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レベル 404 N 宛先不明 危険度3 空間信頼性不安定 実体信頼性中立
レベル 404 N とは、バックルームにおける404 N番目の階層である。
概要 レベル 404 N はノームに包まれており、
道路がなく屋外の駐車場が延々と続く地方都市のような階層である。 その霧の濃さは、わずか30メートル先でも見通せなくなることがあるほどであり、
時効で述べる危険な実態の出現に備えるためにも、周囲の状況には念入りに気を配る必要がある。
資源が見つかることでも知られているが、比較的危険な階層である。 外れ落ちた直後、大抵の場合、あなたは駐車場のような空間にいることに気づくだろう。
前後左右を包み込む霧によって、どこまでも果てがなく駐車場だけが続いているように見えるだろうが、実際にはそれ以外の構造物も少なからず存在している。
スーパーマーケット、公営団地、公園など、本来は駐車場を併設、内包するであろう施設が、逆に広大な駐車場に内包される形で点在している形になる。
少数ながら整備された車道のような構造が見られるが、その四方は駐車場に接続している。
この空間において、一部の電子的な測定器具が唐突に故障する現象が多く確認されている。
持ち込んだデジタル温度計が指し示すデタラメな値は、不連続に変化を繰り返し、ある時にはその値が数字ですらなくなることもある。
現在まで温度・湿度の正確な値に関する報告はなされていないが、体感でおそらくは20℃前後、湿度100%であると考えられ、風もそこまで強くはないため、停滞温床などの心配は必要ないと思われる。
また、無線LANや階層内の公衆電話など様々な通信方法もこの階層では例外なく途絶することが知られている。
無人車
この空間を放浪者にとって危険な場所としているのがこの実態の存在である。
駐車場にて稀に見かけられるこのような車は唐突に運転手が消え去ってしまったかのように道路を力なく滑走しており、
大抵は勢いを落とすことなく周辺に停められている車の群れへと突入していく。
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当然、水突事故を起こすこととなる。
その後、目立った爆発や炎上は起こらず、事故者からどこからともなく発火灯の煙がもくもくと上がっていくが、
その煙は間もなく煙、霧に同化し、すべて打ち消されてしまい、役に立っているようには見えない。
この実態に接触すべきではない。
直線的にしか動かないために目視で容易に回避できることが知られているが、
その危険性と周辺の視界の悪さから当回想の危険度は3に指定されている。
構造物
以下の項ではレベル404Nの駐車場に囲まれて点在する建物のうち、特に報告数の多いものを記載する。
レベル404Nにはスーパーマーケットが500メートルほどの間隔で密集する区域が存在する。
これらのスーパーマーケット内には一切の客や定員がおらず、行き場のなくなった食物や日用品が陳列棚の隙間をすべて潰すかのごとく、ぎっしりと並んでいる。
おかげでこの区画を見つけられれば階層内での資源調達に困らないだろうが、棚の中に入り切らず通路まで商品が氾濫している場合もあり、移動には困難を要する。
ひどい場合では、買い物カゴを乗せるショッピングカートが店内を埋め尽くし、そのままの勢いで店外にまで溢れ、入り口の自動ドアを開きっぱなしにし、
入り口から駐車場の半径10メートルほどまでを無数のショッピングカートで占拠してしまい、入ることすらできない店舗も存在している。
また、レベル404Nで見られる公営団地のような建物とそれに付随する公園についても、その形態にある種の逸脱を抱えている。
団地の廊下に進入すれば、すべての部屋のドアが大きく開いている様相である。
その部屋に進入し、通常の家屋の玄関先のような場所を進めど、現れるはまたしても玄関のような部屋であり、
その先にも玄関が二重、三重に反復され、永遠に屋内へとたどり着けない異常な入り口構造をしている。
団地の外からベランダを覗き込むと、所々に洗濯物が干されていたり、カーテンが閉まっているなど、誰かがここに住んでいる痕跡自体は確認できる。
しかし、その居住スペースのみが忽然と消失し、それを大まかに保管しようとしているかのように空間が歪曲しており、たどり着くことが叶うことはない。
レベル404Nで比較的稀に見られる景観として、大工場の敷地、あるいは大学の校内のように見える、勾配のある屋根の建物と煙突が密集した区域が確認されている。
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これらすべての建造物に侵入可能であるが、その内部は先ほど示した団地と同様に玄関が連続するような不自然な構造となっている。
この階層の実態による発火塔から上がる煙と同じように、
ん?この階層の実態による発火塔から、あ、車のことですね。
無人車から上がる煙と同じように、煙突から湧き出ている煙が大気に溶け込み、やがて霧と同化しているように見える。
階層内に点在する煙突群によって、この空間全体を覆い尽くす霧が形作られているのだと主張しているものもいる。
珍しい構造物。
レベル404Nで鉄道の線路を見かけることがある。
この線路上を列車が走行する場面は未だ確認されていない。
この線路にある鉄道信号機は全てのランプが点灯して機能しない状態になっており、
全てのランプが点灯して機能しない、あ、赤黄色青全部がついていて意味をなさないよということですかね。
機能しない状態になっており、また車や歩行者が線路に侵入することを防ぐような柵なども一切配置されていない。
これらの特徴にも関わらず、線路沿いに閉じっぱなしの踏切が竣工されており、意味のないサイレンを鳴らしている場面も見かけられる。
レベル404Nで赤色の郵便ポストを見かけることがある。
このようなポストは手紙が内容量を超えてなお、投函されたことで口が常に開いており、いくつかの手紙やチャブー等を周辺に撒き散らしている。
