Adobe Expressのプレミアムプランでは、Adobe Stockの素材やAdobe Fontsが使い放題です。Adobe Creative Cloudのユーザーなら、追加料金なしでExpressのプレミアムプランを使えるので、おすすめですよという話をしました。
=== 目次 ===
Adobe ExpressでAdobe Stockの素材を使う
ファイル番号で素材を検索
Adobe Expressでの限定ライセンス規約
Adobe Expressで1文字単位の文字詰め
Adobe Fontsが使える
Creative Cloud ライブラリを使える
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00:01
私は、Adobe Creative Cloudという、Adobeが提供するいろんなクリエイティブツールが使えるサブスクリプションのサービスに契約しています。
結構お高い値段を払っているんですが、Adobe Creative Cloudのユーザーでも、Adobe Stockという素材のサービスは、別途お金を払って契約しないと使えないんですね。
最近、Adobe Stockの素材そのものについてネタにしたいことがあって、Adobe Stockの素材を使いたいなと思っていたところで、Adobe Expressを使うと、Adobe Stockの素材が使えることを思い出しました。
Adobe Expressは、ブラウザ上で使えるデザインツールで、デザイナーじゃない人でも簡単にデザインできることを考えたツールです。今人気のCanvaに対抗するツールと言えると思います。
レイアウトデザインをしていくツールなので、Adobe IllustratorとかFigmaに近い感じのツールだと思います。
Canvaもそうなんですが、Adobe Expressもデザイナーじゃない普通の人がお手軽にレイアウトデザインができるようにテンプレートが豊富に用意されていたり、素材も写真とかイラストとかの素材類もたくさん用意されていて、
そういう中から選んで簡単に配置、レイアウトできるようになっているんですね。なので、そのための素材として、Adobeは自分たちが持っているAdobe Stockの素材を使ってもらおうというところで、
Adobe Expressのプレミアムプラン、有料のプランの人に対しては、このAdobe Stockの素材を使い放題、追加料金なしという結構太っ腹な戦略を取っているんですね。
で、しかもここがポイントなんですが、Adobe Creative Cloudの有料サブスクリプションのユーザーなら、Adobe Expressのプレミアムプランが追加料金なしで使えるんですよ。
なので、まさに私はAdobe Creative Cloudのユーザーなので、Adobe Express上で使えるAdobe Stockの素材は使い放題ということになります。
03:00
ただ、試してみたところ、Adobe Stock上にあるすべての素材がAdobe Expressで使えるわけではないようです。
あくまでも私がちょっと試してみた感覚ですが、この画像を使いたいと思ってAdobe Express上にはなかった素材は、4分の1とか5分の1くらいの確率だった気がします。
まあ、結構ないですね。
なお、Adobe Express上で写真などの素材を探すときには、キーワード検索でしか探せないので、細かい条件とかで絞り込めないので探しにくいです。
なので、Adobe Stockのサイトで探すのが便利です。縦長の画像だけとか横長の画像だけとか背景透明な画像だけなど、いろんな条件で絞り込めますからね、Adobe Stockのサイト上だと。
あと重要なのは、生成AIで作られた画像を除外して検索することができます。
ちなみに、Adobe Express上でも素材を探すときに、生成AIで作られた画像にはAIマークがついていてわかるようになっています。
Adobe Stockで探した素材をAdobe Express上で使うときには、その写真のファイル番号をコピペして検索するといいと思います。
Adobe Stockの素材の詳細画面を見るとファイル番号というのが書いてあるので、その数字を使って検索すればいいということです。
じゃあ、Adobe Express上で使いたいAdobe Stockの素材を探して、その画像をただ配置しただけで書き出して、画像素材としてイラストレーターとかPhotoshopとかFigmaとかCanvaとかで使えるかというと、これはもちろんダメです。
モラル的に当然ダメですが、規約でも禁止されています。
Adobeの公式のページで、Adobe Stockライセンスに関する情報というのがあるんですが、その中に限定ライセンス、Adobe Expressという項目があります。
その中のできないこと、やっちゃいけないこととして、素材を独立したファイルとしてダウンロード、書き出し、または共有するという項目がありますし、
Adobe Expressアプリ外でアセットを独立したファイルとして使用するというのもありますので、さっき言ったように、素材として他のツールで使うために書き出したりするのはダメということですね。
06:12
なお、できることとして書いてあるのが、Adobe Expressアプリ内でアセットを使用するというのと、アセットをAdobe Expressプロジェクト内で使用し、そのプロジェクトを公開またはダウンロードしてAdobe Expressアプリ外で使用するとあります。
このダウンロードした後、Adobe Expressアプリ外で使用するというのは、SNSに投稿するとかそういうことかなと思ったんですが、その画像をさらにPhotoshopとかイラストレーターとかで手を加えることもアプリ外で使用するに含まれるような気もします。
たぶん一番安全な規約をしっかり守る方法は、最終的な仕上げはAdobe Express上で行うことだと思います。
Adobe ExpressやCanvaでの不満な点の一つが、文字詰めがちゃんとできないことなんですね。
ところが最近使っていて、Adobe Expressで文字詰めがちゃんとできることに気がつきました。
私のこれまでの認識では、Canvaは文字詰めができるんですけども、一文字単位でこの文字とこの文字の間隔だけを狭くしたり広げることができない。
そしてAdobe Expressは文字詰めが全くできないと思っていました。
ところがAdobe Expressは、一文字選んで文字間隔というところを調整すれば、その文字とその右側の文字との間隔だけを変更できました。
そもそも文字間隔を調整する機能がありました。
オンラインのツールなので、前からあった機能なのか、いつの間にか追加された機能なのかがわからないんですが、
ともかくAdobe Expressは文字詰めカーニングがちゃんとできます。
ただ残念ながらショートカットキーではできないようです。
だいたいAdobe IllustratorとかFigmaを使っている人は、キーボードを使って文字詰めするんですね。
ただCanvaではAdobe Expressではできない縦組みができますし、振り仮名を振る、しかも自動で振り仮名をつける機能があります。
09:11
Rubyですね。Rubyをつける機能です。
あとAdobe Expressのいいところとしては、Adobeフォントが使えることです。
Adobe Creative CloudユーザーならおなじみのAdobeフォントのフォントが使えます。
Adobeフォントのサイトで使いたいフォントを探して、Adobe Expressでフォントを選ぶところにそのフォント名を入れれば、そのフォントを使えるので便利だと思います。
Adobeフォントが無制限に使えるのも、Adobe Creative Cloudユーザーだから、Adobe Expressのプレミアムプランのユーザーになっているからということですね。
なお、フリーフォントとかAdobe Express上にないフォントを使いたい時に、フォントのファイルをアップロードしてフォントを追加することもできます。
これもAdobe Expressのプレミアムプランのユーザー向けの機能です。
なお、Canvaでも有料プランのユーザーならフォントをアップロードして追加することはできます。
あと、AdobeのCreative Cloudライブラリを使えることも便利だと思います。
例えば、イラストレーター上で作った素材をAIファイルで書き出してAdobe Expressに読み込むこともできるのですが、
Creative Cloudライブラリに追加すれば、すぐ同期されてAdobe Express上で使うことができます。
Creative Cloudライブラリはあまり使いこなしていない人も多い印象なんですが、
Adobe Expressと他のAdobeのツールと連携する意味では、うまく使いこなすと便利だと思います。
今回は以上です。アシカガコウジがお届けしました。
11:17
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