフです。
スピーカー 2
形態としては、上肢に当たる部位と指に当たる部位を使用して行うものであり、一般的な人においては、両手を握手するように組み合わせると表現されます。
SCP-2822-JPがキネとグリフとして有意な影響を及ぼすためには、対象が以下の形質を持つことを必要とします。
二足歩行を行う。頭部に一対の角が存在する。
足指が存在しない。もしくは歪め等の器官に置換されている。
スピーカー 1
即死って読むのかな、これ。足の指。
スピーカー 2
このため、原生人類においてSCP-2822-JPが発生する可能性は著しく低いと考えられますが、過去の事例及び伝承等において類似した存在の事例が確認されています。
スピーカー 1
SCP-2822-JPが発生した場合、対象の半径100mに存在する知的生物は、対象へ強い宗教的信仰心を覚えます。
スピーカー 2
この影響はクラスA記憶処理、もしくは影響範囲を長期間離脱することにより排出することが可能ですが、フラッシュバックの事例が確認されており、完全な治癒にはいたりません。
SCP-2822-JPによって発生する宗教形態は一定しませんが、以下の内容が共通点として挙げられています。
SCP-2822-JPを宗教的儀礼として最高位に位置付け、日常的に同様の動作を行う。
対象が自身らの上位存在であり、信仰対象であると主張する。
信仰者以外のコミュニティに対しては排他的である。
03:02
スピーカー 2
極端な禁欲主義である。
これらの特徴を有することから、多くの場合、SCP-2822-JPによって発生した信仰者は、信仰者同士でカルト的傾向を持ったコミュニティを形成し、周囲から孤立する傾向にあります。
スピーカー 1
SCP-2822-JP実例
スピーカー 2
SCP-2822-JP-24
スピーカー 1
SCP-2822-JP-24の発生は、兵庫県市に存在したGOI-9519ライフラフトの小規模コミュニティが宗教法人の設立手続き申請を行ったことにより調査され、発見されました。
該当団体における対象以下、SCP-2822-JP-Aは拘束された上で、SCP-2822-JPの発生を強制されている状況にあり、ひどく衰弱していることが確認されています。
スピーカー 2
この状況と、GOI-7424内の他コミュニティによる要請を受け、SCP-2822-JP-Aの収容作戦が検討されています。
以下は、SCP-2822-JP-Aを中心としたコミュニティより救出されたGOI-7424構成員に対するインタビューです。
聴取記録 2822-JP 2000年代 担当者 渡辺研究員 対象 金本 氏 GOI-9519ライフラフト構成員 再生開始 事実確認のため省略
渡辺研究員 では金本さん、話せる範囲で構いません。どうしてあのような状況に陥ったのかを教えていただけますか?
金本氏 あ、はい。私たちのコミュニティが彼を見つけたのは、だいたい8ヶ月前ほどでしょうか。
スピーカー 1
仲介者らが察知して、最も近い私たちのコミュニティに保護を頼んできたんです。
スピーカー 2
渡辺研究員 砂浜に漂着していたとか
スピーカー 1
金本氏 そうです。とりあえずその場では一般的な応急処置を行って、医療が整っているコミュニティに協力を仰ぎました。
そのおかげで何とか意識も戻ったんですが、彼は我々とは発生期が違ったため、医師の疎通が困難だったんです。
一応一部の文化に共通点はあったようで、私たちに敵意がないことはわかっていたようでした。
06:02
スピーカー 1
不安そうではありましたけど、攻撃するようなことはありませんでした。 渡辺研究員
スピーカー 2
確かにそれは困難だったでしょう。私たちは発話によるコミュニケーションを主に行いますもんね。
スピーカー 1
金本氏 そこで医師疎通を試みようと様々な方法が考えられました。
外見からも現代社会に溶け込むことは困難でしょうし、せめて私たちとくらいは協力できるようにと。
彼自身も私たちが何をしているのかなんとなくわかっていたんでしょうね。いろいろな方法に付き合ってくれました。
それがどうして? 渡辺研究員
金本さん、話しづらいのであればまた次の機会でも構いませんよ。 金本氏
いいえ、大丈夫です。話を戻しましょう。 何ヶ月かかけて様々な方法を用いたところ、結果としてシュワーが彼の文化と比較的類似していたんです。
それを使って会話をしてみようという話になりました。 私は彼とシュワーを使ってコミュニケーションを取り始めました。
細かいニュアンスはまだまだでしたが、いくつかの単語や表現が一致し始めて、 みんなで良かったと言い始めていたんです。
彼も喜んでいて。 だから私たちは教本に載っていたジェスチャーを、彼はわかっていなかったのかもしれませんが、
