1. 誤り続けるオンナたち
  2. #109 葬儀の誤り / 突然のお別..
2024-06-01 55:14

#109 葬儀の誤り / 突然のお別れからのたくさんの学び

いつか必ず来る親との別れ/人生初、400人規模のイベント/家族葬と一般葬の違い/心の準備ができていないお別れ/祖父母とは全然違うお葬式/友人が来てくれる心強さ/葬儀からの学び/心の拠り所としての宗教の必要性

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00:04
皆さん、こんにちは。誤り続けるオンナたち、Kayakoです。
Kanaです。この番組は、性格も、住む場所も、ライフステージも、何もかも違うけど、
なんだか昨日、30代女2人が誤り続ける日々について、ゆるーくおしゃべりするポッドキャストです。
よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
今回もお便りが届いております。
ありがとうございます。
私たち、お便り待ってます。
ということで、読ませていただきます。
ラジオネーム、ポチコさん。
Kayakoさん、Kanaさん、初めてお便り出させていただきます。
古典ラジオを通してKayakoさんを知り、こちらのポッドキャストを初回からずっと聞いているヘビーリスナーです。
毎回共感したり、笑ったり、あまりにも楽しい内容なので、
あまりにもらって優しい。
大学生の息子にもオススメして、息子もたまに聞いているようです。
マジ?息子、大丈夫か?こんな30代の女に夢が持てなくなるようなポッドキャストは。
でもありがとうございます、ポチコさん。
先日お二人が話していたように、周りの友達にポッドキャストについて話しても、いまいち良さを理解してもらえません。
私的には、今やテレワークの時や家事の時など生活に欠かせない存在となっているため、いろいろな人にオススメしたいと思っているのですが、皆さん反応が薄く残念です。
いつも楽しい配信ありがとうございます。一言お二人に感謝をお伝えしたくてお通りさせていただきました。これからも頑張ってください。
ありがとうございます。
すごいですね。大学生の息子にオススメをして、息子もたまに聞いているようですということでしたが。
めっちゃ仲良いですね、でも。
大学生の息子さんがお母さんからオススメのポッドキャストを聞いて、一回でも再生していたらすごいことですよね。
すごいですよ。だから、大学生だから10代の可能性もありますよね。
18から22ぐらいでしょ。
親子で聞いているポッドキャストですよ。
すごいですね。そして、コテンラジオを通して私を知ってくれたという、コテンのこともすごい詳しい方ですね。
きっとそうですね。
コテンラジオを知ったからといって、私にたどり着く人もなかなかいないんじゃないかな、今となっては。
でも、もしかしたら社員紹介のノートとかまだ消えてないのかな。
まだ割とたどり着けるんじゃないですか。
でもね、ちょくちょくXとかフォローされるじゃないですか。
見るからにアイコンにコテンのキャラのピュイがいたりとかする方とかいるんで。
そうですよね。
なんかすいませんっていつも思ってます。
いやいやいや。
コテンの関係者だと思ってフォローしたら、関係ないことばっかりつぶやくみたいな。
コテンラジオを務めたのは間違いないわけだから、全然いいと思いますよ。
だからリュウノスケの友達とかを知りたいみたいなあれなんだったら、一応もう今となっては友人関係にあると思ってるんで。
03:00
ちょいちょいつぶやきのキャッチボール見つけますからね。
あ、私とコテンメンバーの?
そうそうそうそう。
そうですね。たまに絡んでますから。
まあそれぐらい。
でもそれできっかけでね、知って、紹介からずっと聞いてるって。
広報にも○○の誤りから聞いてくださってると。
そういうことですね。
すごいですね。だってポチ子さんとか初めてじゃないですか、お便りがね。
私たちそんなにリスナーがいるって知らなかったわけじゃないですか。
うん。
紹介からずっと聞いてるみたいな。
すごいですよ。
逸面は知ってますけど、意外とリスナーがいると。
いつも思いますけど、初めて出すお便り、その勇気がね、に感謝っていう感じですね。
本当に。
ヘビーリスナーでずっと聞いてたけど、出すまでにはいたってなかったっていう。
数字上では一応見るじゃないですか。
はい。
フォロワーがね、何百人いて、アップルポッドキャストのフォロワーが何百人いてみたいな。
見えるけど、やっぱこう、人が聞いてんだな、この人が聞いてんだなって嬉しいですよね。
そうですね。
息子さんと共有してくださって。
やっぱりそういう方をイメージして企画考えたりもしますし、
あ、こういうこといいと思ってくれるんだとか、面白がってもらえるんだって思ったら、
それもいいフィードバックになりますので、
本当に一つ一つの声が私たちの喜びにもなり、今後の番組の参考にもなっておりますと。
そうです。みんなで作っていきましょう、謝り。
はい。
周りの友達の反応はイマイチでもね。
そうですね、そうなんですよ。
ポッドキャストね。
いやね、こればっかりは本当にしょうがない。
どこで言ったんだっけ。
しょうがない。
101の質問の謝りかもしれないですけど。
質問がありましたもんね。どうやって進めたらいいですかみたいな。
この膨大なコンテンツ時代、全員に刺さるコンテンツ作るのはまず無理なんで。
時は大コンテンツ時代ですからね。
ただ、しぶとくこんな話があってねって言い続けてると、だんだん気になってくるんで。
ということでポチ子さん、よかったらしぶとく進めてください。
