画像の中の文字をテキストとして認識できる機能はこれまでもありましたが、iPhone&Macの標準機能で搭載されたことでとても便利になったと感じた話です。
=== 目次 ===
iPhone&Macの標準機能で画像内の文字をコピー可能に
撮影した名刺の住所/メールアドレスなどがクリッカブルに
若者のスクショ文化
Webページの作り方も変わるかも
画像だけでなく動画・音声からもテキストを拾える時代
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00:01
iPhone、iPad、MacのOSが新しくなって、画像の中の文字をテキストとしてコピーしたりできるようになりました。
これまでもLINEであったり、Google Photoであったり、画像の中の文字をテキストとして扱えるツールはあったんですが、
OSの標準機能でできるようになったことで、かなり便利になったと感じています。
パソコン、スマートフォンを使っていく中での便利さの段階が一段階先に進んだように感じています。
エポックメイキングと言っていいんじゃないかと思います。
Macにはクイックルックという機能があって、ファイルを選んだ状態でスペースバーを押すと、そのファイルの中身をプレビューできるんですね。
画像ファイルの場合はスペースバーを押してクイックルックすると画像が表示されるんですが、
その状態で画像の中に文字があったら、それをテキストとして選択してコピーするか、セレクトオールしてコピーすることができます。
お手軽で便利ですね。
Webページの中のテキストを選択してコピーするのとほぼ同じ感覚ですし、もはやテキストなのか画像なのかを意識しないで使えるような感覚になっています。
iPhoneでも写真アプリで画像を表示すれば、その中の文字をテキストのように選択してコピーできるんですね。
iPhoneの場合は写真を撮影しなくてもカメラアプリで被写体を写している状態でその文字をテキストとしてコピーできるのもかっこいいですよね。
名刺をiPhoneで写真撮影したら、住所・電話番号・メールアドレス・URLの部分がクリッカブルになっているのもすごいと思いました。
写真アプリで名刺を撮影した写真を開いたら、住所のところをタップしたら地図アプリが開くし、URLのところをタップしたらウェブページが開くしと、一回タップするだけでアクションが起こせるように自動でなってるんですね。
電話番号のところ間違って押しちゃうと電話かけちゃうので危険ではありますね。
03:01
Apple純正のメモアプリに画像を貼り付けた場合、その画像の中の文字の部分が検索で引っかかります。
ただ検索に関しては今の段階では100%信頼できるレベルではないかなと感じました。
メモアプリには手書きでメモを書く機能もあるんですが、手書きで書いたメモの文字をテキストとしてコピーすることもできました。
ただ結構手間はかかりました。
若者はリンクではなくスクショでスクリーンショットで情報を人に教えると言われています。
自分が得た情報をLINEだったりInstagramのDMだったりで送るときにスクリーンショットを撮ってその画像を添付して送るんですね。
うちの娘もまさにそうです。
先日あるところに物を送る必要があって住所を教えてと言ったら、そこの施設のホームページに載っている住所のところをスクリーンショットで送ってきたんですね。
その後私はその住所をテキストとして通販サイトに入力しないといけないんですが、テキストならコピーペーストで済むという配慮もなく悪気もなくスクショで送ってきたんですね。
もちろんそのスクショしたページのリンクも送ってくれるとかそういう気遣いもありません。
その時はそこのウェブページがどこか私も知っていたのでウェブページからテキストでコピーしました。
でも今や画像の中のテキストも簡単にコピーできるのでそういう時にイラッとせずに済みますね。
そして思ったんですがテキストだろうが画像の中に文字が入っていようが同じように扱えるんだったらウェブページの作り方も変わってくるかもしれません。
ウェブページの作り方の歴史の中で一時期見出しなど大きく太い文字は見栄えを良くするために画像にするのが主流だった時期があったんですね。
そしてフラッシュが流行った時期もありましたね。
フラッシュで作った要素はすべて独自の要素なのである意味全部画像みたいなものだったんですね。
でも今はいろんな技術や環境の進歩などで文字部分に関してはなるべくテキストを使うというのが主流になっています。
06:13
文字部分をテキストとして扱った方がいい理由としては検索エンジンが理解しやすい、自動翻訳機能を使って翻訳できる、音声読み上げができるといった点があります。
ただ技術の進歩で画像であろうとその中の文字をテキストとして認識できるんだったら検索エンジンにも引っかかるし自動翻訳もできるし音声読み上げもできるしというようになってきたら今度はテキストにこだわる必要がなくなるかもしれませんね。
ウェブページというものがいろんなデバイスのいろんな画面サイズで見てそれぞれそれなりに綺麗に見えるようにという柔軟性を大切にしているので印刷物のレイアウトのようなサイズを決めた上できっちりレイアウトしたようなものが流行るようにはならないと思いますが
何かしらの新しいレイアウトの主流が出てくるのかもしれませんね。画像だけではなく動画音声からもテキストを拾える時代になってきてますよね。
動画の場合動画の音声もテキストとして認識できますし映像に映っている文字もテキストとして拾うことができるようになってきているようです。
アドビのイベントのアドビマックスの時にも動画の中の文字とか動画に入っている音声の中のフレーズを検索して見つけるというデモンストレーションをやっていました。
動画の中で見たいシーンをテキストで検索するとかそういう時代もすぐそこに迫っているようです。
何でもテキスト化されてgoogleなどの検索エンジンで探せるようになっていくというのも一段階次のステップという感じですよね。
そうなるとより見つけられてしまうという時代なのかもしれません。
SNSに何か投稿する時もテキスト部分の情報しか検索されないと思っているけど動画の中の音声や動画に映っている文字からも見つけられてしまうというのはプライバシー的なこととかをより考えないといけなくなってくるということでしょうね。
09:21
ポッドキャストであったり音声や動画で情報発信する側からすると見つけてもらいやすくなるのはウェルカムですよね。
今回は以上です。
09:37
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