1. 宇宙に聞いてみな !人生を取り戻す星読み
  2. ラジオドラマ✨星空カフェバー..
ラジオドラマ✨星空カフェバー・エトワール 第2話「ホワイト・ホライズン」
2026-10-03 14:43

ラジオドラマ✨星空カフェバー・エトワール 第2話「ホワイト・ホライズン」

星降る夜にだけ開く、不思議なバー。
店主が、その夜、 星のきらめきを重ねた、
その人だけの想いに寄り添った 一杯のカクテルをお出しします。

第2話「ホワイト・ホライズン」
【登場人物】
ナレーション/きえ https://stand.fm/channels/69146789a3dfed55ba08ee64

カフェバーマスター/陽 https://stand.fm/channels/65ccaded0a4a74f98f1a389a
星空カフェバー・エトワールの店主。

主人公/マキ https://stand.fm/channels/68f0637971fa3adc9783197e

常連/美月藤夜 https://stand.fm/channels/679f35690f71bf7aab2d3a27
穏やかで聞き上手な常連客。

マキの同僚
バブリーン明日香 https://stand.fm/channels/64e45fe34cfd06ca8b9cf5f6

そえじん https://stand.fm/channels/6896c33eb09e6a462aad38b1

神尾しおん https://stand.fm/channels/692ab70d8ddb67b3964d5fee

ターシャ
https://stand.fm/channels/6960e85a6f1e5aedb1fc5655

エンディング:歌 神尾しおん 作曲 美月藤夜
効果音:交換音ラボ
"BGM:Music : RYU ITO 
https://ryu110.com/
OpenTracks "
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/64e45fe34cfd06ca8b9cf5f6