またこの話?みたいな。
そんな面白いの?じゃあちょっと聞いてみようかなみたいな。
しぶとさが大事っていうね。
もうプッシュをリスナーに進めるという。
私が使ってるコワーキングスペースの友達とかも、最初に紹介した時そんな聞いてないかなって思ってたら、実は聞いてたみたいな感じで。
この前の回、僕のこと話題に出してましたねって言われたりとかして、バレたみたいな。
人見知りの誤りとかで、例に出した人見知りたちから。
いろいろコメントが来て。
人見知りたちからのフィードバック。
じゃあ意外と聞いてるんだ、みんな。ありがたいですね。
そう、やばい。意外と聞かれてたわって思って、すいません勝手にネタにしてって思いつつ。
悪くは言ってないと思うんで、ご了承くださいっていう感じですかね。
私も高校の同級生に、実はポッドキャストやっててって一時帰国で、1年前か2年前かに言って、その子がお姉ちゃんとお母さんにも勧めてくれてました。
06:01
すごい。だから周りの人に勧めて聞いてくれてるパターンですね。
そうそう。多分それはもう土壌があるパターンですよね。
ポッドキャストに対して馴染みがあって、そういう習慣がある人は、もともとポッドキャストで聞いてるし、おすすめがあるなら1個ぐらい聞いとくかみたいな感じで聞いてくださってるんでしょうね。
ということで、ぼち子さん。しぶとさが大事だそうです。
ありがとうございます。むず子さんにおすすめしてくださって、それだけで本当に嬉しいし、お便りくださっただけで本当に嬉しいです。
そうですね。今後もぜひ感想を送っていただけたら嬉しいなと思います。
お待ちしてます。
というわけで、突然なんですが、これ言おうかどうしようかすごい悩んだんですけど、やっぱり謝りとしてはご報告すべきではないかと思いまして、ちょっと重いんですけど、ちゃんとご説明できればと思うんですけど、
この度、私の実の父が亡くなりまして、
大変でしたね。
そうなんですよ。ゴールデンウィークお休みしたりしてたんですけど、
配信をね。
そうなんですね。ゴタゴタもあったりして、本当に物理的にも精神的にもちょっと動けないみたいな状態になっていましたと。
49日にもなってないんですけど、
そうか。そうですよね。
そうなんですよ。ライフイベントっていうのは、30代生きてたらいろいろ起きてくるわけで、
確かに。
もちろんね、もうご経験されてる方もいらっしゃると思いますし、
私が今思うのは、
祖父母が、私も数年前に亡くなってるんですけど、
それとは全然違う。
やっぱそうなんだ。私はまだね幸いにも健在なんで、そこ全然違うんだろうなと思いつつ、そこの解像度は高くないんで、
今日かなさんがトピックにするっていうことを決めた時点で勉強させてもらおうみたいな気持ちもありますね。
どういうものなのかと。いずれは本当にかなさんが言った通り、必ず来ますから。
そうなんです。まずちょっと事実関係というか、何があったのかが、もしかしたら誰かの参考になったり、
誰かに対してのアドバイスにもなるかもしれないので、
ご説明しますと、実は本当に病気とかじゃなくて、
例えば末期のがんでとか、そういうことではなく、コロナになって肺炎になって亡くなったっていうのが、一言で言うと死因なんですけど、
めちゃくちゃ想定外とか急だったんですよね。
そうなんですよ。ある日、出勤して働いてたら、家族からLINE電話みたいなのがかかってきて、
私は出られなかったんですよね。
そしたら、しばらくしたら弟からもう一回かかってきて、弟がLINE電話してくることになって、これまで生きてて一度もなかったんで、
何事かと思って出たら、お父さんが倒れたって言ってて、
09:03
倒れたってってことですよね。どういうことみたいな。
そうそう。後で言ってましたけど、実は心肺停止で倒れたんですね。
病院に運ばれたんですよ、そのまま。なんですけど、口に出せなかった最初、弟はそれを。
もし言っちゃったら、それが自分が本当だって認めたみたいなことになるような気がして、言えなかったって言ってたんですけど、
でもやっぱり聞くじゃないですか、倒れたってどの程度の深刻さなのって。
分からない方からしたらね。
何があったかというと、父はすごいコロナになることをまず恐れていて、一度もなってなかったんです、ちゃんと対策してて。
すごいすごい。
ただある時、旅行に行ってきたんですね。そろそろいいかということで。
もうね、マスクだってほとんどしてないだろうし。
そうそう、引退もしてね、同い年の大学の同期みたいな友達と旅行に行って、
帰ってきたら、もうその時点ですごい咳き込んでいて、そのまま高熱が出たんですね。
うちの父、昔肺の病気になったことがあったんで、リスクもあったんですよ。
なんですけど、今コロナって語類になってるのもあって。
ただの風邪みたいなね。
そうなんですよ。だから、自分でPCR検査みたいなのしてくださいみたいな風になるんで、
とりあえずPCR検査して、陽性だって判明した後、発熱外来みたいなの近くのところ予約していって、
ひとまず出た薬飲んでて、3日目ぐらいに熱が下がったって言っても微熱とか、
ただ、すごい咳き込んじゃう状態で、実は治ってもないし、肺炎だったんですよ、その時。
熱だけで判断してダメだったんですね。
実は父は熱だけで判断したのではなくて、何回も他の病院に行こうとしたんですよ。
昔自分が肺炎の病気になった時にかかってた病院とか、もうちょっと大きい病院とかに電話をかけて、
過去にそういう病気もしてたので、ちゃんと検査してもらえませんかっていう。
ちゃんと認識してたんだ。
でも、発熱外来で受けた病院以外にかかることが、今基本的に許されてなくて。
え、そうなの?
