新秩序条約の概要
SCP-CN-590 穂井五 秘氷寺内にある私が書き綴ったというか、集めたファイル2まで読みましたね。今回はファイル3から読んでいきます。
前回の最後の方に、なんか中国語の漢字があるんですよねって言ってたんですが、これ金手鉱山と読むらしいですね。
では、ファイル3 金手鉱山 あー美しき国土 括弧オプション
読んでいきます。 新秩序条約 抜粋
第三次世界大戦後の世界の体制を鑑み、戦後の混乱を収集し、全人類共同の呼び声たる新秩序の建設を完遂すべく
語形と人類共同発展の原則に基づき これなんだ?草冠に糸の上の部分2つ。初めて見る感じですね。
ここに へぇー
人類共同発展の原則に基づき、ここに財団同盟により当条約を起草し制定する。
当条約の最終解釈権はSCP財団に帰属するものとし、憲法をただし非公式的なものとし、憲法の性質を有するものとする。
当条約は反腐の即日より有効である。 1
条約内容要約 条約内容要約
1つ。 全ての政権はSCP財団、通称SCPCN財団に帰属するものとする。
2つ。元西ヨーロッパ及び北アフリカ後製国からなる
シン・ローマ二級連邦を創建する。 後製国の詳細は付録を参照のこと。
3つ。 元ソビエト社会主義共和国連邦後製国及び東ヨーロッパ後製国の一部からなる
東ヨーロッパ二級連邦を創建する。 後製国の詳細は付録を参照のこと。
4つ。 元北アメリカ後製国からなる北アメリカ二級連邦を創建する。
後製国の詳細は付録を参照のこと。 なお、当連邦では民族・人種で行政区画を区分するとし、各行政区画はシン・ローマ及び
東ヨーロッパ二級連邦を構成する元独立国と同等、続国級の行政権を有するものとする。
中略。 12。全ての二級連邦からなる地球一級連邦、すなわち世界世界連邦を創建する。
世界連邦の政府はSCP財団、通称SCPCN財団が兼任するものとする。 世界連邦政府の指導者の任命はSCP財団内における選抜規定を踏襲する。
正式な世界連邦憲法は各二級連邦と財団と共同で制定される。 13。SCP財団は世界連邦の政府を兼任すると同時に、完全な主権を有するものとする。
いかなる二級連邦や続国もSCP財団の運営に干渉できない。 各地の財団サイトは同時に世界連邦政府の地方政府、
支部の職能を有するものとする。 14。南極は世界連邦の下級行政区画とし、世界連邦政府の直轄とする。
15。各国の公民は元からある国籍を創出し、世界連邦の公民となる。
16。世界オカルト連合GOCを解散し、その施設及び厚生院はSCP財団の管轄となる。
施設及び重要人員の詳細は付録を参照のこと。 17。国際連合のすべての施設及び厚生院は世界連邦政府の管轄となる。
施設及び重要人員の詳細は付録を参照のこと。 18。戦後のすべての核装備及び半物質装備は世界連邦政府に上納され廃棄される。
各続国における核技術及び半物質技術の研究機関の設立はこれを固く禁ずる。
19。元からある各国の研究機関は世界連邦政府直轄の研究機関となる。 研究機関の従業員は従来の所属機関に勤めるものとする。
世界政府の運営
20。戦時中、甚だしい被害を受けた地域は地球連邦の許可の上、アノマリーによる復旧を可能とする。
ただし、SCP-2000など条約の付録に記載されるターミエルクラスオブジェクトの使用は不可とする。
中略。 25。
SCP財団はSCP-CN財団と名を改めるものとする。 全財団サイトのうち、サイトCN01から始まる元SCP財団CN支部所属のサイトは名称を変更しない。
サイト01から始まる元本部所属の全サイトは名称にCNを追加し、番号は元CN支部の最大サイト番号の後に続くものに変更する。
その後の支部のサイトは同様に前期のルールで名称番号を変更し、CNへ編入される。
同時に元SCP財団が保有するすべてのオブジェクトも前期のルールでアイテム番号を変更する。
支部の名称変更順序及び特記事項は各条約の付録を参照のこと。
当約間は059が自由に通常の権力を行使できなかった時期に際し、SCP財団本部及び他支部が行った嫌がらせや孤立などの行為に対する制裁措置である。
他のSCP財団管理層には尊重の意を示すために意見を求めたが、前回一致で採決された。
ただし短時間内で監修を改めるのが難しいことを考慮し、名称の懇用を可能とする案も採決されている。
中略 29 各国はSCP財団に運営資金を提供する義務があるものとする約束など。
当条約の一部の約束は憲法成立後も有効である。詳細は付録を参照のこと。
30 戦勝側、戦に勝った側、SCP財団同盟の強い保障により先輩側、各国政府、財団反乱軍同盟は当条約の内容をすべて了承しなければならない。
当条約の内容に異議を唱えた場合、その責任を負うものとする。
SCP財団同盟、2271年4月21日、ジュネーブにて、世界を統治したんですね、ここで、CN支部が。
では、メール報告書かな?
