00:04
スピーカー 1
アイテム番号 SCP-005-JP-J
オブジェクトクラス
クラス分けについては現在、O5により審議が行われています。
セキュリティクリアランスレベル4以上のものは、妥当なオブジェクトクラスについて理由を添えた上で提案可能です。
スピーカー 2
プロトコル JK-005に基づき、O5によりその提案についての審査が行われます。
スピーカー 1
特別収容プロトコル
収容個体は、サイト81黒塗り修正の専用の収容室に保管してください。
改名に至っているSCP-005-JP-Jの性質に基づき、収容室は外部といかなる通信も行えない電波暗室です。
持ち込み禁止物品として、SCP-005-JP-Jが含まれたものを除いた記憶媒体、筆記可能な用紙があります。
確保後、すぐにSCP-005-JP-J個体を収容室に運び入れてください。
スピーカー 2
事故を複製する性質があるため、元の文章は複写した後、用紙の消却、ファイルの削除等で破壊します。
複写に成功すれば、そこに元のSCP-005-JP-J個体が転移しているため、これを収容してください。
スピーカー 1
説明
このオブジェクトは文章中、特にインターネット上の書き込みに不定期に現れる存在です。
スピーカー 2
出現方法や法則は現在不明ですが、出現した文章には多くの場合、改編されたような跡が見られます。
スピーカー 1
この改編、あるいはSCP-005-JP-Jについて、元々の文章の作成者たちは知らないと返答しました。
インターネット上の書き込みに最も多く出現することから、SCP-005-JP-Jは一種の情報生命体と考えられます。
スピーカー 2
ある特定の法則に基づいて出現した文章を読むことで、SCP-005-JP-Jは発見可能です。
スピーカー 1
ただし、取り得る法則は現在までに発見されているだけでも、黒塗り修正、種あり、収容を非常に困難なものにしています。
他に顕著な性質としては、発見したものに感情の変化をもたらすことが挙げられます。
スピーカー 2
発見者はしばしばSCP-005-JP-Jに対して強い驚き、喜び、最も多いケースとして憤怒を報告しました。
スピーカー 1
情動反応の強さは、SCP-005-JP-Jの発見の困難さに比例しており、何らかのミーム的効果が疑われています。
03:06
スピーカー 1
これまでざっと数えて、黒塗り修正、個体、収容してきたが、意思の統一も、続く動きも見えない。
本当にこいつら、博士の報告したような情報生命体なんですか?
エージェント
私をバカだ、無能だと罵った敵対的な奴らだぞ。間違いない。
おい、こんなところにもいたぞ。すぐに確保、収容、保護だ。
スピーカー 2
博士
スピーカー 1
えっと、君が提出したこの報告書だが、博士。
審議してみたが、どうやら内容に不備があるようだ。
熱心なのはわかるが、もっと冷静になって、オブジェクトの本質を見極める必要がある。
まあ、しばらく他の研究をしてみてはどうかね。
みんながびっくりするほどの君の観察力なら、要注意団体によるサイバー攻撃の可能性とかどうかな。
スピーカー 2
05
スピーカー 1
SCP、ジョーク、メタ、情報災害文書のタグがついてます。
注釈が5つ。
極秘につき、閲覧にはセキュリティクリアランスレベル5以上が必要。
プロトコルJK005についてですね。
これは現在このページでは見れません。
2は、部屋についてですね。
スピーカー 2
収容している部屋は、電波暗室。
は、壁に取り付けた電磁波吸収体などにより、周囲の電波環境に影響されない空間となっています。
スピーカー 1
3番、出現した文書には多くの場合、改変されたような跡が見られます。
スピーカー 2
顕著に多いのは不自然な開業です。
スピーカー 1
4つ目、取り得る法則は現在までに数種類発見されています。
発見されているうち、いくつかは文書中の数字との関連が示唆されました。
スピーカー 2
最後5個目。
スピーカー 1
SCP005、JP、Jに対して強い驚き、喜び、最も多い検出として、怒りを報告しました。
スピーカー 2
作成者及び発見できないものには何の変化ももたらさないようです。
ジョーク。
このオブジェクトは文書中、特にインターネット上の書き込みに不定期に現れる存在です。
スピーカー 1
出現した文書には多くの場合、改変されたような跡が見られます。
スピーカー 2
よくあるケースとしては不自然な開業。
インターネット上の書き込みに最も多く出現することから、一種の情報生命体と考えられます。
スピーカー 1
ある特定の法則に基づいて出現した文書を読むことで発見可能ですってことは、
06:02
スピーカー 1
縦読みとかってことですかね。縦読み、斜め読み、
あとはマツビ読みとか、強い驚き、喜び、読めたとか、そういう意味ですね。
スピーカー 2
発見したものに感情の変化をもたらすことが考えられますと。
別段このページ自体にそういった縦読みのトリックとかはなさそうかな。
スピーカー 1
作成者および発見できないものには何の変化ももたらさないようです。
スピーカー 2
そういうことですね。作成者はもう意図してそういうアレを作っているから、
もともとそうですよねっていうことで。
というめちゃくちゃ短い、でも005なんだな、序盤のナンバーですね。
スピーカー 1
では2回目のジョークSCPでした。
次は普通のJPじゃないSCPでお会いしましょう。お疲れ様です。