スピーカー 2
そのジェスチャーを。 渡辺研究員
スピーカー 1
金本さん? 金本氏、その時、私たちは彼を讃えなければならないと思い至ったのです。
彼は素晴らしいものです。 私たちが共に存在できるものではありません。
彼には全てを捧げなくてはなりません。 彼に触れることは許されません。
スピーカー 2
彼が話すことを許せません。当然じゃありませんか。 彼こそがこの世界の在り方であり、このジェスチャーが福音なんです。
スピーカー 1
金本氏が両手を握手するように組み合わせる。 渡辺研究員、インタビューを終了します。
再生終了。 SCP-2822-JPが発生するジェスチャーは、日本手話において一般的に
スピーカー 2
友達を指すものであり、広く使用されていますが、 原生人類が上記の特徴を持ち合わせないことから、強硬的な収容は行われていません。
スピーカー 1
ライフラフト・儀式・宗教・精神・影響 注釈が2つ
スピーカー 2
特定の動作やジェスチャーを実行した際に発生する物理的および精神的な異常効果
一番どれだ 一番
スピーカー 1
キネトグリフ 特定の動作やジェスチャーを実行した際に発生する物理的および精神的な異常効果
09:06
スピーカー 1
キネトグリフって言うんだ。 二つ目、何らかのイベントによって漂着した他世界に起源を持つ知的生命体の
誤助組織 ライフラフト
スピーカー 2
他世界に起源を持つ知的生命体の誤助組織 金本さんもじゃあ異世界人ってこと?
違うか誤助組織だから別に この人たちは普通にこの世界の人か
他世界から来た知的生命体がこの地球で生きていけるように助ける組織っていうだけか
スピーカー 1
特定の形質を持つ知的生命体が行う一連のジェスチャーにおけるキネトグリフです
現象ですね手話における物理的または精神的な影響のこと 形態としては上指にあたる部位と指にあたる部位を使用して行うものであり
一般的な人においては両手を握手するように組み合わせる 手話でいう友達のジェスチャーに近いもの
スピーカー 2
SCP-2822-JPがキネトグリフとして有意な影響を及ぼすためには対象が以下の形質を持つことを必要とします
二足歩行で頭に角が2つあって足の指がないまたは歪めなどになっている そういう知的生物が
腕を組んだら起こる現象その腕を組んだ対象を 宗教の信仰対象として崇められてしまう崇めてしまう
スピーカー 1
小規模コミュニティが宗教法人の設立請求を行ったことにより調査され発見されました 当該団体における対象は拘束された上で
スピーカー 2
SCP-2822-JPの発生を強制されている状況にあり 酷く衰弱していることが確認されています
腕組んだ状態で 固定されたってことですね
この状況とGOI-7424内のタックコミュニティにより要請を受け
はぁはぁはぁ
ライフラフトが 誤助組織であるライフラフトがいろんな世界から来た知的生命体
スピーカー 1
の住む小規模の村のようなものがいくつかあって その中の一部分でこの現象が宗教現象が発生してしまって他のコミュニティ
スピーカー 2
他の知的生命体がなんかあそこおかしいよ 調査してみてくれないっていう要請を受け
12:00
スピーカー 2
SCP-2822-JP-A 信仰対象となっている人の収容作戦が検討されています
スピーカー 1
以下はSCP-2822-JP-A 神様ポジションの人を中心としたコミュニティより救出された
スピーカー 2
GOI-7424構成員に対するインタビューです 仲介者らが察知して最も近い私たちのコミュニティに保護を頼んできた
発生することができなかったというか発生器が違うため意思疎通が困難でした 一部の文化に共通点はあり敵意がないことがわかった
スピーカー 1
意思疎通を試みようとした結果手話が良いとなった 彼も喜んでいてだから私たちは教本に載っていたジェスチャーを彼は分かっていなかったのかもしれませんが
スピーカー 2
その友達のジェスチャーをその時私たちは彼を称えなければならないと思い立ったのです もうやった瞬間に出てくるんだな
スピーカー 1
その現象が 原生人類が蒸気の特徴を持ち合わせていないことから
スピーカー 2
角が2本と足の指がないまたは歪めになっているんですね 強行的な収容は行われていません
スピーカー 1
現象なので収容しようがない現状ではあるものの この次元に普通に存在する人間
スピーカー 2
には起こり得ない現象現状は なので特に心配はないんじゃないかと
その多次元世界から来た人たちには あれだけど
とりあえずはいいんじゃないかという感じのやつですね 可哀想
ではまた次回お疲れ様です
14:03

コメント

スクロール