ウージュ秘書長、セキュリティクリアランス検知ミームが作動中です。予期せぬ被害を防ぐためにアクセス権限のない閲覧者は10秒以内に当ページを離れてください。注意、当コピーはミームを除去しています。
確かに君の言う通りだ。私が方向を間違えたのだ。
ならこうしよう。 スカンディナビアをヨーロッパ連邦から分離させて、ポーランドとドニエプルガは異性のルーシュ連邦とに統合させて、シン・カルマル二級連邦にする。
ヨーロッパ連邦とルーシュ連邦の政治家どもめ、潔沢して無本だと? 所詮は私の座に座りたいだけだろう。
手を組んで私を引きずり落としてから、また内輪もめを再開するに違いない。
奴らには本当の意味での世界征服という夢を叶える機会を与えてしまったものだ。
あいにく財団を制約し得る政府も要注意団体ももう存在しないのだからな。
奴らはまだ私が手を出せないとでも思っているのか? 今や恐れるに足りるものは何一つない。
退路も考えなくてよい。全ては思うがままに。 この件は君に任せる。一人残らず終了しろ。
武器を藩、地方、政府軍にでも渡して、あの政治犯どもを煮るなり焼くなり好きにさせるのだ。
我々の手を汚すまでもない。 遊び飽きたらそのまま銃を撃たせても構わない。
元からある組織を粉砕して権力欲に溺れた連中を新たな権力配分の場に置いておけば、自然と反抗がなくなる。
最初のところは混乱に落とし入れれば落とし入れるほど、連中は権力争いに夢中になり、反抗どころではなくなるだろう。
最後に国勢調査をするように。 私の見込みだと戦後はもう10億人ぐらいしか残っていないだろう。
そして他の12人は捉えておけ。今すぐだ。 今日という日に彼らが法廷で跪く姿を見ることを楽しみにしている。
私が法壇に座る法廷に。 あの時私が味わった屈辱と苦痛を彼らにも味わわせてくれる。
それが終わったら名義だけの参謀部にでも放り込んでおけ。 私を脅かし得る材料が全てなくなっているが、彼らのO5としての身分はそのままにしてやる。
契機を終えた私が彼らに傀儡をやらされる時の思いも味わわせてやらなくてはなぁ。
ああそうだ、あともう一つ非常に重要なことがある。 GOCの色相には目を光らせておけ。
世界連邦の成立後、GOCが我々の名義をかざしてかき回し、我々の地位に挑んでくることは前から懸念していた。
せっかく彼らのことを解散したのだ。 これ以上の面倒は避けたい。
指導層をしっかりと見張っていてくれ。 GOCの研究員も一般職員にも、サイト管理官あたりに見張らせておけ。
彼らのことは養殖に置いてはいかん。 危険性の高いSCPや重要なSCPの管理区画にも置くな。
むしろアノマリンに関わらない役職が妥当だ。 総務やネットワークセキュリティとかな。
そしてくれぐれも覚えておくことだ。 地方の税金は着服するな。
財団の運営は真秩序条約に規定されている各族国の資金提供だけで十分な状態にある。 行政も実質二級連邦に完全に任せた形だ。
金銭にはさほど困っていない。 税務は勝手にやらせておけばいいのだ。
ちなみに財団はそろそろ明るみに出てもいいと思う。 人類は世界に絶望する、などとザレ事は言うでないぞ。
人類の世界観はすでにWW3で揺るがされていたのだ。 もう一遍揺るがしたところで大したことではない。
ヴェールを完全に下ろせばカバーストーリー用の予算はだいぶ省けるぞ。 なかなかの額だ。
以前はあの恥知らずどものように投資とかやっていなかったからな。 規模が大きいアノマリーに割り当てられた予算の統計表を見るとレベル4管理官たち以上にもったいないなと思ったものだ。
財団のために今は節約できるところは節約した方がいい。 無論、あのきっかいなアノマリーたちのことだ。
ゆっくりと慎重にことを運ぶように。 あまり波風を立てるなよ。もう秘書長にもなっているのだ。 私を失望させるな。