そうなんですよ。最新は、最初に行った病院しかダメなんですよ。
本当に、それこそやばい時だけ救急車呼んで、そういうとこ行ってくださいみたいな。
え、そうなんだ。
そうなの。知らなかったんですよ。
え、だって過去に病歴があってね、自分でもそこがやばいって思って行動してるのに。
しょうがないから、1週間ぐらい経った時点で、薬も切れるから、最初に行った病院にもう一回行こうっていうことで、
12:01
熱も下がってたし、病院からも断られてたから、そんなに大事じゃないんだろうと思うじゃないですか。
だから、すごい苦しい中、歩いて行ける距離だったんで、病院に自力で行こうとしたんですよ。
うちの母は、一緒に暮らしてて、コロナに感染してるんですよね。一緒に暮らしてるから。
ついて行ってあげるとかも、できなかったんですよ。
で、病院に向かう途中に倒れたんですよ。心肺停止で。
救急車運ばれて、すいません、こんな話を思うんですけど、人間って10分ぐらい心肺停止すると、それだけで脳が、酸素がいかなくなっちゃうので、
すごい死亡リスクが上がるというか、脳死状態になっちゃうんですよね。ここここ。
なので、もう本当に、一旦病院に運ばれて、心臓だけは動き出したものの、その日のうちに、やっぱり感染もしてたので、亡くなったっていうことだったんですよね。
だから、すごい突然の出来事だったんですけど、じゃあ、防げなかったかで言うと、ちょっと後悔も残るみたいな。
そうですよね。家族がどうにかできた話ではないと思うんですけど、病院に出たって行こうとして、行けなかったっていう。病院側から拒絶されて。
そう。うちの母はね、めちゃくちゃショックを受けて、私が救急車を呼んであげなかったから、こんなことになっちゃったんだみたいな。
そんなことない。
ことで、もうずっと責めてましたけど。
でも、責める気持ちも分かるそうではないけど、事実として。
そうではないっていうことを、もう言うしかないんですけど。
そうですよね。だってそんな、知らなかったら、何回人生やり直したって呼ばないと思いますもん。歩いて行けそうなんだし。
そう。で、やっぱその、あまりにも突然の出来事すぎて、なんかなんだろう、私もこう、いまだに、まだ実感は湧いてないんですけど、一緒に暮らしてたわけではないので。
そうですよね。
しかも直近、弟の誕生日会とかしてて、亡くなる1週間前とか。
結構普通に元気に、当たり前ですけど、コロナにまだなってないタイミングだったんで。
そうですよね。
食事を楽しんだりもしてたんで、そんなこと起こるみたいな。
誰一人としても心の準備ができてない。
そうだったんですよ。
しかもちょっと特殊だったのは、家の途中で倒れると、事件性があるかもしれないっていう。
後で、警察の捜査が入るんですね。
そうなんだ。犯人がいるか、って逃亡してるか、みたいなね。
15:00
病院まで警察がついてきたりしていて、で、亡くなった日の夜に、警察が家の母の、要は2人で暮らしてた家まで、
やってきて、最後の持ち物とか、亡くなった経緯とか、そういうのをひたすら質問するみたいなことがあって。
警察も仕事なんだろうけど、お母さんにとってはもう地獄ですね、それ。
そう。これ、別にポッドキャストだからないではいってもいいと思うんですけど、その防犯カメラの映像を捜査資料として見せられて。
うわー、それ見たくないな。
そうなんですよ。その写真、キャプチャーですよね。で、うずくまってる父の写真が写ってて、
結構ね、あれはトラウマ級の写真で、
それは辛すぎるでしょ、見るの。
そうなんですよ。
酷だな。
で、
酷だわ。
こんなことが一気に起こるみたいな、やっぱり。それを、でもやっぱ起きちゃってたんだな、これがここでって思ったら、もうなんか、どう受け止めたらいいのかやっぱ分かんないんですよね。
なんかもう、心を閉ざしてやるしかないって感じですね、そんなの。
そう。
見せられて、私発狂するかもしれない。
そう、そんなことがありまして。
うーん。
まあ、その日はもう、何て言うの、でも立ち止まってもいられなくて。
そうですよね、やることが次から次へと押し寄せてきますよね、多分ね。しかも準備してないからね。
警察が遺体を引き取るんですよ。解剖まではしないんですけど、一応軽くチェックするみたいな工程があるらしく。
外傷がないかとかね。
なので、その遺体は即行、その翌日には葬儀者さんに取りに行ってもらわないといけないんですよ。
だから、その日のうちに葬儀者に連絡してみたいなこともしなくちゃいけなくて、
で、明日○○警察署まで一緒に取りに行ってもらえますかみたいな話から始まり、葬儀内容の打ち合わせをするみたいな流れになっていくんですけど、
こっからがもう本当に、祖父母の亡くなった状態とはすごい違ってた部分なんですけど、
母は言っても結構しっかりしてるんですけど、とはいえ、悲しみのどん底みたいな、一緒に暮らしてた家に一人なわけじゃないですか。
そこここにお父さんが暮らしてた痕跡があるから。
そうなんですよ。不在を感じちゃうじゃないですか。
だし、突然の出来事なのに、全部なんとかしなくちゃいけないみたいな状況になるから、
18:01
やっぱり子供がすごい頑張らなきゃいけないっていうのは、すごいって言ってもそんななんですけど、
ただやっぱり葬儀との向き合い方は全然違いましたね、まず。
その祖父母の時とはね。
そうですね。祖父母が亡くなった時っていうのは、ほんとに九十とか。
大王女とね。
そうそう。割と大王女。
あと、病気になる前に、その年齢だからある程度、意思ももらってるわけですよ。
どういう風に葬儀をしてほしいとかもそうですし、
まあ、遺言状があったりとか、
あと、病気になってる時点で、いろいろ話したくないけど、多少その後のことどうするかみたいな。
まあ、そうですよね。
心の準備も、物理的にも準備できるじゃないですか。
したくないけど。
だけど、父の場合は突然だったんで、何も決まってないし、どこにも意思は残されてないんですよ。
そりゃそうですよね。
例えば、葬儀を家族葬にするか、一般葬にするかっていう話がまずあって、
割とうちの父、会社の役員を長いことやってて、
しかも新卒で入った会社を、グループ会社とかに巡りながら勤め上げてるんですよ。
そこそこ有名な会社を。
じゃあ、関係者がすごいたくさんいるわけですね。
そうなんですよ。だから、完全引退したのが2年前とかで、
だから、全然、
まだ知り合いが元気でたくさんいると。
たくさんいるんですね。
うちの父はやっぱり、会社員人生で、それ以外にすごい趣味とかっていう感じじゃなかったから、
逆に言えば、そこで培ってきた人間関係とか、
自分の仕事ぶりみたいなことを、知ってる人に送ってもらった方がいいだろうっていうことで、
一般葬にしたんですよ。
家族葬で家族だけで、三列はお断りしますみたいなのではなくて、
来たい人はどんどん来ていいですよみたいな。
そしたら、最初300人くらい来るって言われて。
すごいね。
関係列の会社とか含めて。
役員ってやっぱ一般人じゃないんだな。300人?
