何かというと、人間の脳というのは2つの機能的ネットワークがあります。
1つはデフォルトモードネットワークというもの。
もう1つはタスクポジティブネットワークというもの。
聞いたことある方は旅らっしゃると思うんですよ、この2つの名前って。
何かっていうと、デフォルトモードネットワークというのは、
外の環境だったりとか何かに集中していない状態。
例えばお風呂に入ってぼーっとしているときとか、
あとシャワーを浴びているときとか、
あとは会社代わりに最寄り駅から自宅に帰る途中とか、
このときってオートパイロット状態で家に帰れるじゃないですか。
次の角右に曲がってとか考えずに家に帰りますよね。
こういうときって勝手に頭がリラックスしていて、
何かに集中したいとかしてないですよね。
こういう状態のときにあることが人間の脳の中で起こるんですけど、
それが自分の過去の記憶を呼び起こして、
その過去の記憶をもとに未来の自分をシミュレーションしたいとか、
あとは他者の感情に想像を巡らせてみたいとか、
ということが起こるんですね。
これが活性化している状態をデフォルトモードネットワークが活性化していると言うんですけど、
妻の言葉に共感したいとか、寄り添ったりとか、
そういうときに使うのがデフォルトモードネットワークのほうなんですね。
脳の中のいろんな部位が活性化するんですけど、血流が増えたりとかするようになるんですよね。
いろんな部位がタスクポジティブネットワークを活性化するときと違う脳領域が活性化するんですけど、
タスクポジティブネットワークというのは、逆で何かの課題に集中したいとか、
自分の外の環境に集中するときに活性化するネットワークなんですよ。
例えば、この書類をあと1時間で作らなければいけないとか、
資格勉強のために1時間勉強に集中するとか、というときに活性化するのがタスクポジティブネットワークですね。
この2つは脳の中で別の部位がお互いに連携し合っています。
たまに2つのモードが連携し合うときもあるはあるんだけど、
基本的にはデフォートモードネットワークが活性化すると、
タスクポジティブネットワークが下がるという傾向がある。
シーソンみたいに相関関係にあって、片方が上がると片方が下がるということが起こるんですよね。
0、100ではないんですけど、そういう大まかな傾向があるんですよ。
ということは、妻から質問されて、これは何か理由を問われているんだなと思ったら、
僕らは論理的な説明しかすることができなくて、共感的な言葉を出すことができないんですよ。
なぜなら、これってシーソン状態になっているので、どっちが上がればどっちが下がるので。
妻から問われたときに、何でなのって言われたときに、
僕らの脳がタスクポジティブネットワークを活性化させてしまうと、
妻に対して共感できない、つまり妻が求めている言葉を発することができない、
許すことができないという状態が発生しちゃうんですね。
これが僕も含めて多くの男性が陥っている、脳の機能的ネットワークにおけるトラップなんですよ。
これを女性に言っても、何言っているの?と言われちゃうと思うんで、
何であんたはいつも共感してくれないの?