秘書長といえば、ああ、アゼクラ君のことは誠に残念であった。 あの子にはこの日まで生き残って欲しかった。
計画のことはあの子に知ってほしくはなかったが、結局知られてしまい、案の定こんな私を受け入れてくれなかった。
しかし、なぜよりにもよって自殺を図ったのだ。 精神がまいって自殺しなかったら、私についてきてくれていたなら、今頃は秘書長が二人いたのかもしれん。
059 2271年4月29日。 前回の読んでいたものの中で、ここから出てくる人物名は全部
複生体の方だという中継がありましたね。 鍵かっこがついていませんが、これは宇宙秘書長、複生体の宇宙博士、そして複生体の059とのやりとり。
私が死んでいる。 自殺したんだ。
続きを読んでいきます。 世界政府SCP財団管理構造改革実施要項
抜粋。 現時点では世界政府の課題は世界の発展を牽引することであり、人類の発展をより加速化し、かつ全人類の共同利益を考慮するため、
政府の管理構造を最適化させることは、アノマリーの確保収容保護のみを担当していた SCP財団の主要任務となっている。
世界政府の実情を鑑みて、ここに下記の実施要項を制定する。
1.内容要約。 1.O5評議会はすなわち世界政府の最高行政、立法機関であり、特別な事情がない限り、公決はしないものとする。
2. SCP財団、機動部隊、統括、総局は組織を改め、各国の軍事機関の一部、元構成員を取り込み、世界政府地球防衛部を成立する。
上位機関として世界政府軍事管理総委員会を成立し、これを管理する。 委員会の人員にO5評議会の人員を含まなければならない。
また、SCP財団の構成員がその組成の70%以上でなければならない。 ただし、財団内部における当部門の職能は従来のものとする。
3. SCP財団ネットワークセキュリティ部門及び記録情報セキュリティ管理室、ライザーは組織を改め、統合するものとし、各国のセキュリティ部門の一部、元構成員を取り込み、世界政府情報安全部を成立する。
ただし、財団内部における両部門の職能は従来のものとする。
4. SCP財団障害事務部門及び人事部門は組織を改め、統合するものとし、各国の総務省の一部、元構成員を取り込み、世界政府民衆事務部を成立する。
ただし、財団内部における両部門の職能は従来のものとする。
5. SCP財団セキュリティ部門は組織を改め、各国の公安部門の一部、元構成員を取り込み、世界政府治安観察部を成立する。
15. SCP財団外宇宙支部及び外宇宙サイトの管理部門は組織を改め、各国の宇宙開発機関及び国際連合宇宙空間平和利用委員会、コープオス、
国際連合宇宙局UNOOSAの一部元構成員を取り込み、世界政府宇宙事務部を成立する。
同部門の改組織として宇宙植民事務室を開設する。
ただし財団内部における外宇宙支部の職能は従来のものとする。
また、外宇宙サイトの管理部門は人員を変更するものとする。
詳細はSCP財団人事部門公開情報における関連報告2272年を参照のこと。
中略
37. SCP財団倫理委員会は解散するものとする。
SCP財団の管理体制
ただし解散するのはSCP財団の運営に関わる部分のみに限定し、アノマリーに関する倫理的問題を扱う部分は保留とする。
38. 世界政府・地球防衛部の成立以降も、すべての機動部隊は従来通りO5協議会の直属である。
39. SCP財団O5協議会において、O5-9を除くすべての協議会議員は、身体状況や個人的な事情により、管理者としての職務を無期限に中止されるものとする。
ただし、協議会議員としての資格は保留とする。
40. O5-9を除くすべての協議会議員を出院に、世界政府事務最高参謀室を開設する。主任としてO5-1を指名する。
後略
オーファイブ協議会 2272年1月1日 サイト01 通称サイトCN01にて
世界中枢ワールドアクシズネットワーク管理システムの開設についてのO5協議会命令