そうなの。
葬儀場も大ホールみたいなやつしないとダメじゃん。
複数の会社の役員やってたんですよね。
そうなってくると、予算もすごいし。
確かにね。
お金の管理とか、父がしてたから。
どこにあんのお金みたいな話から始まり。
しかも一生亡くなったってなったら、口座から引き落とすのとかすごい大変なんでしょ。
その辺の手続きとかどうするのみたいな。
そもそも通帳どこにあんのみたいな。
そういうことから始まって。
21:02
300人って言うけど、分かんないんですよ。何人来るか。正式には。
一般層って分かんないんだ。来た人にみたいな。
すごい話に水を差すようなんですけど。
葬儀とかツヤとかって、なくなったら結構すぐじゃないですか。
次の人が、次の次の人がじゃないですか。
その時点で一般層にしようみたいな決断を刻一刻二していくと思うんですけど。
じゃあ、どのホール借りるかとか空きがあるかとかもやらなきゃいけないわけですよね。
この人に頼むってなったけど、300人来るんだったらうちは空いてませんとかあり得るわけで。
300人の見通しはどう立てるんですか。来ますか来ませんかみたいな感じ。
最初は分かんないんですよ。
葬儀屋さんに一般層にしますと。
なので家族層よりは大きい部屋を取りますと。
でも何人来るか分かんないけど、100人以上は来ると思うのでみたいな感じで思ってたんですよ。
親戚だけで数十人はいるから。
友達とかも来て、もうそれだけで5、60人になるわけだから。
それに会社の人とかも来たら、有200は超えるだろうみたいな見通ししか最初は立ってなくて。
そうですよね。
ただそれを前提に一応葬儀屋さんに相談したら、空いてる部屋でここが選択肢としてありますみたいな感じで、
もう説明してもらって決めたんですけど。
じゃあ何人来るのみたいなところは、
父が勤めてた会社に連絡してもらったんですよ。
父の会社でお世話になってた人経由で。
最後にいた会社の総務の人が、「おおよそ何人くらい来ると思います?」みたいなことを取りまとめて、
取りまとめてってか、別に希望を聞いたとかじゃないんですけど、ご連絡してくださって、
そしたら、百数十名くらいかなって思ってたところが、300くらい来るってことになって。
300やばいでしょ。
会社だけですよ。会社の人だけで。
会社だけで?
そう。
だけで?プラス親族、友人。
そう。だからそうすると400みたいなことになるじゃないですか。
本当に不謹慎ですけど、コンサートみたいになってますね。
そうなんですよ。
希望が。
私がやってきたプレスイベントとかよりも規模でかいんですよ。
人生の中でそのイベント取りしきるのやっぱり。
予算で言ったら、結婚式なんかよりも全然高い。
確かに結婚式じゃなくて、100人読むとかでも結構大きいから。
そうそうそうそう。
400人って、まじ芸能人レベルのあれですよね。
でも、100人読んで、私もいくらくらいしたか覚えてますけど、軽くそれの倍以上の金額は。
まじで?
かかってました。もちろんすごいゴージャスな結婚式したら話は別ですけど、
数十人規模の、それこそコースとかいっぱい出すような、
ウェディングドレス着てみたいな。
それよりかかるの?正直言って。
全然かかります。
ご飯出すけどお弁当とかじゃないですか正直。
ただ、なんか羊とか仮装とか、部屋代もそうですけど、
24:06
あと住職さんに払う費用とか。
寺系は高い。
あったり、ま、いろいろ。あと花?
祭壇がね、だって400人だから。
祭壇の金額。
そんな花ちょこっとじゃん、でも見えないですもんね。
そう、だから花はもらうことにして、みたいな。
その祭壇はその花を置くにふさわしい祭壇を置かなきゃいけないんだけど、
確かに。
本当にピンから切りなんですよ。
なんか、質疑の素材とか祭壇の規模とかも。
なんかもう話がそれにそれるんですけど。
もうね、意思決定の連続なんですよ、これ本当に。
しかも短時間でやらないといけないからね。
結婚式と違ってゆっくり相談してまた決めます、検討しますじゃなくて、今決めてくださいみたいなね。
そう、だから亡くなった翌日にその第1回打ち合わせをして、
それが土日とかだったんで、
週明けてその会社に正式に連絡をして、話したところ300来るみたいなことが分かって、
その翌日、私と弟と母親とで集まって、
葬儀者さんが来て、打ち合わせ2時間して。
ヤバみたいな。
心身ともに全員ギリギリみたいな中で、そんな話ししないといけなくて。
そうなんですよ。
これヤバって思って。
すごい日本で通帳どうかみたいな。
そう、お金のこととかも下ろせなくなったら大変だからとか、
そういうこといろいろあって、
でもいろんな人に連絡するじゃないですか。
そうするとお悔やみ申し上げますみたいな、いろんな連絡がきつつ。
次々連絡きてね。
よく分かんないこと言ってくる人いっぱいいるんですよ。詳しくは言わないですけど。
言ってきそう。親族とかがこういう葬式にしろとか、ここには連絡しとけとか言ってくるやついそう。
なんとかはいくらでしたか、ここにやった方が安くなるかもしれませんとか、
お花はわざわざ親族がみんな出すみたいなのはちょっととか、いろいろあったりとか。
うるせえ。想像力ねえ。黙っとくだけでいいのに。
参列する人たちからも、要は引退したおじいちゃんみたいな人もいるから、
大学のサークルからは何人行きますみたいな。
ところで、こういうのはどうなってますかとか、進捗確認するみたいなメールが来たり。
うちの母がコロナになってるから、喋ると咳き込んじゃうんですよ。
5日は経ってたんですけど、まだ感知してない。
かわいそう、ボロボロなのに。