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:09
ここは、星降る夜にだけ、ひっそりと明かりが灯る店。 星空カフェバー・エトワール。
このお店には、メニューはございません。 その夜、その人だけの思いに、星のきらめきを重ねた、特別な一杯をお作りいたします。
今宵、お客様にお出しするカクテルは、お待たせいたしました。 ホワイト・ホライズンでございます。
わぁ、きれい。 真珠みたいな色。
水平線の向こうに広がる、まだ見えない未来を映した一杯でございます。
水平線かぁ。 なんだか、旅に行きたくなりますね。
え?旅行がお好きなんですか?
はい。 昔はすごく好きだったので、独身の頃は、休みの旅に次はどこへ行こうかなぁって。
世界地図を見るのも大好きで、そこも行きたい、あそこも行きたいって、考えてるだけでワクワクしたんです。
じゃあ、今度はどちらへ?
それが、最近わからないんです。
行きたい場所が?
はい。どこか行きたいなぁとは思うんです。
でも、 じゃあどこ?って聞かれると、
何も浮かばなくって。 それに、
最近仕事も同じなんです。 私、今フリーランスで仕事をしているんですけど、
これから何をしたい?って聞かれると、
うまく答えられないんですよね。
あったと思います。
いつからか、 自分が何をしたいのかわいてこなくなって、
なんだか、 行きたい場所がわからないまま、地図を眺めているみたいな気分なんです。
お店にも世界地図があるんですね。
なんだか昔の自分を思い出します。
よろしければ、この一杯を。
水平線の向こうに何か見えてくるかもしれません。
いただきます。
03:05
コクテルを一口飲んだマキは、昔のことを思い出しました。
会社員として営業をしていた頃のことです。
マキさーん、今度の中野少女のコンペ参加する?
え?ゴルフですか?
そうそうそう、マキさんの取引先の社長も来るみたいよ。
こういう付き合いって結構大事なんだよね。
そうですよね。
ゴルフとか接待とかってさ、気も使うんだけど、
仕事の時には聞けない話が聞けてさ、
趣味とか家族の話とかしてると、なんか距離が縮まるのがいいんだよ。
マキさんももう少しそういうのやってみてもいいんじゃない?
はい。
マキはその言葉を何度も思い返しました。
自分なりにお客様のところへ足を運び、丁寧に仕事をしていました。
営業成績も決して悪くありませんでした。
それでも周りの人を見るたびに、自分に足りないものが見えてきました。
私ももっと人付き合いに積極的にならなきゃダメかな。
みんなみたいにもっと距離を縮められるようになった方がいいよね。
で、自分ができていることより、人ができていることばかりを見るようになっていきました。
そしてフリーランスとして仕事を始めた今も、どこか似たようなことがあったなと思い出しました。
ある講座でこんな質問をされたのです。
あなたはどんな未来を作っていきたいですか?
周りから次々と声が上がります。
私は自信のない人を助けたいです。
幸せな親子を増やしたいです。
子どもたちが笑顔でいられる未来を実現したいです。
自分の目指す未来を迷いなく言葉にしていました。
けれど、マキは何も言えませんでした。
みんなすごいな。私も何か言わなきゃ。
こういう時、ちゃんと私はこんなことしたいですって自分の言葉で言えないとダメだよね。
06:05
あー、何か言わなきゃいけないのに。
けれど、どれだけ考えても自分の言葉が出てきません。
どうしよう。ほんとわかんない。
私、何がしたいんだろう。
焦りが募る中、マキはふと気づきました。
自分らしい仕事をしたくて始めたのに、またみんなみたいに言って、
自分以外の誰かを見ているかもしれないと。
私、ずっと他の誰かを見てたのかもしれない。
会社員の頃は、あの人は営業向いてそうでいいなー。
あの人は人付けうまいからなーって見てたし。
フリーランスになってからも、成功してる人はこんなことしてる。
こんな考え方してるって。
それを見て、私もみんなみたいにならなきゃって焦ってて。
もしかしたら、周りばっかり見てたから、
自分が本当は何をしたいのかわからなくなったのかもしれないなー。
旅行だって、昔は私はここに行きたい、ただそれだけだったんです。
なのに、今はどこに行けばいいことあるかなーって、
自分の外に何かを求めてる感じがします。
なるほど。そのいいことって、誰にとっていいことなんでしょうね。
本当に、誰のいいことなんだろう。
人それぞれ、成功も幸せも豊かさもみんな違うのに。
私、自分の人生なのに、自分より何人ばかりを見てたんだと思います。
私はどうしたい?じゃなくて、みんなはどうしてる?って、
自分の気持ちを聞いてなかったのかもしれない。
マキさん、先ほど世界地図を見るのがお好きだったとおっしゃいましたね。
はい。
地図にはたくさんの場所が載っています。
けれど、地図を見ているだけでは、自分がどこへ行きたいのかは決まりません。
もし、誰の生き方も見なくていいとしたら、
誰かの正解も誰かの成功も比べなくていいとしたら、
09:00
マキさんはどこへ行ってみたいですか?
海です。
それで良いのではないでしょうか。
地図を持った瞬間に、旅の最後まで決める必要はありません。
ちょっと行ってみたいと思った場所へ、まず一歩進んでみる。
違ったら戻ってもいい。
別の道を選んでもいい。
ですかね。
地図か。
私、やりたいことがわからない自分をずっとダメな自分だと思っていました。
大きな夢は描けないし、心からやりたい仕事って何だろうって。
マキさん、本当にやりたいことないんですか?
やりたいことならちょこちょこあるんですけど。
えっ、ちっちゃいことじゃダメなんですか?
また私、誰かと比べて合わせようとしてた。
ちょっとやってみたいくらいなら、いくつかあります。
どんなことでしょう。
まだ人に話すほどじゃないんですけど、
でもやってみたいなって思うことはあります。
では、それを大切にしてみてはいかがでしょう。
大きな夢を今すぐ決めなくてもいいし、
誰かの地図を見て自分の行き先を決めなくてもいい。
私が私の地図を描いていい。
そういうことですね。
それなら、これから見える景色もきっと変わりますね。
はい。
水平線の向こうって何があるかわからないから怖いんですよね。
でも、わからないからこそ、まだ何にでもなるのかもしれないってことですね。
ええ、そこにないのではなく、まだ見えていないだけです。
見えていない可能性があるのかな。
そう思うと、なんだかこれからが楽しみになってきました。
ありがとうございました。
こちらこそ、どうぞ良き夜を。
また来ます。
今度は小さくてもいいから、やってみたいことを一つ持ってここに来ますね。
12:02
お待ちしております。
今宵、お客様にお立ちしたカクテルは、ホワイトホライズン。
まだ見えていない未来に、自分の可能性を重ねた一杯でした。
星空カフェバーエトワール。
また、星降る夜にお会いしましょう。
14:43

コメント

スクロール