1. Backrooms話
  2. Level 888 N - "縁日続き"
タイトル: Level 888 N - "縁日続き"
作者: Wanazawawww
ソース: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com/level-888-n
作成年: 2022
ライセンス: CC BY-SA 3.0

©️The Backrooms JP Wiki: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com

#Backrooms #バックルーム #SF

サマリー

レベル888Nは、現実世界の日本の夏の縁日や祭りの会場のようであり、活性エリアでは屋台が機能していて、商品が用意されています。不活性エリアには不可解な点が多く、侵入することは非常に危険です。

レベル888Nの特徴
レベル888N 危険度4 空間信頼性不安定 実体信頼性中立
レベル888Nは、バックルームにおける888N番目の階層である。
概要 レベル888Nは、現実世界における日本の夏の縁日や祭りの会場の夜に類似している。
現実世界のそれと大きく異なるのは、その長さ約2kmのほぼ直線の祭り会場が、
無限に長いか超大なループ構造の階層を時速約4km、人間の徒歩とほぼ同速で、一方向に移動し続けていることである。
道幅約10mの所々剥げたアスファルトの道の両端に、無人の屋台がほぼ隙間なく並んでいる。
気温26から28度、湿度70から80%で、これは日本の本州の夏の夜の屋外環境に準ずると言える。
空には星が見えるが、天球は日本から見えるそれとは必ずしも一致しない。
屋台の背後には高さ約10mの石垣があり、石垣の向こうの調査は未だされていない。
屋台は日本の祭り、特に夏祭りに出展しているものであればほとんどどんなものでもある。
かき氷、たこ焼き、いか焼き、焼きそば、焼きとうもろこし、果物飴、冷えた飲料、おもちゃ、おめん、ひもくじなど。
看板や商品に書かれている文字は基本的に日本語で書かれている。
レベル888Nは大きく活性エリアと不活性エリアに分けられる。
活性エリアは食料確保などに有用であるが、不活性エリアは不可解な点が多く、侵入は非常に危険である。
活性エリア
活性エリアと不活性エリア
放浪者がこの階層に入るとき、放浪者は必ず活性エリアの進行方向とは逆の端に進行方向を向いた状態で出現する。
そのため、そのまま立ち止まっていれば不活性エリアに入ってしまう。
活性エリアに入った屋台は不明な手段で電源を得、照明が点灯し、機器が起動し、商品が用意される。
屋台が不活性エリアから活性エリアに入るとき、商品はぼやけたピントが数秒かけてそこに合うように、にじむようにその場に出現する。
多くの場合、飴類やくじの景品などは屋台の前面に陳列されているが、かき氷やたこ焼きなどは調理前の氷や種のまま店内の脇に置かれており、適切な形で接触するには放浪者自身で調理しなければならない。
商品には実体があり、別の階層へ持ち出すことも、飲食物であれば接触することもできる。
ただし、階層に入ったときに放浪者が現れる場所の付近の食品は、出現してから約30分、高温多湿の環境で放置されていたため、その分少なからず劣化している。
かき氷屋台ならば氷がかなり溶けてしまっているだろう。
不活性エリア
不活性エリアの探索はほとんど全く行われていない。
活性エリアから約110m以上離れてしまった物体は、ピントがぼやけるように、にじむように消失してしまう。
唯一の例外は動物、人間と首のない人間を含む。
動物が活性エリアから110m以上離れてしまった場合、不活性エリアのさらに奥に向かうか、不活性エリアにいつの間にか出現していた横道に入り、活性エリアにいる観察者の視界から外れてしまう。
約130mより奥の空間は、光が異常なペースで減退しており、見通せない。
不活性エリアで消失した非異常な動物は、多くの場合、レベル888Nの近くの海藻や日本の街の風景に類似した海藻で発見される。
その時、必ず不活性エリアに侵入してからの記憶を失っている。
また、それ以外のケースでは二度と発見されず、さらに確率の低いケースとして、レベル500Nの首のない住民として発見される。
備行
現実世界の日本の神社仏閣で、その場所の縁日の夜に道に迷った者がこの海藻に移動してくることがある。
入ってきた時のまま立ち止まっていると、反永久的に失踪し得るというこの海藻の性質上、犠牲者は観測されている以上に多いものと思われる。
この海藻の道の中央を通ってはいけないという噂があるが、それを破った結果、異常な現象が起きたという報告はない。
とはいえ、現象に遭遇した人物は死や失踪によって報告できなかったのかもしれず、注意が必要ではあろう。