おじいちゃんみたいな人が電話で話したいみたいなこと言ってきて、電話は困るんですみたいなことをメールで返事しなきゃいけないみたいな。
あ、なんでおじいちゃんに進捗報告しないって。誰なの、マジで。思いやりとか持てよ、マジで。
でもね、マジで悪気ないですよね。だから。
27:03
そっか、思いやりなんだ、それが逆にね。
それが思いやりなの。
気遣ってるよっていうアクションなんだね。
大丈夫でしょうか。
いらないけど。
僕が取りまとめるので、任せてくださいみたいなのが売りに来るんですよ。
ちょっといたんねえ、電話線抜くみたいな。
それで、もう無理って言うから、じゃあ私が返信文面作ってあげるから、それをテンプレにして、自分が書きたいようにして書こうみたいな。
そっか、お母さんに全部直で連絡くるんだ。
そうそう、見た瞬間に、ただでさえメンタルがぐちゃぐちゃなところに。
いや、本当にそうだよ。
そういうの来ると、崩壊しちゃうっていうか、怒りに任せてすごい文章とか書いそうになっちゃうわけですよね。
そりゃそうだよ。
だから、じゃあ一旦こっちで返事書くから、それを冷静に直すぐらいだったらできそうみたいなことで、そういうことを対応したりとか、
もう本当に葬儀一個一個、階層御礼ってお土産みたいなものはいくつ用意しておくかとか、何にするかとか。
そっか、お土産とかいるんだったっけ。
そうですよ。
しかやっぱその、でも私言っても祖父母のしか出たことないし、祖父母のやつなんて、言ったら主催者じゃないじゃないですか。
そう、募集じゃないし、あと家族層かどうかって結構大きくて。
確かに家族層しか経験したことないかも。
家族層だったら何人来るかも分かるし、そんな規模大きくないから、ちょっとデカイイベント開催とはニュアンスが違うんですよね。
400人だもんね。私別に今後400人のやらないと思うもん。
すごい。
私も。
規模が。
なかなかない。だからもうほんとね、一つも分かんない葬儀。だって私も経験ないし。
誰一人経験ないでしょ。
母親も別にね、400人規模はほぼやったことないわけですよ。
しかもお母さんが募集になる?
そうそうそう。母が募集なんですけど。
しかもその、全然仕事の予定とかあったから。
そうだよね。
それをこう、会社に言ってみたいな。
日引き休暇を取る2日間以外にも打ち合わせとかいろいろ。
そりゃそうよ。
休暇取ったりするんですけど。
そうは言っても全部お放棄はできないんで、日引き休暇のために仕事の手話寄せとかが前後に来るので。
そりゃそうよね。
かなさんもとうとうさんもね。
だけど、なんていうの?今この状態で目標設定とかマジ無理みたいな感じになって。
そりゃそうやろ。現実が大変すぎて、未来の話はちょっと置いといてくださいって感じですよね。
全然ポジティブな目標設定できなくて。
そりゃそうだろ。
保守的な数字出したら、保守的すぎますとか言われて。そうですよね。
大変だなマジで。そんなバタバタして仕事のことなんか考えられないよ私だったら。
30:00
あとは、べき論みたいな。子育てじゃないけど、お母さんのこと支えてあげてくださいね、みたいなメッセージとか来たりして。
いや、わかるけどさ、みたいな。
そりゃそうだよ。それはそうなんだけど、言われてもプレッシャーにしかならないから。
なんていうか、濃くなことするね人間って。
そんなこと言われなくたって支えてるしっていうのはまず一つだし。
辛いのはもちろん一番辛いのはお母さんかもしれないけど、辛いから、お母さんも弟さんも。
そうなんですよ。
なぜ支える方としているのかみたいな。
母が取り乱してたら、私はそんなに取り乱せないっていうのは、昔からそういう風になってたから。
冷静になりますよね。目の前にパニックになってる人とかいると、ならざるを得ないっていうか。
そうですね。なので、私も支えれるかって言ったら、そんな。
そんなの無理だよ。心の準備できてないんだから誰も。
これは何?みたいなことの連続すぎて。
そうですね。
祖父母が亡くなったのとは本当に全然違いましたね。
おじいちゃんが亡くなるみたいなのって、そりゃ90だからね、みたいな気持ちも正直あるし、しかも直接的に育ててた人じゃないから。
会う頻度が全然違いますよね。
やっぱりちょっとニュアンスが違う。
あと母親が、母親の心の準備ができてなさすぎるから。
そりゃそうだわ。
それをサポートするのが子供の役割なんだ、みたいなのがより求められるっていうのも結構違うなって思ったりとか。
すごい学びが、学びがって言ったら語弊があるんですけど、この体験はすごかったっていうのがストレスフルでもあるんですけど。
祖父母と父の違いもあるけど、一番のインパクトは準備ができてるかできてないかですよね。
そうですね。
私たちの親世代が、やっぱ祖父母をやるのも、言ったら親じゃないですか。
でもやっぱ心の準備ができてたら、そこ全然違うから。
そうなんですよね。
やっぱ急だったっていうのが一番のファクターとして大変だったってのがありますよね。
すごい身近な人が突然にみたいな。
で、なんかそういうことじゃないんですけど、私父親最高なんで、血はつながってないんですよね。
だから、いわゆる普通の実父とのお別れとは、意味合いがちょっと違うとは思うんですけど、それでもすごいショックではあって。
そりゃそうでしょ。
33:00
葬儀で思ったことなんですけど、全然脈絡ないんですけど、それで当日を迎えたわけですよ。
400人ね。
その日までは、ちょっと涙がこみ上げてくるみたいなことは、亡くなった瞬間以降はそんなになくて、
当日おつやを迎えたときに、友達の葬儀って言ったことあります?
