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2024-04-23 10:38

SUZURIのシステムはよくできている(第746回)

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画像をアップロードするだけで、Tシャツなどのオリジナルアイテムを作って販売できるSUZURIを使ってみたエピソードです。売る側にも買う側にもよくできたシステムで、さすがだと思いました。
=== 目次 ===
SUZURIはどういうサービスなのか
販売する側としての使い勝手について
白色印刷と透過データ
買う側の機能面で感じたことなど
その他販売する側の仕組みについて
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Tシャツなどをオンデマンドで販売することができるSUZURIを初めて使ってみました。
販売する側、売る側のクリエイターは、画像を用意してアップロードすれば、
Tシャツやパーカー、マグカップ、スマホケースなどを商品としてSUZURI上に並べることができて、
購入してくれる人がいたら、その時点で初めてグッズが作られる。そして発送されるという仕組みですね。
クリエイター側とすれば、販売するにあたって資金が全く必要ない、お金がいらない、在庫を持つ必要がないというメリットが大きいですね。
その代わり、一点一点注文があるごとに作られるので、お値段的にはちょっと高めになってしまいます。
作るのにかかるベースの金額が決まっていて、それに儲けの利益となる金額を設定してプラスすることができます。
この手のプリントオンデマンドと呼ばれるサービスはかなり昔からあって、
それこそインターネットが日本で普及し始めた頃ぐらいから海外のサービスとしてこういうのがあるよというのは見ていた記憶があります。
カフェプレスというサービスサイトが昔からある有名なサービスだと思います。
ただこの分野に関しては海外のサービスが日本で普及したわけではなくて、
すずりとかピクチーファクトリーとか日本のサービスが日本では広く使われているみたいですね。
すずりはちょうど今年10周年なんですね。
で、10周年を記念してセールをやっていたので、それに合わせてTシャツを販売しようと思って、
10周年のすずりを初めて使ってみたという次第です。
で、使ってみて思ったのは、さすが10年もやってるだけあって、システムとしていろいろよくできてるなぁと感心しました。
まず画像を登録すると、その画像が入ったTシャツだったりマグカップだったりのイメージが一覧でずらずらずらっと見ることができます。
その上でこのアイテムは販売しますというのにチェックを入れていけば、自分のショップにそのアイテムが並ぶんですね。
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で、各アイテムを編集することができて、例えばTシャツに配置する画像の大きさや位置を調整したり、どの色のTシャツを売る占いの設定とかもできます。
あと商品が販売される時のサムネイルとして表示される画像にはどの色のTシャツを使うかといったことも設定できます。
この辺の選ぶユーザーインターフェースもよくできていて、全く迷うことなく設定を進めていくことができました。
あと金額の設定なんですが、アイテムごとに儲けをいくらにするみたいな細かい設定はできなくて、この絵柄に関しては一律で儲け、すずり用語では取り分となっているんですが、取り分はいくらですよと設定するだけになっています。
この割り切りが逆にいいんでしょうね。一つ一つのアイテムごとに金額を設定していくのは面倒ですからね。金額の設定も数字を入力するのではなくて、スライダーで決めるようになっていてわかりやすいです。
あと紹介文に関してもアイテムごとに設定することはできません。絵柄に対して名前と説明文を設定するだけです。
なので、同じ絵柄でTシャツもマグカップもバッグも作るんだったら、説明文の中にこのTシャツはみたいなことは書けないんですね。
ここの割り切りもそれが正解なのかなと思います。これもやっぱり売るにあたってのハードルを低くしてるんでしょうね。
使ってみて初めてわかったことでちょっと気になったのが、スタンダードTシャツの場合、Tシャツの地の色が白とか淡色、薄い色の場合、画像データの白い部分が透明になってしまう。透過するという仕様です。
画像データに透明な部分と白色で塗られている部分があったとしても、スタンダードTシャツで地の色が薄い色、淡色の場合、白色インクでは印刷されずに白は透明になるということなんですね。
その分、白色インクを使う濃い色のTシャツに比べて値段が安くなるというメリットがあります。
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あとそれで私が思ったのは、透過のデータを作れない。ここは透明ですよというPNG形式のデータを作れない人でも、白い部分が透明になって、絵柄だけが印刷されているようなTシャツを薄い色の場合作れることにもメリットがあるのかなと感じました。
どうしても白い色の部分が残っちゃうと、アイロンプリントを切って貼り付けたのと同じような見た目になってしまいますからね。
なお、SUZURIはヘルプ的なページも充実していて、透過画像の作り方についても詳しく説明していました。
SUZURIにログインして購入してくれた場合、販売している側に誰が買ってくれたか、何という名前のアカウントが購入してくれたかはわかるようになっています。
もちろん本名とか住所みたいな個人情報は販売しているユーザー側にはわからないようになっています。
ただ、ログインしないでも購入できるみたいで、その場合は購入者が誰かさんという風になっていました。
誰かさんが〇〇を買っていったよといった通知が来るんですね。
SUZURIは基本そういうため口なフランクな感じでメッセージ類を出してくる世界観ですね。
ちなみに買う側の話なんですが、ログインしないで商品を購入した場合にも非ログイン、ゲスト、購入用の買ったものページというのがあって、
そこでメールアドレスを入れると認証コードが送られてきて、それを使ってログインするというか専用ページを開くことで購入したものを確認できるそうです。
これたまたまSUZURIのヘルプのページを見ていて見つけたんですが、この辺もなかなかよくできてますよね。
なお商品が気になった場合にいいね的なハートのボタンを押せるようになってるんですが、これがズッキュンという名称になっています。
これも初めて知ってなかなか面白いなと思いました。
元乃木坂46の秋元真夏を連想しました。
ズッキュンとは別にブックマークの機能もあるんですが、これはちょっとわかりにくいかもしれないですね。
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カートに入れるボタンの横にあるので、ユーザーインターフェース的には間違ってないと思いますが、あまり目立ってないなと感じました。
アクリルキーホルダーやステッカーも作れるんですが、それらは絵柄に合わせて自動的にいい感じに切り抜かれるようになっています。
ただ当然自動で画像に対して縁をつけるみたいに行うと細くなりすぎる箇所とかができることがあります。
その場合調整する機能はなくて、このアクリルキーホルダーは販売できませんみたいになりました。
この辺もまあよくできてますね。画像データを作るときに何とか調整すればいいんだと思います。
一点一点注文があるごとに作られるので、ステッカーやアクリルキーホルダーはかなり割高になってしまいます。
クリアファイルも作れるんですけども1000円以上になってしまうので、なかなかクリアファイル1000円以上は厳しいなと思いました。
今回は以上です。あしかがこうじがお届けしました。
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