この海藻に、稀に首から上がなく、代わりに首に漆黒の断面のみがある人間がいることがある。
人数や見かけ上の年齢などはタイミングによってまちまちだが、そうじて懐いた軽装で浴衣を着用していることもある。
発話はできないが、ボディーランゲージでコミュニケーションが可能である。
ほとんどは人間に対し特段興味を示さないが、不活性エリアへ誘おうとするような行動をとる者もいる。
彼らは大抵、活性エリアの進行方向の不活性エリアから現れ、活性エリアでしばらく屋台を物色するような素振りをした後、再び不活性エリアへと消えていく。
この海藻がいつから縁日続きの異名で呼ばれているのか知る者はいない。
なお、縁日とは本来、日本の神道・仏教において神物が現世に縁を持つ日のことである。
入り口と出口
入り口と出口
海藻への入り方
現実世界の日本の神社・仏閣でその場所の縁日の夜に道に迷うとレベル888Nに移動することがある。
バックルームのどの海藻でも神道の鳥居をくぐるとレベル888Nに移動することがある。
ただし、神道との関連が見られる別の海藻へ移動することも多く確実な入り口ではない。
放浪者が夏めいた系層であるか浴衣を着ている場合、レベル888Nに移動する確率は高まると思われる。
花期の項目についても同様。
レベル26Nで一方向に移動し続けると、強い目前が起こった後、レベル888Nに移動することがある。
レベル42Nで森や神社・仏閣を探していると、
これ神社の者ですね。会社の者。
仏閣を探していると、レベル888Nに移動することがある。
レベル178Nで夜か夕方に客室の窓から外を覗き、夏祭りの光景が遠くに見えた場合、入り口玄関から外に出ればレベル888Nに移動する。
レベル500Nでテレビやパソコンのディスプレイに縁日や夏祭りの映像が流れている部屋から退出するか、浴衣を着た住民を追いかけるとレベル888Nに移動する。
階層からの出方。レベル888Nの不活性エリアの奥へ侵入すると、高い確率でレベル888Nの近くの階層や日本の街の風景に類似した階層に移動する。
後者の例はレベル42Nやレベル500Nなど、ただしその時必ず不活性エリアに侵入してからの記憶を失う。
レベル888Nの不活性エリアの奥へ侵入すると、低い確率で半永久的に失踪する。奈落へ移動しているという説が有力視されている。
レベル888Nの不活性エリアの奥へ侵入すると、放浪者はごく低い確率でレベル500Nで首のない住民として発見される。
レベル888Nで1から5時間過ごした後、活性エリアの進行方向とは逆の端から活性エリアを脱すると、レベル42Nかレベル500Nに移動する。
移動しない場合、すぐに活性エリア内に引き返すこと。この時、もし放浪者がレベル500Nから来たなら、必ずレベル500Nに戻る。
放浪者がレベル42Nで森や神社仏閣を探していて、レベル888Nに移動してきた場合、活性エリアの進行方向の端から活性エリアを脱することで、レベル42Nの森付近へ移動する。
レベル888Nのお面屋の屋台で一番気に入ったお面を入手し、そろそろ宿に帰ろうと発生してから、活性エリアの進行方向とは逆の端から活性エリアを脱すると、レベル178Nに移動する。
放浪者がレベル178Nからこの階層に来た場合、このことを既に知っているだろう。
ファンダム移植、侵入可能性、危険度4、商業施設、夏、夜、失踪可能性、宗教施設、実体中立、屋外、日本、空間不安定、補給可能、通常階層を首なしのタグがついています。
外って行けるんだな。屋外、屋外でのバックルーム空間っていうのがありなんですね。
んー、面白いな。
っていうかまた首なしが出てきましたね。
レベル500Nが首なしの首なしたちがいる街のようなものなのかな。
で、そういう異常物体も来るし、神社物価関連のものも来るし、
ちょっとなんかあれですね、デバッグっぽいですね、ゲームのバグを自発的に発動させるみたいな。
レベル178Nで夜か夕方に客室の窓から外を覗き、夏祭りの光景が遠くに見えた場合、入口玄関から外に出れば、とか。
このレベル178Nの人たち行き来するやり方がすごいゲーム感があるというか。
レベル888Nのお面屋の屋台で一番気に入ったお面を入手し、そろそろ宿に帰ろうと発生してから移動する。
と、レベル178Nに戻る。
っていうのがすごいなんか手順が確立されているっていうのが、本当にゲームの攻略サイトみたいでワクワクしますね。
活性エリアの方が安全なんだね。
不活性エリアの方がなんか安全みたいなイメージがありましたけどちょっと。
活性って聞くとその異常現象とか異常物体が動いているっていう印象があったので。
じゃなくて、屋台が機能しているっていう意味での活性エリアなんですね。
という回想レベル888Nでした。
ではまた次回お疲れ様です。
12:27

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