ない。
友達の家族が亡くなったときの葬儀とか。
ない。
ないですね。
だから、友人が葬儀に来るものっていう感覚がゼロだったんですね。
友人ってのは、かなさんの友人?
そうそう。もちろん、父の友人とか来るじゃないですか。
でも、私の知らない人じゃないですか。
でも、葬儀って一般祭だった場合、特にね、母主とか、本人の友達とか、そういう人たちがわりと来るものみたいで。
でも、どうやって情報を仕入れるんですか?お知らせしたんですか?
フェイスブックとかでお知らせしたりしてたんで、私はしてなかったんですよ。会社にしかやってなくて。
なんですけど、母の親友とかは、すごいたくさん、たくさんっていうことでもないけど、いろんな人が本当に来てくださっていて、
あっ、そうだったんだって、まず思ったのと、
あと、祖父母が亡くなったときは、家族葬だったんで、そういうことはなかったんですけど、
上司が来てくれたんですよ、葬儀に。
かなさんの上司が?
私の、そう。
あと会社の、うちの取引先、要はPRの取引先の会社が、お花とか出してくれてて。
そんなに影響力あるっていうか、葬儀ってそこまで広がっていくんだ、関係者が。
そう。ただ、体感の話なんですけど、友人とか、自分に関係のある人が、今回は本当に大変でしたねっていう気持ちを込めて、葬儀に参列してくれることって、もうね、とてつもなく慰められました。
そうなんだ。
もうね、その上司を見た瞬間に、涙が止まらなくなった。
そうなんだ。やっぱりこう、張ってた気が、言ったら自分のね、普段の生活圏の人が来ることによって、ちょっと緩むみたいなのがあるんですかね。
そうなのかもしれないですね。なんか、この気持ちはうまく表現できないんですけど、私も悲しんでいいんだって思った、まず。
いとまもないしね、悲しむ。
そうなんですよね。あとその、会社の人がやっぱり自分のプライベートな出来事に対して、こう、追悼の意みたいなのを本当に示しに来てくれてるっていうことが、なんだろうこれ、本当にうまく言葉にできないんですけど、
ありがたすくて泣けるみたいな、ありがとうございますみたいな気持ちで、込み上げてくるものがあったり。
36:01
かなさんにとって、すごく大変で、通列な出来事があったっていうことを、ちゃんと受け止めてくれてる感じがしますよね。
そうなんですよね。だから、私も、もし友人の両親とかが、不謹慎ですけど亡くなるようなことがあって、仮に三列してもいいみたいなことなんだとしたら、
本当におつやの一瞬だけでも、言ってあげるってすごく大事なことなんだなって思いました。
でもそうかも。なんか私、経験ないから想像しかできないけど、まずは気が張ってますよね、かなさんが。
お母さんも大変だし、家族も大変だし、で、あとはなんかケアしないといけない親族とか、初めて会う失礼があってはいけない人たちとかが、周りにたくさんいる中に、
言ったらポッと馴染みのある顔が出てくる安心感みたいなのって、すごいありますよね。こっちサイドというか仲間というか。
そういう感じは確かに、なんか想像すると、そこにやっぱ普段から見知った気のおけない中の人が出てくるっていうのって、心温まるんだろうなって思いますね。
そうなんですよね。だからこれは、来てもらうサイドを経験してみないとわからなかった感情だなって、すごく思いましたね。
もう全然思い立ったことなかったですもん、今、それ聞くまで。
あとね、チンヌにすごい花が来たんですよ。
来そう。だって人がまず会社だけで300人来るんだから、花も想定より来そう。
でも、営業を鑑賞する取締役みたいなことをしてた時もあったり。
じゃあ関係者が営業をやってるとすごいからね。
そうなんですよ。だからその取引先にあたるところとかからも、たいそうな会社の社長とかから、長伝とか長歌とか来て、
うまく言えないんですけど、知ってたんですけど、父親がどういう職歴の人か。
だけど、ここに来て初めて実感したっていうか、
可視化されますもんね。
父が何をしてきた人だったのかっていう、その影響力がどういうところにまで及んでいたのかっていうのを目の当たりにして、
何ていうか、葬儀にお金をかけるなんて、無駄なことのように思ってたんですけど、
父親を弔うという意味でもそうだし、家族にとっても、やっぱりその人の生きてきた奇跡を知るっていう上で、
特にこんなに早く亡くなってしまった場合って、意義のあることでもあるんだなっていうのも思いましたね。
お葬式とこつ屋って、言ったら残された人たちの心の整理のための時間としてすごく大事な側面があると思うから、
39:06
普段からそんなに自分はこんなに関係者がいてとか、こんな営業先でなんて、家の中で言わない人多いと思うから、
そういう機会ぐらいしか目にすることないですよね、正直。
そうなんですよね。やっぱり仕事の話、家であんましてなかったから。
だから、父親の人生の中で、一番お金のかかるライフイベントだったと思うんですよ。今となってはね。
だけど、家族の間では、これは一世一代の晴れの日だから、しっかり晴れ晴れしく見送ろうみたいなことをスローガンにして、頑張ったみたいなことがあり。
そんだけ人が来るんだから、会社の人とか関係者の方も、すごい見送りたいという方が多かった。
そうですね。
だろうから、一般層にしてよかったですね。
そうなんですよ。だから、来させていただいてありがとうございますみたいな風に言ってくださる方もいて、でもそこで初めて会ったりなどしてて。
そりゃそうですよね。会わないですよ、父親の会社の人と。
父が話に出していた〇〇さんってこの人だったんだっていうのは、もうね、死んでからわかるって不思議なことだなって思ったりとか。
確かに。
でもね、考えることありすぎて、これは一回、やっぱり誤りで話したいなって思ったんですよね、まず。この話を散々話しといて。
かなさんのね、今年起こったライフイベントの中でも超度級ですからね。
そう。
いろんなことに影響してくるだろうし。
そうなんですよ。だからちょっと、葬儀が終わるまでと終わってからしばらくは、ポッドキャストとかも編集できなくなっちゃって。
当たり前でしょ。絶対できないですよ。
向き合えなくなっちゃったんですよね、集中して作業するみたいなことと。
そりゃそうだよ。
その場で瞬間的にめっちゃ泣いたりみたいなことはあんまなかった。葬儀の時とかはあったんですけど、一見普通に仕事してる風なんですよ、自分でも。多分周りからも。
あれ?そんな感じなの?とかも言われて。
マジ?