世界政府・各職能部門及び各2級以下地方連邦政府
世界政府の成立以来、管理経験の欠如などの諸原因により、各部門・地方政府において問題が頻出しており、権力分配が不平衡な状態にある。
各政府部門・地方政府・財団内部部門の管理ストレス低減や、管理機関の権力分配不平衡状態、並びに各部門・地方政府の権力の分散しすぎ、集中しすぎの回避、
及び管理に関わる諸問題の妥当な解決や、全人類の利益の保持、並びに人類の発展方法の改善のために、ここに下記の施策を実施する。
1つ、SCP財団が保有するネットワーク関連オブジェクトによる堅牢性のある世界中枢ワールドアクシズネットワーク管理システム、以下アクシズシステムと略称を開設する。
使用する具体的なオブジェクトの選出は財団内部にて行われる。
アクシズシステムは開設後、世界政府及びSCP財団のオンラインデスクシステムとして運用される予定である。
その際、各属国及びSCP財団に運用されていた元のオンラインデスクシステムは運用中止となる。
2つ、アクシズシステムには重要度等級分けシステムが搭載されており、システム内蔵のアルゴリズムにより職員に提出された事務書類はパラメータ化され、過重平均法にて分析される。
これにより、事務ごとの重要度は数値として可視化され、数値の区間ごとに具体的な重要度等級が割り当てられる。
各政府部門、地方部門、財団内部部門の管理ストレスを低減させるために、重要度等級がA、B級の事務はすべてO5協議会経由で処理される。
C級の事務はO5協議会秘書、秘書課経由で処理される。
ただし、世界政府軍事管理総委員会及びSCP財団、機動部隊統括総局によるF級以上の事務への意思決定は、必ずO5協議会にその事務処理経過を報告しなければならない。
アクシズシステムには優先度等級分けシステムが搭載されており、そのアルゴリズムは重要度等級分けのアルゴリズムに類似している。
優先度が1、2級の事務はすべてO5協議会またはO5協議会秘書課に報告しなければならない。
そのうち、政府事務に属するものはO5協議会秘書課により優先的に処理され、SCP財団内部事務に属するものはO5協議会により優先的に処理される。
ただし、世界政府軍事管理委員会及びSCP財団機動部隊統括総局による4級以上の事務への意思決定は、必ずO5協議会にその事務処理経過を報告しなければならない。
4つ、世界政府各部門、地方政府、SCP財団内部部門が規定により事務書類を正しく記入することを保障するために、O5協議会より観察職員が派遣される。
観察職員としてO5協議会秘書課会員、各政府部門職員、各サイト研究員、セキュリティスタッフ、公職に就かない一般民衆などが起用される。観察職員の詳細メンバーはAクラス機密として指定されており、機密を取り扱う部門を除く。
ただし、機密取扱部門には特別に指定された観察職員が派遣される。
全ての部門は観察職員に対してあらゆる情報を開示しなければならない。観察職員は具体的な情報に対して質問・把握する権利を有するものとする。なお、観察職員は不定期に交代する。
5.いかなる事務もO5協議会に対して情報を完全に開示しなければならない。同時に、O5協議会はあらゆる事務に対して意思決定権を有し、干渉されることはない。
5.いかなる事務もO5協議会に対して情報を完全に開示しなければならない。同時に、O5協議会はあらゆる事務に対して意思決定権を有し、干渉されることはない。
5.いかなる事務もO5協議会に対して情報を完全に開示しなければならない。同時に、O5協議会はあらゆる事務に対して意思決定権を有し、干渉されることはない。
5.いかなる事務もO5協議会に対して情報を完全に開示しなければならない。同時に、O5協議会はあらゆる事務に対して意思決定権を有し、干渉されることはない。