何だなと私の話は分かってくれないの?と妻に言われたときに、
この話は絶対にしちゃダメですよ。
これはあなたの頭の片隅に置いておいて、自分の行動だけを変えればいいので。
こういう背景があるわけなんですよね。
僕ら男性がなかなか人に共感できなかったりする背景にあることって。
じゃあこれどうしたらいいのかというと、
実は意図的にこの2つの機能的ネットワークを調整することができるんですよ。
今デフォートモードネットワークを高めようとか、
今タスクポジティブネットワークを高めようというふうに
コントロールすることがある程度できるんです、人間って。
それを裏付けるのが、ある実験、研究がありまして、
調査軍の人たちは、そのある研究した人たちは、
普通の正常に脳が動いていれば、
デフォートモードネットワークとタスクポジティブネットワークは
シーソーみたいに片方が上がって、片方が下がるという関係性があるんだけど、
これがバグっていると、両方とも上がるという謎現象が起こるんですよ。
つまり集中しようとしているのに雑電が消えないとか、
そういう状態が起こっちゃうということが、そういうふうになっちゃう人がいるんですよ。
彼らに対して、マインダフルネス・認知療法という心理療法ですね。
これを行った研究があります。
彼らは集中すべきときに集中できない雑電が入りまくるとか、
共感すべきときに相手がノンパしちゃうとか、分析モードが入っちゃう、抜けないみたいな人たちなんですよ。
これ一般的にはADHDとかASDとかって言われる方たちのことなのかなと思ってますんですけど、
もっとそれの激しいバージョンなのかもしれないですね。
彼らに対してマインダフルネス・認知療法を行ったと。
要はマインダフルネスの訓練みたいなものをさせたわけですよ。
そうしたら、なんとデフォートモードネットワークとタスクポジティブネットワークですね。
これがどっちも上がっちゃってたのが、ちゃんとしたシーソー状態になったんですよ。
正常な相関関係というのが復活したんですよ。
12週間。12週間のマインダフルネスをやったことによって。
ちゃんと比較群が存在して、普通の通常の心理療法を受けたグループがいたんですよ。
マインダフルネスをやらなかったグループも。
こっちは変化なかったそうです。
ということは、マインダフルネスをすることによって、続けることによって、
僕らは意図的に妻に共感をしたいとか、仕事に集中したいとかということを切り替えられるようになるんですよ。
調整することができるということが、日常されたわけですよ。
できるようになるんですよ。誰でも。
意識して行動するということですよね。
自分が今何をすべきかというのを。
マインダフルネスをやると難しいなと思っちゃうかもしれないんですけど、
すごい簡単な話で、今自分が何を感じているのかとか、何を思っているのかということに気づくことなんですよ。
例えば、毎朝5時40分から15分間のマインダフルネスをやっているんですけど、
僕の受講者の方たちと一緒にマインダフルネス部という部活を作って一緒にやっているんですけど、
例えば音のマインダフルネスというのがあって、15分間静かに座って音だけに集中するというのをやるんですよ。
例えばエアコンの音だったりとか、遠くから聞こえてくる車の音だったりとか、
というのに集中するというのを15分間やるんですね。
どうしても雑念って浮かんでくるんですよ。
無になるのが目的じゃないので、雑念が浮かんじゃ全然OKなんですけど、
マインダフルネスを続けていないと、雑念が浮かんだまま15分間経っちゃうんですよ。
もう終わってた、もう終わりか、余計なことを考えて終わっちゃってた、みたいな。
結構最初の頃はそういうのが多いんですよ。僕も最初はそうでした。
もう全然戻ってこれなかったんですよ。
だけどマインダフルネスはその雑念が頭にふわーんと浮かんで、朝ごはんどうしようかなとか、
ウェル何食べよっかなみたいな雑念がふわふわーんと浮かんで、
それにちゃんと気がついて、今俺雑念浮かんでるなっていう風に、
なんかご飯の音考えてたとか、それに気がついて、いかんいかん音に集中しようといって、
意識を元に戻そうとするんですよ。
これ実はデフォルトモードネットワークとタスクポジティブネットワークを切り替えてるんですよ、これ。
わかりますよね。
ふわふわふわーんと何か浮かんできた、ご飯何しようかなとか、
なんか昨日妻にあんなこと言われてやだったなとか、
今日もなんか言うのかなとかやだなとか、でふわふわふわふわ考えてる状態。
これってデフォルトモードネットワークですよね。