もちろん分かった上でね、気遣ってくれてる上でもっとすごい悲しみに暮れてる感じなのかと思いきや、普通に仕事してるから、びっくりしましたみたいな。
大丈夫ですか?とか言ってくれる。
心配の意味でね、取り乱したりしてないし。
って思ってたんだけど、やっぱりね、全然通常のメンタルではなくて。
辛そうでしょ。
でもね、できないこととかめっちゃありましたね、その期間。
私はその期間、かなさんとリアルに接したわけじゃないけど、かなさんっていう人間のことはまあまあよく知ってるつもりなんで。
42:07
大丈夫?ってずっと思って。いやもう無理でしょみたいな。編集できなくてすいませんと。いやいや、できないでしょみたいな。何を言ってるんだみたいな。時間かかるよ、あなたはと思って。
相当。
いまだにね、この話は終わってなくて、49日も来てないし、相続とかの話もあって。
そっか、そうよね。そんなにお役にくらわないね。
一新党の相続権があるんですよね。親がなくなった場合って。
子供だからね。
祖父母だったらほとんど、あるけどほぼない人種みたいな。
まあほぼない。相当な大富豪じゃない限りね。
そうなんですよ。だから、すごい手続きがいっぱいあって。
ああ、そうなんだ。
そういうのもまだ終わってないんですけど、それこそ、税理士さんと2時間打ち合わせとかも、葬儀の後にまた会ったりとかして、
ああ、こういう話なんだっていう、そのto be continuedですね。
自分が精神的に向き合って考えていくみたいなプロセスとともに、事務的なものも一緒に走って。
葬室に向き合う、向き合い方が統一できないっていうか、悲しみに暮れるみたいなことに身をどっぷり浸したいのに、
一方で相続が、とか税金がとか言われて、そこで悲しみにどっぷり浸かる自分にはなれないじゃないですか。
ちゃんと話さなきゃいけないから。
そうなんですよ。
なんか水を刺されるというかね、気持ちに。なんかそこでシャンとしなきゃってなっちゃって、また暮れられないって。
こういうことがあって、私葬儀のとき、言うてもすごい悲しかったんですけど、なんだろうこれ?と思って。
この悲しみは、なんでこんなことになってるんだろうっていうのを、非常に言語化したくなってしまって、
それによって、私なんか取り乱すと、言語化して整理するみたいな習慣がもともとあるんで、
で、ノートに書き始めてたんですよ。
やっぱり人が死ぬって、単純じゃないなっていうのは、すごい思ってて、
なんか最後にちょっとこの話もしたかったんですけど、
何が悲しいって、まずはこの別れですよね。
で、別れっていうのは、いろいろ卒業とか、いろんな恋愛の終わりとか、いろんな単位の別れがあるんですけど、
ずっと長いこと家族としてやってきた人と一生会わないっていうのは、シンプルに衝撃が大きいことですよね。
正直でも、その悲しみだけで言ったら、離婚もそれなりにショックだったんですよ。別れみたいな。
でもそれだけじゃないなと思って。
もう一つは、やっぱり人が死ぬっていうことって、理解ができない。
45:05
もう絶対に認識できないじゃないですか。自分では生きてる限り。
だから、もう純粋に目の前で、冷たくなって抜け殻みたいになっちゃってる父親を見るのが怖いっていう。
この人動いてたはずなのに、もうそこに正気を感じないみたいなことが、すごい怖いっていう。
頭でね、知識として人間っていうものが死ぬっていうことが分かってても、自分にとってものすごく近しい。
動いてるのが当たり前だった人が、じゃあいざ動かないっていう現実が、どういうものなのかみたいなのが処理が難しいですよね。
そうなんですよね。こういうことから哲学とか生まれていったんだろうなって、本当に思うような。
私も今言おうと思いました。だからやっぱり人って宗教大事なんだろうなって。
そうなんだと思った。
天国にいるって、その時本当に確信できてる人とできてない人?