バックルームにおいて特に有用な資源ではないが、散乱しているチャブー等の中から1万円札が10枚ほど見つかった事例があった。
レベル404Nでは稀に本当に何もない、ただ整備された草原が連続しているだけの公園とも呼べない区域を見かけることがある。
そのような空間の中心部に非常に高い鉄塔を見かけることがある。
この鉄塔が中央で折れ曲がっていて、千切れた電線が地を張っているような場所も見かけられている。
入り口と出口、階層への入り方。
レベル14Nで外に通じている非常に曇った自動ドアを見かけることがあり、その先へ進むと気づいたらレベル404Nに到達している。
レベル433Nの内部が非常に曇っているカプセルルームを開けると、途端に空間全体がノームで満たされてレベル404Nに移動することがある。
階層からの出方。
レベル404Nの断地で地下に続く階段を見かけることがあり、その先はレベル28Nに繋がっている。
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レベル404Nの公衆電話を利用しても回線が繋がることはない。
だが何度もコゼニを投入し利用を繰り返しているうちに、いつの間にかレベル1Nやレベル132Nの公衆電話前に移動していることがある。
レベル404Nの公園にある極端に引き伸ばされたようなジャングルジムを登り切ると、レベル90Nにたどり着くことがある。
ということで画像が結構いっぱいあります。
レベル404Nの広大な駐車場と建物の画像。
説明通りですね。めちゃ広い駐車場。
奥に薄っすら病院のような結構デカめの建物が見えてますが、3分の1ほど濃い霧でしらんでいて見えなくなっています。
2枚目。
レベル404Nで見られることのある無人の車。
この画像だとトラックですね。
トラックで荷台に黄色い丸い何かを乗っけている。
3枚目。
スーパーマーケット。
これスーパーマーケットの写真か。
道の駅間がありますね。
道路があって看板があるんですが、その看板が特に何を示しているわけでもない満月のようなちょっと黄色っぽい茶色っぽい丸が描いてあるだけですね。
描いてるのかライトがついてるのかちょっとわかんないけど。
で奥の方に、あんまりなんかその、なんて言ったらいいんだろうな、言い方ちょっとあれですけど田舎っぽい感じのスーパーっていう建物のイメージですね。
あんまり近所じゃ見ない形かな、私の近所じゃ。
で次は公営団地のような建物とそれに付随する公園。
まあその形態にある種の逸脱を抱えているっていうのは内部の玄関が連続する話なので、この写真自体には特に違和感はないかなって感じですね。
で煙突、工場、大学もろもろですね。でっかい煙突があって、霧よりも濃い煙を出していますね。
で珍しい建造物はマイクラみがありますね、これ。広い緑色の、緑色かな多分緑色、草原って言っているの地面。
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でど真ん中にちょっとちっちゃい木が生えていて、その木を支えるように鉄塔が立ってますね。
まず404ということで、404エラーっていうのがあるんですよね、インターネット上には。
どういう状況だったっけなぁ、404n、サーバーに接続はできたが該当ページは未検出っていうので、
404でおそらくこれを聞いていらっしゃる方の中には、別のあれで知っている方もいると思うんですが、
MU404、2020年の星野源さんと綾野剛さんがダブル主演やってらっしゃったドラマ、最近見たんですが私、めっちゃ面白いですねあれ。
アンナチュラルと繋がっているというか、世界観が近い同じらしいんですけど、まだアンナチュラルの方はね、まだ見れてないんですよ。
いつか見ようと思ってます。
というので、まあ該当しない階層、若干だから例外階層とかに、例外階層とか副次階層みたいな扱いに近しいんじゃないかなと思ったんですが、結構しっかり
バックルームバックルームしてる階層でしたね。宛先不明と書いてますが。
っていうのと、あとはこの空間階層の特徴自体について連想するものがあったんですが、あれは何だ、スティーブン・スピルバーグか、ミストっていう小説。
私は映画しか知らないんですが、スティーブン・キングですね。
ミストっていう、こういう今回取り上げた404Nの階層のような霧に急に
街が、主人公の街が覆われて、その霧の中から得体の知れない怪物が襲いかかってくる。やばい。
スーパーマーケットで立てこもろうみたいなんで、なんかコストコみたいな海外の映画なんで、何でもあるスーパー系のとこで閉じこもって、
で、どうすんのよ、いつ助けくんのよ、みたいな話をしながら内部構想というかね、これは神の裁きなのだとか、
あんたが囮になってる間に私は逃げるわ、みたいな感じで中田街とかがあったりとか、人間ドラマがあったりとかで、
怪物は結局何だったんだ、とかね。ラストが結構ムナクソ映画って言われてるんですけど、なかなか悲しいお話。
なので、もし見てない方がいらっしゃったら是非見てもらって。
っていうのを想起しました。はい、ぐらいですかね。
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なんか特別ヤバい感じはしないですね。この無人車に関しては、
なぁ、どれぐらいのスピードで滑走してるのかっていうのが力なくって言ってるので、
で、追突事故を起こす、その後目立った爆発や炎上は起こらずって言ってるので、まぁ別にそんな
出しても20キロぐらいなのかなという印象なんですが、まぁそもそもの
階層自体が30メートル先でも見通せなくなることがあるほど霧が濃いと言ってるので、
前方ならまだしも左右、あと後方からだと
割とドンとされるかもしれない。だから気をつけてねってことかな。
もし衝撃でいて避けようと思って避けれたならまだマシですけど、完全に後ろからだったらもしかしたら
こけるかもしれなくて。で、こけた場合はね、車
多分10キロ20キロでも結構な衝撃で踏まれたら痛いというかワンチャン死ぬかもしれないので
気をつけましょうということですね。危険度は3です。
はい、ではまた次回。お疲れ様です。