自分の過去の記憶が換気されて、そこから未来の自分をシミュレーションして、
他者の気持ちを想像している状態。
ふわふわふわーんと雑念が浮かんでる。
この雑念こそがデフォルトモードネットワークが活性化している証拠なんですよ。
そして音だけに集中する。
これタスクポジティブネットワークですよね。
外部環境とか課題に集中するときのモードなんで。
ふわふわふわーんと雑念に気が付いて音に集中するというのは、
この2つのネットワークを自在に行き来してるんですよ。
元に戻るということができてるんですよ。
意図的にやってるんですよ。
マインドフィニスを毎日毎日続けていくと、
気が付いて戻る。雑念に気が付いてまた集中する。
この間の時間がどんどん短くなっていくんですよ。
早く雑念に気が付けるようになってくるんで。
つまりそれは自分がデフォルトモードネットワークにいることに
意図的に意識的に気が付くことができていて、
そして意識的に自分の意図的に自分の意識を動かしてるんですよ。
スポットライトのライトですね。
これをAさんに当てていたのとBさんに当てるみたいな
舞台上のライトをAさんからBさんに当て替えるみたいなことを
自分の心の中で行ってるんですよ。
これがマインドフィニスのめちゃくちゃすごい効果なんですけど、
これによってデフォルトモードネットワークと
タスクポジティブネットワークの切り替えができる。
つまり仕事に集中するときは仕事に集中して、
妻の話に共感するときにはちゃんと共感するっていうのを
自由自在に切り替えられるようになるっていうことなんですよ。
すごくないですか。
これができたらあんた話聞いてたのとかって言われなくなりますよ。
だって意図的に動かせるんだもんそのマインドを。
よくありますよね。僕も何度も言われましたもん。
話聞いてたとかなんか別のこと考えてたでしょとか
さっきも言ったよねとか言われちゃうこと結構あったんだけど
これが意図的に変えられるので
マインド意識のモードを変えられるのでなくなってくるんですよ。
実際僕今
マインドフルネス部っていう部活で
1週間ちょいくらいもうちょいかな
もうちょっと毎日やってるんですけど
すごい仕事に集中しやすくなって
疲れにくくなったんですよね。
疲れたら休むんだけど
疲れてることに早く気が付けるようになったりとか
たすけポジティブネットワークに意図的にアクセスしてるので
集中すべきときに集中しやすくなるんですよ。
雑音が浮かばなくなったりとか
他のことに手を出したとかX見すぎちゃうとか
インスタ見すぎちゃうとかあれも1時間とか時間解けるじゃないですか。
よくやっちゃってたんですけど
というのがどんどん減ってくるんですよ。
そして妻と話をするときには
妻の話だけ集中するってことがめちゃくちゃやりやすくなってきます。
僕と一緒にやっているメンバーの中で
方たちの話を聞いていても
視覚が敏感になってきたっていう方もいらっしゃいましたよね。
見えてるものがすごい敏感になってきた。
仕事場に行くときに神社があって
そこの瓦があるんですけど
それがすごいビビッと見えるようになってきたとか
妻の気持ちが
想像できるようになってきたとか
他者の気持ちに思いを巡らせる
心の余裕が生まれてきたとか
いろんな良い変化がどんどん
生まれてきてるんですよね。
これもやらない手はないと思います。
夫婦関係に悩んでいるときに
いろんなやり方ありますけど
相手と自分との間の関係性だけを
変えることができるので
そこに働きかけられるのが
このマインド分裂なのかなって思いましたね。
関係性を変えるのもそうだし
関係性を変えるためには
自分自身を変えていく必要があるじゃないですか。
つい妻が言ったことに対して反応しちゃうとか
つい論判しちゃうとか余計なアドバイスしちゃうとか
こういう自分の癖とか特異質っていうのを
変えていく必要があるわけですよ。
これはあなたが極悪人だとか
名国非道な人間だとかサイコパスだとか
っていうことじゃないんですよ。
脳の機能なんですよ。
脳のトラップみたいなもんなんで
なんとかなるんですよ。
実証ちゃんとされてるので
デフォルトネットワークとタスクポジティブネットワーク
これをうまく調整できるようにするために
マインドフルネスとかを続けていくと
調整できるようになると
集中すべきときに集中する
妻に共感するときに共感するってことね。
きちんとできるようになってくる。
他者の気持ちを創造するっていうメンタライゼーション
っていう力も伸ばすことができるので
マインドフルネスとてもおすすめです。