言ったら、私もかなさんも多くの日本国民の人はできてない方じゃないですか。
その時の心の支えになるんでしょうね、宗教は。今はもう大丈夫、天国にいて神様と一緒にいるからっていうのと、
あの魂はどこに行ったんだろうって思うのでは、心の土台みたいなものが違いますよね。
そうだと思います。
悲しみの大きな要因の一つを、ちょっとでも軽減するというか、癒す力を本当に宗教って持ってるんだろうなっていうのは、思いますよね。
そうですよね。
そういうのが自分にないっていうのが、結構痛感したことではありましたね。
さっき言った知識としての死を受け入れると、何で表現していいかわからないけど、感情的なに死を受け入れるのを支えになるのが宗教なんでしょうね、哲学とか。
そうですね。あともう一個は、もう散々話してきたんですけど、自分と関わりの深い関係にある人が、土石から消えるんですよね。
で、これって日本の法律上、大きな出来事だっていうことで、葬儀も含めてですけど、各種手続きが、もう完全に未経験だし、何なら苦手業務なんですよね。
かのさん、手続き系苦手だから。
そう。で、しかも会社の引き継ぎとかもすごくしなくちゃいけなくて、それによって人といろんな摩擦とかも起きたりするんですよ。
そうよね。
そうそうですするな。
そこのストレスがすごいある。でも、申し訳ないとか、なんでそんなこと言うんだろうとか、なんでこんなこともできないんだろう、私とか、こういうときどうしたらいいんだろうとか、自分の不甲斐なさみたいなことをすごい考えちゃうんですよね、その相乗効果で。
48:14
ただでさえしんどいのにな。
しかもメンタルが完全に極限だから、たぶん元気なときにやるより傷つきやすいしね。
そうなんですよね。
きついな。
もちろんこれだけじゃないと思うんですけど、だいたいこの3つに分類できるなみたいなことを整理して、自分の中で気持ちの落とし所みたいなことを、この2、3週間考えていて、
落ち着いてきている今日この頃、一旦はね、まだまだ色々な落ち着きが続いている中で。
まだまだ最中ですよね。
そういうのもあって、このこととかも話したいなと。
いつかやっぱり、この経験によって私が得たものっていうのは、やっぱり悲しみへの共感力だと思うので、
下手に決めつけることは良くないですけど、一旦抽象化することによって、もし自分以外の誰かに同じことが起きたときに、
その人がどういう精神状態にあるのかとかを、想像力を働かせて、適切な言葉をきちんとかけられる人でありたいなと思いましたね。
そうですよね、だから分かんないですよね。私も今日だって初めて資料のことばっかりだったし、
なんて言葉をかけたらいいんだろうって思ってましたから、実際やり取りね、DMでする中で。
そうですよね。
なんか負担にならないといいし、でも元気づけるみたいなことはできないって分かってたんで、
せめて傷を深くならない言葉をかけたいけれども、どうしたらいいかなみたいな。
そうなんですよね。実は、だから亡くなった、生々しい話ですけど、亡くなった日に収録が予定されてた。
たまたま。
そうそう、たまたまね、ほんとね。
だから、何をどうしてもちょっとやっぱり無理だわ。
それは無理。
なんだろうな、人ってやっぱりちょっとおかしくて、帰ってできるかなとか一瞬思うんですよ。
パニックでね。
パニックでできるわけないんですよ。
できるわけないからね。
物理的にも精神的にも、どんなテンションで収録するんだって話だから。
ほんとそう。できるわけない。
だけど、このタイミングでキャンセルとかしたら、でもあんま良くないよな、できるかな、できないかなとかを、すごい考えちゃいましたね。
特にゲストがいたんですよね。
そう。
だからこそ余計思ったんだと思うんですけど。
本当に申し訳ないと思って。
しかもなんか、こんな重い話突然。
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そう、ゲストの人にね。
かやこさんとゲストの人、ほとんど話したことのないゲストの人に対して、どんなテンションでこれテキストで言えばいいんだろうみたいなこととか。
パニックだから、さっき亡くなった状態でどう伝えたらいいんだろうみたいなこととか。
いや、ほんとそう。
すごいもう、頭グワングワしましたよね、あの時。
よく思い出したねって思いました、逆に収録あるって。
普通に頭から抜けて、来ないね、かなさんってなることは全然あり得たと思う。
よくちゃんと連絡してくれた。
そうなんですよ。
どんなテンションで話そうか、今日もすごい考えてたんですけど。
本当っすね。
すごい暗い感じで終わらせたくもなくて、謝り続ける私たちとしては。
全てが謝ってるんだけど、その中での考えたこととかって、リアルタイムにその瞬間しかシェアできないこといっぱいあるから、
並列でシェアしたいなみたいな気持ちでしたね。
いくらかなさんが自分の心の整理のために、いろいろ抽象化して、分類してって、やるタイプとしてね、主に言語化できてたとしても、やっぱ時間経つとその感覚って薄れていくから。
ある意味でこっちは聞かせてもらってありがたかったというか、全然未体験ゾーンなんで、そうかって感じた。
そうなんです。
だからくねこさんに、ちょっとすいません、もうどんなテンションで聞いたらいいかわからないと思うんですけど、この話してもいいでしょうかっていうことでちょっとお願いをして。
もちろんと。
一回使って、たぶんこれが放送される頃は結構時間経ってると思うんですけど、話させてもらいましたと。
という感じで。
暗い感じになっちゃったあれなんですけど、みなさんそれぞれいろいろ悲しみとの向き合い方とか、やっぱり大切な人を失った経験とか、生きてるとネガティブな出来事とか思考とかってたくさんあると思うんですけど、
そういうものとどう向き合ってきたかとか、自分の中では悲しみの意味違ったよとか、そういうこととかをお便り通じても意見交換できたりしたらすごく素敵だなと思っていまして、ハッピーなことだけじゃなくてね。
そうですね。いろんなストーリーがあるはずだからね、そこには。
そうなんですよ。これは私の一体験であって、他の人からしたら全然違うかもしれないので、ぜひ今日話を聞いていただいて、こういうことも聞いてみたいと思ったこととか、ご感想もそうですし、まずご自身の体験のシェアもそうですけど、Xであれば、ハッシュタグあやまリスナー、あやまひらがなリスナーをカタカナでお待ちしておりますと。
はい。お便りフォームもありますので、概要欄にリンク貼っているので、自分はこう思ったよとか、こういう体験だったよとか、質問とかね、全然ご感想でもあればお気軽に送ってください。
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はい。そして番組のフォローや5つ星評価などもぜひいただけたら大変励みになります。
はい、めちゃくちゃ励みになります。あとですね、今回はこういう回で、次の回はすごい肯定差の回が来ます。
はい。予言しますと。
予言。今回はこういう喪失にまつわる話だったんですけれども、翌週にこれ来るんだみたいな回がやってきますということだけを、すごく抽象的に予告しておきます。
ある意味、今日が前編ですね。
そうですね。ほんと前後編みたいな、ある意味セットみたいな話になってる。
セットでその楽さを体感していただけたら嬉しいですね。
そうですね。お待ちくださいということで、よかったらフォローとご感想もお待ちしてますということで。
はい。本日もありがとうございました。
また次回お会いしましょう。ありがとうございました。
55:14

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